連続テレビ小説
2017年1月2日 (月) 19:18時点における>Yamatowikiによる版 (→べっぴんさん(16後))
全般
- 公式略称は「朝ドラ」。しかし正式名称の「連続テレビ小説」には「朝」も「ドラ」も含まれていない。
- 公式略称であるというリリースはないが、NHK公式サイトの連続テレビ小説一覧のアドレスがwww9.nhk.or.jp/asadoraだったり、ニュースリリースでもしばしば“朝ドラ”と言っているので公式とみなしていいだろう。
- ついつい「朝の」ってつけてしまう。
- 昔は、夜にも「テレビ小説」があったからね。
- NHK自ら積極的にネタバレする傾向がある。
- 最も典型的かつ確認しやすいのはEPGで、1週間先のあらすじが常に読める状態。
- 東海テレビの昼ドラでは、その日の放送が終わってから翌日のあらすじが読めるようになる。対照的。
- 珍しく「まれ」では一徹(ヒロインの弟)の結婚相手が明かされていなかった。結婚相手が明かされた回の放送後も、EPGでは「結婚相手」とボカしたまま。
- 毎回、放送中にノベライズ版が発売されるので、前半or後半の最終回までの内容を読むことができる。
- ただし「あまちゃん」「ごちそうさん」では代わりにシナリオ集が発売された。
- 「ごちそうさん」にはノベライズもあったりする。
- シナリオ集やノベライズと併せて見ると、カットされてしまった部分が分かって楽しい。
- ただし「あまちゃん」「ごちそうさん」では代わりにシナリオ集が発売された。
- NHK出版が出すガイドブックはかつては1冊だったが、最近の作品は2冊に分けて出されるようになった(ちなみに大河ドラマは前後編+完結編の3冊)。
- 最も典型的かつ確認しやすいのはEPGで、1週間先のあらすじが常に読める状態。
- 総放送時間は大河に匹敵し、放送期間は半年。そのため、撮影は過酷を極めることになる。
- 朝ドラ:15分×150回(25週)~156回(26週)=37時間30分~39時間
- さらにスピンオフ(90分×1回または60分×2回)があることも多い
- 大河:60分×2回(初回、最終回)+45分×48回=38時間
- 朝ドラ:15分×150回(25週)~156回(26週)=37時間30分~39時間
- 何回も再放送されるため正確な視聴率は算出不能らしい。
1960年代の作品
娘と私(61)
- 記念すべき第1作。
- 娘の名前はあるが、「私」の名前は設定されていない。
あかつき(63)
- 原作者の武者小路実篤がカメオ出演していたらしい。
うず潮(64)
- 2015年度現在、大阪局で製作した、唯一の1年間放送作品。
- 東京オリンピックの関係でAKでの製作が困難だったからだと想像される。
- ヒロインは翌年の紅白で紅組司会を担当。これも初のケース。
たまゆら(65)
- 「観光宮崎」を象徴する作品、なので。
- 宮崎市の橘公園に、石碑までありますので。
- 原作者の川端康成がカメオ出演していたらしい。
- 古い作品の中でも特に映像が残っていない。
- NHKに残っているのは撮影風景を収めたフィルムだけだとか。
おはなはん(66)
- ある程度の年齢以上の人はこの作品の人気もかなり強いと思う。
- なんでもとある新聞曰く、連続テレビ小説の心に残るヒロインランキング1位だそうで。
- 同じ名前のお好み焼きがあるみたい。
- 全編通して再放送できる最古の作品。
- といってもそれは特集版の話で、オリジナル版はあまり残ってないみたいなんだけどね・・・・・。
- かつてBSで再放送されたこともある。
- ヒロイン本人が第1話の放送を見る、というシーンで終わっている。
信子とおばあちゃん(69)
- 放送された映像が残っていないとされる作品の一つ。
1970年代の作品
虹(70)
- 映像こそ現存するものの、何話目かは不明。
繭子ひとり(71)
鳩子の海(74)
- 主人公の少女時代を演じた子役のその後に驚いた人は多い。
- 「日本よ日本」
水色の時(75前)
- この作品から朝ドラは半年1シリーズ制になった。
おはようさん(75後)
