京都市の神社

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上京区

晴明神社

晴明神社.JPEG
  1. 陰陽師でおそらく最も有名な安倍晴明を祀った神社。
    • 過去幾度の陰陽師ブームのおかげで、かなり懐が潤っているらしい。
      • 他の神社で陰陽師関連の話をすると、だいたいその話題が出るので、同業者の間では相当知られてることらしい。
    • 晴明の没後、彼に入れ込んでいた一条天皇の勅命により創建。
    • ちなみに境内は晴明の屋敷跡。
      • もうこういう話だけでパワースポット感がプンプンする。
      • 時代が下ると、千利休の屋敷がここに隣接して建っていたとか。
      • ちなみに晴明の生誕地(伝承)にも、彼を祀った神社が建てられている。
  2. 夜になると堀川通に面した鳥居の額にはめ込まれた金属製の紋が車のヘッドライトの影響か何かで光って見えることがある。
  3. 南隣りの会社が無許可で「陰陽師グッズ」を販売している。
    • 神社側はこの会社のグッズを持った人の参拝謝絶までしているらしい。
  4. 某ソシャゲの影響で、中国人観光客の参拝が急増している。
    • ここでガチャすると欲しいキャラが出るとかなんとか。
  5. 五芒星が表紙に書かれた御朱印帳がとても人気。
    • 朱印帳が人気なのは、ここの神社が原則として書置きタイプの朱印しか授与しないからと言うのもあると思う。つーか、500円もとるくせに、コピー物でというのは、参拝者をバカにしすぎ。
  6. 境内に一条戻橋が残されている。
    • 正確に言うと架け替え(1995年)前の欄干など。

北野天満宮

楼門
  1. 普段は結構静かだが、毎月25日には縁日があり珍品や旨いもの目当ての人々で混雑する。
    • 毎月25日の縁日では境内の周りにも露店が出る。
    • メインの参道は飲食物の店が多く、骨董などは主に東側に出ていることが多い。
      • 同じ人が東寺の弘法市にも出店しているというケースも普通にある。
    • 今出川通りの南側にも露店がある。
    • 天満宮ということで名所
  2. 通称「天神さん」。
  3. 言わずと知れた学問の神様。
    • 修学旅行生には外せない名所の一つ。
      • ここで合格祈願のお守りを買ったわ。
  4. 梅園(要入場料)の中に秀吉の築いた御土居が残っている。
  5. ここの縁起絵巻の一つはなぜかニューヨークに渡った。
    • 現地での修復作業はプロジェクトXで取り上げられた。
  6. あちこち牛だらけ。
    • 一部の石像はたくさんの人に撫でられて表面がすり減っている。
  7. かつては多宝塔もあったが廃仏毀釈で取り壊されてしまった。
    • 千本釈迦堂あたりに移築して残せなかったのだろうか。

護王神社

  1. 蛤御門とKBS京都のすぐ近く。
  2. 狛犬ではなく狛猪がいる。
  3. 烏丸通側の塀に延々と和気清麻呂(主祭神)の生涯を描いた絵物語が描かれている。
  4. 最近は「足の神様」としてのPRに熱心。

白峯神宮

白峯神宮.JPEG
  1. 境内に蹴鞠の神様を祀った社があるおかげで現在は球技の神様として知られる。
    • 各種球技関係者から奉納されたボールなどが飾られている。
    • サッカーW杯の際には寄せ書きのできる巨大な応援絵馬も置かれる。
  2. なお主祭神の一柱は日本最強クラスの怨霊になった崇徳院
    • 現地でもそのことにはあまり触れられていない。
    • 孝明天皇の「いつまでも京都へ帰れないのは可哀想やからどないかしてやりたい」という意向を受け、明治天皇が、白峰宮から、勧請した。
  3. 今出川堀川の交差点を東に入ってすぐのところにある。その割には、普段から結構静か。

大将軍八神社

  1. 平安京に妖怪が侵入するのを防いでいたスゴい神社。
    • 一条通にある大将軍商店街には、妖怪のオブジェがあちこちに置かれ、妖怪ストリートと称している。
  2. 本当は方位神という、陰陽道の神様を祀っているのだが、大人の事情で名前を変えられている。
    • 方徳殿にある80体の大将軍神像は迫力がある。
      • 普段は予約しないと拝観できないが、5月と11月のそれぞれ初旬にだけ一般公開される。
  3. 表紙に方位盤が描かれた御朱印帳が人気。

