「もし日本の高度経済成長がなかったら」の版間の差分
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#****その貨物列車も車扱が未だに主流で操車場も未だに健在。 | #****その貨物列車も車扱が未だに主流で操車場も未だに健在。 | ||
#自動車の排気ガス規制はガソリン・ディーゼル共に緩いままのため、公害問題はむしろ史実以上のものだった。(モンゴル・中国のようなNOxPM2.5超えは当たり前だった。) | #自動車の排気ガス規制はガソリン・ディーゼル共に緩いままのため、公害問題はむしろ史実以上のものだった。(モンゴル・中国のようなNOxPM2.5超えは当たり前だった。) | ||
#車検場は関東でも1日100台程度しか来ない。 | |||
===文化=== | ===文化=== |
2021年9月11日 (土) 23:47時点における版
経済成長自体が無かったら
全般
- 高度な工業製品は欧米先進国からの輸入に頼るため、庶民には高嶺の花。
- 例えば、自家用車、パソコン、携帯電話、大型テレビなど。ケロロ
- 当然インターネットも普及せず、オタク人口はゼロ。
- 広い意味でのオタクはいたと思う。
- オタク自体は明治時代からいる。鉄がそう。ただし現代のオタクの代表であるアニオタはまずいないと思う。
- (今でいう)アイドルオタクも明治時代からいた。
- というか、アイドル文化はなかったのでは?
- 音楽はどれも歌謡曲ばかり。
- 明治時代の女義太夫には今でいうアイドルオタク並みの熱狂的なファンがいたらしいからな。私設応援団や親衛隊みたいなのもあったとか。
- というか、アイドル文化はなかったのでは?
- アニメ自体は戦前から制作されているからアニオタもいないとは限らないと思う。
- (今でいう)アイドルオタクも明治時代からいた。
- 電子レンジも業務用しかなく、家庭においてはチンするという概念すらない。
- ここは未だに電球、ここなら未だに花札が看板商品。
- 社名変更どころかPanasonicブランドも誕生しなかっただろう。テレビもナショナル。
- ゲームも未だに将棋、囲碁、麻雀などの非電源が主流。
- 未だに生活レベルは「三丁目の夕日」状態。
- ゴミ収集は全てオート三輪で行う。
- そもそもゴミは自宅の庭に埋められるものしか出ない。
- 荷馬車や木炭バスや輪タクが走っている。マイカーなんてとんでもない話。
- ゴミ収集は全てオート三輪で行う。
- 子供が軍人にまだチョコをねだっている。
- 覚せい剤も90年代前半まで合法だった。
- 年寄りと団塊世代は、もっと謙虚になっていた。OBカゼ吹かせることも無かった。
- 官公庁や企業の定年は未だに55歳。
- 60歳=老人、という意識が定着していた。
- それでも30(昭和5)年以降生まれは64まで現役、65歳から老人という意識に。
- この世界での日本人の平均寿命は男性で65歳ぐらい、女性でもせいぜい70歳ぐらいだろうから、やっぱり60歳=老人という意識が妥当なのでは。
- それでも30(昭和5)年以降生まれは64まで現役、65歳から老人という意識に。
- 鉱害はあっても公害はなかったりする。
- ただし黄害は残る。
- 現在日本が求めている精神的豊かさは充実してるかも・・・
- 出生率も下がらず人口は2億人に達する。
- しかし平均寿命は未だ60代前半。
- エイズが流行する。
- 平均初婚年齢は男性で24歳、女性は22歳で、女性は20歳前に結婚する人も多い。
- 現実のアラフォー世代はなかった。
- 彼ら(彼女ら)の大半に孫がいる。
- 現実のアラフォー世代はなかった。
- 一世帯あたりの子供の数は都市部でも3人、農山漁村では5~6人が普通。10人兄弟というケースもザラにある。
