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(文学作品)
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'''関東・甲信越の国道'''の噂。国道のうち、高速道路・有料道路については[[高速道路]]へ。
{{Pathnav|もしWiki|歴史のif検討委員会}}
*新規追加は50音順でお願いします。
**作者の死後に有名になった作品もありますので、古い作品は「今でも知られているかどうか」を判断材料にする事を推奨します。
==日本(江戸時代以前)==
===源氏物語===
#日本の萌え文化(?)の伝統・文化が変わっていた。<!--どう変わっていたかまでは知識不足ですが。-->
#*古事記や日本書紀からして萌え要素たっぷりだからそれはないと思う。
#*萌え文化は多分江戸時代の春画の影響が一層大きくなってた。
#**春画絵師としての菱川師宣の知名度はもっと高く、「見返り美人図」だけのイメージではなかった。
#二千円札の絵は清少納言?
#「源氏」といえば誰もが武士の棟梁となった清和源氏を思い浮かべ、光源氏やそのモデルとなった人物を輩出した嵯峨源氏(源融が光源氏のモデルの1人)・仁明源氏(源光が光源氏のモデルの1人)・醍醐源氏(源高明が光源氏のモデルの1人)を思い浮かべる人は殆どいなかった。
#『偐紫田舎源氏』も存在しない。
#「光GENJI」も違うグループ名だった。
#小林信彦の『唐獅子源氏物語』も存在しなかった。


== 関東の国道 ==
===竹取物語===
主要な国道(Chakuwikiで記事の量が多い国道のことです)
#漫画『新竹取物語1000年女王』や映画『かぐや姫の物語』は存在しない。
{|style="width:80%;"
#市川崑監督による映画化もなかった。
|style="width:50%;" valign="top"|
#大塚家具のお家騒動で大塚久美子社長が「かぐや姫」と呼ばれることはなかった。
*[[国道1号]]
#フォークグループの「かぐや姫」は別の名称を名乗っていた。
*[[国道4号]]
#『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖」と書かれる物語はどの作品になっていたのだろうか?
*[[国道6号]]
#*そもそも源氏物語自体存在したかどうか怪しい。
*[[国道16号]]
#日本の昔話で女性が主人公といえば「鶴の恩返し」だった。
*[[国道17号]]
*[[国道20号]]
*[[国道50号]]
*[[国道119号]]
|style="width:50%;" valign="top"|
*[[国道120号]]
*[[国道122号]]
*[[国道246号]]
*[[国道254号]]
*[[国道294号]]
*[[国道299号]]
*[[国道352号]]
*[[国道463号]]
|}
{{-}}


===国道15号===
=== 平家物語 ===
#東京と横浜を結ぶ国道。通称第一京浜。
  1.語り手の文学が無いため、落語、講談が史実のような発達をしていなかった。
#*国道15号何に第一京浜。第二京浜は国道1号。
#*新橋より北は[[銀座]]のメインストリート(中央通り)。だから沿道の路線価が日本一高い国道でもある。
#**平日の日中は歩行者天国、タクシーの路駐も多い。
#箱根駅伝で定番のコース。
#堂々と[[京急]]の踏み切りがあるけど近いうち消えるかも…
#横浜方面は多摩川を越えるとなぜか横須賀が標識に出る。
#青木橋交差点で国道1号と合流して終点になるが、そのことを示す補助標識も設置されている。


===国道18号(群馬)===
  2.平安末期の歴史物の代表作は、「吾妻鏡」だった。
→下記の'''甲信越の国道#国道18号'''を参照


=== 国道51号===
  3.平家物語にあった仏教的な「栄枯盛衰」「女人往生」という、運命論や女性の出番の多い歴史物を描く作品は現れなかった。
#水戸駅北口から千葉市へと繋がる国道。
#*北口から西は[[国道50号|50号]]
#夢の国道51号
#大洗町の夏海バイパスは高速かと勘違いするほどの道路幅。
#*しかも歩道が無い。
#W杯が無かったら鹿嶋バイパスは存在しない。
#北半分は快走路。
#*しかし、夏場は海水浴客の車でいっぱい。
#ここで[http://www.mika-y.com/bbs/news/news.cgi?page=370&no=0&P=R 空前絶後の事故]が発生した。
#千葉市の多くは狭い片側1車線
#オービスが鉾田市辺りにある。


=== 国道118号 ===
   ・「太平記」のように「徳が無いから滅んだ」「自業自得」と儒教的なドライな視点の歴史物ばかりになっていた。
→[[北海道・東北の国道#国道118号|北海道・東北の国道]]を参照


===国道121号===
  4.「義経記」も書かれなかったので、「判官贔屓」のような義経人気は無かった。
→[[北海道・東北の国道#国道121号|北海道・東北の国道]]を参照


===国道124号===
   ・義経は、単なる戦馬鹿か、頼朝に代わって源氏の棟梁を狙う野心家として描かれていた。
#茨城と千葉をまたぐ国道の一つ。
#*北側の起点は[[茨城/鹿行#鹿嶋市の噂|鹿嶋市]]
#**W杯特需でバイパス完成。しかも片側二車線。
#*銚子大橋を経由
#旧神栖町区間の中央分離帯は無駄に広い所がある。
#ほとんど、茨城県の国道
#*千葉県の銚子区間は1kmもない。


===国道125号===
===日本永代蔵===
#千葉県と埼玉県を茨城県経由で結ぶ国道
#元禄文化の代表は近松門左衛門の一人勝ちに。
#茨城のイメージが強すぎて埼玉と千葉では県内に125号があることを知らない人もいる。
#井原西鶴の代表作は「好色一代男」に。エロ作家なイメージが…
#*一応、熊谷から香取まで来ている。
#*あるいは談林派の俳諧師としてのイメージが史実より強かった。
#*千葉県内は51号と重複な上、標識も全くないので、目と鼻の先の茨城県稲敷市が終点だと思われている。
#『世間胸算用』が書かれることはなかった。
*'''茨城県区間'''
<!--==日本(明治~戦前)==-->
#'''ワンツーファイブ'''
#日夜[[土浦市|土浦]]と[[つくば市|つくば]]のヤンキーが路上で抗争を繰り広げている。
#[[wikipedia:ja:下妻物語|あの映画]]の影響で全国的には[[国道6号|ろっこく]]の次に有名。
#阿見にバイパスが出来てからJRAの馬バスがやたらと走る。
#*その一方で、旧道はのどか過ぎる。
#トラックも結構、目に付く。


===国道134号===
==日本(明治~昭和戦前)==
#横須賀~大磯を結ぶ道。
===蟹工船===
#湘南地域を通るため渋滞が多い
#小林多喜二は無名のまま生涯を終えていた。
#*茅ヶ崎~江ノ島は4車線になったから結構マシなんだけど、そっから出る道がほぼ全部混んでる。
#*特高に殺されることもなく、70年代か80年代には亡くなっていた。
#プロレタリア文学といえば葉山嘉樹の『セメント樽の中の手紙』という認識だった。
#案外リーマンショック前後に「幻の名作」として再評価されていたかもしれない。
#TRPG『セブン=フォートレス』の「蟹光線」やゲーム『鋼鉄の咆哮』の「カニ光線」も存在しなかった。
#パーツ名がこの作品に由来するメダロット「クラバーニカ」も存在しなかった。(両腕が「プロレタリャー」と「カニコーセン」)