上御霊神社

  1. 平安京に厄難を与えた怨霊を祀る神社。
    • 崇道天皇の祟りで疫病が流行ったので、それを鎮めるために、崇道天皇をここで祀ったのが始まりだってさ。(桓武天皇の時代の話)
  2. 公的な歴史としては貞観5年(863年)の御霊会に始まるとか。
  3. 祀られている御霊は、だいたい政争でやられて憤死した方々。
    • 昔、参拝したとき「あれれ~~~ なんで、吉備真備も祀られてるの~~~」ってどっかの家族連れ参拝客の子どもが言ってた。言われてみたら吉備真備だけは、左遷→復活→桓武天皇側近として大往生してるのに、なんでやろ。
  4. 応仁の乱発端の地らしい。
    • 石碑もある。

梨木神社

  1. 三条実美を祀る神社。
    • 三条家の邸はここにあったらしい。
  2. 萩の宮と呼ばれている。
    • 約500本の萩がうわっている。
  3. 財政難が原因で神社本庁から独立した。
    • 理由は、上納金が払えなかったから、ではなく、境内に60年の定期借地権を設定しマンションを建てさせるという契約を神社本庁が認めてくれなかったかららしい。
  4. 爆弾テロの標的にされたことがある。

中京区

錦天満宮

  1. 鳥居の端がビルにめり込んでいる神社として一部では有名。
    • どうやらビル建設時の設計ミスが原因らしい。
  2. 参道を商店街が横切る神社ってかなり珍しい気がする。というかここ以外にあるのか?
    • 神様の通り道を人々がずかずかと横切っていくのもなんか罰当たりに思える。
    • というか、新京極自体寺社の境内をぶった切る形で通された。

御金神社

  1. その名の通り、鳥居から授与品まで、境内のあらゆるものがきんきらきん。
    • 金の亡者がありがたがって参拝しに来る。
    • なお社号の御金(みかね)とは、お金ではなく金属を意味する。
  2. 銭が貯まる神社といわれている。
  3. 金色の鳥居を夜、写真に収めたいという観光客が多い。そんな訳で夜中でもそれなりに人出がある。
    • 地元からしたら、当然だが、大迷惑。しかも向かいのマンションに勝手に入るとか玄関先に座り込むとかする外国人が多いので、地元民は激おこぷんぷん丸状態。

下御霊神社

  1. 上御霊神社から見て、烏丸今出川挟んで反対側の神社。
    • 由緒も上御霊神社と同じ。
  2. 当たり前だが、御霊信仰の神社。
  3. 祭神は上御霊神社とほとんど同じ。
    • 違いは、神職の出雲路信直と付き合いのあった霊元天皇が祀られていることくらい。
  4. 上御霊神社は洛陽天満宮二十五社順拝の札所なのに、下御霊神社は札所になっていない。
    • と思わせておいて、実は境内末社の菅家天満宮が13番札所だったりするというオチがある。

下京区

京都大神宮

  1. 萌え(二次元キャラ)に全振りしたお伊勢さん。
    • マスコットキャラの巫女さんは、そのまんま「MIKO」という名前。
    • 授与品も萌えグッズまみれ。
    • 御朱印にまでMIKOの印が押してある。
      • MIKO印自体はオプションなので、押して欲しくない時はこの印だけ無しにして貰うことが可能。
    • 国内外の二次元オタクが喜んでお参りしに来る。
      • 逆に一般の人は引いてるだろうな。特に年配の人は。
        • 年配でなくてもドン引き。そもそも論として、オタク以外は、神社とかお寺にそういうのは求めてないと思う。
  2. 社号に「大神宮」とあるけど広くはない。
  3. 東京大神宮と共に神前結婚式を編み出した。