- 或いは、沿岸部で3人、内陸部では5~6人が普通で、多い場合は10人兄弟というケースも。
- 男児が産まれるまで子供を産み続けるという風潮が残っているため、子供が女姉妹2人だけというケースは殆どなかった。
- 3姉妹や4姉妹はどうなるのだろうか。
- 平均身長が今より低かった。
- 女子で160cmあれば大柄と見做されていた。
- 小中学生の体力低下が問題となることはない。
- ただしオリンピックではろくにメダルを取れない。
- というより戦後の出生率の増加(いわゆるベビーブーム)は戦争時の出生率減少のマッチポンプみたいな感じだから、少しくらいは減少してたんじゃないの。
- 人口爆発が起きて、国が人口抑制策を取ってそう。近隣国やアメリカへの労働力輸出で潤うも頭脳流出が深刻でなかなか発展しない典型的な貧困国。
- 日本が存在するかもわからない
- 公衆電話料金は未だに何時間かけても1通話10円。
- もちろん携帯電話は普及せず。
- 電話の無い家がまだ多い。
- 電報が、儀礼ではなく連絡手段として健在。至急電報の制度もまだある。
- 緊急の場合は、電話がある近所の家に電話をかけて呼び出してもらう。
- 市外通話は交換台に申し込み、つながるまで数時間待ち。
- 会社等で国際電話をかける場合は役員の許可が必要。
- 公衆電話の従量制は経済発展とは関係なくいつかは導入されるはず。公衆電話での長電話による弊害が従量制に移行させた原因だから。
- いわゆる草食系男子は存在しない。貧乏な世の中なので肉食系でなければ生きていけない。
- 肉が買えない。
- それ以前に草食系・肉食系という言葉が誕生しない。ただ、ラテン気質な人々は生まれていただろうが。
- ハングリー精神が薄れることはなかった。
- 肉が買えない。
- 「世界一になろう」という気概が日本人の間に芽生えることがなかった。
- 少なくとも日本人はおとなしくなかった。
- そのため、現在でも各地で暴動が起きており、過激思想を持つ人が多くなった。
- 場合によっては夜間外出禁止令さえ敷かれていたかもしれない。
- 石油施設(臨海コンビナートなど)や核施設(原発、核燃料再処理施設など)は、史実よりもっと少ない。
- 逆に核兵器製造工場が出来ていたのか?
- 小学校の学校給食は未だに家畜の餌のような内容で、臭くて飲みにくい脱脂粉乳に低品質なコッペパンと、おかず一品という不味くて貧乏くさいものが提供されていた。
- 加えて学校の校舎といえば今でも木造校舎。
- 日本における家族形態に関しては核家族化は進展せず、今でも大家族が主流。3世代同居なんかも当たり前。
- 都市部における銭湯は今でも健在
- 都市部のアパートは未だに風呂なしトイレ共同(汲み取り)が大半。
- 鉄筋コンクリートの集合住宅でさえ広くてせいぜい2DK(しかも4畳半の狭い部屋が2つ)でしかなかった。
- 都市部のアパートは未だに風呂なしトイレ共同(汲み取り)が大半。
- 会社や役所などに勤める女性は未だにBG(ビジネス・ガールの頭文字)と呼ばれている。
- 女性社員の制服は未だにスモックのまま。
- 核家族世帯はあまり存在しない。
- 女の赤ちゃんの名前は今でも7~8割が「子」の付く名前。
- 「美」、「恵」、「江」、「代」の付く名前も含む。
- スポーツ界では熱血指導に走ることもなく、体育会系特有の文化も生まれなかった。
- 『巨人の星』の内容も変わっていた。
- 現在ではちょっとしたことでいじめやパワハラで訴えられてしまうこともなかったかもしれない。
- というよりはむしろ体育会系の文化が更に強化されてたのでは?
- 飲食店は個人経営で専門的なものが主流。チェーン店? ファミレス? ファストフード? 回転寿司? なにそれ美味しいの?