- 半年1シリーズ制になってからは最初の大阪局制作の作品。
雲のじゅうたん(76前)
- 映像が全話現存する最古の作品。
火の国に(76後)
- ヒロインが造園業の家庭に生まれたということもあり、椿の鉢植えが語り担当。
風見鶏(77後)
- 「マッサン」が放送される30年以上前に国際結婚を扱った作品。
- こちらはヒロインが外国人男性と結婚する話である。
- ただしその相手のドイツ人を演じたのは日本人俳優。
- 蟇目良。正確にはロシア人と日本人のハーフ。ちなみに現在(2016年)は俳優を引退している。
- ただしその相手のドイツ人を演じたのは日本人俳優。
- こちらはヒロインが外国人男性と結婚する話である。
- 全話発見まで残り1話(2016年4月時点)。
- 第153回(1978年3月31日放送)が出てくればめでたくコンプリートとなる。
- 2016年9月、ついにコンプリート
- 第153回(1978年3月31日放送)が出てくればめでたくコンプリートとなる。
マー姉ちゃん(79前)
- NHKで全話保管されている最古の連ドラ。
- 違います。76年前期の「雲のじゅうたん」が最古。
- サザエさん誕生のエピソードも入っていた。
- 本作では現実では「長谷川」だったヒロイン一家まで「磯野」姓にされていた。
1980年代の作品
ハイカラさん(82前)
- 「あさが来た」が来るまではこの作品が最も古い時代を扱った作品だった。
おしん(83)
- 朝ドラどころか日本のテレビドラマ史上最高視聴率を記録(平均52.6%、最高62.9%)。
- そして多数の国で放送された。
- エジプトでは停電でこの作品が見られなかったことが原因で暴動まで発生したほど。
- そして多数の国で放送された。
- とりあえずこの作品と最近の作品を視聴率で比較するのはやめましょう。生活環境そのものが違うわけだし。
- アニメ映画化されていたことを知っている人は少ない
- ヒロインと対立した姑が佐賀の人という設定だったためNHK佐賀放送局に「県のイメージダウンになる」というクレームが殺到したらしい。
- 教訓話にしたつもりはなかったのに政治家などの訓示によく使われたため原作者は違和感を覚えたとか。
ロマンス(84前)
- この年度は2作とも男性主人公だった。
- この頃は大河ドラマも近現代が3年続くなど実験的だったようだ。
- 初めてオープニングが歌詞付きの曲となった。
- それ以前の作品でも歌詞付きの曲が使われることはあったが週のエンディングや挿入歌としての扱いだった。
澪つくし(85前)
- 明石家さんまが出演していた。
- ベタな関西人として描かれる。(普通の)納豆が駄目で、「納豆は甘いもんや」などと発言させられている。
- 一方でヒロイン(沢口靖子)とその異母姉(桜田淳子)は出身地と真逆の役を演じていた。
- 銚子電鉄が現在もこの番組にちなんだ列車を走らせている。
- 夏のみ。但し2007年からずっと運休中。
- 戦前が舞台のはずなのに「昭和三十四年」と書かれた大漁旗が出てきた。
- 音楽を担当した池辺晋一郎氏は、その時からの縁で今でも銚子から醤油が送られているという。
- ちなみに、統合した新銚子市立高校の校歌も手がけている。
- ヒロインは3回も姓を変える。もう忘れたので思い出した人は適宜補完してください。
- 劇中ではできなかった、かをると惣吉の結婚式をその年の紅白の中でやってた。
- 大阪市民がこのタイトルを聞くと市章を思い出してしまう。
はね駒(86前)
- 斉藤由貴。
- アイドルやスケバン刑事の印象が強かったせいか、この作品についてあまり取りあげられないのが何とももったいない。
- 相手役が渡辺謙だったことはもっと取りあげられていないかも。
- 駒は、「こんま」と読む。
チョッちゃん(87前)
- 黒柳徹子
- の母親が主人公。
はっさい先生(87後)
- 渡辺徹がヒロインの夫役。
- 以降、この人の関西での仕事が増えた。
純ちゃんの応援歌(88後)
- 山口智子のデビュー作。
- かつ後の伴侶と出会った作品。
- 後年の作品とは異なり、姉弟役だった。
- かつ後の伴侶と出会った作品。