東山区

八坂神社

実はこちらが正面
  1. 7月17日に京都をジャックする事で知られる。
    • 実際には7月1日から31日までずっとやってるはずなんだが、たぶん、それを知っている人は少ない。
      • 2014年から、7月24日もジャックすることになった。(元に戻っただけの話)
    • 山鉾巡行自体は八坂神社までは到達せず、四条河原町交差点で河原町通に曲がる。
    • この期間だけ、八坂神社(祗園社)の御朱印の「奉拝」の字が金色になる。
  2. 祇園さんという通称がある。
    • 祇園祭以外になんぞおましたっけ?と聞いたらアカン。
  3. 結構全国のあちこちの神社の中に一緒に合祀されている。
  4. 八坂の塔はここにはない。
  5. 四条通に面した西側が正面と思いきや、実は南側が正面。
  6. 御朱印コレクターの間では、御朱印の多さでも知られる。
    • 全ての摂末社の御朱印が作られてるけど、書き置き形式。
      • そりゃ~全部直書きにしてたら対応が大変。強欲な御朱印コレクターは、全部くれって平気で言うし。
    • ここの御朱印帳は、大判サイズなうえに紙質が良いのも評判。
  7. 市電が走っていた頃は西楼門の付近が絵になる撮影スポットだった。

地主神社

  1. 「縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社」
    • と謳っているが、地方から恋人同士でやってきた人は別れる確率が高いという。引き裂いたぶんを回してるんじゃないか……?
  2. 清水寺を造る時、地元の神様に文句言われんようにと造ったらしい。
  3. 地主桜が名物。
  4. 参拝するには清水寺の拝観料が必要。ただ出口から逆行したらいらないとか。
  5. 「じぬしじんじゃ」ではない。

豊国神社

  1. 神社名は「とよくに」と読むが祭神のは「ほうこく」大明神。
  2. 色々と時代に翻弄されている。
    • 豊臣家が滅ぶと一度潰されたが明治になって復活を遂げた。
  3. 隣の方広寺から直接入れる。
  4. 近くに耳塚があり、向こうの観光客がよく訪れる。
    • 毎年慰霊のため朝鮮伝統舞踊が奉納される。
  5. 名刀・骨喰藤四郎を所蔵している。

安井金比羅宮

  1. 縁切りで有名。絵馬がとにかく怖い。
    • 絵馬はむしろ痛い。何かムシャクシャ解消の場みたいで…。
      • Googleマップやら口コチサイトへ投稿されているのレビュー内容も怖い。
        • 相手の嫌なところをこと細かく具体的なことをたくさん書き連なっていければ。縁切りの効果が上がると思い込んでる人がいるようだ。
    • 神社側からしたら、縁結びよりも縁切りに特化した方が、参拝者が増えるんじゃないかと考えに至り、縁切りの神社というイメージを押し出すことを始めたのだそうだ。
    • ここでは具体的に願わないと手段を選ばずに容赦なく縁を切られると言われているんだとか(例:退職を願うと自分が大病を患う、勤務先が倒産寸前まで追い込まれるetc)。
  2. ちなみに主祭神の一柱はおなじみ崇徳院様。
    • 縁切り神社と言われる所以もこの崇徳院にある。
  3. なぜかラブホ街の中にある。
  4. ダメ出し必中、恐怖の落語勉強会が定期的に開かれている。

恵美須神社

  1. 別名「京都ゑびす神社」。
  2. 1月にはやはり十日戎があるが、一般的なものとは異なり1月8~12日と期間が少し長い。
    • ここは「十日ゑびす」と表記する。
    • 十日戎の期間中には四条通周辺にある大丸高島屋の提灯が吊るされる。
  3. 境内には天満宮もある。
  4. 大和大路通を挟んだ斜め向かいに禅居庵がある。

粟田神社

  1. 旅行安全の神。
    • 七口の1つで、東海道・北陸道方面の玄関だった粟田口にあるから。
  2. かつて鎮座地域には刀鍛冶が多く住んでいた。
    • 三ケ月宗近を造った刀匠を祀る「鍛冶神社」が境内にある。
    • 境外社として、小狐丸伝説で知られる合槌稲荷神社がある。
    • おかげで現在では、某刀剣イケメン擬人化ゲーム巡礼地と化している。
  3. 昔は感神院新宮という名前だったらしい。
  4. 例年10月には粟田神社大祭が行われる。
    • 刀剣の神社らしく剣鉾が巡行する。これ、実は祇園祭の山鉾巡行のモデルとなったイベントらしい。

