国鉄の気動車

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<国鉄の車両

キハ08系

  1. 気動車不足に対応するため、60系客車から改造された。
  2. 元々はキハ40・45系として登場した。
  3. キクハ・キサハまでも製作されたが、使い勝手の悪さから早期に廃車となった。

キハ10系

  1. かつて、気動車を代表する形式だった。
  2. 中間車も存在した。
    • 2・3等合造車も製作されたことがある。
    • 一般形気動車では本形式のみの存在で、使い勝手の悪さからそれ以降の形式では製作されなかった。
  3. 2エンジン車も製作された。
  4. キハ40系が登場すると廃車が本格化した。
    • 2エンジン車のキハ51だけは代替できる車両がなく、キハ58系の転用で賄われた。
    • 最後まで生き残ったのはキニ55だった。

キハ20系

色が変わった…
  1. かつて、日本の気動車といえばこれだった。
    • 40代以上の田舎出身者なら、通学でこの車両にお世話になった人も多いはず。
  2. JR上では1993年までにほぼすべて駆逐されたが、後継のいない2エンジン車キハ52形だけがなお現役。
    • JR東日本は2008年中に廃車にすると言っていたがまだ達成されていないようだ。
    • 大糸線ならまだいる
    • 西日本の125号は最近全検出場した。
    • 2010年、西日本の大糸線に残っていた3両が廃車されJRから形式消滅。
      • しかしその後も、西日本車をいすみ鉄道が引き取ったり、東日本の廃車後の留置車が整備され海外に譲渡されたり色々と目の離せない車両。
    • JR線からは淘汰されたものの、私鉄の同型車は廃車された車両もあるもののまだまだ元気に動いている。
  3. KATO製の模型はやたらと安いことで有名。何気に鉄コレよりも安い。
    • 鉄道模型入門時には最適。
    • モーター無で税込¥892・モーター付で税込¥2992。
    • そのおかげで、構造が似ているキハ52系がなんでこんなに高いのかと思ってしまう。
      • 値段が安いのも道理、ライト類点灯しない。キハ52系は点灯する。
  4. どういうわけか後継のキハ45より後まで残っている。
  5. なんで観光列車に使うんだ?(Kenji:キハ52)

キハ30系

  1. JR線上では絶滅危惧種になっているが、茨城のほうに行けばそこそこ走っているらしい。
    • 久留里線ね。千葉県。昔は相模線とか八高線とか川越線にも居た
      • ていうか昔は新潟・関西・九州など日本全国で走っていた。
        • 下にあるように首都圏でちょっと使って廃車にする予定が国鉄の債務過大でズルズル使うことになり、結果全国配転させられては行く先々で顰蹙を買った。
      • この車両が真っ先に投入されたのは実は関西本線奈良以西。電化される前、湊町(現JR難波)-奈良はこの車両の独壇場だった。なかには湊町-名古屋のロングラン運用さえ存在した。
        • 1980年代までは関西でも普通に見られた。今は電化され都市型の路線となっている奈良線片町線でも走っていた。
  2. 事業用車でもないのにドアが埋められた車両が存在した。
    • 電化前の和田岬線で走ってたやつかな?
  3. ドアが外へ出ている
    • プラグドアってやつ?
      • 違う。プラグドアは普通のドアより上等だが、キハ30系のは外吊り扉と言って車体の外にドアレールを配置して戸袋を省略した形式。粗末
        • 名目上は軽量化が目的だが、実際には、当初キハ30系が導入された路線は、程なくして電化されるだろうから無駄なコストはかけないというのが本音だったらしい。
        • 他には、旧型客車改造のやっつけ通勤型車両にもよく見られた。
  4. ステンレスの試作車があった。
  5. 名前の通りの「ロングシート」が配置されている
    • 車内は103系と殆ど同じだが、灰皿が付いてることと、便所がある(キハ35)ことで感じは少し違って見える。
  6. 「久留里線」方向幕は最近つけたものらしい
    • あれステッカーじゃないのか?
    • どこへ逝くのか分からない
  7. KIMITSU KISARAZU SODEGAURAという文字ととタヌキと植物の絵がかかれているステッカーが塗布されている。
  8. アレのおかげで久留里線では現役バリバリ。
  9. ローカル線に転用された後、他のキハと連結して普通列車を担当したが、この車両は人気が無くいつも空いていた。理由はただ単にロングシートだから。
    • 狭くて居住性の悪いキハ10系列と編成を組んだときなどは、乗客は(悪い意味で)どちらに乗るか迷った。

