ページ「もし四国が180度反転したら」と「北西連邦管区」の間の差分
(ページ間の差分)
ナビゲーションに移動
検索に移動
細 (文字列「[[category:」を「[[カテゴリ:」に置換) |
(→島の噂: ノバヤゼムリャ、フランツ・ヨシフ諸島) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
1行目: | 1行目: | ||
== | {{地域S|reg=ヨーロッパ|country=ロシア|name=北西連邦管区|key=ほくせい|eng=ロシア}} | ||
==都市の噂== | |||
*[[サンクトペテルブルク]] | |||
*[[カリーニングラード]] | |||
===アルハンゲリスク=== | |||
#[[天使|大天使]]の町。無駄にカッコいい名前 | |||
#*「下痢」が付かなければね。 | |||
#**でもそのおかげで覚えやすい地名。 | |||
#サンクトペテルブルクのせいで街が衰退した。 | |||
#造船が盛ん。原子力潜水艦とか核爆弾とか怪しい物を作ってたので、共産時代は外国人の立ち入りが禁止されていた。 | |||
#水鳥や馬、天候をモチーフにしたメゼニ塗りという工芸品が有名。 | |||
===ムルマンスク=== | |||
#北極圏最大の都市。 | |||
#世界最北の不凍港の一つであり、海軍基地がある。 | |||
#旅客を扱う駅では最北端の駅があるが、大人の事情でナルヴィク駅(ノルウェー)が最北の駅とされている。 | |||
# | |||
#* | |||
#* | |||
# | |||
# | |||
# | |||
# | |||
# | |||
# | |||
== | ==自治共和国の噂== | ||
===カレリア共和国の噂=== | |||
# | [[画像:Karelia_1922~1943_Coat_of_Arm.jpg|thumb|250px|カレリア1922年発行普通切手と1943年発行フィンランド軍占領切手・紋章]] | ||
#* | #もともと[[スウェーデン]]に支配されていた。 | ||
#** | #*[[フィンランド]]から割譲された地域もある。 | ||
# | #**フィンランドに隣接しているが、歴史的にはスウェーデン領→ロシア領だったので、正式にフィンランド領だったことはない。 | ||
# | #**第2次大戦時、ソビエトがナチス戦で手が回らないのを良いことに、どさくさに占領したが、盛り返したソ連軍に、逆にもっと領土を取られてしまった。 | ||
# | #オネガ湖に浮かぶキジ島には木造教会が建っている。 | ||
# | #現在でも、ごくわずかながらフィンランド領カレリアの地域も残っている。 | ||
# | #ソ連崩壊直後に独立の動きがあったことは、今では誰も知らない。 | ||
# | #ソ連成立直後は、カレロ=フィンという名でロシア、ウクライナなどと同等の地位だった。 | ||
# | #*フィンランドを連想させる国名を嫌って戦後に改名し、同時にロシア内の自治共和国に格下げ。 | ||
#* | #**そのままだったら、ソ連崩壊後には独立したか、フィンランドに組み込まれたと思われる。 | ||
#**ロシア人は当時の措置をグッジョブ!と思っているだろう。 | |||
== | ===コミ共和国の噂=== | ||
# | #国土の70%以上が針葉樹林がしめる。 | ||
# | #ロシア初の自然遺産登録場所がここにあるコミの原生林。 | ||
# | #*ヨーロッパの原生林としては最大級。 | ||
==自治管区の噂== | |||
===ネネツ自治管区の噂=== | |||
# | #オペレーションフラッシュポイントというゲームに出てくる島の名前のモデルの島がある。 | ||
# | #行政の中心の名前がナリヤン・マルという。鳴りやまぬわけではないが。 | ||
== | ==島の噂== | ||
=== | ===ノバヤゼムリャ=== | ||
# | [[画像:Novaya_Zemlya_1993_Airmail_Ovt.jpg|thumb|150px|ノバヤゼムリャ1993年発行航空切手・ソ連切手に航空機加刷]] | ||
# | #北極海に浮かぶ南北2つの島からなる。 | ||
# | #*セヴェルヌィ島とユージヌィ島。直訳すれば、北島と南島。 | ||
# | #**[[ニュージーランド]]の2つの島がノースアイランドとサウスアイランドなのとそっくり。 | ||
#名前も、英語にすれば「ニュージーランド」…というのは大嘘。 | |||