左京区

平安神宮

  1. 年に数回、拝観料がただになる。
    • 通常でも神苑以外はタダで拝観できる。
  2. でっかい、鳥居が名物。
  3. 周りも含めて一大文化パークの様相。
    • 明治期に、半ばそういう趣旨で整備された神宮だしね。しかも周りは美術館やら岡崎公園やら動物園やら揃っとるし。
  4. 一度過激派に放火されたことがある。
  5. 神苑にはかつて市電の北野線で走っていた電車が展示されている。
    • すでに半世紀以上展示されているのでけっこう錆が出ている。
    • まさかの重要文化財指定。
  6. ”平安”神宮だが、できたのは”明治”である
    • 実際、明治の頃は付近全体で1つの文化テーマパークみたいな感じだったらしい。
  7. 外国人にも人気の観光名所のため様々な言語が描かれた絵馬を見ることができる。
    • 特に英語・中国語・韓国語のものはいつ行っても見かける。
  8. 秋になると、「京都学生祭典」と言う京都の大学生団体が主体となって合同文化祭が開催される。
  9. 水樹奈々やミルキィホームズなんかがライブを行った事がある。
  10. 「細雪」の四姉妹が毎年桜の時期に訪れていた所。
  11. 第2土曜日には門前で「平安楽市」という手作り市が行われる。
  12. 社殿は平安京大内裏の朝堂院を再現したもの。
    • かなりのスケールだがこれでも実物の8分の5と縮小されている。
    • 本当は実際の大内裏があった千本丸太町付近に建てたかったが用地がなかった。

下鴨神社

楼門
  1. 正式名称がややこしかったはず。めんどくさいから省略。
    • 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)ですね。
  2. 上賀茂神社とは兄弟分
    • ではなく、親子やったかなんか。詳しいことはグーグル大先生にでもお聞きください。
    • なのになんで「鴨」なんだろう。
  3. 夏には境内で古本市が行われる。
    • 一応「納涼古本まつり」とは名乗っているが実際のところあまり涼しくない。
  4. なんで通称だけ下と表記されることが多いんだろう?
    • たまに「下賀茂神社」と誤記されていることがある。逆に上賀茂神社を「上鴨神社」と誤記されているケースは殆ど見ない。
  5. みたらし団子発祥の地。
  6. ラグビー・ニュージーランド学生代表が神前でマオリ族の伝統舞踊「ハカ」を奉納したところ。
    • マオリ文化と神道のコラボレーション。

河合神社

河合神社.JPEG
  1. 玉依姫命をお祀りする賀茂御祖神社の境内摂社。
  2. 糺の森の南の果てにある。
  3. 鴨長明の家のレプリカがある。
  4. 賀茂御祖神社の境内摂社なのに、河合神社は河合神社で、賀茂御祖神社とは別の御朱印を授与してくれる。
    • 合祀されている別の神社の御朱印をくれる事自体は、どこでもよくあることやけど、ここの場合、河合神社の境内にある社務所で賀茂御祖神社とは別に頂く形となっている。
  5. 賀茂社の摂社らしく、御朱印には二葉葵の印が押される。

貴船神社

  1. 淀川や鴨川の源流である、貴船川の上流に鎮座。
    • 境内に湧くご神水がうまいのである。
  2. 全国の貴船神社の総本社。
    • ただし、高龗神を祀る神社としては、奈良の大和神社の境内社・高龗神社が全国総本社とされている。
  3. 読みは「きふね」であり「きぶね」でない。
    • 川の水がいつまでも濁らないように、との願いが込められてるんだとか。
    • でも、鎮座地の鞍馬貴船町は「くらまきぶねちょう」と読む…ややこしい!
  4. 丑の刻参りでも有名。
    • 本当は単純に心願成就の意味合いだったのに、いつの間にか呪詛の方が有名になってしまった。
  5. 絵馬発祥の地ともされている。
    • 間の抜けた馬の絵が描かれた「何事もうまくいく絵馬」をはじめとして、縁起品がたくさんある。
  6. 昔は上賀茂神社の境外摂社だった。
    • 冬場は雪が酷くて、貴船神社まで行ってお祭りができないので、明治以降に分離された。
      • 貴船神社側としても、摂社扱いされるのが嫌だったらしい。
    • 平安時代に貴船神社で川が氾濫した時に、上賀茂神社内に「新宮神社」として分霊はされてるんだけどね。
  7. 観光用パンフレットとかの宣材写真には、紅い灯籠が建ち並ぶ石階段がよく使われる。
  8. 授与品と頒布品のバリエーションが豊富。
    • 個人的に、布地に「きふね」の文字をびっちり入れたハンカチとタオルが好きだ。

