東日本大震災

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  1. 2011年3月11日に起こった、日本人なら誰もが知っている大地震。
  2. これによって約2万人の死者が出た。
    • ちなみに日本の災害で万単位の犠牲者が出たのは戦後初めてだった。
  3. 津波による被害が甚大だった。
    • 北海道南西沖地震でも奥尻島で津波による甚大な被害が出た。
      • それまでは津波=奥尻島のイメージがあったが、3.11で一変した。
      • 海外ではあるが2004年12月のスマトラ島沖地震も。新潟中越地震(同年10月)から2ヶ月後の事だった。
      • 1983年の日本海中部地震も。遠足に来ていた小学生が犠牲になった。
    • 昼間に発生したため津波襲来の瞬間が鮮明に記録された。先の奥尻島は地震及び津波発生が夜遅かったため全くといっていいほど記録されていない。
    • 震災の1年前の2010年2月のチリ地震で日本にも津波警報が発令されたが、大した被害はなかった。
  4. 前年に全通した東北新幹線の「はやぶさ」は運行開始6日で運休。
  5. 発生翌日に九州新幹線・鹿児島ルートが全通したが、この震災により開業式典は中止された
    • 震災発生日は特急「雷鳥」の最終日で、お昼のニュースでこそ取り上げられたものの夕方になると震災一色になりその話題が顧みられることはなかった。
      • 前日にはコメディアンの坂上二郎さんの訃報もあった。こちらも直後に震災一色になり坂上さんの訃報も震災に搔き消されてしまった。
        • 阪神大震災が起こった1995年には声優の山田康雄さんの訃報もあったが、その翌日に地下鉄サリン事件が発生し山田さんの訃報はサリン事件に搔き消されてしまった。(災害と事件の違いはあれど)そういう意味では山田さんと立場が似ている。
      • 震災の3日後にはJR東海御自慢のリニア・鉄道館が開業したが、こちらも震災により開業イベントは中止され、報道面でもキー局は震災一色でそれどころではないという感じで、ただ単なる名古屋のローカルニュースという有様であった。
  6. 阪神・淡路大震災と新潟中越地震に次いで3回目に震度7を観測した大地震。
    • 後に熊本地震と北海道胆振地震も続いた。
      • 余談ながら日本国内で震度7が記録された年は阪神の成績が低迷する(Bクラスになる)というジンクスがある。
        • 阪神大震災のあった1995年と北海道胆振東部地震があった2018年は最下位でそれ以外の2004・2011・2016年は4位。
    • 発生時点で震度7と速報されたのはこれが初。あとは熊本の前震を除けば後日判定。
      • 2024年元日の能登半島地震も当日のうちに震度7と速報された。
  7. この地震によって福島第一原発で重大な事故が起きた。
    • 以後国内では節電がしきりに呼びかけられることになった。
      • エスカレーターの停止も盛んに行われるようになった。
        • 自動改札機や券売機も。
    • プロ市民主催の反原発運動も盛んになった。
    • 8月には東海テレビのローカル番組「ぴーかんテレビ」にてその原発事故をネタにした不適切なダミーテロップが誤って放送された騒動が発生(その「ぴーかんテレビ」が打ち切りになった要因にもなった)。
    • 北海道胆振東部地震では北海道内全域がブラックアウトに陥った。
  8. 復興庁も設置される事となった。
    • 復興税というのも制定された。
  9. 2020年東京五輪はこれの復興五輪という名目だった。
  10. 岩手、宮城、福島の3県では、地上アナログ放送の終了が延期となった。
  11. 鉄道路線が被害を受けた地域では、BRTが普及していた。
  12. 10年経った今でもそれぐらいの地震が度々起こる。
  13. 阪神・淡路大震災と同様、震災発生当時は野党(民主党)政権だったが、震災後に自民党政権に戻ることになった。
    • 数年後に消費税率が上がった(1997年3→5%、2014年5→8%)のも共通している。
      • 数年前に日本国内で経済危機が起こったことも(1991年バブル崩壊及び2008年リーマンショック)。
      • 前年の夏に記録的猛暑をもたらした点も。
