もしプロ野球ドラフトのルールが○○だったら
初年度からプロ志望届があったら
現在、高校生と大学生はプロ志望届を出さないとドラフト指名出来ない事になっていますが、これがドラフト会議初年度から採用されていたら一体どうなっていたのでしょうか?
- 大学・社会人志望選手の強行指名が無くなるのでその関係のトラブルは無くなっていた。
- 桑田真澄が巨人に行く事は無く、早稲田に進学し清原和博は巨人に1位指名で入っていた。
- 清原が7球団競合になるだけじゃ・・・。
- 城島健司は駒澤大学を経て1998年のドラフトでダイエーを逆指名して入団。
- 松坂大輔と新人王を争っていた。
- もっと早く新井貴浩とチームメイトになったが、メジャー移籍は遅れた。
- 江川卓は高校の時点では提出していないので阪急による指名もなし。
- Wikipediaに小林秀一の記事が作られることはなかった。
- 小林繁はプロ入りしない。
- もしそれなら江川が巨人へ入団するために阪神へトレードされたのは誰になっただろうか。
- 場合によっては(阪神の小津社長に吹っかけられて)西本聖を出して81年の日本一や83年のリーグ優勝が吹き飛んだ可能性も。この場合巨人は史実以上に大損していた。
- もしそれなら江川が巨人へ入団するために阪神へトレードされたのは誰になっただろうか。
- 吉村禎章は法政大学に進学していた。
- ロス五輪で活躍し清原の競合はむしろ減った。
- 水島新司の「野球狂の詩」はなかったかもしれない。(主人公の水原勇気は獣医を目指していたが、ドラフト1位指名されて、始めは拒否しながらも岩田鉄五郎の懸命な説得でプロ野球入りした。)
- あるいは、主人公の入団経緯を変えて連載されていた。
逆指名制度が○○だったら
導入されていなかったら
- 少なくとも広島カープは今よりは強くなっていた。
- 1991~2016年の間に数回リーグ優勝できていた。金本知憲は広島時代にリーグ優勝を経験していたかも。
- 経営難で大阪近鉄バファローズがなくなることはなかった。
- 入団拒否が相次ぎ、指名拒否の禁止が盛り込まれるようになった。
- あるいはNFLのように指名権のトレードが解禁されている。
- 巨人のスタメンがすべてFA移籍選手と外国人になった。
- だが優勝できない。だってポジション勘案してないんだもんww
- 二岡が「銭岡」と呼ばれることもなかった。
- 高橋由伸の親父は莫大な借金を返済できなかった。
- 小久保や宮本が前科者になることもなかった。
- 一場事件や西武の裏金事件もなかった。
現在でも続いていたら
- 有力選手が特定の球団(特に巨人)に集中する傾向がさらに高まっていた。
- その結果巨人がV9どころかV15くらいしていたりして。
- 何も全員逆指名で決まるわけじゃないんだからそこまで言わんでも…。
- その反面プロ野球人気の低下がさらに激しくなっていた。
- 横浜が輪をかけて弱体化していた可能性がある。
- 広島も。2016年のリーグ優勝はなかったかもしれない。
- 横浜が輪をかけて弱体化していた可能性がある。
- 特にソフトバンクと中日は地元出身選手の囲い込みに動いていた。
- その結果巨人がV9どころかV15くらいしていたりして。
- 史実では2004年に近鉄とオリックスで行われた球団の合併がさらに行われていた可能性がある。
- 長野・澤村・菅野の入団経緯が世間から批判されることもなかった。
- はいはい逆指名ね。という程度で納まっていた。
- 長野は最初は4巡目指名だったから変わりなし。
- はいはい逆指名ね。という程度で納まっていた。
- 柳田悠岐は逆指名で広島に入団していた。
1992年以前から存在していたら
- 希望球団のない選手への逆指名の争いが凄まじいことになっていた。
- 特に野茂。
- ドラフト会議において高卒選手の上位指名率が下がっていた。
- バブル期には契約金
や裏金がとてつもなく高騰する。 - 「阪神に行きたくない10ヶ条」は存在しない。
- 大森は2位指名でも巨人に入っていただろうか?
- 元木大介は浪人せず、社会人野球で3年後の逆指名を目指していた。
- 横浜大洋のAクラス入りが増えた。
- さらに高校生の逆指名も可能だったら
- 清原と桑田は揃って巨人へ。
- 大森と元木はどちらかが2位で妥協して共に巨人へ。
- 伊東勤が所沢高校に転校しなかった。
高校生の逆指名も可能だったら
- 松坂は横浜に逆指名、福留は中日or巨人に逆指名されていた。
- 横浜は万年Bクラス球団ではなかった。
- 復帰するのもDeNA。でも故障で使い物にならず、結局お荷物球団になる。
- 横浜は万年Bクラス球団ではなかった。
- それ以外にもここに書かれていたことのいくつかが実現されていた。
- 現在まで続いてい場合、最も囲い込みが激しかったのはおそらく田中将大。
- 楽天に入団する地元出身選手の割合が高かった。
- 松井秀喜は阪神入りしていた。
完全ウエーバー制で行われていたら
- とりあえず、プロを目指す選手はかなり減っている。
- それはありえない。毎年何人ドラフトで指名していると思ってるんだ?