吉田神社

  1. 京都大学の近くにある春日さん。
    • 平安京に住む藤原氏から信仰を受けてた。
  2. 鎮座する吉田山は、軽くハイキングするのにいい場所。
  3. 「吉田神道」とい独自の神道を創った神社。
    • 密教・道教・儒教・陰陽道などの他宗教の思想を巧みに統合した万能神道で、明治になるまでは、神道界でメチャクチャ権威を持っていた。
    • 吉田神道の中心となる神虚無太元尊神を祀っている「斎場所大元宮」が、境内末社として今も残っている。
      • 伊勢神宮を含む延喜式内社の神様3100余りも祀られていて、ここへお参りすると全国の神社へ参拝したことになるんだそうな。
        • なおそれらの神々は、神虚無太元尊神よりも格下扱い…なんか話のスケールがデカすぎてワケがわからん。
  4. 節分厄除け詣りの発祥を自称している。

三宅八幡宮

  1. 上高野にあるごくごく一般的な街の神社なんんだけど、実は飛鳥時代の創祀で、古い歴史を持つ。
    • 小野妹子が宇佐八幡宮に病の治癒を祈祷したところ、上手くいったから、八幡神を勧請したとかなんとか。
  2. 八幡宮ではあるが武の神様として崇め奉られている訳ではない。
    • 子守の神様として、またかん虫封じから転じて害虫封じの神様として崇められている。
  3. 最寄駅は叡山電鉄の三宅八幡と八幡前の2つがあるが、近いのは後者。

大豊神社

  1. 境内には全国でも珍しい狛ねずみがある。
    • それ故子年には参拝客で賑わうとか。2020年の初詣は2時間待ちだったらしい。
    • 狛ねずみ以外にも狛蛇や狛猿・狛鳶もある。
    • 狛ねずみがあるのは本殿の右側にある大国社。
  2. 本殿はごく小さい。
  3. 参道を哲学の道が横切っている。

出世稲荷神社

  1. もともとは聚楽第の中にあった。
  2. 資金難で上京区から大原に移転した。
    • この神社にちなんだ「出世稲荷前」というバス停がどうなるかと少し騒がれた。
      • 結局「千本旧二条」という、京都市内ではありきたりな名称になった。

田中神社

  1. 全国の田中さん発祥の地。
    • 賀茂氏の一派である田中氏が、祝(はふり)として勤めたこの神社の周囲地域を「田中」と称したことが始まり。
      • 賀茂氏が勤めていた下鴨神社とも繋がりがあり、かつて下鴨神社の式年遷宮の際には、本殿と拝殿を譲り受けていた記録も残っている。
  2. クジャクが飼われている珍しい神社。
    • このクジャクはサーカス団でショーをしていたが、仕事が失くなってしまったので、ここへ奉納された。
      • 一緒に奉納された2羽のうち、白いオスは老衰で死んでしまったが、のちに京大のクジャク同好会からオス・メスのペアが奉納された。
        • なお、最初から生き残っているオスクジャクは、京大クジャク同好会の本会員となっていて、「田中くん(仮)」という名前が付いている。

北区

上賀茂神社

楼門
  1. 4月の第二日曜日しか入れへん苔が美しい庭がある。
    • 毎月第二・第四日曜日にしか参拝できない新宮神社もある。
      • 新宮神社の御祭神は貴船神社の高龗神、平安時代だかに川が氾濫して貴船神社へお参りできなかった時に分霊されたんだとか。
  2. 水と縁がある神社のよう。橋殿、片岡橋など橋に凝ってはる。
    • 境内を流れる「ならの小川」もよい雰囲気。
  3. 近くには神主などが住んでいる旧家が連なっている地域がある。
  4. 売店の焼き餅が美味しい。
    • 最近、社務所横に出来たコーヒーショップのコーヒーと相性がバッチリ。
      • 境内に設けられた「憩いの庭」で頂くと良いよ。
  5. 京産大へのスクールバスがここのロータリーから出ている。
  6. 細殿前に盛られた2つの立砂は、この神社ならでは。
    • 神様が降臨した山を模してるんだそうな。
  7. 中門の前にデッカイ守護矢が置いてある。
  8. 紫式部がお参りしたという片岡社は、縁結びの神様として女性人気が高い。
  9. 近年作られたトイレがオサレ。
  10. 令和になってから葉加瀬太郎が奉納ライブをやった。
  11. アニメ映画「HELLO WORLD」とまさかのコラボ。

