「旧日本軍の戦闘機」の版間の差分

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#日本版P-47サンダーボルト。
#日本版P-47サンダーボルト。
#*アメリカでは何気に人気機種。
#*アメリカでは何気に人気機種。
#**アメリカ人だけに、グラマーな機体が好きなんじゃね?
#雷電でムスタングを二機撃墜すると言う離れ技をやった少尉がいる。
#雷電でムスタングを二機撃墜すると言う離れ技をやった少尉がいる。
#*赤松貞明少尉。後期の数少ないエースで零戦でもF6FやP-51を撃墜している。
#*赤松貞明少尉。後期の数少ないエースで零戦でもF6FやP-51を撃墜している。

2013年4月16日 (火) 06:57時点における版

戦闘機/第二次世界大戦中

旧日本軍の戦闘機

  1. ほとんどの戦闘機が運動性能、速度重視。
    • 防弾はその後。
      • 速度はそれなりに出るがトルクが細かったりする。
        • 格闘戦と航続距離重視、じゃない?
          • 確かに・・・・。しかし、例外も多々あるよ。(紫電など)
            • それでも日本軍の「短い」ってのは1000kmちょっとのことだから……600~700km程度でごちゃごちゃやってた独英の戦闘機とは文字通り桁が違う。
      • 防弾に関しては陸軍と海軍で温度差があった。陸軍は早い時期で防弾を考えていた。
  2. アメリカと違い、20mm機関砲が大好き。
    • アメリカ機の防弾装置をブチ抜くため。
    • アメリカの攻撃機から戦艦を守るための武装。
  3. 終戦直前に開発された戦闘機は性能の良いものばっかり。(烈風や震電など)
    • カタログスペック上はね・・・。  熟練工は徴兵され、資材は底をつき・・・・・。
      • 震電に至っては試験飛行しただけで終戦。
        • なんとか実戦投入された機体は「対抗できた」が精一杯。
          • 海軍の自業自得なんだけどな。陸軍ほど防弾と無線に気遣ってくれりゃまた話は違っていたかも。アメには20mm機銃はクソ重いイスパノコピーしかなかったし。
    • カタログスペックだけで語るのはな。材料も鍋とか銅像とかつぶして、そこらの中学生が作ってたりもしたわけで。
      • ついでに言っておくと同じ口径の機銃でも、他国より威力が一段二段落ちるのもザラ。
  4. ちなみに陸軍の無線機は日本電気(NEC)、海軍は日本無線。
    • 両者の性能差、信頼性の差は戦後会社の規模として反映されてしまった……」
      • NEC:世界で通じる日本の情報機器トップメーカー。スパコンを製造できる世界でも数えるほどしかない企業。
      • JRC:通好みのPHS以外はおおよそ一般に知られていない通信機器メーカー。
    • あの加藤建夫は無線による連携戦を重視していたらしい。上手くいくとその日は上機嫌だったとか。
      • 他にも陸軍の戦闘機隊指揮官には無線を重視していた人間が多い。死重扱いして無線機下ろしたりアンテナ切断したりしてた海軍とは真逆。海軍の方が技術的に造詣があったなんてのはかのステレオタイプに毒された人間の妄想でしかない。
    • 陸軍の航空無線は本州全域をカバーする能力を持つらしい。
      • 海軍の無線機が性能悪すぎるだけ。
        • 袋打ちコード(こたつ電線)とか……
        • デタラメなホラ吹くなよ。南太平洋海戦とか343空では有効に機能してる。ラバウル近辺で無線機を降ろしてたのは、あの高温多湿では自励型スーパーヘテロダイン受信機(陸軍もほぼ同じ)の検波復調が巧くいかなかったせい。それと海軍の無線封鎖もある。
      • それは 陸海軍共用の自励式スーパーヘテロダイン部分が、余りの高温多湿で調整できず検波・復調できかった話。ラバウルはビルマよりもっと過酷です。
        • 海軍のアンテナ切りは中国戦線でもやってた。同じ形式でも**NECは部品全部自前で調達できたけどJRCは他社製の寄せ集めなんだよ**。
  5. P-40と同様の"90°回して収納する脚"は最後まで真似できなかった。
  6. なぜか陸軍機には着陸灯が標準装備。
  7. しばしば同じような機体を陸海で同時開発。陸海でスロットル配置や計器の表示、部品規格が微妙に違ってたり…。
    • 海軍機はスロットルを引っ張ると回転が上がり、陸軍機は押し込むと回転が上がる?
      • 逆。陸軍がフランス式で引張ると回転が上がる。途中で海軍と同じ方式に変えた。
    • 戦後、薬莢を鋳潰して黄銅貨を鋳造したが陸軍と海軍で材質が異なり、規格に幅ができてしまった。今でも5円玉は銅亜鉛比に6:4~7:3と幅がある。
    • 陸軍は一部にメートル法を採用しているとかで、同じ計器メーカーの製品でも海軍と目盛が違っていた。
      • メートル法はどちらも採用していた。ただ、海軍は速度と距離がヤード・ポンド法(海里≒マイル、ノット)だった。
        • そんなわけで、節(ノット)表示の海軍用を見た後に1000km/hまで目盛の振ってある陸軍用を見るとよく分からなくなる。
    • ちなみに航空宇宙産業でヤードポンド法が幅を利かせてるのはどっかの単位後進国の陰謀(ry
  8. 開戦前に日本人が生み出した、最高最強のアンテナを完全スルーして電子戦でボコボコに。
    • これまたお約束で陸軍では結構研究が進んでいた。まぁドイツ頼みだったのは同じなんだけど。
    • マレーで英軍のレーダーなるものを鹵獲したというのに。