===国道135号===
===銭形平次捕物控シリーズ===
→[[東海・北陸の国道#国道135号|東海・北陸の国道]]を参照
#捕物帳といえば岡本綺堂の『半七捕物帳』シリーズだった。
#『ルパン三世』の銭形警部は存在せず、長谷川平蔵の子孫あたりがルパンの敵役として登場していた。


===国道245号===
===羅生門===
#意外と短い。
#もちろん、黒澤明による映画化はない。
#*[[水戸市|水戸]]⇔[[茨城/県央#ひたちなか市の噂|ひたちなか]]⇔[[日立市|日立]]を結んでいるだけ。
#*「羅生門効果」という用語も誕生しなかった。
#常陸那珂港をかすめている。
#芥川龍之介といえば、『鼻』か『蜘蛛の糸』あたりの認識になっていたか。
#夕刻の日立市内では、中心部へ向えば向かうほど混んでいる。
#そもそもこの作品は発表当初ほとんど評価されなかったのだが…。
#湊大橋を渡りきると、那珂湊きってのローサイド店街を通る。


===国道271号===
===吾輩は猫である===
→[[高速道路#小田原厚木道路|小田原厚木道路]]を参照
#夏目漱石は小説家にならず、英語教師として生涯を終えた。
#*1000円札の人物も別の人になっていた。
#*朝日新聞社への入社もなかった。
#史実以上に森鴎外や二葉亭四迷の知名度が上がっていた。


===国道298号===
==日本(戦後)==
#埼玉県和光市から千葉県松戸市に至る一般国道である。[[東京外環自動車道]]と並行している。
===1Q84===
#*市川まで延伸される予定。
#村上春樹人気にかげりが出たとみなされた。
#一般道のほうも外環と呼ばれている。
#「発売日まで作品の内容を明かさない」広告戦略が通用しなかったとも判断された。
#*私は「外環下道(がいかんしたみち)」と言います。
#FMNACK5の渋滞情報で、「戸田市美女木八幡」「川口市岸川中学校」を聞かない日は無い。
#スムーズにいけるときはスイスイ走れるが、タイミングが悪いと毎回信号に引っ掛かる。
#道の駅あんぎょうの知名度はあまり高くない。
#スピード取締りが多い。


===国道349号===
===永遠の0===
→[[北海道・東北の国道#国道349号|北海道・東北の国道]]を参照
#百田尚樹は「探偵!ナイトスクープ」の放送作家というイメージのままだった。
#勿論映画化されることも無かった。


===国道354号===
===銀河英雄伝説===
#群馬の高崎から茨城の鉾田まで続く国道。
#田中芳樹といえば『アルスラーン戦記』になっていた。
#国道50号と並列して走る。
#*中国史関連で有名になっていたかも。
#*距離はこちらが長い。
#もちろん、OVA化されることもなかった。
#土浦市内で必ず迷う。
#北浦に架かる鹿行大橋が狭すぎ。


=== 国道400号 ===
===失楽園(渡辺淳一)===
→[[北海道・東北の国道#国道400号|北海道・東北の国道]]を参照
#社会現象にならなかった。
#不倫のことを「失楽園」と呼ぶことはなかった。
#その後の映画化やテレビドラマ化などはなかった。
#『失楽園』といえばジョン・ミルトンの叙事詩。
#一般的に渡辺淳一の代表作といえば『愛の流刑地』かエッセイ集の『鈍感力』あたりになっていた。
#*『遠き落日』じゃないの?映画化もされてるし。


=== 国道401号 ===
===終着駅(ターミナル)殺人事件===
→[[北海道・東北の国道#国道401号|北海道・東北の国道]]を参照
#西村京太郎は社会派ミステリーだけに専念していた。
#十津川省三警部を主人公としたシリーズは海洋ものだけになっていた。
#土曜ワイド劇場などでドラマ化されることもなかった。
#日本におけるトラベルミステリーは鮎川哲也の『下り「はつかり」』くらいしかなく、ジャンルとしても定着しなかった。


===国道407号===
===セーラー服と機関銃===
#区間:足利~入間
#赤川次郎は『三毛猫ホームズ』シリーズに専念していた。
#通しで走る人はまれ。
#当然映画化・テレビドラマ化はされない。
#神奈川や多摩から西埼玉、群馬方面に向かうときによく使われる。
#*薬師丸ひろ子の知名度も下がっていた。
#東松山~太田区間はパトカーや白バイが多い。
#*この作品に加えて『時をかける少女』がコケていた場合、角川映画が80年代に消滅していた可能性もある。
*'''埼玉県内の噂'''
*'''群馬県内の噂'''
# 太田市内は車ディーラー密集地帯。
*'''栃木県内の噂'''
# '''たった数百m'''。


===国道408号===
===太陽の季節===
#千葉県成田市から茨城県を経由して、栃木県高清水町へ至る国道である。
#石原慎太郎は無名のままで、政界進出もなかった。
#牛久北部からつくばまでは牛久学園通、西大通、東大通の名称がつけられている。
#*弟・裕次郎も俳優になれなかった。
#125号と合流した後、栃木の真岡に入るまで、標識上に表れない。
#「太陽族」などという言葉が流行語になることはなかった。


===国道467号===
===時をかける少女===
#[[神奈川]]県[[大和市]]から[[藤沢市]]に至る一般国道である。
#筒井康隆はマニアックな作家のままで終わっていた。
#*大和市内は制限40km/h、藤沢市内はほとんど制限50km/hである。
#*代表作は『48億の妄想』か『ベトナム観光公社』になっていたか。
#県道時代からの通称である藤沢町田線と呼ばれることが多い。
#もちろん映画化などされない。
#いつも渋滞する。
#*原田知世の知名度も落ちていた。
#皆さんは「町田街道」と呼びますか?「藤沢街道」と呼びますか?
#**出渕裕、河森正治、とり・みき、ゆうきまさみらが彼女に入れあげることもなく、ゆうきによるパロディ漫画『時をかける学園(ねらわれたしょうじょ)』も描かれなかった。
#*アニメリメイクもなかった。
#**細田守の知名度も低いままだった(但し[[デジモンファン]]は除く)。
#*この作品の主題歌を使って工藤夕貴がパロディをした「お湯をかける少女」のCMも存在しなかった。