キハ37形

  1. 外見はキハ40とキハ38のあいのこと言った感じ。
  2. 量産車も登場するはずだったが、他の形式に余剰車が多く出たことにより計画はお流れに。不本意ながら国鉄の次世代気動車のコンセプト車両となった。
  3. 車両を長く使うことに定評のあるJR西にも匙を投げられた。なんとキハ20系列より先に運用を失っていた。かわいそう。
  4. 前面のデザインがどことなく東武8000系と似ている。

キハ40系

参宮線の
3パターンの塗装が入り混じるカラフルな6両編成
  1. 未だに北は北海道から南は鹿児島まで日本全国で見られる。
    • 北海道用の車両は窓が小さく、二重窓になっている。
      • 誰も触れてくれない事だけど、旧来車よりも温風暖房のキハ40の方が暖ったかくて嬉しかったけどね。
    • 2012年現在でも9割以上の車両が残存している。なおかつ日本全国にくまなく配置されているのは驚異的。
  2. 「きらきらみちのく」「リゾートしらかみ」「みのり」「風っこ」「瀬戸内マリンビュー」「みすゞ潮騒」などジョイフルトレインに改造された車両も多い。
    • 極め付けは何と言っても九州の「はやとの風」「指宿のたまて箱」である。一般型から特急型へ大幅躍進。
  3. とんでも無く鈍足....山陰でキハ187から乗り換えたら余りの加速の遅さに驚いた。
    • 車体が重過ぎるのが原因らしい。
      • 上から立派な鉄製アーチ橋が落っこちてきてもつぶれなかった。
    • 車内や外観はそのままで、エンジンのみ交換されている車両も結構ある。
      • それでも鈍足…。やはり原因は車体の重さか?
        • 気動車の癖に電車並みの重さだからいけない。
    • JR四国のは今だに導入当時のエンジンのまま。なので、めちゃめちゃ鈍足&やかましい。
      • 高徳線の大坂峠越えでは、「グワァァァー!」という凄い音を立てるのに列車が止まりそうになる。
    • あんまりに荷重出力比が悪すぎて、本来後継するはずだったキハ20系の置換えに至らず。
      • 車両が小柄で居住性の悪かったキハ10系を淘汰したところで製造中止。
      • キハ37やキハ54、さらにJR化後の新型車に突き出されてキハ20系を置き換えるも、2エンジンのキハ52形にだけはとうとう代替になりえなかった。
      • 結局キハ20系の置き換えは急行列車の廃止で余剰となったキハ58系の転用で賄われた。キハ58系の方がキハ40系(機関換装前)よりもまだ性能が良く、冷房も付いた車両も多かった。
    • 重すぎる車重が原因かもしれないが、エンジンの出力増強が不十分なのも理由だろう。400ps以上の2軸駆動車でないと満足できる性能が発揮できないのでは?
  4. おそらくほぼ全ての車両がワンマン運転が可能な様に改造されている。
    • 「導入当初はワンマン対応でなかった」という辺りが国鉄車両らしい。
  5. 昔はドアの窓に網がついていた。
    • タブレットキャッチ時に窓ガラス割らないようにする為。
  6. 仲間にはキハ47系やキハ48系などもいる。
    • つっこんで良い? ダメ?
      • キハ40系列という意味ではキハ47・48共に仲間なのでつっこみ×だが、キハ40限定の単形式としてならつっこんでもいいと思うぞ。
  7. JRの非電化ローカル線といえば、この車両が1両で走っているイメージが強い。
    • キハ47形が2両で走っているのもよく見かけるぞ。
  8. 田舎の象徴!
    • 東日本エリア(特に東北)はむしろキハ110系列が田舎の象徴かも。あと大分もキハ125やキハ200・220が圧倒的。長崎似たような車両なら走ってるが...
      • そうかな?確かに八戸線や男鹿線という都市近郊路線もあるけど、五能線や只見線のような超ド田舎路線もあるわけで・・・。
        • 宇都宮駅に入線するのを忘れてはいまいか?
    • そうかと思えば札幌福岡近郊でも走ってたりする。
  9. 実は都内でも営業運転をしていた。
    • そもそも八高線が東京都を走っていること自体知らない人も多い・・・
  10. 九州南部ではエンジン強化型が片や普通列車、片や特急列車として走ってる。
  11. Nゲージ模型では…カトーが暖地型の2000番代を発売してたが、トミックスが2009年にHG仕様の北海道型100番代・東北等寒地型500番代・暖地型2000番代とラインナップ発売して急追。
    • KATOは最近までキハ47形がトイレなしの1000番台しかなかったのが不思議。
  12. 東日本所属車の中にはオールロングシート車が混じっている。
    • 「えちご」接続の村上~酒田や只見線で遭遇することがある。
    • 東日本だけでなく、西日本にもいるよ。
  13. JR西日本の車両にはリニューアルされた車両が多数。あと数十年は使うという意思表示としか思えない。
    • さらにタラコ色復刻も順次執行中。当分の間は安泰である。
  14. キハ20や58が消えた今、次に廃車になるのはこいつら。のろいとか旧型を置き換えたとかで嫌ってたのに、追っかけるやつが現れるんだろうなぁ。
    • 103系や113系の時のことを思えば、最初に消えるのはキハ75系やキハ25系の転属入線が予想されるここのキハ40系だと思われ。
    • 同年代に登場した50系客車が早々淘汰された事を思えば、だいぶ長命ではある。
      • 50系は短すぎるだろう。だが長生きはしている。
  15. 播但線にはキハ41がいる。2両を1両に分断した、切妻形の車両である。