- 槍魔栗三助が初めて本名で登場した作品でもある。
青春家族(89前)
- 逸見政孝が出演していた。
- すごいヨゴレ(アル中だったか)で登場したが、本人はうれしくてそのままのメイクで家に帰ったらしい。
- 舞台は静岡。
- ドラマとなった期間は、2015年現在最短の1年間。
和っこの金メダル(89後)
- 放送開始前にヒロインが変わるという事件が発生。
- 最初内定していた人はとある政党ポスターモデルであった事が発覚したためらしい。
1990年代の作品
2000年代の作品
2010年代の作品
→連続テレビ小説/2010年代前半(ゲゲゲの女房~マッサン)
まれ(15前)
- 2年ぶりに現代モノ。
- 主題歌はヒロインが作詞した。
- ヒロインによる作詞も合唱形式の曲も連ドラ史上初。
- ヒロインが作詞したのは1番だけで、2番の歌詞は公募することになった。
- なおオープニングには曲の紹介が一切出てこない。
- ヒロインによる作詞も合唱形式の曲も連ドラ史上初。
- ヒロインがパティシエを目指す話ということで今回の週ごとのサブタイトルにはお菓子の名前が入っている。
- 女性だからパティシエールでは?というツッコミはしてはいけない。
- 父親の徹を演じた大泉洋は最初オファーが来たときヒロインの相手役の依頼と思ったらしい。
- そんな大泉さんだが、やはりダメ親父という意味では歴代でも屈指のベストキャスティングだと思う。
- 大泉の役がレストラン開くという辺りまではまあいいだろう。しかし「深夜バス」だの「土井善晴」だの藩士狙いのネタはちょっと盛りすぎじゃなかろうか。
- モノマネに関しては福田彩乃に対抗したアドリブとも思える。
- 「深夜バス」は2年前の朝ドラでも台詞として登場しているので、考えすぎかもしれない。
- なんで上京する交通手段を当時まだ現役だった寝台特急「北陸」or急行「能登」にしなかったんだろう?
- ヒロインと大家の爺さんはるろうに剣心で共演してたんだよな…。
- 司会者役でしれっと福澤朗が出ていたが、ドラマの仕事はこれが初めてなんだろうか。
- 舞台となった架空地域が途中で実在の都市と合併する、という妙にリアルなネタがある。
- 2006年にブログが注目されるというのも妙にリアル。
- 細かいところがリアルなため、もやもや感が…
- 朝ドラのメイン視聴者に思いっきり受けず、視聴率20%割れ
- ではあるが、出演者は終了後もあちこちで共演。
- 舞台となった時期にご当地輪島に大きな被害を与えた能登半島地震がなぜか完全に消されていた。
- 近年の作品としては珍しくラスト5秒の写真が公募ではなかった。
あさが来た(15後)
- 江戸時代から物語が始まる初の朝ドラ。
- この方々が主題歌担当ということですでに波乱発生。
- 素直にシングル表題曲にしておけばよかったのに…。たかみなの卒業延期されたんだし。
- さらに紅白ではNMB48が歌唱。最初からそうしとけば…。
- そもそも、センターがAKB48と兼任ですから。
- さらに紅白ではNMB48が歌唱。最初からそうしとけば…。
- 最終週ではOGが出演へ。
- 次の作品では別のOGが出演。
- 素直にシングル表題曲にしておけばよかったのに…。たかみなの卒業延期されたんだし。
- 実在の人物をモデルにした作品なので、史実通りなら明治時代も舞台にした作品でありながら太平洋戦争どころか昭和に入る前に話が終わる(大正8年逝去)初めての例になりそうだ。
- もうこれが大河ドラマでええんじゃね?
- しかもその時の大河と時代がモロ被り。
- 「梅ちゃん先生」ヒロインと結婚した山本耕史が土方歳三役で出演。朝ドラと大河ドラマに同じ役名で登場する初めての例にもなった。
- 登場シーンを三谷幸喜が書くという特別待遇ぶり。
- (現代ものにおける「本人役」ではない)実在の人物が何人も登場する連続テレビ小説というのも珍しい。
- 鈴木梨央がヒロインの幼少期を演じた後、ヒロインの娘で再登場。ヒロインの幼少期を演じた子役が同じ作品に再び登場するのは異例だ。
- 朝ドラではマナカナ以来か?大河ではよくあるけど…。
- びっくりぽん!