== 甲信越の国道 ==
===図書館戦争===
主要な国道
#有川浩の知名度が若干落ちていた。
*[[国道7号]]
#一般的に有川浩の代表作といえば『自衛隊三部作<!--塩の街・空の中・海の底-->』か『三匹のおっさん』あたりになっていた。
*[[国道8号]]
#*関西なら『阪急電車』だろう。映画化もされてるし。
*[[国道17号]]
#勿論アニメ化・実写映画化もされなかった。
*[[国道19号(木曽高速)]]
#「レインツリーの国」も出版されなかった。
*[[国道20号]]
*[[国道147号・国道148号]]
*[[国道158号]]
*[[国道254号]]
*[[国道299号]]
*[[国道352号]]


===国道18号===
===日本沈没===
#区間:高崎~上越
#小松左京の知名度が若干落ちていた。
*'''群馬県区間'''
#*関西以外ではSFファンなどに知られるくらいだった。
# 碓氷峠(NOTバイパス)は2桁国道と思えない難所。途中有名な眼鏡橋が右手に見える。
#阪神大震災後の『小松左京の大震災'95』は執筆されなかった。
#中山道に沿っている。
#パニック物で「地震などによる日本列島の変形・都市の消滅」などが扱われる頻度は落ちていた。
#妙義山の険しさを強く実感できる。
#*高嶋哲夫や石黒曜の小説にも少なからず影響を与えていた。
*'''長野県区間'''
#もちろん映画化もされず。
# 二桁国道とは思えない貧弱な道。
#*同じ路線の「ノストラダムスの大予言」も制作されなかった。
#* バイパスと言えるものはほぼ皆無。このためどこかしこも渋滞している。特に上田~長野、長野盆地内がひどい。
#*国産パニック映画の歴史に大きく影響していたはず。
#* 地元民は軽井沢~上田の移動には浅間サンライン(広域農道)を使っている。
#代わりに『日本アパッチ族』の映画化が実現していたかもしれない。
#** 上田~長野は千曲川の堤防沿いを使う。
#*史実では1960年代に岡本喜八監督・クレージーキャッツ主演で映画化が企画されていたが頓挫している。
*'''新潟県区間'''
#一般的に小松左京の代表作といえば『復活の日』か『首都消失』あたりになっていた。
# 長野県内に比べれば高架が多い。
#筒井康隆の『日本以外全部沈没』も執筆されなかった。
# ただ「バイパス」という名の無料高速道路に慣れた下越民には上新バイパスはしょぼく感じられる。
#*この2作品が同時に星雲賞の長編・短編部門を受賞することはなかった。


===国道49号===
===人間失格===
→[[北海道・東北の国道#国道49号|北海道・東北の国道]]を参照
#それでも太宰治は自殺していた…と思う。
#太宰治の代表作は『走れメロス』か『斜陽』あたりになっていた。
#『さよなら絶望先生』は出なかったか、内容が大きく変わっていた。


===国道113号===
===ねらわれた学園===
→[[北海道・東北の国道#国道113号|北海道・東北の国道]]を参照
#眉村卓は完全に忘れられた作家になっていた。
#*『妻に捧げた1778話』が書かれることはなかった。
#*逆に『司政官シリーズ』の知名度が上がっていたかもしれない。
#2012年にアニメ映画になることもなかった。


===国道116号===
===ノルウェイの森===
#全線新潟県内。
#世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドが村上春樹の代表作となっていた。
#*区間:[[柏崎市]]~[[新潟市]]
#*新潟バイパスから続く新潟西バイパスの区間で、一般道ながら高速走行が要求される区間がある。
#*新潟-柏崎間を繋ぐ3本の国道([[国道8号]]・国道116号・国道402号)の中で、真ん中を走る。


===国道142号===
===バトル・ロワイアル===
#全線長野県内。
#殺し合いもののジャンルは今でもマイナーなまま。
#*なのに峠を2つも越える。峠だらけ。
#*もしくは、「仮面ライダー龍騎」でやっと日の目をみるようになっていた。
#*まさに山国信濃を象徴する道。
#*「リアル鬼ごっこ」も存在したか怪しい。仮に執筆されていても、史実のようなベストセラーにはならなかっただろう。
#*区間:軽井沢~下諏訪。
#もちろん、映画化なんてされない。
#ほぼ全線にわたって旧中山道に沿ってる。
#*笠取峠の松並木はなかなか風情がある。
#佐久ICからの県道が合流した後はトラックだらけ。特に深夜は8割がトラック。
#*その多くが[[群馬]]ナンバー。
#*実はこの道を使えば高崎・前橋~名古屋・大阪を最短距離で行ける。東京経由よりよっぽど空いている。
#**しかしこの事実を知っている群馬県民はそれほど多くない。
#新和田トンネルの通行料はいつ無料になるんだ…。
#岡谷ICへのバイパスができる前は御柱祭で閉鎖された。


===国道153号===
===半沢直樹シリーズ===
→[[東海・北陸の国道#国道153号|東海・北陸の国道]]を参照
ここでは1作目の「オレたちバブル入行組」と2作目の「オレたち花のバブル組」がコケていたらと想定します。
#2013年にTBSでドラマ化されることは無かった。
#*2020年に続編が制作されることも無かった。
#*「ルーズヴェルト・ゲーム」や「陸王」や「ノーサイド・ゲーム」といった池井戸作品がドラマ化されることも無かった。
#池井戸潤の代表作は「空飛ぶタイヤ」になっていた。
#*そもそも池井戸潤の知名度自体低いままだった。


=== 国道252号 ===
===火花===
→[[北海道・東北の国道#国道252号|北海道・東北の国道]]を参照
#芸人初の芥川賞を受賞してもそれほど話題にならなかった。
#*それ以前に芥川賞なんかには選ばれなかった。
#史実以上に「スクラップ・アンド・ビルド」が有名になっていた。
#掲載誌である「文學界」が増刷されることもなかった。
#2015年時点の日本では「純文学は売れない(村上春樹は例外)」という認識がますます強まっていた。
#所詮芸能人が作った文学作品はこの程度だという認識になっていた。


===国道289号===
===もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら===
→[[北海道・東北の国道#国道289号|北海道・東北の国道]]を参照
#その後のアニメ化や映画化などはなかった。
#岩崎夏海の知名度はAKBファンでわずかに知られる程度だった。
#2012年のセンバツの入場曲は変わっていた(映画版が作られないため)
#ドラッカーの「マネジメント」がビジネスパーソン以外に広く知れ渡ることがなかった。


===国道402号===
==ライトノベル==
#全線新潟県内。
===えむえむっ!===
#*区間:柏崎市~新潟市
#松野秋鳴はマイナーなライトノベル作家のままで終わる。
#*こう書くと国道116号とまったく変わらないが、これは海岸線を通っているため景色は良い。
#*夭逝することもなかった。
#**ただし、冬は日本海の荒波で危険度が上がるので注意。
#当然、アニメ化なんてなかった。


===国道418号===
===スレイヤーズ===
→[[東海・北陸の国道#国道418号|東海・北陸の国道]]を参照
#ライトノベルの文化自体が今頃オワコン化していた。
#秋田禎信も「一つ火の粉の雪の影」みたいなどシリアスな小説を書いていた。
#*というか普通にリーマン続けていたかもしれない。