機種別

零戦

零式艦上戦闘機へ。

紫電、紫電改

  1. アメリカの新鋭機と互角に戦える戦闘機だったらしい。
    • F4U:1942年登場 F6F:1943年登場 対する紫電改は1945年。本当の米新鋭機が相手ならかなり不利。
      • 1943年以降に登場して対日戦参加したアメリカの機体が無い以上、F4UやF6Fの1945年当時の改良型と戦えたなら↑×2も間違ってはいないのでは?少し過剰かもしれないが。
  2. アメリカ軍からは、とても優秀な戦闘機と評された。
    • ヘルキャットやF4U相手なら、相手とほぼ同じ技量を持ってたら、落とすことは可能だったらしい。(P-51相手なら、ちょっとの技量がなければだめだが)
      • ほぼ同じ技量の持ち主とやらは大戦中期から減っていく一方だった・・・
        • 中間程度のパイロットのことです
    • 残念ながら米軍の公式文書にそのような評価は一切ない。
  3. が、紫電の方は割と駄作っぽい。
    • 「改」とついてはいるが、実はほとんど別物である。
      • 実は水上戦闘機をベースにしている。
        • ゆえに紫電は他の戦闘機と違い、主翼が胴体の真ん中についていたため、脚が長く折れやすい・視界が悪いなどの不具合が多かった。
          • 主翼を胴体下部に移し、再設計を行ったのが紫電改。
  4. 自動空戦フラップはアナログコンピューターを使っているわけではなく、ただの水銀スイッチ。
  5. 機体強度はこの時代の戦闘機としては最低水準。急降下で逃げたり横滑りさせるとやばい。
  6. 源田実が航空幕僚長をやってたおかげで傑作機になれた。
    • が、こいつがいなければそもそも零戦の強化や烈風の開発が順調に進んで、そもそも紫電改が表舞台に立つ必要はなかった。
    • 源田は戦中「ここはうんと軽くて運動性がいいのを」とか言っておきながら、戦後は直線番長のF-104をマンセーしてる。なんなのこの人…。
      • 単純に何十年もたって考え方も変わっただけだろう、F-104の時代になって軽さと運動性求めてたらそっちが問題だよ。
        • F-16を知らんのか。
          • F-104からF-16は紫電改からF-104以上の時が流れているのを知らんのか?
    • 航空幕僚長なんて海軍の官制には無い。戦後の自衛隊のものだ。それのおかげで傑作機って?
  7. 剣部隊(343航空隊)が有名。
    • 海軍のエースをできるだけかき集め、海軍の戦闘機の中で優秀な当機を使用した隊。日本の第44戦闘団といえる。
      • 整備員も精鋭ぞろいだった気が。
        • とはいえ、実際にエースといえたのは各編隊長クラスで新兵も少なくなかった。
    • 松山空港では紫電改グッズが売ってる。こんな駄作機にすがらなくてはならないとは、地方も必死だ。
      • 紫電改は駄作機ちゃう。F6Fに似ているのは改でも相変わらずだけど。
        • そもそもお土産グッズに駄作機だからダメとか言う神経がおかしい。
    • 初陣で爆撃任務中のF4Uに奇襲を仕掛けて大勝利。その後はよくて引き分け、トータルでは負け越している。
  8. 太平洋戦争中の日本陸海軍戦闘機の中では、燃料タンクなどに徹底した防弾装備が施されていた。
    • 「海軍戦闘機の中では」が正しいかな。全般の噂と陸軍機の節を読んでもらえれば解かる通り、陸軍は海軍より5年早く防弾の研究始めてるんだよね。
      • お前か、軍事ネタと見れば日本海軍はクソだ陸軍はまともだと書き散らしている空気読まないヤカラは。
        • そのリンクの貼り方じゃどうやっても陸軍のほうがまともにしか見えないじゃないか。
          • と、言うかある意味海軍の方が先見性がある。自機の搭載するエリコン20ミリに対する防弾をすると襲撃機なみの運動性になるので防弾を放棄した。今のジェット戦闘機と同じ。米軍がブローニング12.7ミリなのが悲劇の原因。
            • ジェット世代でも東側も含めて搭乗員の生存性を放棄した機体は無ぇよ。タンクが防弾じゃなくなったのはガソリンに比べてジェット燃料は引火しにくいので重要じゃなくなったというのもある。大体陸軍には装甲板が空飛んでるような構造なのに戦闘機並みの機動力をもつ九九式襲撃機があったじゃねーか。
  9. 有名だが、『機動戦士ガンダム』のカイ・シデンの元ネタである。
  10. 養毛剤の名前になった。

