「スロバキア」の版間の差分

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2021年10月23日 (土) 17:00時点における最新版

  1. どうしてチェコと分かれたのか疑問に思ってる人がきっと世界中にたくさんいる。
    • 断じてチェコスロバキアではない。
      • 子供のころ「チェコスロ・バキア」だと思っていた。君もそうだろ?ほらそこの君も!
    • チェコ人とスロバキア人はもとは同じ民族で宗教も同じカトリックだが、歴史的にチェコはオーストリア、スロバキアはハンガリーの支配下にあったので違う民族だという意識が生まれた。いわば生き別れの兄弟が再会して一緒に暮らし始めたが、やはり育った環境の違いから来る不一致を乗り越えられずにまた袂を分かったという感じ。
      • スロバキアは東方カトリック教徒や正教徒がある程度いるなど、ウクライナの影響もある。またセルビアのベオグラード近郊にはスロバキア人移民の芸術村がある。国章の意匠もハンガリーと共通している。つまりチェコはよりゲルマン民族の影響が強く、スロバキアは東欧寄り。
        • ちなみにチェコはカトリックよりも無宗教が多数派。
    • 1989年の無血革命をビロード革命というが、2国の分離も戦闘などを伴わなかったので俗にビロード離婚と呼ぶ。
      • 国家ばかりではなく国歌も分割。スロバキア国歌はチェコスロバキア国歌の後半部分。
        • 微笑ましいエピソードではあるが離婚した時に上の子と下の子をそれぞれ引き取ったかのような状態と言うとちょっと生々しい。
    • チェコが重工業で栄えていたのに対し、スロバキアは農業で生計を立てていた。仕事が国民の気質を左右し、やっぱり金のある無しで不平不満が生じたからでしょう。
      • スロバキアも工業が盛んだったが、軽軍事産業(銃器など)に偏っていた。欧州から冷戦構造が消えるとスロバキアも振るわなくなった。
    • Chakuwikiの書き込み量も、両国で差がある。
      • 「チェコスロバキアのチェコじゃない方」感がある。お笑いコンビの地味な方のように。
    • ビロード離婚以降、両国の関係は連邦時代よりも良くなってしまった。旧ユーゴとは真逆。
      • 一緒だった頃は政治経済色んな分野で上から目線のチェコにあまり良い思いはしてなかったようだが元々が牧歌的でおおらかな国民性だったのでドンパチやりあったりする事は一度もなかったのが幸いした様子。
  2. チェコ語とスロバキア語は類似しているが、双方のこだわりから来る差異も持つ。旧国名の表記はチェコ語では「チェコとスロバキア」となりチェコにスロバキアがくっついているというニュアンスである。一方、スロバキア語では「チェコスロバキア」というひとまとまりの単語であり、対等性を暗に主張する。
    • スロバキアでチェコ語を話すとあまり喜ばれない。
    • チェコ語、スロバキア語は方言レベルの差。
    • 「ハイフン論争」とかありましたなぁ。
    • 逆じゃなかったか?
  3. 行ったことあるのに、どうしてもスロバキアの首都の名前が覚えられない。直ぐ忘れてしまう。ドナウの辺の活気のない寂れた街。
    • ブラチスラヴァが首都だが、過去に何回も名前が変わっている上に、チェコと統一国家を形成していたときはチェコの首都プラハが統一国家の首都であったため、あまりその名を知られていない。
      • 過去の名前はドイツ語でプレスブルク(Pressburg)。スロバキア語でも多少発音変えただけで同じ名前だった。
      • ハンガリー語ではポジョニ(Pozsony)と、これまた全く違う名前になる。
    • ブラチスラヴァはオーストリアの首都ウィーンから60キロしか無い。ゆえに冷戦時はウィーンをスパイ天国と化させていた
      • 他国の首都から最も近い首都らしい。
      • 京都市のすぐ近くにある大津市みたい。
      • 鉄のカーテン無き現在ではブラチスラヴァからウィーンに通勤する人も多いらしい。
      • ブラチスラヴァへはウィーン国際空港を利用するのが一般的。ブラチスラヴァ空港もあるが、格安航空向けの「ウィーン第二空港」と化している。
    • ブラチスラヴァはスロバキアの首都としては20年ほどの歴史だが、かつて200年以上にわたってハンガリーの首都だったことがある。
  4. 昔はロシアと全く同じ国旗だった。
    • 全く同じ国旗じゃまずいので、国章が付いた。
    • 後述のスロベニアも、かつてはロシアと全く同じ国旗だったがそれじゃまずい(以下同文
  5. 空港で迷っていると職員に「お前、スロベニアと間違えて来たんじゃないか?」と言われた。(友人談)
    • 国名も国旗も似ている上、お互いの前身国であるチェコスロバキアとユーゴスラビアの区別でさえも紛らわしかったからなぁ。
      • どっちもスラブ系民族の連邦国家であったというのまで共通している。
      • ゆえに言語も似ている。Wikipediaを見ると分かるがそれぞれの言語で「スロバキア語」は「Slovenčina」、「スロベニア語」は「Slovenščina」。
      • 確かに両国は似ているが、スロバキア人にもスロベニア人にもあまりそのことを指摘しない方がいい。例えばスロバキア人に「日本韓国は国旗も原語も似てるね」って言われた時を想像してみれば分かる。
  6. リヒテンシュタインを国家として認めていない。
    • チェコも同様。一方リヒテンシュタインもこの国を国家として認めていない。
  7. 人口が540万人。香港より少ない
  8. ついにワールドカップ初出場。
    • 古豪のチェコやポーランドが敗れるという大波乱。正直、個人的には「チェコ敗退」の方がニュースだった。
      • でも、シュクルテルやハムシークを中心としたチームは、上の2国を上回る完成度だと思う。
    • 2010W杯の話。
      • そして本大会ではイタリアを破って見事ベスト16入りを果たした。
  9. 「ホステル」には泊らない方がいいらしい。
  10. チェコを差し置いてユーロを導入した。
    スロバキア2009年発行記念切手・ユーロ導入
    • 経済的にチェコより貧しいと思われがちだが、チェコもスロバキアもちゃんと先進国になった。
  11. 交通マナーを守らないと、警察の代わりに「Ružoví kukláči」というピンクの覆面をした集団にイタズラされるらしい。
  12. ハンガリーとは犬猿の仲。
    • 理由はかつてスロバキア全土がハンガリー領で、同化政策が行われていたため。
    • 今でも南部を中心にハンガリー系住民が多く、スロバキア政府は手を焼いているらしい。
    • そもそも「チェコスロバキア」として統一国家を形成していたのも元はといえばハンガリー(とオーストリア)に対抗するためである。
  13. 実はカヌー強国。
  14. 僅か7年で5社の航空会社が破産倒産した航空不毛の地。
  15. 世界の岐阜県。飛行機不毛の地である点と隣県(隣国)が工業主体に対し、工業化が遅れた点で似ている。