===国道459号===
===涼宮ハルヒシリーズ===
→[[北海道・東北の国道#国道459号|北海道・東北の国道]]を参照
#アニメ化はされなかったので、その後の深夜アニメの歴史は大きく変わっていた。
#谷川流やいとうのいぢの知名度は未だに低いまま。


[[Category:国道|かんとうこうしんえつ]]
===ゼロの使い魔===
[[Category:関東地方|こくとう]]
#ヤマグチノボルは無名のまま生涯を終えていたかもしれない。
[[Category:甲信越地方|こくとう]]
#その後のアニメ化はされなかった。
#*釘宮病はそこまで有名になっていなかった。
 
===ソードアート・オンライン===
#おそらくアインクラッド編で打ち切られていた。
#*打ち切り以前に出版そのものがなく、川原礫が細々とwebサイトに続きを上げている状態になっていると思う。
#**その代わりにアクセル・ワールドが史実のSAOのような展開を広げていたかもしれない。
#その後のアニメ化とゲーム化はされなかった。
#*松岡禎丞の大ブレイクが史実より遅れていた。
#電撃文庫のチャリティ企画「電撃スマイル文庫」では別の作品のキャラクターが起用されていた。
#電撃文庫3000タイトル突破キャンペーンでは別の作品のキャラクターの水着姿を見ることが出来た。
 
===とある魔術の禁書目録===
#最終的に上条が記憶を取り戻して夏休み終了あたりで勝手に終わっていた。
#*そのため、終盤は記憶を取り戻すための冒険とかが起こっていた。
#勿論「とある科学の超電磁砲」もなし。
#一方通行はただのサイコ野郎のまま終わっていた。
#インデックスがイカ娘のそっくりさんと言われることもなかった。
 
===僕は友達が少ない===
#2011年に最も売れたライトノベルは別の作品になっていた。
#アニメ化はされていなかった。
#*実写映画化もされなかったので、映画化に際してとんでもない騒動にならずに済んでいた。
#それ以降のMF文庫作品のアニメ化は史実よりも減っていたかもしれない。
 
===魔術士オーフェンはぐれ旅===
#間違いなく西部編で打ち切り。
#*コルゴンなんか設定だけで終わっていたかもしれない。
#当然、無謀編もナシ。
 
===やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。===
#『このライトノベルがすごい! 2014』にて1位を獲得したラノベはいったいどの作品になっていたのか?
#アニメ化も行われなかったので、以後のガガガ文庫作品のアニメ化は史実よりも減っていた。
#*千葉ロッテマリーンズや千葉都市モノレールとのコラボもありえない。
 
===Re:ゼロから始める異世界生活===
#ラムといえば今でも「うる星やつら」の方が割と有名だった(史実でもそうかもしれないが)。
#*マジ天使といえば[[ストライクウィッチーズ#エーリカ・ハルトマン|エーリカ]]が共通認識。
#その後のアニメ化などはされなかっし、このすばとのコラボもなかった。
 
===魔法科高校の劣等生===
#「小説家になろう」はいまだバカにされ続けている存在だった。
#*オバロと幼女戦記が史実通りにアニメ化されていた場合、アルファポリスやアルカディアが小説投稿サイトとして注目されていた。
#*そもそも主人公最強ものがネット小説で流行していなかったかもしれない。
#佐島勤はそのまま表舞台に出てこないか、ドウルマスターズで商業デビューしていた。
#「さすおに」は蔑称のままか、下手すりゃ知名度すらなかった。
 
==海外==
===風と共に去りぬ===
#マーガレット・ミッチェルは無名のまま生涯を終えたかもしれない。
#*この場合、1996年になって『ロスト・レイセン』が出版されることもなかった。
#ひょっとしたら、『風と共に去りぬ』以後も新作をいくつか執筆していたかもしれない(ただし出版されていたかどうかは不明)。
#その後の映画化や舞台化などはなかった。
#「世界まるごとHOWマッチ」の最終回の最終問題で出題された、本作の初版初刷本に、それほどの高値はつかなかった。
 
===シャーロック・ホームズ===
*厳密にはシリーズですが、ここに記載いたします。
#イギリスの推理作家といえばエドガー・アラン・ポーになっていた。
#*ポーはアメリカじゃ・・・。推理小説自体ジャンルとして定着できたかどうか。
#探偵の相棒役を意味する単語としてワトソン役が定着しなかった。
#*探偵ものの主人公は単独が主流になっていた。
#当然、『名探偵ホームズ』もなかった。
#モーリス・ルブランの『怪盗ルパン』シリーズに「エルロック・ショルメ」は登場しなかった。
#*場合によってはルパンシリーズ自体存在せず、『ルパン三世』も存在しなかった。
#コナン・ドイルが探偵ものの作者として有名にならなかったので、名探偵コナンも別のタイトルになっていた。
 
===1984年===
#監視社会に対する批判として本作が引き合いに出される機会が史実より減っていた。
#「ビッグ・ブラザー」が英語圏で独裁者を意味する語句になっていなかった。
#本作の影響を受けた『華氏451度』は制作されなかった。
#*『時計じかけのオレンジ』や『IQ84』も。
#*核P-MODELの楽曲『Big Brother』も存在しなかった。
#ジョージ・オーウェルといえば『動物農場』あたりになっていた。
 
===ハリー・ポッターシリーズ===
#映画化もされなかった。
#*小野賢章は声優として大ブレイクしていなかった。
#**『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役は別の声優が演じていた。
#魔法使いや魔法学校などをモチーフにした、後追いの作品も生まれなかった。
#*『[[魔法先生ネギま!ファン|魔法先生ネギま!]]』が生まれなかった。
#*『[[スーパー戦隊シリーズ/2000年代#29代目・魔法戦隊マジレンジャー|魔法戦隊マジレンジャー]]』も生まれなかった。
#*『[[仮面ライダー/平成ライダー/2010年代前半#ウィザード|仮面ライダーウィザード]]』も生まれなかった。
#『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーランキングに「児童書部門」(Children's Best Sellers)が新設されることはなかった。
#*史実ではハリー・ポッターシリーズが「フィクション部門」の1位を長期独占した後、2000年から「児童書部門」が新設された。
 
===不思議の国のアリス===
#ルイス・キャロルは数学教師のチャールズ・ドジソンとして生涯を終えていた。
#当然、ディズニーによる映画化もない。
 
===ヴェニスの商人===
#シェイクスピアの代表作として語られる作品が悲劇ばかりになっていた。
#*むしろ『じゃじゃ馬ならし』『夏の夜の夢』あたりがもっと有名になっていた。
 
===指輪物語===
#当然、映画化はない。
#この作品に影響を受けたTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』が制作されることはなかった。
#*多くのファンタジー作品にエルフやドワーフなどの種族やミスリルなどのアイテムが登場することもなかった。
#*そもそもTRPGというゲームジャンルは存在しなかった。
#J・R・R・トールキンは言語学者として有名になっていた。
 