雷電

  1. 零戦の後継機らしい。
    • 日本の兵士達からの評判は悪かったらしいがアメリカの兵士達からは、乗り心地が良いと言われた。
    • 一応、局地戦闘機(迎撃機)だったが高高度での迎撃は、不可能に近いらしい。
      • 不可能では無かった。まあ、零戦に比べたらまだマシ。
        • マシどころか、マリアナから東京を空襲に向かったB-29が厚木の雷電に襲い掛かられてバタバタッと落とされることは良くあった。
          • B-29のクルーがこの恐怖から解放されるのは、ルメイの無差別爆撃で雷電を飛ばすことが困難になってから。
            • また、B-29のクルーが一番気味悪がってたのは厚木の雷電らしい。
  2. 一部の機には排気タービンが搭載されているが不安定な為、なかなか、B-29を落とすことが出来ない。
    • 排気タービン積んだのは試作型だけ。設計ほどには過給してくれず。 しかもソレが重すぎて、従来型より上昇性能が悪い。
  3. 日本版P-47サンダーボルト。
    • アメリカでは何気に人気機種。
      • アメリカ人だけに、グラマーな機体が好きなんじゃね?
  4. 雷電でムスタングを二機撃墜すると言う離れ技をやった少尉がいる。
    • 赤松貞明少尉。後期の数少ないエースで零戦でもF6FやP-51を撃墜している。
      • この人はもはや超人なので…。 
        • っつーか、日本人は某大佐の事を超人・生軍神扱いしてるけど、日本人にも無体なの多いんだよな。なんつっても日本機はドイツ機の倍の距離飛べても「アシが短い」って言われる世界だから。
          • ヨーロッパと太平洋では地形が全然違うんだから、飛行機に求められる性能が違うのは当たり前。決して日本機だけが突出してすぐれていたわけではない。(日本軍信者には認められないでしょうが)
            • 上の方にも書いたが、アメリカが太平洋向けに作った戦闘機は北アフリカからヨーロッパから大活躍でしたが。
              • いや、それはサンダーボルトやらコルセアやらのことでしょう。あれは戦後も使われた機体だからしょうがないのです。私が言いたいのは、そもそも求められる性能が違うのに、単純な性能のみを比較して●●の機体は●●の機体より優れているだの、劣っているだの言うのは少し違うということです。
              • 戦争というのは広い草原の中でヨーイ、ドンという合図とともに始まるわけではないのです。
                • つうか、ワイルドキャットの事なんだけど……
  5. 意外にも敵のパイロットからは「日本で一番速い戦闘機」と言われることが多い。
    • 最低速度(離着陸速度)が最も速い戦闘機では?
  6. 他の日本軍機と比べて、重火力。11型は零戦と変わらなかったが21型では紫電改と同じ20mm4丁。さらに厚木の一部機体には斜め銃を取り付けて、20mm6丁というゲテモノぶり。
    • 残念ながら4挺のうち2挺は99式1号銃である。
      • ただ、雷電の1号銃が当たらなかったという評価はあまり無い。零戦の1号銃の精度が低かったのは、初期型の零戦の翼の脆弱性のために、空戦時のGや射撃の反動で取り付け部が撓んでしまうというのも原因だったらしい。
  7. プロペラ直後を絞るのはあまり効果が無いらしい。二式単戦やFw190みたいな形の方が良かったかも。
  8. メタルギアに出てくる人物では無い。
    • 「今すぐ電源を切るんだ!」
  9. 男塾の塾生でもない。
    • 「何?知っているのか雷電~!?」
      • 「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」
  10. ジオンの赤い人とはちょっと関係がある。
    • 「そう、俺が赤い彗星……じゃねぇ!」
  11. 最低速度が速かったことと下方視界が悪かったせいで、古参パイロットには余り受けがよくなく、若いパイロットのほうがうまく対応して乗りこなしてたんだとか。

疾風

  1. 日本機の中で珍しく、防弾性に優れている。
    • しかし、F6Fには敵わなかったらしい。
      • F6F? ムスタングじゃなくて?
        • しかし、日本軍機の中でムスタングと互角に戦えるのは当機くらい
          • 互角とは言えないが紫電改、五式戦もなかなかの戦果を挙げた。
    • 実は、陸軍が海軍の零戦をインスパイヤして作った戦闘機が当機。
      • インスパイヤと言うより、中島飛行機の保守的な技術が生かされている
        • 零戦の雰囲気なんてどこにも無い…。純中島式。
          • 実は零戦の方が中島の97戦をパクってる。
            • でも97戦もキ33(96艦戦の陸軍版)をパクってる。
              • 陸軍が九六艦戦を欲しがったのは事実だけど、九七戦との設計上の共通点なんてほとんど無いんですが。
  2. 実戦投入された旧日本軍の中で一番速い。
    • 最高速度680km/h超。ただし、アメリカ製のハイオクガソリン、アメリカ製のエンジンオイル、アメリカ製の点火プラグ、アメリカ製の電気ケーブルを使ったときの記録。
      • なので実際に日本軍が運用して出せたのは630km/h弱。
    • 最速は「戦闘機」という限定がつく。
    • ちなみに陸軍の87オクタンは確かに低質だが海軍は92オクタンで当時としては割合贅沢。なお、現在日本のJIS規格における自動車用レギュラーガソリンは85オクタン以上、無鉛プレミアムガソリンは95オクタン以上。
      • 回転数の変動が激しい自動車の方がよほど高オクタンガソリンを必要とするが、現在は自動車用有鉛ガソリンでの公道走行は禁止されている為、自動車用のガソリンは100オクタン以下である。
  3. 日本軍最優秀戦闘機。
    • まともに動けばね。
      • 最初の100機くらいはまともに動く。
        • 入念に整備を施し稼働率常時87%以上を保った部隊もあったとか。日本とアメリカの差は機体の性能ではなく運用体制の差だったと言う事。
  4. 意図的に操縦桿を重くして無茶な機動をさせない設計思想の為、実は乗り味の評判はよくない。
  5. 大東亜決戦機として多数生産されたが、各地方に少数ずつ配備したため整備力不足で稼動しない、期待とパイロットの数が合わないなどのトラブルが多発。
    • 出来るだけ集中配備して稼働率を高めた紫電改との決定的な差かもしれない。
      • 紫電改は戦略的にほとんど意味のない任務に終始しただけ。沖縄戦では戦闘行動半径の問題で出撃すらできなかった。
        • 戦術的に意味があれば意味があったってことなんじゃないのか?紫電改にそれを言ったら疾風は戦略的にも戦術的にもほとんど意味のあることが出来なかったことになるぞ?

