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2021年8月21日 (土) 11:42時点における版
全般
- 受ける目的は人によってさまざまだが、主に以下の3つに分けられる。
- 受験資格もさまざま。学歴・科目履修や実務経験、1次・予備試験の合格が必要な場合もあれば、何も必要ない場合もある。
- さらに、他の資格や経験、不合格から一定期間の場合などを申告すれば一部分野の免除をしてくれることも。
- 遅刻した時の対応は運営によってまちまち。途中参加(制限時間が減る)の場合も、そもそも入れてくれない(失格)場合もある。列車遅延などやむを得ないときは本部に相談すれば便宜を図ってくれることも。
- 途中退室は試験による。一時退室は認められていても、一時退室者が多い場合はできない場合もある。また、試験を終了して抜けられる場合もあるが、試験時間中は入れなくなり、できる時間にも制限がある(試験開始直後と終了直前はできない場合が多い)。
- 人が受ける試験ばかりでなく、物に対して行う試験もある。引張試験、摩耗試験、磁粉探傷試験、等。
- ちなみに、「ペーパーテスト」は和製英語。英語圏では紙質検査という意味になってしまう。
- 特別に認められたものを除き、机上に出せるのは筆記用具のみ。場合によっては荷物を持って入れない(廊下に置く)ことも。
- 認められるものがあったとしても、個人の通信機器(パソコン、スマートフォンなど)は持って入れない。
- ちなみに、京大のドイツ語の定期試験では、「通信機器以外なんでも持ち込み可」とした結果、ドイツ人を持ち込んだ学生がいた。
- どの試験も不正行為に対してはかなり厳しいペナルティを課している。
- 強制退場で全科目が0点となるのは当たり前。別のペナルティ(一定期間受験禁止、停学、場合によっては法的手段)が課せられることも多い。
- 平成の終わり頃、4.に関しても不正行為が大きく問題になった。
- ペーパーベースの試験の場合、マーク式と記述式に分かれる。
- マーク式の場合、受験者情報欄と解答欄がある。確認のためか、前者はマーク欄の上にマークした文字を書くようになっており、このほか記述欄がいくつかある(読み取られない)。また、シャープペンシルは一般的にNGとされている(使用しても問題ないが)。ただし、鉛筆の芯の成分を読み取る形式のため、さすがにボールペンはNG。
- 受験番号が予めマークされているものもある。自分の受験番号の席に座れば問題ない。一応受験番号や氏名は手書きすることになるのだが。
- ボールペンのインクが光を反射するためとも言われている。
- 悪いマーク例…薄い、はみ出す、中途半端、○だけ、┃だけなど。
- 記述式の場合は解答欄がなく、受験者情報欄以外は白紙だったり、罫線とか原稿用紙のマス目しかないことも。大学や相当レベルの資格試験でよくある。東大の場合は入試の時点でこの形式。要は問題番号とかは自分で振って、文字数とかは自分で管理しなさい、ということ。
- 国立の地歴・公民は大論述が多いので原稿用紙みたいになっている。数学や理科はほとんど白紙。国語や外国語や比較的細かく回答欄が設けられている。いずれにしても予備校の記述模試の感覚で受けると当日困惑しそう。
- 併用式の場合は、マークシートと一体化していることも。また、マーク式問題で足切りすることもある(マーク式問題で一定点数以下の場合記述式の方は採点しない)。
- 午前の部と午後の部の2部構成になっている場合なども、午前の部の点数で足切りすることがある。
- これのことですね。
- 午前の部と午後の部の2部構成になっている場合なども、午前の部の点数で足切りすることがある。
- もし解答用紙が不足した場合、記述式ならば応急処置として実寸大でコピーすればそのまま使える。しかし、マークシートはそうもいかないらしい。
- マーク式の場合、受験者情報欄と解答欄がある。確認のためか、前者はマーク欄の上にマークした文字を書くようになっており、このほか記述欄がいくつかある(読み取られない)。また、シャープペンシルは一般的にNGとされている(使用しても問題ないが)。ただし、鉛筆の芯の成分を読み取る形式のため、さすがにボールペンはNG。
- 合否基準は「一定数を選ぶため順位で決定する」ものと「実力が一定以上であることを判定するため絶対評価で決定する」ものに分かれる。