- あさイチ受けで有働さんのつけまつげが外れるほど。
- 作中において、実在した重要登場人物が亡くなるシーンが出ただけで「ロス」騒ぎになり、ドラマ制作関係者はもちろん、『あさイチ』や国立公文書館までもが対応に追われたのも、はじめてだと思う。
- それが多かったのは金曜日ばっかりだったよ。
- 誰かが亡くなるシーンは週の終わりに持っていったほうが、話の流れが作りやすいからね。ただ、その影響で、加野屋の大番頭だった雁助が、退職後も何度か登場させられ、あげくの果てに新次郎の葬儀にまで参列させられるはめになるとは、思ってもいなかった。
- それが多かったのは金曜日ばっかりだったよ。
- やはりと言うべきかヒロインの元ネタの人が起業した大同生命が創業者を取り上げたCMを本作の放送に合わせて放送した。
- そして、放送終了半年後にヒロイン本人をCMに起用。
- 加野銀行のモデルとなった加島銀行は昭和恐慌で廃業に追い込まれている。
- 流れをくむ銀行が現存していたらこちらもPRに躍起になっていたはず。
- 3作前のヒロインのモデルも広岡浅子が晩年に開催していた勉強会の常連だったらしい。
とと姉ちゃん(16前)
- 前年AK制作と同様、ヒロインの妹(義妹だけど)からヒロインに抜擢。
- 「おやじみたいなヒロイン」で納得した朝ドラファン多数。
- 男性親族陣も、ヒロインの義兄役から父親役に、ヒロインの夫役から叔父役にと、昇格者が目立った。
- テーマ曲は放映当日までどのような曲か一切明かされなかった。
- 第1回の冒頭で登場したヒロイン(設定年齢33歳?)の髪がどう見ても染めているようにしか見えない。
- 昭和33年のシーンだったので当時をある程度知る人が疑問に思ってもおかしくないと思われる。
- 前作からこのドラマの登場人物がこの作品まで5週連続で金曜日放送分で死んだため、作品をまたいで「魔の金曜日」になっている。
- 前作でヒロインを刺したラサール石井が今度はヒロインの父に無理難題をもちかけたり、ヒロインの家に出入りする植木屋だったぐっさんがヒロインが再就職する出版社の社長だったりと、デジャヴ感が出まくっている。
- さらに前作に引き続き平塚らいてうが登場。
- 脚本家つながりでタイバニの主演声優とキャラデザ担当漫画家が出演し、騒然。
- 元ネタの関係者から苦情が寄せられたため途中で「このドラマはフィクションです」というテロップが入るようになった。
- 作中の悪徳家電メーカーと似た社名の某電機メーカーも無関係である旨のアナウンスを行っていた。
- 一方、モデルとなった雑誌は、放送期間中に発行した号で、誌面のトップにこの作品のモデルとなった人物や記事を紹介していた。しかも増刷をした号まで出た。
べっぴんさん(16後)
- 前作、前々作に続き企業創設者がモデル。
- BK制作に限定すると3年連続。
- また戦後の女性である。今後はこのパターンが定番になっていくのだろうか。
- とりあえず次のAK作のものはそうなる模様。
- 生まれは戦前で子ども時代は一瞬(3話ほど)という定番は変わらず。
- 前2作に比べるとヒロインの名前が原形をとどめていない。
- 「坂(ばん)」しか共通点ねえぞ。
- 本作の脚本家の夫は裏番組のワイドショーでメインMCを務めている。
- 開始早々は戦前ということもあって、女学校のロケ地にあの小学校が使われたのには驚いた(いくらBK制作とはいえ・・・)。3階部分のあそことかも使われた模様。
- 放送開始2週で前作の前半と同じ期間(昭和初期~終戦)を消化する超高速展開。
- 初回冒頭のシーンを第2週で再現するのも(再現されたものでは)史上最速と思われる。
- クリスマスイブの回に"White Christmas"を熱唱する靴屋の店主が登場。
関連項目
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