桜花

  1. 1200キロの爆弾を装備させた人間爆弾。あたれば、戦艦を一撃で撃沈させられる。使用する際は一式陸攻に装備して空中で切り離す。
    • しかも、ロケットエンジン。やろうと思えば音速を超えることも可能。母機は、元々銀河だった。
      • 音速はとても無理だった。漫画のようにロケットをいっぺんに点火することは不可能だったそうだ。
        • 投下後ロケット点火で数秒だけ加速、そんで滑空して特攻するモノ。遅過ぎてポンポコ撃ち落とされたって話だぞ?
          • 水平飛行の最高速度は6~700k、実際は降下しながらなので800kぐらいではないかといわれている。
        • 母機は当初から一式陸攻。しかし下記の用に母機もろとも撃ち落される事が多かったためより高性能な銀河を母機とする型が計画された。
        • 靖国で実物見れば解るけど、昔のテレビのチャンネルみたいなので、点火ロケットを選択し、点火ボタンを押す。同時に1本しか点火できないがそこはそれ。
    • しかし、目標に達する前にアメリカの戦闘機に母機(一式陸攻)もろとも撃ち落とされ、桜花により撃沈された船は無い。
      • 駆逐艦1隻沈めてますよ。あと貫通してから爆発したものもあるとか。
        • たった一隻じゃないか。損害と戦果の割合が大きすぎる。最も特攻自体(ry
          • たった一隻、ですか。「桜花により撃沈された船は無い」は誤り、ということが言いたかったんですがね。といっても出撃10回で400人以上の戦死者を出しておいて、結果が撃沈1、損傷数隻では確かに犠牲には見合わない戦果であった。
  2. でも、ザ・コックピットの「音速雷撃隊」では、戦艦に命中し、その戦艦は沈んでいった。当ったときの威力は捨てがたい。
    • 空母じゃなかった?
      • 昔見た記憶だが、たぶん週刊護衛空母かと。少なくとも戦艦ではない。
    • しかしな、あれ昭和20年8月6日の話なんだよ・・・・・・。
  3. 桜花で特攻するよりも零戦や一式戦闘機で特攻したほうが死亡者数を減らせるのでは?まあ、威力は桜花の方が高いけど。
  4. 連合国が付けたコードネームはBAKA。これについてはまったく同意する。
    • 搭乗員は真剣だったのだろうが、事前検討や訓練の段階で破綻は明らかであるにもかかわらず、実戦投入を強行した上層部は馬鹿呼ばわりされても仕方がないと思う。
      • 確かに部下に「死ね!」と言っておきながら、自分たちは安全圏にいる上官はまったく呆れるほどバカ。自分だったら部下に死ね呼ばわりするくらいなら自分で特攻して死ねって思う。
        • そういうことを言っているのではない。必要なら命をかけろと命令するのが軍隊だが、それは状況を冷徹に判断して行うこと。上官としての義務を放棄した者を馬鹿と言っている。
        • 一方で通常夜間攻撃で戦果をあげ続けた部隊も存在するのだが、そこの隊長は斜銃馬鹿だったりする。
    • 連合国の連中にしてみれば特攻なんてあまりにもバカバカしいやり方だったこともあるが、高射砲をガンガン撃ちまくってもお構い無しに体当たりを仕掛けてくる特攻隊に前線の水兵たちは戦々恐々となっていたため、士気を上げる目的で嘲笑するかのようなネーミングがなされた。
      • 確かにザ・コックピットを見た時、桜花が敵空母に突撃するとき、洋巡艦等からの対空砲が後方で炸裂してた。
        • いやお構い無しって言うのはそこじゃなくて、アリの這い出る隙間も無いほど撃ちまくって大半が撃墜されてるにもかかわらずなお体当たりを仕掛けてきて、しかもそれが毎日続くんですよ。中にはションベン漏らしたヤツがいるとかいないないとか。そんな中ついに特攻専用兵器まで繰り出してきたから baka bomb なんていうコードネームがつけられたわけで。
          • 話題がだんだん桜花じゃなくて、特攻の話になってきたような。
          • コードネームの件では避けられないことなんで勘弁してください…
  5. 以外に零戦と同じく、桜花のバリエーションは多いが実線投入されたのは11型だけ。
  6. ここでは指揮官の心構えや覚悟じゃなくて「戦闘機/第二次世界大戦中」について語っていただきたいものだw
  7. 試作品には地上発射型、潜水艦発射型がある。すべて運用してればソ連のミサイル飽和攻撃作戦もびっくりなことに
    • ソ連もびっくりの集団自殺ってか?w
  8. ってか炸薬量1200kgって事はまんま大和型の砲弾だったのか?
    • 専用の弾頭だよ。ご丁寧に信管五個も付いてやがる。
    • 対戦艦用の46cm弾は1460kgあるが、炸薬は35kgしか入っていない。