- さすがにマックやKFCはできていただろうが、1970年代に初出店する事はなかった。
- 買い物も個人商店が主流。
- 商店街の衰退もなかった。
- 大型店は現在でもデパート扱い。
- 若者は今でも仕事熱心。
- バイトテロなど、悪ふざけ行為は起きなかった。
- それ以前にフリーター、ニートはほぼ存在していない。
政治・経済
- 大企業はほとんど全て欧米の系列。
- トヨタもアメリカの自動車会社の系列になる。そのためデトロイトが日本車の増加により衰退することは無かった。
- 但し、高級車を中心に欧州車の人気がアメリカで高い場合はその限りではない。
- トヨタもアメリカの自動車会社の系列になる。そのためデトロイトが日本車の増加により衰退することは無かった。
- 失業率もインフレ率も二桁で、生活は苦しい。
- 当然生活保護制度なんて存在しない。
- 一応高度経済成長前に生活保護法が出てるから制度は存在する。
- しかし現実よりも受けられることは難しくなる。
- 特に現役世代(0~64歳)は。
- 義務教育期間中までは現役世代とはいえないし、この世界では途上国と同じように60歳以上は老齢扱いだろうから、この世界での現役世代は15~59歳とした方が妥当だろう。
- 特に現役世代(0~64歳)は。
- しかし現実よりも受けられることは難しくなる。
- 為替レートも1ドル=3,600円ぐらいになっている。
- ただし米だけは輸出できるほど生産している。
- しかし品種改良が進んでいないので、たまに冷害によって不作となり、輸出どころか国内で食糧難となり北日本で数十万人の餓死者を出す。
- 日本の食糧自給率は100%を維持していた。
- 金の卵は健在。年度初めの上野駅では中卒の出稼ぎ労働者でごった返してる。
- 今でも大卒はエリート扱い。
- 特に女子の大学進学率は短大も含めた値でも1桁のパーセンテージにしかならない。女子大生という身分自体が高嶺の花。
- 大学が乱立することもなかった。
- 貧しくて学費を払えない者が多く、志願者が集まらないので、私立大学は一部を除いて実質Fランク。
- 金持ち以外は奨学金漬けだった。
- 奨学金は殆どが無利子タイプだった。但し、成績優秀(高校時代の評定平均が4.5以上)でなければ借りることが出来ないなど審査は極めて厳しかった。
- 私立大学は数も少なく、社会的身分の高い家庭(旧皇族・旧華族など)や経済的に裕福な家庭(地主・庄屋・豪農・資本家など)の子弟しか事実上通えなかった。
- 私立大学には入学にあたって有力者の紹介が必要という大学も多かった。
- 金持ち以外は奨学金漬けだった。
- 大学がレジャーランドと呼ばれることもなかった。
- 戦前からある大学の男子学生は学ラン着て角帽かぶって通学していた。
- 国公立大学の大学入学試験制度も未だに「一期校」「二期校」のままで、両者には厳然たる区別が存在していた。
- 大学の2部(夜間部)は貧乏で昼間の大学に通う余裕のない者が、昼間働きながら行く所というイメージが定着していた。
- 貧しくて学費を払えない者が多く、志願者が集まらないので、私立大学は一部を除いて実質Fランク。
- ちょっと待って、金の卵は高度経済成長期が起きたから出てきた単語じゃなかったっけ?
- 今でも大卒はエリート扱い。
- 吉田茂による独裁政権が続き、宮本顕治率いる共産党ゲリラと内戦を繰り広げていた。
- 日本共産党の支持率は史実よりやや高かったかもしれない。
- 吉田政権により日本国憲法は破棄され、権威主義の新憲法が制定され、戦後民主主義は始まりから10年ほどで終焉を迎えていた。
- これにより当時の世論は吉田茂に対して強い反発を示し、一部の左翼がゲリラ事件を起こすが失敗に終わり、自由民主党による独裁体制が構築されていった。
- 吉田が高齢で下野した後、岸信介辺りが独裁首相の後継者となった。
- いや、岸ではなく福田→角榮→中曽根→竹下→野中→亀井→小泉→麻生→安倍だろ。
- いずれにせよ民主主義を取り戻すなんて21世紀の現在でも夢のまた夢。
- 未だに捕鯨が日本の主要産業の一つである。鯨油は生糸と並ぶ重要な外貨獲得源で、学校給食では鯨肉を使った料理が普通に出る。
- 欧米の反捕鯨の動きも活発ではない。経済大国化しないのでジャパンバッシングも発生しない。
- 新宮駅や紀伊勝浦駅では「くじら弁当」が名物駅弁となっていた。
- 日本の政治や社会が利権まみれになる事はなかった。
- むしろ利権まみれ以前の事が起きていたのでは?