平野神社

  1. 平安遷都以来の由緒ある神社。
    • しかし全国区での知名度は高くないと思う。
  2. 入口に今も「官幣大社」と刻まれた石碑が立っている。
  3. 桜の名所。
    • 近所の立命館大学ではこの神社で「新歓花見」を行うサークルもある。

敷地神社

  1. 通称「わら天神」。というか、こっちの名前でないと通じないことも。
    • 市バスの停留所の名前にもなっている。
  2. 小さな神社の割に、地元人にとってはランドマーク。
    • 西大路に面していることや、近隣の北野さん、平野さん、金閣さんがいずれも広すぎて移動の出発地としては使いにくいため。

今宮神社

今宮神社三門.JPEG
  1. 氏子の範囲は結構広い。
    • 広いと言うか、南北に長い。北は鷹峯から南は二条城までが産子地域。
      • その割に東西は堀川通から七本松通りと紙屋川までと、短い。
      • 久我神社のすぐ側まで産子地域。
  2. あぶり餅が有名。
    • 上賀茂神社が焼き餅なのに対し、こちらはあぶり餅。混同されない様に。
  3. けいおん!で唯たちが初詣に行ったスポットとして有名になり、それ関係の絵馬が増えた。
  4. 紫野南舟岡から参道だった道が伸びる。
    • その参道を上がっていると途中で左手に見えてくるのが建勲神社。
  5. 玉の輿神社の異名を取る。
    • ここに詣でると桂昌院同様に「玉の輿に乗れる」→「良縁に恵まれる」と、若い女性の間で信仰を集めているそうな。
    • 玉の輿という言葉の由来になった犬公方綱吉の母として悪名高い桂昌院は、西陣の出でここの氏子の一人。
      • そんな桂昌院が玉の輿に乗り、その後、権勢を振るうようになると、この神社にも色々寄進したとか。
  6. 京都三大奇祭の1つ、やすらい祭の神社。
    • 花笠の回りを赤毛と黒毛の格好をした輩がぐるぐるしているだけのお祭り。
    • 御朱印にも花笠の判が押される。

建勲神社

  1. 明治天皇の勅命で建てられた、織田信長を祀る神社。
    • 元々は東京にあったが、信長の廟所があるという京都の船岡山へ遍座してきた。
  2. 信長の愛刀・宗三左文字と薬研藤四郎のおかげで、某刀剣イケメン擬人化ゲーム巡礼地に。
    • 最近になって薬研藤四郎の再現刀が奉納された。
  3. ほんまはタケイサオジンジャやけど、地元民はみんなケンクンジンジャと呼んでいる。
    • それどころか神主ですらケンクンジンジャと呼んでいる始末。
    • それでもWikipediaでは本来の読みで記載されている。

右京区

梅宮大社

  1. 「うめのみやたいしゃ」と読む。
  2. 松尾大社から桂川を渡った先にある。
    • 松尾大社同様、酒の神様で、境内には酒樽が祀られている。
  3. 境内にはが何匹かたむろしている。
    • 最近NHKのBS番組で取り上げられて「猫の神社」として有名になり猫好きが訪れるようになった。

野宮神社

境内にあるじゅうたん苔
  1. 「ののみやじんじゃ」と読む。
  2. 嵯峨野の竹林の道のど真ん中にある。
  3. 基本的には縁結びの神様。
    • 境内にある「白福稲荷大明神」には秋篠宮様と紀子様が御参拝したことを示す立て札が立っている。
    • それに隠れやすいが、境内のじゅうたん苔も見もの。
  4. カップルで奉納木を収めると結婚できるとかできないとか言われている。
  5. 源氏物語ゆかりの神社の1つ。
  6. 鳥居は木の皮を剥かない古い様式のものだが触るとコーティングの合成樹脂が手に付く。