===レ・ミゼラブル===
小説「レ・ミゼラブル」は作者のヴィクトル・ユーゴーが'''”これが売れなかったら筆を折る”'''というくらいの入れ込みようで世に出した作品ですが、売れ行きは上々、そんな心配は全くの杞憂に終わり、今では彼の代表作となっていますが、もしこれが受け入れられなかったら?
#ヴィクトル・ユーゴーは筆を折っていた。(後になって心変わりして復帰していた可能性もあるが。)
#有名な"'''世界一短い手紙'''”の内容は変わっていた。"'''?'''"に対する返事は"'''†'''(短剣符)"だったかもしれない。
#*おそらく返事すら出来なかったんじゃないかと思う。
#**ドクロのイラストだったかもしれない。
#*解説:史実では『{{伏字|売れ行きどない?|?}}』→『{{伏字|めっちゃ売れとる!|!}}』という手紙のやりとりでした。
#当然ミュージカルにもなっていない。
#*スーザン・ボイルは最初の番組で何を歌っていたのやら、あの歌唱力だから「夢やぶれて」以外の曲でも十分注目されていただろうけど。
#無論「レ・ミゼラブル 少女コゼット」は存在せず。そのため世界名作劇場がBSフジで復活するという事もなかったかも。
#当然映画にはならない。
#日本でアーム・ジョーという人物の話だと誤解される事もない。
#韓国の「[http://www.jeanvaljeanbank.com/ ジャン・バルジャン銀行(<span lang="ko">장발장 은행</span>)]」は別の名前になっていた。
 
==童話・昔話==
===赤ずきん===
#知名度が低いとなると、「女の子が狼に騙されて食べられる残酷なおとぎ話がある」と言う都市伝説にでもなっていたかもしれない。
#サンリオキャラクター「マイメロディ」は誕生しないか、異なるキャラクターデザインになっていた。
#「赤ずきんチャチャ」や「おとぎ銃士 赤ずきん」といった、赤ずきんを題材とした作品は作られていなかった。
#穴吹工務店のイメージキャラクターは異なるものになっていた。
 
===アンパンマン===
#やなせたかしは大人向けの漫画家か作詞家として有名になっていた。
#勿論アニメ化もされなかった。されたとしても早期打ち切りになっていたか。
#「ワンパンマン」は存在しなかったか、全然違うタイトルになっていた。
 
===浦島太郎===
#相対性理論においてウラシマ効果と言う言葉ができる事は無かった。
#*ウラシマ効果にちなんだ『未来警察ウラシマン』は制作されなかった。
#似たようなストーリーである『リップ・ヴァン・ウィンクル』は日本ではほとんど知られていなかった。
#*ちなみに史実では英語の教科書などで取り上げられていたりする。
#こちらも桃太郎や金太郎と同様に日本の文化にかなりの影響が及ぶはずだ。
#金太郎・桃太郎も同様であるが、auのCMで「三太郎」シリーズが作られることはなかった。
 
===金太郎===
#鉞の知名度は格段に落ちていた。
#*村田兆治のピッチングフォームも別の名前になっていた。
#*木俣達彦のバッティングフォームもただの「一本足打法」と呼ばれていた。
#「きんぴら」という料理が誕生することはなかったかもしれない。
#*ちなみに名の由来は金太郎の息子である坂田金平らしい。
#かなり知られている昔話である以上、桃太郎に次いで日本の文化のかなりの範囲に影響が及ぶと思う。
#*日本昔話における強い少年の代名詞は何になっていたのやら。
#*当然ながら『サラリーマン金太郎』や『銀魂』のような作品も誕生しないか、全然違うタイトルになっていた。
#水野雄仁のニックネームも「阿波の金太郎」にはならなかった。
 
===桃太郎===
#おそらく岡山県民でもほとんど知らないようなマイナーな話になっていた。
#*きびだんご自体は「吉備団子」とも解釈できるので一応存在はするだろうが、土産としての知名度は格段に低くなっている。
#*清水義範が「桃太郎の起源は犬山だ」などという(岡山県民に喧嘩を売りつけるような)主張をすることはなかった。
#事実上日本で最も知られた昔話の一つだから、これが世に知られていないとなるとかなりの範囲に影響が及びそう。
#*それこそ影響を受けないのは鬼くらいなんじゃなかろうか…。
 
==随筆・エッセイ==
===徒然草===
#吉田兼好は歴史に埋もれた存在になっていた。
#*『太平記』で高師直の艶書を代筆するエピソードも存在しなかった。
 
===どくとるマンボウ航海記===
#北杜夫は『幽霊』や『楡家の人びと』、『夜と霧の隅で』などといったシリアスな小説家だけのイメージだった。
#日本にユーモアエッセイというジャンルが根付くことはなかった。
#*遠藤周作の『狐狸庵』シリーズも存在しなかった。
#この作品に関わった編集者・宮脇俊三も無名のままだった。
#*『時刻表2万キロ』をはじめとした鉄道エッセイを執筆することもなかった。
#娘の斎藤由香が『窓際OL』シリーズを執筆することはなかった。
 
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2021年8月9日 (月) 17:26時点における版

  • 新規追加は50音順でお願いします。
    • 作者の死後に有名になった作品もありますので、古い作品は「今でも知られているかどうか」を判断材料にする事を推奨します。

日本(江戸時代以前)

源氏物語

  1. 日本の萌え文化(?)の伝統・文化が変わっていた。
    • 古事記や日本書紀からして萌え要素たっぷりだからそれはないと思う。
    • 萌え文化は多分江戸時代の春画の影響が一層大きくなってた。
      • 春画絵師としての菱川師宣の知名度はもっと高く、「見返り美人図」だけのイメージではなかった。
  2. 二千円札の絵は清少納言?
  3. 「源氏」といえば誰もが武士の棟梁となった清和源氏を思い浮かべ、光源氏やそのモデルとなった人物を輩出した嵯峨源氏(源融が光源氏のモデルの1人)・仁明源氏(源光が光源氏のモデルの1人)・醍醐源氏(源高明が光源氏のモデルの1人)を思い浮かべる人は殆どいなかった。
  4. 『偐紫田舎源氏』も存在しない。
  5. 「光GENJI」も違うグループ名だった。
  6. 小林信彦の『唐獅子源氏物語』も存在しなかった。

竹取物語

  1. 漫画『新竹取物語1000年女王』や映画『かぐや姫の物語』は存在しない。
  2. 市川崑監督による映画化もなかった。
  3. 大塚家具のお家騒動で大塚久美子社長が「かぐや姫」と呼ばれることはなかった。
  4. フォークグループの「かぐや姫」は別の名称を名乗っていた。
  5. 『源氏物語』に「物語の出で来はじめの祖」と書かれる物語はどの作品になっていたのだろうか?
    • そもそも源氏物語自体存在したかどうか怪しい。
  6. 日本の昔話で女性が主人公といえば「鶴の恩返し」だった。