- それでも日本の労働体制や精神はそこまで変わらないはず。
- 長時間労働もそこまで問題視がされなかった。
- というよりは長時間労働そのものが存在しなかったのでは。
- 長時間労働もそこまで問題視がされなかった。
国際
- アメリカへの不法移民が続出し、外交問題となる。
- ブラジル移民も未だに行われている。
- 再び白人支配の世界になり、黄色人種は差別されていたかもしれない。
- しかし、日本の技術力が育たないため白人世界の生活水準もいいとこ1970年代どまり。
- 西ドイツの頑張り次第では80年代水準は可能だったのでは?
- しかし、日本の技術力が育たないため白人世界の生活水準もいいとこ1970年代どまり。
- 有色人種によるお手本がないため、周辺のアジア諸国も経済発展できず。
- 韓国は未だに世界最貧国レベル。
- インターネット大国としての韓国は存在しない。
- 北朝鮮も同様。酷すぎるという現実よりももっと酷かったかも。
- ただ、終戦直後には統一朝鮮をアメリカの衛星国として工業化、日本は農業国で放置するプランもジョンイルパパが韓国に攻め込まなければあったようなので日本と韓国の立場が逆転していた可能性も。
- その場合、媚韓派の日本人は史実の媚韓派や韓流ファン以上に韓国に憧れて媚びまくり、嫌韓派は史実よりも更に激しく韓国を嫌い敵視するようになっている。
- 映画やドラマは韓国のものが主流。韓流とわざわざ言わなくても、史実のアメリカ映画のように普通に存在している。インドの周辺諸国でのインド映画のような感じか。
- たぶん平均寿命は30代未満で、生活水準は中央アフリカ諸国以下。
- アフリカ諸国は遅れた医療水準に加えてエイズの流行や内戦が平均寿命を押し下げているからこれらの国よりも短くなるとは考えにくい。
- いや、現実よりはるかに厳しい食糧難と独裁によって犯罪率が増加し、死刑または獄死率が高くなり平均寿命はさらに引き下がっていただろう。下手すれば日本の縄文時代以下。
- 史実のポルポト政権下カンボジアのようになっている。
- ただ、終戦直後には統一朝鮮をアメリカの衛星国として工業化、日本は農業国で放置するプランもジョンイルパパが韓国に攻め込まなければあったようなので日本と韓国の立場が逆転していた可能性も。
- 中国の市場経済化もなく、社会主義経済下でたびたび飢餓が発生。
- 場合によっては、中国で国民党が勝利し、アジアの中心になっているかもしれない。
- この場合、南京オリンピックは1964年に、上海万博が1970年に、北平冬季オリンピックが1972年に開催されている。
- 場合によっては、中国で国民党が勝利し、アジアの中心になっているかもしれない。
- その他のアジア諸国も、ほとんど欧米の経済支配下にある。社会主義を維持する国もあるが、やはり経済は崩壊状態。
- 東南アジアに至っては、農業関連以外は目も当てられないような状態。
- アジア地域で住人がまともな生活を送れるのはシンガポールと香港だけ。
- 台湾は微妙な所。
- 京都議定書は存在しない。またはそのようなものはあっても日本は削減対象にはならない。
- 諸外国からのODAなどにより、2000年代ごろから急激に経済成長。
- 史実の東南アジアや中国みたいに外国企業の工場が多く建つようになる。
- 「先進国」は今でも欧米ばかり。
- 日本ユニセフ協会はなくユニセフの支部が置かれていた。なぜならユニセフへの寄付を推進するのではなくユニセフの支援を受ける側の国になるから。
交通
- 高速道路も新幹線もないため、東京大阪間は最速六時間以上。
- 舗装率がかなり低いから都心を少しでも離れると田舎道となる。と言うことはヒートアイランド現象は起こらないかも?
- 市街地でも少し街外れになると歩車分離すら行われていない狭い道がほとんど。
- さすがに空港は東京と大阪くらいには出来ているんじゃないか?
- というより日本は島国だから空港は今よりは少ないけど全国30ヶ所くらいは出来ていると思う。
- 但し運賃がべらぼうに高いのでごく一部の上流階級のための乗り物になっている。圧倒的多数の貧しい庶民にとっては手の届かない「高嶺の花」で、ましてや海外旅行など夢のまた夢。
- 国内出張で飛行機を利用できるのは大企業でも会長と社長のみ。
- 但し運賃がべらぼうに高いのでごく一部の上流階級のための乗り物になっている。圧倒的多数の貧しい庶民にとっては手の届かない「高嶺の花」で、ましてや海外旅行など夢のまた夢。
- 鉄道の運賃制度は1等・2等・3等の等級制のままで、特急料金や急行料金も等級ごとに分かれていた。
- 特急列車は文字通り特別な急行列車で本数も少なく、庶民が利用するような列車ではなかった。
- 準急列車もまだまだ健在で、庶民が気軽に乗れる優等列車として全国津々浦々に運行されていた。
- 舗装率がかなり低いから都心を少しでも離れると田舎道となる。と言うことはヒートアイランド現象は起こらないかも?