愛宕神社

  1. 京都のみならず日本全国から信仰を集める神社。
  2. 3歳までにお詣りすれば、死ぬまで火事に遭わずに済むらしい。
  3. 京都の人々にとっては、北東の比叡山、西の愛宕山は、ある意味最も馴染みのある信仰の山。その愛宕山に鎮座するのが当社。
  4. 禿鼠が、この神社で連歌会を開催し匂わせ投稿をして、各方面を大炎上させたことで知られる。
    • 曰く「ときは今 天が下しる さつきかな」。
  5. 実は、亀岡にある愛宕神社の分祀。
    • 平安京造営時、和気清麻呂が、京の守護として、亀岡から鷹ヶ峰に愛宕神社を勧請・分祀したのだが、どうせならもっと高い所において京全体を見下ろせるようにしようとなって、今の位置に移ることになったとか。
  6. 昔から色んな人がお詣りしている。
    • 今と違って、昔は、京都側からの参道に茶屋が何軒かあったりしたらしい。(落語「愛宕山」にもそんな描写がある。)
    • 戦時中に鉄道が廃止されすっかり不便になってしまった。

山国神社

  1. 京北町山国にある古い神社。
    • 平安京造営時に、この地の木々が用いられることとなったが、その準備の一環として修理職が、この神社を創建したらしい。
  2. この神社の紋所の丸に二つ引きは、足利義満が奉納した紋章に起因する。
  3. 山国隊ゆかりの神社。神職は代々山国隊西軍沙汰人の藤野家。
    • つまり、神職は、タレントの宮川大輔や俳優の津川雅彦・長門裕之の遠い親戚。

西京区

電電宮

  1. 電気・電波の神様。
    • 電気自動車やハイブリッド自動車のお祓いもやってます。

車折神社

入口から
  1. 治水の神様をお祀りしている
    • 転じて、水商売の神様になりあそばされた。
  2. 芸能の神様もお祀りしている。
  3. 時代劇ファン御用達の神社である。
  4. ジャニオタ&アケカス御用達。
    • 摂社に芸能神社という神社があり、芸能人が訪れるのだが、やれ聖地巡礼と称して神社の中で大騒ぎする輩のほうがどう考えても多い。神様かてうるそうてかなわん思うてはるで。
      • 因みに、芸能神社の神様は日本最古のスト●ッパー。見ている客も神々だったらしい。さぞかし格調高い踊りだったんでしょうなあ(ゲス顔)
    • 一応、言っておくとジャニやアケ以外にも、大御所から表舞台を夢見る売れない人まで幅広くお忍びで来ている…… 色々なタレントの玉垣があるのはその証左。
  5. 嵐電の同名の駅からすぐの所にある。
    • というか目の前。

松尾大社

  1. 神社名の読みは「まつのお」だが最寄駅名では「まつお」と読む。
  2. 賀茂神社と並ぶ平安京の守護神だった。
  3. 現在はとにかく酒造りの神様というイメージが強い。
    • 本殿の横などには大量の酒樽がずらりと並んでいる。
    • 行事にもやはり酒関連のものが多い。
    • 酒造関連の道具を展示したミニ博物館まである。
  4. 入り口の鳥居を入ってすぐのところになぜか交番がある。
  5. 四条通を挟んだ向かいに八坂神社がある。
    • 「挟む」なのか???

大原野神社

  1. 大原野にある古社。
  2. 藤原家ゆかりの神社。
  3. 京都市指定文化財を持つ。

伏見区

伏見稲荷大社

お稲荷さんの総本宮
伏見稲荷といえば鳥居、何本あるんや!
  1. 全国の稲荷神社の総本山。
  2. とにかく、境内の鳥居の数が凄い。その数を数えに来るだけでも楽しめると思う。
    • 千本鳥居。
    • 確か定期的に入れ替えていた気がする。
    • 山頂への途中にある売店で寄進が募られている。数万円から百万円クラスまで、寄進の額によって大きさが違う。
      • すごい小さいタイプのもあったはず。
  3. 参道をえっちらおっちら上がっていく山の中腹付近にあるうどん屋は俳優の西村和彦の実家である。
  4. 最寄りのJRの駅も神社の雰囲気に合わせた建物。
    • 実はJR稲荷駅の方が京阪伏見稲荷駅よりも近い。
      • 近いどころか、たいして広くもない道路を挟んで向かい合わせの位置。
        • 向かい合わせ?どことどことが向かい合わせや?
      • 京阪の場合、1駅大阪寄りの深草駅からでもそれほど遠くない。
  5. 名物はスズメの焼き鳥。
    • 最近はスズメが激減した影響で食べられる時期が限られている。
      • スズメの替りにウズラが焼かれていることが多い。(駅に近い側の方から神社に近づくにつれて50円ずつ安くなっている気がする。)
  6. 昔、がここの神様を脅したとかなんとか。
  7. 実はここが東山三十六峰の南端。
  8. お守りを買うなら本殿の脇で買ってしまう前に、千本鳥居をくぐって奥社(奥の院)まで行ってみるのがおすすめ。あっちの方がバリエーションが豊富。
    • 奥社限定のお守りもある。
    • 吉凶の種類が異様に多い。
  9. 近年は外国人だらけ。そこかしこに自撮り棒を持った観光客がいる。
  10. 稲荷山の山頂までは結構ある。そしてそこまで断続的に鳥居群がつづく。
  11. レンタルの浴衣もある。が、流石に下駄をはいて山の上まで登る人はいない。
  12. 蛭子さんが奉納した鳥居がある。
    • その他様々な有名人が奉納した鳥居がある。

