ロシアの鉄道
2008年9月30日 (火) 16:47時点における202.214.46.2 (トーク)による版 (尻馬のりバカ (会話) の編集 ( 508995 版 ) を取り消し 議論を前に変更はフェアではありませんよ)
- 金正日が特別列車でモスクワ訪問した。往復や訪問を含めて24日もかかった。
- そのためシベリア鉄道はダイヤ変更や運休。将軍の飛行機嫌いによってロシア人が大迷惑。だれも彼を歓迎しなかった
- 一方中国では将軍の訪問を隠している。
- 将軍様はロシアの庶民の生活を堪能したかったらしい。
- ロシア人は将軍様を『共産主義の亡霊』と揶揄していた。国際社会はこの紀行を‘ギネスブック’に載りそうだと皮肉った。
- 航空嫌いだから。あれで専用列車が有名になった。世界一の豪華列車とも噂される…
- お召し列車同様、先走り列車を走らせる念の入れよう。しかしダイヤが乱れるのでロシア人から顰蹙を買った。
- 国内の鉄道はボロボロなのにここだけ立派。
- 世界一長い鉄道(全長:9,297km)としても有名である。第二シベリア鉄道(バイカル・アムール鉄道、バム鉄道)もある。
- 1929年に始まった電化工事は2002年に全線で完成。
- 大幹線である為に線路整備が非常によい。
- しかし北朝鮮やモンゴルは線路整備が老朽化している。
- 建設は囚人やイタリア人の捕虜も使っていた。
- 蚊やトラが危険だったらしい。
- あまりにも広いロシアを走るために文化や人種もまったく違う国(モンゴル、中国、北朝鮮)にもつながっている。
- そのためこれらの国との国境に入ると風景も西洋風から東洋風にがらりと変わる。
- シベリア鉄道は右側通行、中国・北朝鮮鉄道は左側通行なので国際列車に乗ればその違いがわかる。
- 車内ではアジア人に横柄な態度を取るロシア人もいるので注意。マナーが悪いと怒鳴られる。
- 軌間は1520mmであり1435mmの標準軌よりも広い。
- 旧ソ連の国やモンゴルはロシアと同じだが他のヨーロッパ、中国と北朝鮮は標準軌なので直通列車は台車を交換。
- 台車交換の時間は6時間くらいかかる。なんという時間のロス!!
- 実はそれが狙い。ナポレオン戦争の時の教訓(?)で、わざと軌間をヨーロッパと統一しなかったんだとか。
- アメリカに広軌論者がいたからという説も。同じような話はスペインにもあるし。
- モンゴルはソ連に無償で線路を作ってもらったためにレールの幅は同じである。
- まあモンゴルはロシアが好きで中国が大嫌いだからな・・・・
- バイカル湖付近ではオームリの燻製を売り子が売ってくる。またピロシキやペリメニも売っている。
- 食堂車のメシは高いわりにおいしくないために乗客は駅のホーム売りの方に行く。
- 一週間以上列車に乗るがシャワーがない。さすが元祖共産主義国!!
- まあ新型の国際列車は新しくシャワーができた模様。
- 垂れ流し式トイレである為に停車中の使用は不可能。要注意!!
- 駅に到着40分前でも鍵がかけられる。
- 暖房はなんと石炭!!
- これは遅れているのではなくて万が一の事故の際、極寒のシベリアで暖房機が故障したら生死に関わるためである。
- ちなみに長距離列車のみならず通勤電車でも。
- 世界最長距離列車はモスクワ~ウラジオストクではなくモスクワ~ハサン(ロシア国境)~平壌の列車である。
- モスクワ行き8泊9日、平壌行き9泊10日、走行距離10,214km。
- しかし世界最貧国レベルの北朝鮮の線路整備の悪化が原因で惜しくも打ち切られた。
- その列車は北朝鮮車両で緑色でウラジオストク~モスクワのロシア号に連結する。その列車に金親子のバッチをつけた北朝鮮兵士が乗っている。
- 北京ーモスクワ行きは2種類存在している。
- 1つはウランバートル経由の中国車両で、もう1つは満州里経由のロシア車両である。
- 国際列車の行先票は国旗やその国の建物が描かれている。
- 例えば北京ーモスクワは万里の長城や聖ワシリイ大聖堂が描かれている。
- モンゴル経由だと行先票は中国語・モンゴル語・ロシア語が表記!!
- 英語がないからわかりにくい・・・・・
- 韓国は自国の鉄道とシベリア鉄道の直通運転を願っている。
- しかし北の将軍様がいるためになかなかできない。
- シベリア鉄道の国際列車は西はウクライナ、ベラルーシ、ポーランド、ドイツへ直通運転。東はモンゴル、中国、北朝鮮と直通運転。幅が広すぎ!!
- 世界三位の経済大国ドイツと世界最貧国の北朝鮮からの列車が同じ線路を走るとは・・・・・ギャップの差がありすぎ!!
- ロシアの幹線で象徴と言える鉄道。
- しかし建設してから完成するまで相当もめた。上層部ははじめ全線直通に消極的だったらしい。
- そのため仮設線や貧弱な線路のところが多くあり、日露戦争などでまともに活躍しなかった。
- 起点は正式にはモスクワではない。
- チェリャビンスク。モスクワ発着のロシア号はここを通らない。
- モスクワのロシア号発着駅はモスクワ駅ではない。
- ヤロスラブリ方面へ向かうためヤロスラブリ駅。
- ロシア号はかつては毎日運転だったが、今は隔日しか走らない。
- ソ連の崩壊でこうなってしまった。
- 世界最長列車はいまやロシア号ではない。
- ソ連時代は軍事輸送でにぎわった路線も、崩壊後はボロボロ。
- 列車の削減のほか、盗難が増えたりして貨物輸送機関としての信頼度が低下。
- 皮肉にもソ連時代の方が西側諸国からの委託貨物量が多かった。
- ソ連時代はロシア人の限られた人しかロシア号を全区間乗れなかった。