震電

  1. エンテ式(後ろにプロペラ)の局地戦闘機(迎撃機)。実用高度12000メートルで試作機一機しか存在しなかった。
    • この機があったら、B-29の本土爆撃を食い止められたかもしれない。
    • たしか、保存機があったような
      • アメリカのスミソニアン航空博物館に分解された状態で保存されている。
    • 実用高度12000メートル、最高時速750キロ、どちらも机上の計画で終わってしまった。
    • エンテ型ってのは前翼がある機体のことな。後ろにプロペラがあるって言いたいのなら推進式。
    • とある模型店でWWII機と一緒に展示されていたが、プロペラ位置が他の機体と同じになるように……つまり尻を前に向けて並べられていた。知らなきゃそうなるわなぁ……。
  2. 同型機にアメリカ軍のP-55がある。
    • そのアメリカでさえ、XP-55を実線投入できなかった。
    • イギリスもM.35リベルラを完成させた。ただしもの凄くカッコ悪い。
    • 3機の中で一番洗練された設計を持つ機体だとか。
      • 失敗作に洗練もクソもあるか
        • こいつに関しては失敗作ではなくただただ時間が足りなかった。なんせ初飛行が終戦の一ヶ月前だ。
  3. よく、架空戦記では架空機のモデルにされることが多い。
    • 「スカイ・クロラ」には、無残に変わり果てた震電が登場している。
    • 「スカイ・クロラ」の奴はドイツのFw190Dを逆さにしたやつじゃなかったけ?
  4. 計画最高時速750キロ。この時点で反則な戦闘機。
  5. 本機のデザインは日本軍というよりドイツ軍の試作機と言われた方が納得できる気がする。
  6. 1回しか飛ばなかったために結局真の性能は謎のまま。
    • エンジン全開でもないのにトルクが強く、当て舵をしないとまっすぐ飛べなかった。
  7. 離陸で尻餅をつくため、途中でちっこい補助輪が付いた。
    • マトモな飛行機として完成するにはあと数ヶ月必要だっただろう。
      • いや、この形式は根本的に無理らしい。
  8. 戦後直後にアメリカの将校が「震電はどこか」と真っ先に聞いてきた。一応興味はあったらしい。

隼(一式戦闘機)

  1. 疾風と同じく、陸軍が海軍の零戦をコピーした機。
    • 性能は、零戦と同じかそれ以下
      • でも、上昇力、加速力は零戦よりも当機のほうが上
    • コピーでもなんでもない。と、いうかどこを見ればそんな結論になるのか?
    • 試作機の完成はキ-43の方が先だから、明らかにガセ。逆に12試艦戦の試作機は、キ-43の試作機が完成してからモックアップ審査を受けている。怪しい・・・
    • そもそも隼と零戦は設計コンセプトからして違う。見た目は似ていることは事実だが、どっちがどっちをコピーしたというのは考えにくい。
  2. 零戦と同じく防御力が低い。
    • その性能の悪さから一式戦闘機に残された道は特攻しかなかった。
    • 後期型は防御使用だし、ムスタングを落しているよ
      • 防弾は最初から想定していた。陸軍機は九七式の途中から全部防弾仕様。ブローニングM2(12.7mm)程度なら不意打ちぐらいは堪えられる。これ重要。
        • 始めから燃料タンクに防弾ゴム、巻いてあったんだよね。
        • P-51の奇襲に耐える事もしばしば。
        • 陸軍は12.7ミリを導入予定だったんで防弾を想定できた。海軍は20ミリが世界の趨勢になると読んだんで防弾を放棄した。問題はアメリカが12.7ミリを主用してしまった点。
          • でも実際問題、この当時の20ミリじゃ米軍機相手に力不足でしたよね……
  3. タイ軍でも使用された。
  4. 加藤建夫率いる飛行第64戦隊で有名。
    • 映画にもなった。
  5. 零戦のコピーじゃない。まったくの別設計。
    • と言うより、計画が零戦よりも前。
  6. 武装も貧弱。機首両側にしか機銃を装備できない。
    • まぁ零戦が対戦闘機で7.7㎜しか使えなかったのに比べれば幾分マシかと。
    • 20mm砲はプロペラ内部から撃てないので翼につけただけ、プロペラ軸近くに設置した方が命中率は良い。
      • 航空機用20mm砲でプロペラ同調装置を持っていたのはドイツのMG151/20と日本のホー5だけ。ただホ-5は弾等重量80gと20mm砲にしてはだいぶ小さい(参考:九九式二号FFLで128g)。
      • 隼III型にホ-5を搭載する計画もあったがボツになったらしい。
    • 爆弾搭載量は隼の方が多く、250kgを2発も積めた。
    • 主翼内部に構造材が3本通っているため翼内機銃は搭載不可。
      • 翼の下にぶら下げるガンポッドも計画されたが、飛行性能が低下するためボツに。
    • コンセプトが「徹底的に対戦闘機戦闘」だったため。対大型機も考えた零戦は20ミリを積み、隼は主翼を頑丈にして機体強度を求めた。
  7. 1943年の時点で「P-38に翻弄され、もはや一式戦の時代に非ず」と嘆く軍人がいたらしい。
    • 初戦のように相手を格闘戦に引き込むのが難しくなったからね。
    • そういや南郷さんはその発言の後にP-38を落としてなかったっけ?
  8. 大戦中期を過ぎた頃には機体の長所を最大限に活かせるベテランパイロットでなければまともに戦えなかったらしい。
  9. 乗員の保護、という点では零戦よりは考えていた。「被弾し、発火した時の事を考慮して」胴体内に燃料タンクを設置しなかった。
    • 零戦の胴体タンクはエンジンの後ろ側に小さいのがあるのだが、栄一二型から二一型への換装によってスペースが圧迫され何の為にあるのかわからない生産性を阻害するだけの存在になっていた。
  10. 隼三型ではムスタングを圧倒できると豪語したパイロットもいた。
    • 逆に連合軍ではP-51やスピットファイアMk.XIであっても隼と格闘戦は厳禁とされていた。
      • つまり、それだけ陸軍には腕のいいパイロットが残っていたのである。そこまでの経緯も違うだろうが、やはり一番大きいのは、零戦と隼(を含めた陸軍戦闘機全般)の決定的な差、つまり防弾の有無だろう。最初はヘボでも出撃を繰り返せばベテランだ。
        • どっちかと言うと撃墜された後帰ってこれるかどうかと言うのもあるのではなかろうか。海軍ではパイロット救出はあんまり考えてなかったし、海だったし。陸だったら歩いて帰還できる。ルーデル閣下だって徒歩で帰還したんだから。
      • スピットファイアMk.XIって何ですか?あんなもの太平洋戦線に存在しない。後期南方戦線に存在した新鋭スピットはMk.VIIIとMk.XIV。
  11. 隼二型でB-29に火を吹かせた豪の者もいる。
  12. 加速性能が良かったためP-47やP-51といった米英の新鋭機にも劣らず、低空においてP-47が急加速した一式戦に引き離された、という事例も報告されている。
    • 三型になると零戦より防弾・上昇力・運動性が優越した機体になり、米軍から「零戦よりも手強く油断のならない機体」と評価された。ただ火力が不足・・・
    • 二型の時点で米軍のM2ブローニング.050cal(12.7mm)ではやや力不足だった。これは同時期の陸軍機全般に言える。
    • そもそも陸軍は三式戦、四式戦と隼・鍾馗の後継機をちゃんと開発させている。米軍だってF4F(性格にはゼネラルモータースFMだけど)を終戦間際まで生産している。
  13. 名パイロット檜與平氏は有名だよね。生前のお言葉。
    • この動画の一番最後の部分、ホントに防弾がどれだけ重要か証明してるよなぁ……