藤森神社

  1. 菖蒲(端午)の節句発祥の地とされるが、現在は「競馬と勝負事の神社」として有名。
    • 境内には、競馬関係者が奉納した絵馬が多数ある。
      • 奉納されてる絵馬を見ると、競馬関連の願い事がだいぶ多い。
  2. 紫陽花の名所でもある。
  3. かつて鳥居には、後水尾天皇の宸筆による扁額が掲げられていた。
    • 西国大名が参勤交代でここを通る時は、いちいち駕籠から降りて拝礼をし、槍などは倒して通行するという風習があった。
      • しかし、京都警護で上洛していた新撰組の近藤勇が「こんな慌ただしい時にそんな悠長なことしてられるか!」と扁額を外してしまった。
        • その結果、近藤は悲惨な末路を迎えることに。
          • まぁ扁額を外そうが外すまいが、結果は同じだろうけど。
  4. 今は皇室の御物となっている太刀・鶴丸国永を、江戸時代に一時期所有していたことがある。
  5. ここの宝物館は、江戸時代以前の武具や世界中の馬の置物がたくさん置かれていて、普通に博物館レベルの見応え。
  6. 割りと間違えられるけど、読みは「ふじもり」じゃなくて「ふじのもり」。

城南宮

  1. 平安京の南にあったからこの名前。
    • 裏鬼門を守っていたので、方除け・厄除けの神様として有名になった。
    • 流鏑馬発祥の神社でもあり、「的中御守」という変わったお守りを授与している。
      • 他に春と秋の曲水の宴も有名。
  2. 日本史ファンには感慨深い場所。
    • 承久の乱を起こした後鳥羽上皇は、「城南宮で流鏑馬をやるから腕に自信のある者は集まれ」と言って、挙兵するための戦力をかき集めていた。
    • 戊辰戦争のきっかけとなる鳥羽伏見の戦いは、境内に布陣していた薩摩軍が、京都へ進撃する旧幕軍に向けて砲撃を開始したことで勃発。
  3. すぐ近くに国道1号名神高速道路が通り、京都南インターチェンジもある。
    • このように道路交通の要衝ではあるが、鉄道でのアクセスはちょっと不便。
      • 最寄駅は近鉄・京都市営地下鉄の竹田駅だが、そこからもちょっと遠い。竹田駅はかつて城南宮前駅を名乗っていた。
  4. 鳥羽離宮の一部が城南宮になったと思っている人が多い。
    • おかげで、鳥居はあるが神社ではなく庭園(宮殿跡)の1つだろと思っている人も多い。
    • 実際のところ、創建年代は不明であるものの、城南宮が元々あった場所付近に、白河天皇が鳥羽離宮を整備した形だった。

御香宮神社

  1. 境内で湧き出す水が、ものすごくいい香りだったから「御香宮」という名前になったとか。
    • 名付け親は清和天皇
    • 因みに、水は、病気平癒に効果アリと伝わる。地元民はそういうのを抜きにして飲み水にしている。因みに名水百選指定。(御香水)
    • 近年では水質が昔と比べて落ちてきたらしい。
  2. 本殿は、徳川家康が板倉勝重に命じて造らせたもの。
  3. 鳥羽・伏見の戦いのときには薩摩藩軍の本営になった。
  4. 神功皇后ゆかりの神社。
    • 「香」が名前に入る神社の特徴とも言える。(香取神宮等、例外もあるが。)