キハ45系

  1. キハ20系とキハ30系の間に相当する車種がなかったため、製作された。
    • キハ20系の欠点にキハ30系の利点を取り入れた。
  2. キハ20系は片開きドアであり、ラッシュ時に不向きという欠点から2扉ながら両扉で幅のあるドアにした。
    • このスタイルは後に登場する2ドア近郊形に影響を与えた。
  3. キハ20・30系より経年が若かったものの使い勝手が悪く(特に片運転台のキハ45)、JRになってから廃車が進んだ。
    • 皮肉なことに1世代前のキハ20・30系が未だに生き残っている。
  4. 先代のキハ20・30系と次のキハ40系に挟まれて地味な車両。
    • 製造数も保存数も少ない。
      • というか保存車の情報を調べてもなかなか出てこない。北海道にキハ24が1両だけあるようだ。
    • Wikipediaにも情報が他と比べて少ない。元々書けることが少ないだけかもしれんが。
  5. 殆ど他の気動車と併結したり単行でローカル線を走ったりしていたので、近郊型としての役目を正しく果たせたかは疑問。
  6. 形式番号はキハ40番代だが登場時期の関係でキハ40系列には含まれない。

キハ54形

  1. JRに引き継ぐにあたって、北海道と四国の状況があんまりにひどいということで新製された。
    • 北海道仕様は転換クロス。一方、四国仕様は文字通りのロングシート。
  2. コスト削減のため、変速機や台車は旧型車のものを流用している。
    • ドアエンジンなどはバス用を流用
  3. 形式は同じだが、今は亡き急行「礼文」用に急行形仕様で落成した車両がある。
  4. 形式号54はキハ53形の次ということで順番につけられたものだが、国鉄「54」の呪いを回避する為別番号に振ることが真剣に検討されたらしい。
    • 初のペイント車両が踏切事故で廃車となったがそれは「54」の呪いか?
      • 製造時期と車体の寿命を考えるとそうかも…………(汗
        • 製造開始年が、ED54=1926、DD54=1966、キハ54=1986年ェ
        • ステンレス車体だし、JR北海道のものは台車載せ変えているからむしろ長く使いそう。
    • クモハ54は長寿の部類でしたが、何か?
      • 54機関車の呪いと言った方が正しいのかも。
  5. 国鉄~JRの垂れ流し式トイレを持つ車両としては、最後の新造車両。

キハ55系

  1. 準急用気動車として初めて製作された。
    • 元々は日光用として製作されたが、日光線が電化すると157系に置き換えられてしまった。
  2. キロハはなぜか便所が運転室側にあった。
  3. 国鉄から準急がなくなると次第に普通列車に転用された。
  4. 最後まで生き残ったのはキニ56だった。
    • 常磐線の荷物列車でキニ55・58と共に使われた。
      • 電化区間でありながらキニが使われたのは交直両用の荷物電車の製作が難しかったため。
  5. 南海電鉄も同型車両を保有していたことがある。