- 国鉄は存続。電力が不足しているので未だにボロボロの蒸気機関車を酷使している。
- 今のように車ばかりの社会にならなかった。
- その分、赤字になることはなく、ローカル線の衰退もなかった。
- 新線の建設も史実以上に行われている。
- 国道は270号までだった。現在の44~57号は3桁のまま。
- 二桁の一級国道でさえ舗装されていない細道、橋は細い木造の橋、山越えは対向車の行き違いすら困難なヘアピンカーブの道というのがごく当たり前。例えば四国の国道33号とか。
- 路線バスは未だに車掌が乗務。
- トレーラーバスも未だに健在。
- ワンマン運転? 何それ美味しいの?
- 路線バスはおろか、鉄道にも波及していない。
- ATOによる自動運転すら生まれていない。
- 貨物列車は現在に至るまで車掌車が連結されている。
- その貨物列車も車扱が未だに主流で操車場も未だに健在。
- 路線バスはおろか、鉄道にも波及していない。
- 自動車の排気ガス規制はガソリン・ディーゼル共に緩いままのため、公害問題はむしろ史実以上のものだった。(モンゴル・中国のようなNOxPM2.5超えは当たり前だった。)
- 車検場は関東でも1日100台程度しか来ない。
文化
- 女子高生が援交ではなくパンパンをやっている。
- それ以前に高校への進学率は良くて30%台。
- そもそも、女子高生の文化はなかった。制服もセーラー服が今でも主流。
- ひざ下10cmのスカート、おかっぱ頭、三つ折りの靴下、分厚い革製の鞄など、生徒手帳の校則欄に載ってるような格好そのものの高校生ばかりであった。
- 濃紺の背広+スカートを組み合わせたいわゆる喪服形制服も未だに主流。
- チェックのスカートなど、おしゃれな制服などもってのほか。
- 男子高校生も大部分は詰襟。バンカラ文化も未だに根付いていた。
- ここに取り上げられる制服も少なかった。
- 高校を舞台とした学園ドラマも現実より少なかった。
- その一方で中学を舞台にした学園ドラマは今でも主流。
- そもそも、女子高生の文化はなかった。制服もセーラー服が今でも主流。
- それ以前に高校への進学率は良くて30%台。
- テレ朝はなく、今だNETテレビだ。
- その場合、テレ東は東京12チャンネルのまま…最悪清算か?
- 生活レベルが三丁目の夕日の世界とあまり変わらないため、「三丁目の夕日」は製作されない。
- その代り未来の世界が映画で製作される。内容はまさにこの現実世界。
- 主人公一家は東京郊外の大型マンションに住む「ごく普通」の家族。
- 現実世界の内容そのものなのに精神的豊かさや人情などが健在。
- 新幹線には食堂車が健在で、寝台列車も全国津々浦々に運行している。
- それ以前に新幹線は開業していたか?