烈風

  1. 零戦の本当の後継機。艦上戦闘機でもある。
    • 性能がよく最高時速624キロ、高度6000メートルまで6分5秒と良いが航続距離が零戦より短い。
  2. 量産機が名古屋港沖に捨てられたがそこに防波堤が築かれてしまい、現存機は無い。
  3. 「零戦なみの格闘戦性能・F6F並みの速度性能・発動機は誉を使用すべし」という、日本海軍上層部からの無茶な要求を突きつけられて開発せざるを得なかったので、開発が大幅に遅れてしまった。エンジンはのちに換装した。
    • そもそも開戦後の昭和17年の段階で完成していない(三菱ハ43はもちろん、誉も完成していたとは言い難い)エンジンを頼りに開発やった時点で間違い。
      • 最初からハ43でやってたとしても、どうせ終戦には間に合わない。最初からハ43で設計したキ-83も震電も結局間に合っていない。
        • つうか、烈風や紫電改なんて前面投影面積でかいんだからどうして火星じゃ駄目だったのかと問い詰めたい。
          • 雷電より航続距離が長くて、しかも艦上機で、雷電より高性能になると思うか?
            • 雷電の問題点は相対的に低出力の鍾馗と同程度の性能しかないことなんだが……
            • 火星二五乙:直径1340mm、出力重量比2.43hp/kg。誉二一:直径1180mm、出力重量比2.41hp/kg。R-2800-10:直径1320mm、出力重量比2.00hp/kg。誉が優秀なのは直径が栄とほとんど変らないことであって前面投影面積のでかい機体には意味がないんだよ。
              • 熱弁を奮っておられるようだが、単純に雷電と同じエンジンで、雷電より高性能になるのかを考えて欲しい。
                • 上にも書いたが、1680hpのエンジン使って1040hpの鍾馗Ⅰ型と同程度の性能しかない雷電がおかしいんだよ。
  4. よく架空戦記に末期の決戦機として登場するけど、FH-1の存在とか考えてないよね。
    • そもそもF8F相手に末期の搭乗員がショボボンな状態で優位に立てるはずがない。マグドネルFHは、実用化までもう少し手間取るだろ。
      • ジェット機を運用する為には空母にガソリンの他にジェット燃料のタンクを備える必要がある為。
        • しかも甲板を換装しないと焦げる。
        • そしてこの時期のジェットがどれだけ戦闘機に優位だったかはわからん。爆撃機をピンポイントで片付けて撤収するのがジェット機の役目であり重戦闘機の延長線上である(双発の連中)。FH-1程度だと有利になるのだろうか。
  5. 17試艦戦の要求仕様が1680hpのエンジンで実現できたら神業だねこりゃ(笑)
    • P-51なんか1500hpもありませんが
      • 1490hpで戦闘緊急出力が1720hp…。それで703km/h-7620m、16.3m/s神業だなぁ。
  6. 翼面荷重について設計チームと海軍で意見が対立。旋回半径より旋回率(°/sec)が重要だとは思わなかったのだろうか……。
  7. テストパイロットの言によると最初のテスト飛行時、零戦21型並の旋回性能と600k以上の高速を発揮したが機体上量が重く、上昇率は零戦以下だったとか。
  8. というわけでゲームだ何だの評価では「F6F,P-51と互角以上、F8Fには劣勢」と言う立ち位置にくることが多い。

秋水

  1. 陸軍と海軍が協力して開発した局地戦闘機。
  2. しかし、飛行時間がたったの4分のため、空戦が終了したら、滑空して基地に戻るらしい。
  3. ロケットエンジン搭載。ドイツから設計図を貰うはずだったが届かなかったため自前で開発するハメに。
    • Me-163の設計図を機密の為に二隻の潜水艦で二つに分けて運んだら一方が撃沈されたために片割れの設計図で何とかしなければならなかった。
    • ロケットエンジンの燃焼室を溶接で作る技術が日本になかったため、金属の塊から削り出して作ったらしい。こういう職人芸ならあったわけだ。
    • エンジンの陸軍名称は「特呂二号」、海軍名称は「KR-10」という。
      • これは、陸軍は「特殊ロケット」の、海軍は「くすり(薬)ロケット」の略。どっちもセンスねえ……。
        • 漢字を織り交ぜることによって米英軍にその名称の意味を理解できにくくする意図もあったとか。
  4. 高速化対応のため水平尾翼が無い。
  5. 使用する燃料が金属を腐食させるため、燃料ビンは瀬戸物で作られた。有田瀬戸常滑信楽など、日本各地の生産地が駆り出された。
    • 試験飛行中に漏れた燃料でパイロットが溶けたという噂は本当なのか?
  6. 戦中の日本らしからぬデザイン。
  7. 運用部隊の司令が新興宗教に凝っていて、お告げを元に指揮を執ったり、部下にホーリーネームを付けさせたりしていた。ついたあだ名が「神様部隊」
    • 秋水の初飛行の日取りもお告げで決まったらしい。