平家物語

  1.語り手の文学が無いため、落語、講談が史実のような発達をしていなかった。

  2.平安末期の歴史物の代表作は、「吾妻鏡」だった。

  3.平家物語にあった仏教的な「栄枯盛衰」「女人往生」という、運命論や女性の出番の多い歴史物を描く作品は現れなかった。

   ・「太平記」のように「徳が無いから滅んだ」「自業自得」と儒教的なドライな視点の歴史物ばかりになっていた。

  4.「義経記」も書かれなかったので、「判官贔屓」のような義経人気は無かった。

   ・義経は、単なる戦馬鹿か、頼朝に代わって源氏の棟梁を狙う野心家として描かれていた。

日本永代蔵

  1. 元禄文化の代表は近松門左衛門の一人勝ちに。
  2. 井原西鶴の代表作は「好色一代男」に。エロ作家なイメージが…
    • あるいは談林派の俳諧師としてのイメージが史実より強かった。
  3. 『世間胸算用』が書かれることはなかった。

日本(明治~昭和戦前)

蟹工船

  1. 小林多喜二は無名のまま生涯を終えていた。
    • 特高に殺されることもなく、70年代か80年代には亡くなっていた。
  2. プロレタリア文学といえば葉山嘉樹の『セメント樽の中の手紙』という認識だった。
  3. 案外リーマンショック前後に「幻の名作」として再評価されていたかもしれない。
  4. TRPG『セブン=フォートレス』の「蟹光線」やゲーム『鋼鉄の咆哮』の「カニ光線」も存在しなかった。
  5. パーツ名がこの作品に由来するメダロット「クラバーニカ」も存在しなかった。(両腕が「プロレタリャー」と「カニコーセン」)

銭形平次捕物控シリーズ

  1. 捕物帳といえば岡本綺堂の『半七捕物帳』シリーズだった。
  2. 『ルパン三世』の銭形警部は存在せず、長谷川平蔵の子孫あたりがルパンの敵役として登場していた。

羅生門

  1. もちろん、黒澤明による映画化はない。
    • 「羅生門効果」という用語も誕生しなかった。
  2. 芥川龍之介といえば、『鼻』か『蜘蛛の糸』あたりの認識になっていたか。
  3. そもそもこの作品は発表当初ほとんど評価されなかったのだが…。

吾輩は猫である

  1. 夏目漱石は小説家にならず、英語教師として生涯を終えた。
    • 1000円札の人物も別の人になっていた。
    • 朝日新聞社への入社もなかった。
  2. 史実以上に森鴎外や二葉亭四迷の知名度が上がっていた。

日本(戦後)

1Q84

  1. 村上春樹人気にかげりが出たとみなされた。
  2. 「発売日まで作品の内容を明かさない」広告戦略が通用しなかったとも判断された。

永遠の0

  1. 百田尚樹は「探偵!ナイトスクープ」の放送作家というイメージのままだった。
  2. 勿論映画化されることも無かった。

銀河英雄伝説

  1. 田中芳樹といえば『アルスラーン戦記』になっていた。
    • 中国史関連で有名になっていたかも。
  2. もちろん、OVA化されることもなかった。

失楽園(渡辺淳一)

  1. 社会現象にならなかった。
  2. 不倫のことを「失楽園」と呼ぶことはなかった。
  3. その後の映画化やテレビドラマ化などはなかった。
  4. 『失楽園』といえばジョン・ミルトンの叙事詩。
  5. 一般的に渡辺淳一の代表作といえば『愛の流刑地』かエッセイ集の『鈍感力』あたりになっていた。
    • 『遠き落日』じゃないの?映画化もされてるし。

終着駅(ターミナル)殺人事件

  1. 西村京太郎は社会派ミステリーだけに専念していた。
  2. 十津川省三警部を主人公としたシリーズは海洋ものだけになっていた。
  3. 土曜ワイド劇場などでドラマ化されることもなかった。
  4. 日本におけるトラベルミステリーは鮎川哲也の『下り「はつかり」』くらいしかなく、ジャンルとしても定着しなかった。

セーラー服と機関銃

  1. 赤川次郎は『三毛猫ホームズ』シリーズに専念していた。
  2. 当然映画化・テレビドラマ化はされない。
    • 薬師丸ひろ子の知名度も下がっていた。
    • この作品に加えて『時をかける少女』がコケていた場合、角川映画が80年代に消滅していた可能性もある。

太陽の季節

  1. 石原慎太郎は無名のままで、政界進出もなかった。
    • 弟・裕次郎も俳優になれなかった。
  2. 「太陽族」などという言葉が流行語になることはなかった。

時をかける少女

  1. 筒井康隆はマニアックな作家のままで終わっていた。
    • 代表作は『48億の妄想』か『ベトナム観光公社』になっていたか。
  2. もちろん映画化などされない。
    • 原田知世の知名度も落ちていた。
      • 出渕裕、河森正治、とり・みき、ゆうきまさみらが彼女に入れあげることもなく、ゆうきによるパロディ漫画『時をかける学園(ねらわれたしょうじょ)』も描かれなかった。
    • アニメリメイクもなかった。
    • この作品の主題歌を使って工藤夕貴がパロディをした「お湯をかける少女」のCMも存在しなかった。

図書館戦争

  1. 有川浩の知名度が若干落ちていた。
  2. 一般的に有川浩の代表作といえば『自衛隊三部作』か『三匹のおっさん』あたりになっていた。
    • 関西なら『阪急電車』だろう。映画化もされてるし。
  3. 勿論アニメ化・実写映画化もされなかった。
  4. 「レインツリーの国」も出版されなかった。

日本沈没

  1. 小松左京の知名度が若干落ちていた。
    • 関西以外ではSFファンなどに知られるくらいだった。
  2. 阪神大震災後の『小松左京の大震災'95』は執筆されなかった。
  3. パニック物で「地震などによる日本列島の変形・都市の消滅」などが扱われる頻度は落ちていた。
    • 高嶋哲夫や石黒曜の小説にも少なからず影響を与えていた。
  4. もちろん映画化もされず。
    • 同じ路線の「ノストラダムスの大予言」も制作されなかった。
    • 国産パニック映画の歴史に大きく影響していたはず。
  5. 代わりに『日本アパッチ族』の映画化が実現していたかもしれない。
    • 史実では1960年代に岡本喜八監督・クレージーキャッツ主演で映画化が企画されていたが頓挫している。
  6. 一般的に小松左京の代表作といえば『復活の日』か『首都消失』あたりになっていた。
  7. 筒井康隆の『日本以外全部沈没』も執筆されなかった。
    • この2作品が同時に星雲賞の長編・短編部門を受賞することはなかった。

人間失格

  1. それでも太宰治は自殺していた…と思う。
  2. 太宰治の代表作は『走れメロス』か『斜陽』あたりになっていた。
  3. 『さよなら絶望先生』は出なかったか、内容が大きく変わっていた。