- 横浜やオリックスが史実よりもかなり強くなっている。
- しかし、横浜が松坂を獲得できなかったことに変わりはない。
- 阪神に暗黒時代は来なかった。
- ロッテももっと優勝できていた。
- 広島は1992~2015年の間に数回優勝できていた。
- 指名拒否ができなくなっていた。
- 少なくとも「希望球団ではなかった」という理由での指名拒否は禁止された。
- 「巨人以外の指名拒否」を明言して巨人に指名されなかった選手が「どんな理由をつけて断ったか」がネタにされる。
- その代わりFA制度も史実より早く導入され、期間も短いものになる。
- その代わり日本球界入りを拒否して渡米する選手は多かったかも。
- その代わり日本球界復帰を厳しく制限していたかも。
- アマチュアで目玉選手が現れたり、オリンピックイヤーは最下位を確保しようと八百長が横行する可能性も。
- 八百長が発覚したら厳しい処分が下される。最悪の場合、球界追放も。
- 今ではプロ野球機構共通就職試験(実技テストと教養試験・面接)を実施し、その成績で指名。
- 甲子園活躍選手のプロ入り不合格や、意外な分野からの合格者が出ていた。
- 東京大学からの指名も増えたかも。
- 野球がだめなら、自動的に球団の親会社いずれかに入社。
- 巨人の優勝回数は史実よりも少なくなっていた。
- 少なくともV9と西武の黄金期は実現しないので、近年のパ・リーグの監督が全く異なる面々になっていた可能性も…。
- NBAのようにドラフト指名権+微妙な高給取り<>エースないし不動のスタメン級 とかのトレードが行われるようになるかも
- 他にも明らかに選手の格を重視したドラフトになる為。とりあえず取るトレードの材料にとか。江川事件ももっとすんなり納得いく形で逆に巨人に行ける。
抽選に外れた場合の再重複指名が禁止されていたら
くじ引きが導入された1978年以降1992年までと2001~06年は抽選で外れた場合の指名は下位チームからウェーバー順での指名とされていました。もし1993~2000年と2007年以降もこのルールだったら?
- 原俊介は中日入りしていた。
- あるいは荒木雅博を外れ1位で指名していた。
- 2016年のドラフト外れ1位選手が史実通り、ウェーバー順で指名された。
くじ引き制度が初年度からあったら
最初2年は1位指名のみくじ引き制度がありましたが、これが初年度から全指名に適用されていたら?
- 田淵は阪神・巨人を含めた数球団での争奪戦となっていた。
- 江川事件の展開も変わっていた。
- 山下大輔をめぐる競合がはげしくなっていた。
ドラフト外入団が廃止されなかったら
- 1991年から廃止となったがそれ以降も継続の場合。
- ドラフト下位指名の選手が中心。
- 福浦和也や鶴岡一成、林昌範などが入団していたかも。
- 育成選手制度の存在はなかった。
- 山口鉄也、松本哲也はドラフト外で巨人に入団。
- むしろドラフト外入団が支配下登録外となり、現実の育成選手制度と同じ扱いになっていた。
- ただし、ドラフトで指名された経験のある選手はドラフト外入団できない(囲い込みを防ぐため)。
- カープアカデミー出身の選手も同様の扱いだった。
- ロビンソン・チェコ以降も3桁の背番号選手が一軍登録されていた(育成選手制度がないの場合)。
- ライネル・ロサリオ(143番)が出場。
- ロビンソン・チェコ以降も3桁の背番号選手が一軍登録されていた(育成選手制度がないの場合)。
- 2009年の新語・流行語大賞に『育成選手』がノミネートはされていない。
- 清武の乱が起こることはなかった。
- 最近は独立リーグ所属選手がメインに。
- 角中勝也、又吉克樹が中心。
- 角中はともかく又吉はドラフト上位だったはずだが。
全指名順で抽選があったら
1巡目だけでなく、2巡目以下も指名が重複すればクジ引き。
- ウェーバー順関係ないので、下位チーム有利ということはなくなる。
- 上位指名ほど派手ではないが、後々語り継がれるようなドラマが下位指名にも生まれる可能性が。
- もしプロ野球ドラフト会議でこんな有り得ない展開があったらに「特定の球団が全指名でくじを外す」が確実に加わっていた。
ドラフト指名権と選手をトレードする事が可能だったら
MLBやNBAではドラフト指名権と選手をトレードする事が可能ですが、この制度がNPBに導入されたとしたら…
- 日本で導入されるとしたら恐らく空白の一日事件がきっかけになりそう。見方によっては阪神のドラ1指名権(江川卓)と巨人の選手(小林繁)のトレードと捉える事もできるので。
- FA制度導入後も大物選手が絡む大型トレードが数多く行われていた。
- 巨人は日本ハムの2011年のドラフト1位の指名権を事前にトレードで獲得。この指名権によって菅野智之はすんなりと巨人入りしていた。
- 指名権を獲得するトレードの為に矢野謙次や大田泰示が放出されていたかも。そうなると二人は史実よりも早く日本ハムに入団していた。
- ドラフト指名権がFA補償の選択肢に入っていた。