キハ58系

東北地域本社色のキハ58系
  1. 全国津々浦々で見かけることが出来た。
    • 今や東北・四国・九州に数えるぐらいしか走っていない。
      • まて!山陽は?山陽がないぞ!あと新潟も(新潟と四国は撤退が決定しました。東北は撤退済み)
        • 純粋なキハ58形は九州で撤退済
  2. 「電車でGO!」でプレイできる。
    • この場合は「気動車でGO!」かもしれない。
  3. 末期の生産車はパノラミックウィンドウが奢られていた。
    • 冷房準備車として登場しながら、冷房を搭載しなかった車両もある。
  4. 四国にはキユ25という郵便車もあった。
    • キロ28・キロ58の一部は荷物車や郵便・荷物合造車に改造された。
    • しかも車体更新した上に数年後には郵便・荷物輸送で廃車に。
      • 正しくは郵便・荷物輸送廃止による。前面はキハ40系と共通。
        • 色もオレンジ一色の首都圏色だったような…
    • これのNゲージの完成品はTOMIXの旧製品(絶版)くらいしかない。
      • しかし2010年頃のリニューアルに併せてキユ25が再びラインナップされた。
  5. ジョイフルトレインの種車にもなった。
  6. ジョイフルトレインになった車両もある
    • 485系に連結(けん引)できるよう改造されたものもある。
  7. 九州でTORO-Qを国鉄急行色に塗り替えたリバイバル急行を絶賛運行中。但し2010年8月まで。
  8. キハ65は実質同系列の扱いになっている。
    • 鉄道雑誌では100%、キハ58・65系として扱われる。
  9. キハ56はキハ80の代走として特急「北斗」になったことがあるらしい。
  10. 2011年に高山線を最後として定期運用終了。一つの時代が終わった。
  11. いすみ鉄道でイベント用としてではあるが元高山本線用のキハ28が復活。
    • キハ52と併結して運転らしい。

キハ65形

  1. キハ58系の冷房化に際して1エンジン車に冷房用電源を取り付けたが、勾配線区では1エンジン車では非力なので冷房用電源付きの2エンジン車相当の高出力車が必要となり、製作された。
    • そのためか、キハ58系と同系列の扱いをされることが多い。
  2. 側面はよく見れば12系客車と何となく似ている。
    • Nゲージで製品化されるまではキハ58の前面、12系の車体、キハ181の床下を組み合わせて改造したものが定番だった。
  3. ジョイフルトレインに改造された車両の中には485系電車と併結できるようにした車両がある。
  4. 急行形だが、JR化後に足回りはそのままで定期特急「エーデル鳥取」「エーデル北近畿」に使用された車両もある。
    • 最高速度95km/hなので詐欺っぽいが、「北近畿」も100km/h以上出せる区間は限られていたので、結果城崎までは「北近畿」と大して変わらない所要時間で走っていた。

キハ66・67系

普通ワンマン竹松行き
  1. いわゆる「シーサイドランナー」
    • 「シーサイドライナー」な。
  2. かなり馬力があるらしい
    • 馬力はキハ65搭載のエンジンと同レベルらしい。
  3. 車内で会話ができないらしい
  4. 電車のクーラーを採用したとか
  5. キハ200系と比較して「ハズレのほう」。
    • ただキハ66・67にはトイレ付いているしな……
    • でも1975年の登場時を考えるとかなりレベルの高い車両では。
  6. 元々筑豊地区の輸送改善に快速用として1975年に投入された。キハ200の快速<赤い快速>新設後は普通列車に転用。篠栗線・筑豊線電化で直方気動車区から長崎車両センター(新設)へ移籍。国鉄時代生まれの一般型ディーゼルカーとして初めて側面に行先幕設置。
    • 新幹線博多開業に備え、筑豊地区輸送改善のために製造。
  7. この車両を基にして117系電車が生まれた。よく見ると側面の窓配置が似ている。
  8. 国鉄時代には有料の急行にも使用されていた。
    • 登場当時のカラーリングも一般型のそれではなく急行型のそれだった。
  9. キハ66とキハ67の2両一組。
  10. 転換クロスシート、冷房付きなど当時の国鉄一般形としては超の付くデラックス仕様。
    • 空気バネ台車も。

キハ80系

「ひだ」
  1. 実は最後まで保有していたのはJR東海。
    • さよなら運転も行った。
  2. 耐寒性能はそれほど高いわけではなく、北海道での運用はとても寒かったらしい。
    • とはいえ、北海道の過酷な環境では速度が出せずキハ80の低性能はあまり問題にならなかったとか。
  3. キハ181系と見分けるのは難しい。
  4. 屋根の色が黒い車両と白い車両がいる。
  5. 「はつかり、がっかり、事故ばっかり」
    • そういえば、後継のE751系も故障が多いとよく聞く。