ねらわれた学園

  1. 眉村卓は完全に忘れられた作家になっていた。
    • 『妻に捧げた1778話』が書かれることはなかった。
    • 逆に『司政官シリーズ』の知名度が上がっていたかもしれない。
  2. 2012年にアニメ映画になることもなかった。

ノルウェイの森

  1. 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドが村上春樹の代表作となっていた。

バトル・ロワイアル

  1. 殺し合いもののジャンルは今でもマイナーなまま。
    • もしくは、「仮面ライダー龍騎」でやっと日の目をみるようになっていた。
    • 「リアル鬼ごっこ」も存在したか怪しい。仮に執筆されていても、史実のようなベストセラーにはならなかっただろう。
  2. もちろん、映画化なんてされない。

半沢直樹シリーズ

ここでは1作目の「オレたちバブル入行組」と2作目の「オレたち花のバブル組」がコケていたらと想定します。

  1. 2013年にTBSでドラマ化されることは無かった。
    • 2020年に続編が制作されることも無かった。
    • 「ルーズヴェルト・ゲーム」や「陸王」や「ノーサイド・ゲーム」といった池井戸作品がドラマ化されることも無かった。
  2. 池井戸潤の代表作は「空飛ぶタイヤ」になっていた。
    • そもそも池井戸潤の知名度自体低いままだった。

火花

  1. 芸人初の芥川賞を受賞してもそれほど話題にならなかった。
    • それ以前に芥川賞なんかには選ばれなかった。
  2. 史実以上に「スクラップ・アンド・ビルド」が有名になっていた。
  3. 掲載誌である「文學界」が増刷されることもなかった。
  4. 2015年時点の日本では「純文学は売れない(村上春樹は例外)」という認識がますます強まっていた。
  5. 所詮芸能人が作った文学作品はこの程度だという認識になっていた。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

  1. その後のアニメ化や映画化などはなかった。
  2. 岩崎夏海の知名度はAKBファンでわずかに知られる程度だった。
  3. 2012年のセンバツの入場曲は変わっていた(映画版が作られないため)
  4. ドラッカーの「マネジメント」がビジネスパーソン以外に広く知れ渡ることがなかった。

ライトノベル

えむえむっ!

  1. 松野秋鳴はマイナーなライトノベル作家のままで終わる。
    • 夭逝することもなかった。
  2. 当然、アニメ化なんてなかった。

スレイヤーズ

  1. ライトノベルの文化自体が今頃オワコン化していた。
  2. 秋田禎信も「一つ火の粉の雪の影」みたいなどシリアスな小説を書いていた。
    • というか普通にリーマン続けていたかもしれない。

涼宮ハルヒシリーズ

  1. アニメ化はされなかったので、その後の深夜アニメの歴史は大きく変わっていた。
  2. 谷川流やいとうのいぢの知名度は未だに低いまま。

ゼロの使い魔

  1. ヤマグチノボルは無名のまま生涯を終えていたかもしれない。
  2. その後のアニメ化はされなかった。
    • 釘宮病はそこまで有名になっていなかった。

ソードアート・オンライン

  1. おそらくアインクラッド編で打ち切られていた。
    • 打ち切り以前に出版そのものがなく、川原礫が細々とwebサイトに続きを上げている状態になっていると思う。
      • その代わりにアクセル・ワールドが史実のSAOのような展開を広げていたかもしれない。
  2. その後のアニメ化とゲーム化はされなかった。
    • 松岡禎丞の大ブレイクが史実より遅れていた。
  3. 電撃文庫のチャリティ企画「電撃スマイル文庫」では別の作品のキャラクターが起用されていた。
  4. 電撃文庫3000タイトル突破キャンペーンでは別の作品のキャラクターの水着姿を見ることが出来た。

とある魔術の禁書目録

  1. 最終的に上条が記憶を取り戻して夏休み終了あたりで勝手に終わっていた。
    • そのため、終盤は記憶を取り戻すための冒険とかが起こっていた。
  2. 勿論「とある科学の超電磁砲」もなし。
  3. 一方通行はただのサイコ野郎のまま終わっていた。
  4. インデックスがイカ娘のそっくりさんと言われることもなかった。

僕は友達が少ない

  1. 2011年に最も売れたライトノベルは別の作品になっていた。
  2. アニメ化はされていなかった。
    • 実写映画化もされなかったので、映画化に際してとんでもない騒動にならずに済んでいた。
  3. それ以降のMF文庫作品のアニメ化は史実よりも減っていたかもしれない。

魔術士オーフェンはぐれ旅

  1. 間違いなく西部編で打ち切り。
    • コルゴンなんか設定だけで終わっていたかもしれない。
  2. 当然、無謀編もナシ。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

  1. 『このライトノベルがすごい! 2014』にて1位を獲得したラノベはいったいどの作品になっていたのか?
  2. アニメ化も行われなかったので、以後のガガガ文庫作品のアニメ化は史実よりも減っていた。
    • 千葉ロッテマリーンズや千葉都市モノレールとのコラボもありえない。

Re:ゼロから始める異世界生活

  1. ラムといえば今でも「うる星やつら」の方が割と有名だった(史実でもそうかもしれないが)。
  2. その後のアニメ化などはされなかっし、このすばとのコラボもなかった。

魔法科高校の劣等生

  1. 「小説家になろう」はいまだバカにされ続けている存在だった。
    • オバロと幼女戦記が史実通りにアニメ化されていた場合、アルファポリスやアルカディアが小説投稿サイトとして注目されていた。
    • そもそも主人公最強ものがネット小説で流行していなかったかもしれない。
  2. 佐島勤はそのまま表舞台に出てこないか、ドウルマスターズで商業デビューしていた。
  3. 「さすおに」は蔑称のままか、下手すりゃ知名度すらなかった。

海外

風と共に去りぬ

  1. マーガレット・ミッチェルは無名のまま生涯を終えたかもしれない。
    • この場合、1996年になって『ロスト・レイセン』が出版されることもなかった。
  2. ひょっとしたら、『風と共に去りぬ』以後も新作をいくつか執筆していたかもしれない(ただし出版されていたかどうかは不明)。
  3. その後の映画化や舞台化などはなかった。
  4. 「世界まるごとHOWマッチ」の最終回の最終問題で出題された、本作の初版初刷本に、それほどの高値はつかなかった。

シャーロック・ホームズ

  • 厳密にはシリーズですが、ここに記載いたします。
  1. イギリスの推理作家といえばエドガー・アラン・ポーになっていた。
    • ポーはアメリカじゃ・・・。推理小説自体ジャンルとして定着できたかどうか。
  2. 探偵の相棒役を意味する単語としてワトソン役が定着しなかった。
    • 探偵ものの主人公は単独が主流になっていた。
  3. 当然、『名探偵ホームズ』もなかった。
  4. モーリス・ルブランの『怪盗ルパン』シリーズに「エルロック・ショルメ」は登場しなかった。
    • 場合によってはルパンシリーズ自体存在せず、『ルパン三世』も存在しなかった。
  5. コナン・ドイルが探偵ものの作者として有名にならなかったので、名探偵コナンも別のタイトルになっていた。