爆撃機へ。

橘花

  1. ジェットエンジン搭載の特別攻撃機。
  2. 搭載してたエンジン「ネ-20」の不調で実用化にはならなかった。
  3. ムスタングよりスピードが遅い。
    • ジェットだからね(意味深)

五式戦闘機

  1. 四式戦の後継機。
  2. 三式戦「飛燕」の液冷エンジンを空冷に変えただけだが空冷エンジンにした方が性能的によかった。
  3. 液冷エンジンの生産が進まず「首無し」の飛燕が大量にあったため、これも余っていた空冷エンジンを無理やり搭載。
    • そのわりに性能の低下がそれほどなかったので陸軍大喜び。
    • 空冷エンジンの搭載方法は、ドイツのFw190を参考にした。
      • 発動機と機体の段差を排気の層で埋めた。なかなかの妙案だと思う。
  4. 「奇跡の高性能機」として、本土防空に投入された。
    • パイロットの腕にもよるが、ヘルキャットやマスタングにも対抗できたという。
    • 奇跡という程でもない。空冷1500馬力級の戦闘機としては鈍足の部類。
      • 「水平速度がすべて、そう思い込んでいた時期が私にもありました」byロベルト・メッサー、米海軍、その他大勢。
    • 旋回速度ではP-51Dに劣るらしい。まぁどの高度で比較したのか知らんけど、低空なら五式が上と信じたい……。
      • 投入時期から考えると高高度っぽい。P51は低空格闘戦をもっとも苦手とする機体だったりする。
  5. 性能的には三式戦「飛燕」より劣るのは事実。ただし信頼性は格段に上。武器は信頼性が第一なのは銃のAK-47シリーズが証明している。
    • もしかしたら3年早く実用化していたかもしれない機体。
      • その頃の金星は離昇1200馬力の金星5xなんで無理。時系列を良く並べて考えてみ。
    • 三式戦に劣るのは実は水平最大速度で、マッハ以前のレシプロ戦闘機ではそれほど重要ではなかったりする。
      • エンジンが軽くなったおかげでそれ以外のスペックはおおむね上がっている。
  6. 水平速度は三式戦2型より遅く、三式戦1型甲~丙と同程度、三式戦1型丁よりは速い。
  7. その他、急降下加速性能:三式>五式 上昇力:三式<<五式 運動性能:三式<五式 等。
  8. 急降下で800キロを出せる日本機、三式戦より300キロも減量したから縦の運動性は変態だったらしい
  9. 現存機は英国にいる。終戦後テストで不時着したためプロペラなど一部部品は他の機種のもの。
    • 英国到着時には「隼」と記録され、復元する際「ちげーよこれは鍾馗だ」と訂正される。今は疾風だよ。

屠竜

  1. 37ミリ機関砲が素敵な夜間戦闘機。
  2. 「双発の屠龍萌え」と叫ぶ奴ここに一人。
    • 否、ここにもまだ居りますぞ!!
  3. 第一次世界大戦後発生した双発重戦ブームは瞬く間に世界へと波及した。無論、日本も例外では無い。
  4. 北九州ではB-29相手に奮闘。26機撃墜の猛者も居る。

飛燕(三式戦闘機)

  1. 和製メッサーシュミット。シルエットの美しさなら日本戦闘機随一。
  2. まともに動けば良い戦闘機だったのだが・・・。
    • 日本の戦闘機全般に言える。
      • 特に液冷エンジンの分野で弱かったし・・・
        • 液冷エンジンと言うよりは……
          • まず選んだエンジンが間違い。DB601は過剰に繊細に出来ていて、ドイツでもDBは政府と軍部が搭載機をかなり絞っていた。
            • クランクシャフト支持のローラーベアリングは意味がなかったとさえ言われる(普通はオイルメタルによるプレーンベアリング。現代でも、ここにローラーベアリング、ボールベアリングを使うエンジンはない)。
          • 陸軍のニッケル使用制限に対し、川崎が生産数確保の為代用資材でそのまんま生産したのも原因。
            • 海軍の熱田は愛知がクランクシャフトを始めとする部品の焼付時間を超長時間化して対応した。その為熱田は不良品の発生率は空冷とほとんど変わらなかった。
          • そもそも、空冷では過給器周りを除けば米英と対等、部分的には進んでいた面さえあるのに、液冷というだけでメッタメタなのはどう考えてもおかしい。
            • 当時のドイツ製品は、アメリカでさえコピー生産を投げ出す代物が多かった。現代の日本製品みたいなもの。
  3. 本来なら1型は少数生産で、速やかに馬力向上強化した2型に移行する計画だったのだが、周知の通り計画は失敗。非力なエンジンのままで戦い続ける羽目になった。
  4. よく見ると風防の形が変わっている。
  5. 何を言われようと行き着く結論は「川崎だから」
    • 否。土居技師は生産性を良く考える人で、航空技術者としては堀越氏の対岸に位置する人だった。飛燕も相当生産性にこだわった設計をしていた。だからこそエンジン供給が追いつかなくなり首なし機が工場に溢れる羽目になったのである。
      • つまり、陸軍がDB601なんぞ選ばなきゃ良かっただけのことである。
      • 主翼の構造は複雑で、生産性がいいなんてお世辞にも言えない。
        • 比較論比較論。堀越機とか彗星とかの惨状見てみろっての。概ねああいう考え方で作られてた日本機の中では土井設計は異質だったんだってば。
        • 一般に構造が複雑になると工数が増えるのは確かだが、実際の作業において組立の容易なるかとは必ずしもその関係ではなかったりする。
          • 川崎は工場の写真も多く残っていて、アメリカ張りの流れ作業で生産していたことがわかる。
  6. 冷却水のラジエターとオイルクーラーを同居させるなど、本家ドイツでもやってないような技術的背伸びが見られる。
  7. 重爆のエスコートをしようとしたが、増槽つけたら重爆の上昇速度について行けなくなったという伝説の持ち主。
  8. 連合軍のパイロットからの評価は意外と低かった。
    • TAICの評価「P-51に比べてあらゆる面で劣る」
    • 低翼面荷重を意識した軽戦と高翼面荷重を意識した重戦の中間であるため中戦と呼ばれた。文字通り中途半端な機体だったらしい。
  9. 川崎重工と役人のつながりがなければ、とっくに没になっていた。

