蕎麦ファン

  1. 蕎麦に関してウンチクを語りだしたら止まらない止まらない。
    • もりそばとざるそばの違いを語らせたら、「海苔が乗ってるかどうか」で終わらない。
      • ここで終わるとファン。これ以上ゴタクを並べだすとパラノイド。
    • 産地や収穫の時期まで気にしだす。
      • ワインとかにも通じるかも。
    • でも食い方についてはいろいろ語るが、結局食いたいように食う、が正解。
      • そばの食い方の元ネタは、だいたい落語にたどり着くそうな。
        • 汁はほとんど漬けない、噛まずに飲んでのど越しを楽しむ等。
          • しかし、蕎麦の評価にはなぜか「歯ごたえ」ないし「噛みごたえ」が含まれること多し。
  2. 10月くらいから週末のスケジュールは修羅場。
    • 毎週のように口コミをたどって蕎麦屋に出かけていく。
      • 車で2時間程度は近所扱い。
        • 蕎麦屋はそばにあるから蕎麦屋。2時間もかかるんじゃ遠い屋だよ。
          • そんなうまい事言った、みたいな顔されてもなぁ・・・・・・。
  3. うまい蕎麦屋とまずい蕎麦屋の格付け判定が厳しい。
    • 知り合いにうまいよと勧められても、実際に食べてうまいと思わなけりゃ二度と行かない。
    • とか言いつつ、高級懐石から立ち食いまで、蕎麦と名がつきゃなんでも食う節操なしもいる。
      • 乾麺でもいける。
      • そばと名がつくので中華そばも好きです、なーんて。
        • 麺類なら何でもOKといオールラウンダーも多し。
  4. 蕎麦茶だけでなく、蕎麦湯も愛飲。
    • 蕎麦粉を買ってきてお湯で溶かして飲む、インスタントスープの扱いの猛者も。
    • もちろん晩酌は蕎麦湯割りで嗜む。
  5. 変わり蕎麦は賛否両論。
    • 保守派は茶蕎麦、柚子きり蕎麦くらいでさえ許容できるかどうか。
    • 炭入りだけは堪忍してください。蕎麦への冒涜だと思っています。
  6. そして行き着くところは自分で手打ち。
    • でも作業場所や時間が取れるか、それにやってみるとなかなか難しいので、挫折する人も多々。
      • できない人はそばがきにする。それはそれでありでしょう。
    • 仮に自分で打てる人でも、食いに行くのはやめられない。
    • いつでも脱サラして蕎麦打ちができるように、My麺棒・Myこま板・Myこね鉢・Myそば包丁を自宅に標準装備。
  7. お気に入りの店がちょっと有名になって質が落ちると、がっかりして二度と行かない。
    • 特に改装後に初めて行くと戦々恐々。
      • たいていの場合、いやな予感は現実のものとなる。
  8. 本当はパスタも好きだが、正直人前で食いたくはない。
    • ずぞぞぞ・・・とすすらないと、食べられないから。
    • サラザンガレットは食ったことがないが、あまり興味はない。
  9. 聖地は幌加内。
  10. わんこそばは賛否両論。自分は落ち着かないのであまり好まない。
    • 味より量だからねぇ。
  11. 蕎麦屋では敢えてカレーを頼む。
    • すまんが純粋に意味がわからないので説明してくれないか。
      • 蕎麦屋のカレーはカレー粉を溶かすときにめん汁を使っているので独特の味わいがある。
        • それを言いたいなら『カレーを食いたいときにはメニューにカレーがある蕎麦屋に行く』だろ。
        • うどんはうどん屋で食う。ラーメンはラーメン屋で食う。カレーはカレー屋で食う。ただそれだけ。
        • 俺はカレーそばを頼む。
    • 蕎麦ファンは蕎麦屋に行ったら「もりそば」を頼む。
      • それが客としての礼儀であり、店への挑戦だと思っている。
      • 天ぷらや海苔などでごまかしのない、純粋に蕎麦の味だけを味わうためである、と言い出す。
        • こじらせるとつゆではなく、水や塩で食う。
        • そば屋の天ぷらが美味しいことが多いので、天ぷらを食いたいとそば屋に行ったりする俺はエセ蕎麦ファン。
  12. 大晦日になるとにわかがうじゃうじゃ。
    • さらにテレビで煽る。
      • 忙しい最中に手打ちソバを打ち始めて家族からド顰蹙を買う。
    • 別ににわかっつーか、ただの儀式じゃん。餅は正月しか食わない人も世の中いるわけで。
  13. 田舎蕎麦派と更科蕎麦派には、深ーい溝がある。
    • りんごは皮を剥くか剥かないか。
    • 旅行では急行に乗るか鈍行に乗るか。
  14. 2013年2月19日は藪そばファンにとって悪夢の一日だと感じている。
    • 「かえしは作り直せる。半年を目処に再開したい」と4代目店主の弁。今は信じて待つしかない。