キハ181系

「はまかぜ」で最後の活躍をしていた
国鉄色の「しなの」
  1. とにかく大馬力。そして大爆音。
    • とある動画ではF1のターボ音そのものの音を立てて通過するシーンが見られる。
  2. 今は「はまかぜ」で最後の活躍をしている。
    • 山陽本線区間では最高120km/h、平均115km/h位で爆走する。そのせいか、播但線の線形があまり悪くないせいか、福知山線経由の「北近畿」と所要時間があまり変わらない。福知山線の線形が悪すぎるのが最大の原因?
    • そろそろ車歴40年?洗面台とかトイレに昭和を感じる....
      • 最後の砦・はまかぜにも、平成23年春に新型車両導入でついに引退?
    • キハ189系の導入により、ついに引退。2012年までに全車廃車されてしまった。・・・今までありがとう。
  3. Wikipediaにはアンチが多い。
    • 「はまかぜ」はしょっちゅう遅れて新快速の邪魔、とか。「北近畿」だって結構遅れちゃ207系の妨害してるし、さらに新しい「フレッシュひたち」が遅れて中電の妨害してる東日本人貨物鉄道とかどうなんだよ、と
    • はまかぜのダイヤは、餘部鉄橋付近で遅延が発生する事を想定したダイヤで、あまり無理せずに回復運転が出来るようになっている。
      • そもそも「はまかぜ」の速度種別は新快速より上位だから、電化区間内ではまず邪魔にならない。
    • 他にも構造の欠陥についてやたらネチっこく批判しているがそれはまた別のお話。
  4. 嘗て「しなの」や「つばさ」、「やくも」にも食堂車付きで投入されたが、その食堂車が編成中唯一の付随車だった。
    • 運用初期は山岳区間でオーバーヒートして大変だったらしいが、付随車の負荷も原因の一部だったようだ。
      • 「つばさ」なんかは板谷峠での補機連結解消を目的にこの車両に置き換えられたにもかかわらず、結局エンジントラブルの多発で再度補機を連結するというハメになってしまったからな。
        • 誤解の無いよう言っておくが、板谷峠に関して言えばキハ181系が非力だったのではない。電車の483系・485系も当時の東北特急標準の6M5Tや、キハ181系と同程度の性能になる6M4Tでは巻線過熱で運転できず、専用の6M3Tが指定された(MT54搭載車としては異例の高M比)。
          • 因みに1982年の東北新幹線開業時の改正で上野直通のつばさが残った時、サシ481が外されたのもMT比2:1(6M3T)を確保するのが理由だったといわれている。
        • 重量級の583系の入線は断念されている。
        • 「つばさ」への投入は板谷峠補機解消と同時に東北本線内で電車特急との完全並行ダイヤ化の目的もあった(キハ80系の性能では無理だった)。これを果たした部分ではキハ181系に功はあったと言える。
          • 上り列車で板谷峠でエンジンカットが発生しても、1両ぐらいなら上野までにだいぶ回復運転ができたと言われている。
          • これだけの高速性能がなければいかにJR西と言えど221系・223系の走る中での併用は無理だった。
          • 回復運転の際には、スピードメーターが振り切っている程の高速走行をしていた事もザラだった。
  5. 四国にいた車両の中には先頭車化改造されたり、半室グリーン車化改造を受けた車両もあった。
    • キハ181-100・キロハ180のこと。
  6. 最後まで残っているのは、はまかぜ専用の車両。時々修学旅行の小学生を乗せる事もある。
  7. 「おき」など特急運用の間合いで普通列車に使用されたことがある。
    • 18きっぷ利用者にしてみればラッキー。
    • 米子以東の普通列車が米子より「おき5号」に変わるケースがあったが、車内清掃のため一旦乗客は降ろされるため、続けて米子以西に向かう人には「?」だった。
  8. 屋根を見ずに前面だけでキハ82とキハ181を見分けられたら、鉄でもおっさん(またはおばさん)認定。
    • 上部ヘッドライトケースが四角ならキハ181・四角くなかったらキハ82。
  9. 上記のエンジントラブルが原因で、山陰特急に転用される際にエンジン出力を落とされたり、食堂車を外された。
    • 因みに国鉄時代の山陰や四国では、あえてキハ80系の性能に合わせてダイヤを設定し、余裕を持たせていた。はまかぜの山陽区間でも国鉄時代は80系時代と同じ最高100km/hだった。
    • かわいそうなのはその食堂車、キサシ180。車齢が若く、伯備線電化に伴う電車化によって「やくも」撤退後は廃車されて形式消滅。サシ481・489みたいに民間へ売られてどこかで再用されるなんてことがない。
  10. 煙の量が凄い。あまりの凄さに「やばい煙」と思い込む奴まで出てきた。
  11. 京都口を逐われ、車両として晩年にさしかかった感のあった96.3改正で新設された鳥取~米子「いなば」が表定80km/h台を叩き出し、改めて、やればできる子であることを証明した。
  12. キハ183系で味をしめたのか、またもやミャンマーが一編成お買い上げ。こんなじゃじゃ馬どうする気だろう。