二式単座戦闘機(鍾馗)

  1. 地味だが日本最優秀迎撃機
    • 上昇力は日本軍機最強。5000mまではP-51をも凌ぐ4分20秒、通常出力で8000mまで8分台!
      • 水メタノール噴射と推力式単排気管を付けて使い方を間違っていなければ高高度のB29なんて・・・
        • 推力式単排気管だけの簡単な改修で10~20km/hは向上したのにねぇ
  2. ゲテモノ40㎜砲を搭載できる。
  3. ご多分に漏れず、エンジンの信頼性が低い。
    • そんな事より、初期型で筒型照準器を使ってたことの方が…。
      • 大戦末期まで筒型を使ってた機もあったらしいね。重戦の操縦に慣れれば間違いなく強力な機体だったのに・・・ 旧軍の先見性の無さは…
        • だってチハたんを終戦まで運用していた国だもん。しょうがないよ。
  4. B-29のクルーが、厚木の雷電に気を取られていると、立川から上がってきた鍾馗に襲い掛かられてバタバタッと落とされることがこれまたよくあった。
  5. テスト飛行したドイツ軍人いわく「日本のパイロットが全員この機体を乗りこなせるようになれば日本空軍は最強になるだろう」
    • 「操縦の難しさを皮肉った」とも「性能を賞賛した」とも。ただ戦後米軍のレポートには特に操縦が難しいというのは無かったらしく、後者と考えて良いだろう。

試作戦闘機閃電

  1. 試作機だが連合軍のコードネームがある。
  2. 日本機にしては変わった形状。
    • サーブJ21が実用化してるので、一応飛ぶ形ではある。
      • この形式に速度上の利点がないことはJ21が証明してくれた。

夜間戦闘機月光

  1. こち亀でもお馴染み。
    • あのコンビ、格好はアレだが特殊刑事の中で一番マトモに仕事してるんじゃなかろーか。
      • いや、どう見ても鳩ポッポ刑事が一番仕事をしている。
    • こち亀の月光は斜銃が装備されていないのは大人の事情。
      • 大人の事情も何も、警察用で主な任務は地上の被疑者の追跡なんだから、フツー取り外すと思うが……マスタング刑事のはついてたんだっけ?
        • いえ、月光刑事の月光には斜銃の変わりに前方機銃が取り付けてあるのです。アニメスペシャルでたまに両津に向けて撃ちまくったりします。
          • アニメでの初登場時は装備してました。
  2. 現地でこうしたらどうだ?と勝手に(一応許可は取った上で)改修された機体が制式化された珍しい例
  3. 一部の戦線ではB-17狩りまくって米軍の作戦を中止に追い込んだが、その一方でこいつのおかげで雷電や零戦に斜銃を装備するという魔改造が流行した。
  4. たぶんB-29に対して一番戦果をあげた日本機。
    • 違う

水上戦闘機強風

  1. 水上機としては性能が良い。
    • 存在感はそよ風程度だけどね……orz

九七式戦闘機

  1. たまに九六艦戦とごっちゃになる。
    • 某STGでもこれを九六艦戦と間違えて艦載機として使っちゃう人が大勢いる。
  2. 某漫画曰く落としも落とされもしないそうな。旋回性能は良いけど豆鉄砲だからなぁ。
  3. 実は後継機の隼の初期タイプはこれより性能が悪いとの噂が・・・。
    • 旋回性能だけはね。陸軍の人がイタリア脳になってたんだろう。

九六式艦上戦闘機

  1. たまに九七式戦とごっちゃになる。
    • この不思議な現象は、隼と零戦、雷電と二式戦にも現れましたとさ。
  2. 初期の零戦のエースの大半がこれで育った。
  3. いちどこれのエースパイロットが民国空軍のI-16を落としまくったら、いくら制空戦闘をしても敵機が出てこないという現象が起きた。
    • 敵機が出てこないと暇でしょうがないので、民国側の飛行場に着陸して地上から総射までする。まあエースしかしなかったけど。(それ以外のパイロットは確か上空で待機していた)
    • 民国はP-40で対抗するけど間もなく零戦17型登場。中国人涙目。
      • ただ、P-40のブローニング機銃には九六艦戦も零戦も泣かされたようだ。もちろんこの時の教訓は生かされないまま米軍と戦争。
        • もっとも、旧式機だと思ってナメてかかった米軍機をこの機はよく落とした。