- というか、食堂車は特急はおろか、急行・準急列車にも連結されていた。
- 主人公一家の家族の娘をはじめ、女の子の名前はほぼ全員が「子」の付く名前(「美」、「恵」、「江」、「代」の付く名前も含む)。ましてや読めない名前の子などいないに等しい。
- 新幹線には食堂車が健在で、寝台列車も全国津々浦々に運行している。
- 「ドラえもん」が存在する場合、現実の21世紀に存在するものが「ひみつ道具」として出てくる。
- その代り未来の世界が映画で製作される。内容はまさにこの現実世界。
- ジャンルを問わず、著名人の住所や電話番号が普通に公表されている。
- 住所を世間に知られているのがステータスになっている。
- 個人情報保護法は検討すらされなかった。
- テレビ放送におけるぼかしやモザイク処理はほとんどない。
- テレビ画面にぼかしやモザイクを入れる技術は日本に入っていない。
地域
- 夕張市が財政破綻することはなかった。
- 長崎県にある通称軍艦島が現在でも人口密度日本一となっている。
- 山梨には未だ桑畑が広がり、甲州ワインが存在していない。
- 日本の主力産業は製糸業。
- 大都市にはスラムがあちこちに存在。
- 東京や大阪の治安は最悪になり、夜出歩くのは自殺行為に等しい。
- 加えて東京・大阪以外の沿岸部や港町でもスラムが存在し、これまた治安は最悪で夜出歩くのは自殺行為に等しい。
- 暴走族のようなヤンキー文化は存在せず、ヤンキーは麻薬組織などを指していた。
- 産業の空洞化が進行しないから東京・大阪が日本の工業の中心として存在し続ける。
- 首都圏への人口集中も起きない。
- 地方の衰退もなかった。
- 途上国の例を見てみると、どの道これは起こったのではないのだろうか。
- 関西から東京への企業や人材の流出もなく、大阪は今も日本経済の中心としての地位を保っていた。
- 地方の衰退もなかった。
- 北九州・北海道は鉱業の中心で今より人口多いかも。
- 東京・名古屋・大阪の三大都市圏ではなく札幌・東京・大阪・北九州の4大都市圏となっていた。
- 北九州市や下関市は大陸への玄関口としても発展。
- 東京・名古屋・大阪の三大都市圏ではなく札幌・東京・大阪・北九州の4大都市圏となっていた。
- 市町村合併も現実ほど行われなかった。
- 首都圏への人口集中も起きない。
- 東京・大阪・京都などの主要都市で市電が健在。
- 地下鉄は現実の半分も整備されなかった。
- こち亀で描写される千葉県が真実となっている。
- 現在でも地域間のコミュニティは存続している。
緩やかに経済成長を続けていたら
- 「高度」経済成長がなくても緩やかに成長を続け、「失われた10年(もう20年になるが)」を経験することもなく現在と変わらぬ状況に達する。ただ今頃土地神話が崩壊して混乱をきたす。
- リーマンショック発生時には政財界が史実以上に振り回されていた。
- だが、翌年から徐々に経済復興する。
- リーマンショック発生時には政財界が史実以上に振り回されていた。
- 東京オリンピックは2000年、大阪万博は2005年に開催。
- 夏季オリンピックと万博のいずれか片方の日本開催は1980年代には実現していたのでは。
- 新幹線はTGV規格で建設された。
- 東海道新幹線は当初から最高300km/hで計画され、東京~大阪間の所要時間は2時間を切っていた。
- 名古屋-京都のルートは鈴鹿山脈越えのルートで建設されていた。
- 開業時期によっては既にできていた欧州の高速鉄道を参考程度にはするかもしれないが、流石に新幹線は日本独自の物を設計していただろう。
- 東海道新幹線は当初から最高300km/hで計画され、東京~大阪間の所要時間は2時間を切っていた。
- オイルショック時のダメージはそれほどなかった。
- 緩やかに経済成長を蓄積させていくので、バブル景気は存在しなかったが逆に日本人が極端な好況に振り回される事もなかった。
- 「失われた20年」がなかったのでバブル崩壊後の「就職氷河期」も存在しなかった。
- その結果史実の就職氷河期世代が普通に結婚して子供を産むので、1990年代後半~2000年代前半に第3次ベビーブームが起こっている。
- 現在でも男性は30歳まで、女性は25歳までに結婚して子供を産むのが当たり前となっている。
- しかも女性は結婚後家庭に入ることが多くなっていたので、託児所や保育園のキャパシティ不足に関する問題は起きなかった。
- 男女雇用機会均等法は史実通りの時期に施行されるが、女性の生き方は完全に二極分化していた。
- 少子高齢化の問題も起こらなかった。