- 前者はエントリー数の方が選出数より大きくなることがよくあり「限られた枠に入らない分を振るい落とす」ことになり「落とすための試験」で後者より選抜基準が高くなりがち。また最低基準として後者の選抜方式も併用され、枠が余っていても枠が埋まらないこともある。一方で後者は固定された基準を満たせばよいので、「受からせるための試験」になる。
- 受験料の支払いは、最近はインターネット決済やコンビニ・ATM払いもできるようになってきたが、入試や国家試験を中心に銀行窓口払いしかできない場合が多い。
- 払込用紙が銀行備え付けの2枚つづり(打電/銀行保管用と依頼主控え)に払い込みの証拠として願書に貼付するものが付いたオリジナルの3枚つづりになっており、ATMでは処理できない。
- マイナス金利の影響を受けて経営合理化のため都市銀行は窓口を持つ店舗を少なくしている。またこのタイプの払込用紙はゆうちょ銀行では基本的に使えない。従って、地方銀行や信用金庫を利用することになってくると思う。
- コンビニは一般的にセブンイレブンマルチコピー機かローソンのLoppiなどで手続きができるとか。
- 資格検定にも国家資格、公的資格、民間資格があり、さらに国家資格は業務独占資格、名称独占資格、必置資格に分けることができる。
- 一般的に、業務独占資格や必置資格といった、資格取得者(免許保持者)でないとその業務を行えないという類の資格であるほど重宝される。
- 公的資格、民間資格は「日商簿記検定やTOEICのように国家資格並みに社会的に認められているもの」から、「持っていても社会的にはあまり評価されず、自己啓発以外の理由では取る価値がほとんどない資格」まで幅広く存在する。
- 後者は「資格商法」というやつであり、趣味で取るならともかく、そうでないならはっきり言って勉強時間と受験料の無駄である。
- もっとも、国家資格でも国家資格でも独占業務がないものは大概だと思うが…。
- 資格試験や検定試験の合格点は大体総合点で満点の6~7割程度。科目ごとの足切り点は科目ごとの点数の3~5割程度であることが多い。
- 「実技試験」があることもあるが、本当に手や体を動かして何か作業するとは限らない。マーク式の「筆記試験」に対して記述式またはより応用的知識を問うような問題であることも多い。
- キリがよかったのか、平成から令和への変わり目で出題形式を変更した試験も多い。
- 問題の作成者側がネタ切れを起こしてしまうためか、過去問題集にあるものとよく似た問題や、下手すりゃ過去にも出たことのある問題と全く同じものが出題されることもある(情報処理技術者試験の午前の部など)。
- だから過去問演習はどの試験に対しても有効な勉強法である。ただし、事前の基礎知識なしでいきなり過去問を解くのは無意味。事前にテキストで基礎知識を身に付けてから過去問演習をするのはとても効果が大きい。
- 試験によっては終了後、採点者や運営による講評がある。
- カンニング防止のためか、自宅受験は原則認められていない。仮に認められている場合でも監視カメラの設置などが条件となる。
- 実施・運営・採点がそれぞれ別の組織になっている場合もある。さらには後援団体や資格認定団体が別にいる場合も。
- 例えば国立教育政策研究所の教育課程実施状況調査は当日の運営は各学校が行い、採点業務は外部に委託している。
- 英検、情報検定(J検)、秘書検定、全経簿記能力検定などは文部科学省後援である。
- 複数の科目に分かれていることもある。科目別に別の時間で行う場合も同一時間・同一問題冊子で行う(セクションごとに異なる大問となっておりその説明が冊子内にある)ものも、各科目が総合して出される場合(この場合は科目の区別は書かれておらず応用・総合的な問題が出る)もある。
- 「落とすための試験」と「受からせるための試験」がある。前者はエントリー数が募集定員を超えている場合に行われ、採点基準もシビアになりがち(細かいところで減点してくる)で合格基準もその時によって変わる。後者は実力判定のため、基準さえ満たしていれば不自然な日本語などの細かいところはあまり見られなかったりする。
- 入学試験や採用試験、一部の国家試験(特に業務独占資格)などが前者に該当する。逆に学校の定期試験やほとんどの検定試験は後者に該当する。