キハ183系

  1. 新製当時、特急型気動車ではキハ81形以来の高運転台車。
  2. 北海道専用…のはずが1本だけ道外にいる。
    • 人間の名前を付けられたり、赤く塗られたり、黄色くされたりと、なかなか波瀾万丈の車両である。
      • 九州にいるキハ183-1000ですな。
        • オランダ村→ゆふいんの森II世→シーボルト→ゆふDX→あそぼーい!(23年春運行開始)
    • 北海道のは黄色くされたのではなく、黄ばんでいる。
  3. 民営化後に製造された車両も存在する。
  4. 国鉄が導入計画を立てたとき、国会で槍玉に挙げられた。
    • そのとき「北海道に専用の特急車両を作っても、乗客はクマしかいないんじゃないか?」という指摘に国鉄側は「運賃さえ払ってくれればクマでも乗せる」と答えた。って交通とクマって定番だな北海道。
      • ちなみにこれには元ネタがある。
  5. ミャンマーが中間車だけ買っていった。何に使う気だ?
  6. 客車としてミャンマーで第二の人生を送っている
  7. キハ183-902は、解体される前にスーパー白鳥の試験塗装で黄緑になった。
  8. 貫通型先頭車は、かぶりつきというほどでもないがカムイ事故以降も定期列車で前面後方展望ができる。
  9. キサロハ182のはまなす転用計画はいつの間にか立ち消え。
    • 魔改造された785系とあまり製造時期が変わらないのでまだまだ使える。振り子式でないのが痛い。
    • ニートレイン化から十数年、車内の劣化が激しく使えたものではないという噂も・・・
  10. 国鉄形気動車としては、130km/hを営業運転している唯一の形式。
  11. 国鉄形の特急型気動車では、色々な意味で完成度が高い。

キハ185系

  1. もともとは四国用の車両だが、一部車両は九州を走っている。
    • JR四国で余剰となった車両を「あそ」などに使用するためJR九州が購入した。現在は「九州横断特急」や「くまがわ」で活躍中。
    • 経営が苦しくなるであろう民営化後の四国の会社の事を考えて、国鉄が製造した車両だったのだが…。
      • 四国の主要列車で活躍したのはほんの数年足らず。気がついたら2000系・8000系に全て置き換えられていた。
      • 今や特急としては、数本の「うずしお」と、牟岐線・徳島線のローカル特急で運用されるのみである。
        • 徳島県民にとっては一番馴染みのある特急車両。
  2. 登場当初は深緑色の帯だったが、瀬戸大橋開通後水色の帯に変わった。
    • JR九州が購入した車両は赤系の塗色に変わっている。
    • その後、再び深緑帯に戻された車両もいる。
      • しかし国鉄時代とは微妙に配色が異なっている為、地元のファンの間では「偽国鉄色」等とも言われている。
  3. 半室グリーン車の普通車側のシートに新幹線の使い回し品を使っていた。
    • 普通車側は転換クロスだったのだが、JR九州が購入した車両はその区画もリクライニングシートに交換された。
      • 「185系」つながり?
  4. 普通列車用に改造された車両もある。
    • 背もたれは倒せない様に改造されているはずなのだが、何故か倒す事が可能な座席もあるらしい。
      • 多分改造工事がチャチだったので、止め具が壊れているのではないかと…。
      • キハ185-3000のこと。
  5. ジョイフルトレインに改造された車両もある。
    • といっても外観はそのまま。カラーリングが変わっただけである。
  6. 半室グリーン車は使い道が無くなったので、一部はアンパンマンルームに改造された。
    • 「ゆうゆうアンパンマンカー」と名付け、徳島周辺の特急に連結させて走らせている。
    • 当時の国鉄関係者が聞いたら、腰を抜かしそう。
  7. 九州に行った仲間は別の形で改造された。
  8. 謎のワンマン特急に使われている。
  9. 四国に行った仲間のうち、「あい」(タヌキ)と、「I LOVE しまんと」(カワウソ)の塗装が酷似している。

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