- それに伴う社会保障の問題も起こらなかったので、消費税は導入されなかったか、導入されたとしても3%止まりとなっていた。
- 65歳への定年延長はなく、年金も60歳から満額支給されていた。
- 医療の進歩などの問題を考えると、高齢者の増加に関しては避けられなかったと思う。ただ、経済が史実の失われた20年のように冷え込まない以上、年金問題等はそれほど悲観的なものではなかっただろう。
- 1%か2%が最初で、引き上げ時は4%6%7%だった。
- 団塊の47年4月2日以降生まれは64歳まで年金をもらえなくなっていた。
- 現在でも男性は30歳まで、女性は25歳までに結婚して子供を産むのが当たり前となっている。
- その結果史実の就職氷河期世代が普通に結婚して子供を産むので、1990年代後半~2000年代前半に第3次ベビーブームが起こっている。
- アジア通貨危機をどう乗り越えたかが気になる。
- 「失われた20年」がなかったのでバブル崩壊後の「就職氷河期」も存在しなかった。
- 日本の技術力を考えるとこっちのケースの方があり得た可能性が高いと思う。
- とは言え自動車やテレビなどの普及も史実よりゆっくりとした物になっていただろうから、「一家に一台」の状態になるのは1970年代にずれ込んでいたかもしれない。
- パソコンの普及は平成に入ってから、携帯電話の普及は21世紀に入ってからであった。
- とは言え自動車やテレビなどの普及も史実よりゆっくりとした物になっていただろうから、「一家に一台」の状態になるのは1970年代にずれ込んでいたかもしれない。
- 大学進学率は現実よりも低かったと思われる。
- むしろ専門学校に進学する者が多かった。
- 今でも都市銀行や大手百貨店などが高卒の採用を行っていた。
- 大学の乱立は無いだろうが、進学率に関してはせいぜい史実よりちょっと少ない程度になっていたのではなかろうか。
- 極端な格差社会になることも無かっただろうから、経済格差による進学問題もそれほど酷くはなかったかもしれない。
- 20世紀のうちは大学進学率は史実より低かったものの、21世紀に入ると大学進学も大衆化して一般庶民の家庭でも経済的に手の届くレベルにはなっていたので、2000年代以降の大学進学率は史実にほぼ近い程度になっていると思われる。
- 大学入試における「一期校」「二期校」区分の廃止と共通一次試験の実施は平成に入ってから、大学入試センター試験への移行は21世紀になってからとなっていた。
- 海外旅行が一般化・大衆化するのは21世紀に入ってからであった。
- 多分もうちょっと早いと思う。バブルそのものが無い(=その後の不景気も無い)とすれば、遅くても90年代中頃には史実並みに大衆化していたんじゃないだろうか。
- 80年代末~90年代以降はバブルが発生しなかった事以外はほぼ史実通りになっている可能性大。
- 急激な経済成長の歪みによる様々な社会問題が起こらないので、史実よりも望ましい未来になっていたと思われる。
- 韓国や台湾のようなNIES諸国と同じ程度の国力になっている。
- 関西圏の4チャンネルと6チャンネルのネットチェンジは89年4月1日に行われた。
- 山形テレビは今もフジテレビ系のまま。
- 平成新局は01年4月以降に開局した21世紀新局となっていた。
- 円の対ドルレートは昭和のうち(1980年代以前)は360円の固定制のままで、平成(1990年代)になって変動相場制に移行するものの20世紀の間は250円前後で推移し、21世紀に入ってやっと200円を切るようになり、その後は150~180円前後で安定的に推移していた。
- 女の赤ちゃんの名前は20世紀のうちは「子」の付く名前が過半数であったが、21世紀に入ってからは急激に減少し、2010年代には「子」の割合はほぼ史実と同じ比率になる。但し、「子」が付かないとはいえキチンと読めるまともな名前ばかりで、キラキラネームなどないに等しい。
- 無電柱化が史実より進んでいた。20世紀のうちに東京23区や大阪市からは電柱が姿を消していただろう。
- つまりは漢江の奇跡の日本版が起きていたという事だろうか。
- 衣笠駿雄が軍事クーデターを起こし軍政へ移行し、開発独裁と高度成長を昭和後期・末期~平成初期にかけて発生させていた。
- 先述の「漢江の奇跡の日本版」はこのときに起きていた。
- 国営企業の民営化は現在も行われていない。
- 国鉄、電電公社、専売公社は民営化されず現在も存続。
- 日本航空も国有のまま。
- 営団地下鉄も民営化されず東京メトロは誕生しない。
- 郵便事業も国営のまま。
- 道路公団も民営化されず現在も存続。
- 大阪市交通局も民営化されず、大阪市営地下鉄・大阪市バスのまま。