1984年

  1. 監視社会に対する批判として本作が引き合いに出される機会が史実より減っていた。
  2. 「ビッグ・ブラザー」が英語圏で独裁者を意味する語句になっていなかった。
  3. 本作の影響を受けた『華氏451度』は制作されなかった。
    • 『時計じかけのオレンジ』や『IQ84』も。
    • 核P-MODELの楽曲『Big Brother』も存在しなかった。
  4. ジョージ・オーウェルといえば『動物農場』あたりになっていた。

ハリー・ポッターシリーズ

  1. 映画化もされなかった。
    • 小野賢章は声優として大ブレイクしていなかった。
      • 『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役は別の声優が演じていた。
  2. 魔法使いや魔法学校などをモチーフにした、後追いの作品も生まれなかった。
  3. 『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーランキングに「児童書部門」(Children's Best Sellers)が新設されることはなかった。
    • 史実ではハリー・ポッターシリーズが「フィクション部門」の1位を長期独占した後、2000年から「児童書部門」が新設された。

不思議の国のアリス

  1. ルイス・キャロルは数学教師のチャールズ・ドジソンとして生涯を終えていた。
  2. 当然、ディズニーによる映画化もない。

ヴェニスの商人

  1. シェイクスピアの代表作として語られる作品が悲劇ばかりになっていた。
    • むしろ『じゃじゃ馬ならし』『夏の夜の夢』あたりがもっと有名になっていた。

指輪物語

  1. 当然、映画化はない。
  2. この作品に影響を受けたTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』が制作されることはなかった。
    • 多くのファンタジー作品にエルフやドワーフなどの種族やミスリルなどのアイテムが登場することもなかった。
    • そもそもTRPGというゲームジャンルは存在しなかった。
  3. J・R・R・トールキンは言語学者として有名になっていた。

レ・ミゼラブル

小説「レ・ミゼラブル」は作者のヴィクトル・ユーゴーが”これが売れなかったら筆を折る”というくらいの入れ込みようで世に出した作品ですが、売れ行きは上々、そんな心配は全くの杞憂に終わり、今では彼の代表作となっていますが、もしこれが受け入れられなかったら?

  1. ヴィクトル・ユーゴーは筆を折っていた。(後になって心変わりして復帰していた可能性もあるが。)
  2. 有名な"世界一短い手紙”の内容は変わっていた。""に対する返事は"(短剣符)"だったかもしれない。
    • おそらく返事すら出来なかったんじゃないかと思う。
      • ドクロのイラストだったかもしれない。
    • 解説:史実では『』→『』という手紙のやりとりでした。
  3. 当然ミュージカルにもなっていない。
    • スーザン・ボイルは最初の番組で何を歌っていたのやら、あの歌唱力だから「夢やぶれて」以外の曲でも十分注目されていただろうけど。
  4. 無論「レ・ミゼラブル 少女コゼット」は存在せず。そのため世界名作劇場がBSフジで復活するという事もなかったかも。
  5. 当然映画にはならない。
  6. 日本でアーム・ジョーという人物の話だと誤解される事もない。
  7. 韓国の「ジャン・バルジャン銀行(장발장 은행」は別の名前になっていた。

童話・昔話

赤ずきん

  1. 知名度が低いとなると、「女の子が狼に騙されて食べられる残酷なおとぎ話がある」と言う都市伝説にでもなっていたかもしれない。
  2. サンリオキャラクター「マイメロディ」は誕生しないか、異なるキャラクターデザインになっていた。
  3. 「赤ずきんチャチャ」や「おとぎ銃士 赤ずきん」といった、赤ずきんを題材とした作品は作られていなかった。
  4. 穴吹工務店のイメージキャラクターは異なるものになっていた。

アンパンマン

  1. やなせたかしは大人向けの漫画家か作詞家として有名になっていた。
  2. 勿論アニメ化もされなかった。されたとしても早期打ち切りになっていたか。
  3. 「ワンパンマン」は存在しなかったか、全然違うタイトルになっていた。

浦島太郎

  1. 相対性理論においてウラシマ効果と言う言葉ができる事は無かった。
    • ウラシマ効果にちなんだ『未来警察ウラシマン』は制作されなかった。
  2. 似たようなストーリーである『リップ・ヴァン・ウィンクル』は日本ではほとんど知られていなかった。
    • ちなみに史実では英語の教科書などで取り上げられていたりする。
  3. こちらも桃太郎や金太郎と同様に日本の文化にかなりの影響が及ぶはずだ。
  4. 金太郎・桃太郎も同様であるが、auのCMで「三太郎」シリーズが作られることはなかった。

金太郎

  1. 鉞の知名度は格段に落ちていた。
    • 村田兆治のピッチングフォームも別の名前になっていた。
    • 木俣達彦のバッティングフォームもただの「一本足打法」と呼ばれていた。
  2. 「きんぴら」という料理が誕生することはなかったかもしれない。
    • ちなみに名の由来は金太郎の息子である坂田金平らしい。
  3. かなり知られている昔話である以上、桃太郎に次いで日本の文化のかなりの範囲に影響が及ぶと思う。
    • 日本昔話における強い少年の代名詞は何になっていたのやら。
    • 当然ながら『サラリーマン金太郎』や『銀魂』のような作品も誕生しないか、全然違うタイトルになっていた。
  4. 水野雄仁のニックネームも「阿波の金太郎」にはならなかった。

桃太郎

  1. おそらく岡山県民でもほとんど知らないようなマイナーな話になっていた。
    • きびだんご自体は「吉備団子」とも解釈できるので一応存在はするだろうが、土産としての知名度は格段に低くなっている。
    • 清水義範が「桃太郎の起源は犬山だ」などという(岡山県民に喧嘩を売りつけるような)主張をすることはなかった。
  2. 事実上日本で最も知られた昔話の一つだから、これが世に知られていないとなるとかなりの範囲に影響が及びそう。
    • それこそ影響を受けないのは鬼くらいなんじゃなかろうか…。

随筆・エッセイ

徒然草

  1. 吉田兼好は歴史に埋もれた存在になっていた。
    • 『太平記』で高師直の艶書を代筆するエピソードも存在しなかった。

どくとるマンボウ航海記

  1. 北杜夫は『幽霊』や『楡家の人びと』、『夜と霧の隅で』などといったシリアスな小説家だけのイメージだった。
  2. 日本にユーモアエッセイというジャンルが根付くことはなかった。
    • 遠藤周作の『狐狸庵』シリーズも存在しなかった。
  3. この作品に関わった編集者・宮脇俊三も無名のままだった。
    • 『時刻表2万キロ』をはじめとした鉄道エッセイを執筆することもなかった。
  4. 娘の斎藤由香が『窓際OL』シリーズを執筆することはなかった。