      • 1年半前に自民党が下野していることも共通している(1993年非自民連立政権、2009年民主党政権)。
      • 武豊騎手が前年の有馬記念に騎乗していなかったことも。また、熊本地震が起こった2016年も武豊騎手は前年の有馬記念に騎乗していなかった。
    • 民主党政権の瓦解ならびに非自民勢力が衰退するきっかけにもなった。
    • 何気に1995年と共通点が多い。日本国内で大震災が発生した(95年→阪神・淡路大震災、11年→東日本大震災)こと、前年の夏に記録的猛暑をもたらしたこと、中学生を主人公としたアニメが空前の大ヒットを記録した(95年→新世紀エヴァンゲリオン、11年→魔法少女まどか☆マギカ)こと、任天堂が3Dゲーム機を発売した(95年→バーチャルボーイ、11年→ニンテンドー3DS)ことなど。
      • 翌年が閏年だったことも。
      • 悲惨な出来事の前日に男性著名人の訃報があった(95年→地下鉄サリン事件の前日に山田康雄が死去、11年→東日本大震災の前日に坂上二郎が死去)ことも。なお、いずれも3月である。
  14. 青森県茨城県も甚大な被害を受けたが、岩手宮城福島の3県に目が行ってしまっている。
    • 実際、都内をはじめ首都圏各地で建物の崩壊・津波といった甚大な被害が出ている。
  15. 当時放送されていたアニメもほとんどが放送中止・延期の憂き目に遭った。
    • 特に「魔法少女まどか☆マギカ」の11話以降の放送が延期になったのはかなり有名な話。なお、震災があったのはMBSで10話が放送された直後だった。
      • しかしそれによってまどマギの知名度は大きく加速し、4月にようやく残りの回の放送が決定すると当日には新聞に最終回の放送告知を一面丸々使用されるほどに。
        • 逆にこの震災がなければ、まどマギは史実ほどの人気コンテンツにはならなかった。
      • しかしながら被災地のIBCTBCTUFでは2022年現在でもまどマギは放送されていない。
        • 被災地ではないものの、JNN基幹局のHBCRKBでも2022年現在に至るまでまどマギは放送されていない。
        • なお、北海道と岩手の間に挟まれている青森ではATVではなく、NNN系列局であるRABで放送。
        • 長野県北部地震の被災地のSBC、熊本地震の被災地のRKKOBSでもまどマギは2022年現在に至るまで放送されていない。
        • 西日本豪雨の被災地ではRCCで2013年に放送された一方、RSKtysitvでは2022年現在に至るまで放送されていない。
        • ちなみにMBS製作深夜アニメは枠開設当初はJNN主要10局ネット体制(中には前述のTBC、HBC、RKB、RKK、RCC、RSKも含まれている)だったものの、まどマギが放送された時点では既に3局に減らされた。2009年放送の「バスカッシュ!」が大ヒットしていたら、まどマギもJNN主要10局ネットで放送されていた可能性があっただろう。
    • 中には重要なエピソードがまるごとカットされて路線変更を余儀なくされたものや、あるアイテムの能力が偶然にも震災とリンクしてしまい一部地域ではしばらくの間特別編を放送したものもあるが、ここで挙げるとキリがないので省略。
  16. 震災の1ヶ月前にはニュージーランドのクライストチャーチで巨大地震が発生。富山外国語専門学校の生徒達をはじめ100人以上が犠牲となった。
    • 阪神大震災のちょうど1年前にもアメリカのノースリッジ地震があった。
  17. 震災翌日には長野県北部地震もあった。震源は離れているものの誘発地震とみることもできる。
    • その数日後には富士山の近くで震度6-。場所が場所、状況が状況だけに「東海地震?」「富士山噴火?」→「日本の終わり」とまで囁かれた
  18. 震災直後は被災地に物資を送った関係で一時的に乾電池などの品不足が起こった。
  19. 震災の1ヶ月前には大相撲八百長問題が発覚。それが原因で大阪での大相撲春場所が中止に追い込まれた。
  20. 福島競馬場が使えなくなったので、中央競馬の福島開催は新潟競馬場で代替された。
    • 2021年と2022年の地震についても、中央競馬の福島開催の一部日程が新潟競馬場で代替された。

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