# | #*ノバヤは確かに「新」だが、ゼムリャはジーランドではなく単なる「土地」を意味する。なので本当は「ニューランド」。 | ||
#冷戦時代には、ソ連の核実験場に使われ、200回以上の核実験が行われた。 | |||
# | #*水爆による大きな湖が、今も残っている。 | ||
#* | #*ユージヌィ島(南の方)にはネネツ人が居たが、疎開した。 | ||
# | #ウラル山脈の端っこが海に落ち込む場所に当たる。従ってアジアにあるのかヨーロッパなのか、はっきりしない。 | ||
#* | #*まあ、[[ウラル]]管区じゃなくて北西管区だから、欧州か。 | ||
#メルカトル図法の地図で見るとかなり広く見えるが、実際には日本の4分の1ほどの広さしかない。 | |||
# | #最北端(ジェラニエ岬)には気象観測所がある。 | ||
# | |||
[[ | ===ゼムリャフランツァヨシファ=== | ||
[[ | [[画像:Franz_Josef_1993_Map_Ovt.jpg|thumb|175px|ゼムリャフランツァヨシファ1993年発行普通切手・ソ連切手に灯台等加刷]] | ||
#ここも、極北の島々。200近くの島からなる。 | |||
#*年中氷に囲まれていて、どこまでが陸地かあいまいなので、正確な島の数ははっきりしない。 | |||
#*ロシアの北極地方調査機関によると192島らしい。 | |||
#[[グリーンランド]]北端には負けるが、[[スバールバル諸島]]を抜いてユーラシア最北の島である。 | |||
#*それでも北極点まで1000kmはある。 | |||
#なんとも発音しにくい地名だが、ドイツ語でフランツ・ヨーゼフラントといった方が聞こえがいい。 | |||
#*ジョセフ(英)=ヨーゼフ(独)=ヨシフ(露) | |||
#ロシア領だが、[[ソビエトの人物#ヨシフ・スターリン(ふさ)|あのヨシフ]]とは関係がない。 | |||
#*オーストリア帝国の探検隊が同国皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世にちなんで命名。 | |||
#**ちなみにヨーゼフが直接発見したわけではない、一応。 | |||
#[[ノルウェー]]が領有を主張していたこともある。 | |||
#*当時はフリチョフ・ナンセン諸島と呼ばれていたらしい。 | |||
#かつては、北極点を目指す多くの探検隊の中継基地になった。 | |||
#冷戦時代はアメリカと対峙する最前線だった。レーダー基地があり、戦闘機がしょっちゅう出入りしていた。 | |||
#*今も空挺軍が訓練に使っている。北極圏初の集団パラシュートが行われた(2020年) | |||
#現在の居住者は、主に気象観測員。定住者はいない。 | |||
#*あとここ30年全く減っていないシロクマも。 | |||
#名前が長過ぎるので、Googleには「フランツ・ヨシフ諸島」と登録されている。 |
2021年8月22日 (日) 22:44時点における版
都市の噂
アルハンゲリスク
- 大天使の町。無駄にカッコいい名前
- 「下痢」が付かなければね。
- でもそのおかげで覚えやすい地名。
- 「下痢」が付かなければね。
- サンクトペテルブルクのせいで街が衰退した。
- 造船が盛ん。原子力潜水艦とか核爆弾とか怪しい物を作ってたので、共産時代は外国人の立ち入りが禁止されていた。
- 水鳥や馬、天候をモチーフにしたメゼニ塗りという工芸品が有名。
ムルマンスク
- 北極圏最大の都市。
- 世界最北の不凍港の一つであり、海軍基地がある。
- 旅客を扱う駅では最北端の駅があるが、大人の事情でナルヴィク駅(ノルウェー)が最北の駅とされている。
自治共和国の噂
カレリア共和国の噂
- もともとスウェーデンに支配されていた。
- フィンランドから割譲された地域もある。
- フィンランドに隣接しているが、歴史的にはスウェーデン領→ロシア領だったので、正式にフィンランド領だったことはない。
- 第2次大戦時、ソビエトがナチス戦で手が回らないのを良いことに、どさくさに占領したが、盛り返したソ連軍に、逆にもっと領土を取られてしまった。
- フィンランドから割譲された地域もある。
- オネガ湖に浮かぶキジ島には木造教会が建っている。
- 現在でも、ごくわずかながらフィンランド領カレリアの地域も残っている。
- ソ連崩壊直後に独立の動きがあったことは、今では誰も知らない。
- ソ連成立直後は、カレロ=フィンという名でロシア、ウクライナなどと同等の地位だった。
- フィンランドを連想させる国名を嫌って戦後に改名し、同時にロシア内の自治共和国に格下げ。
- そのままだったら、ソ連崩壊後には独立したか、フィンランドに組み込まれたと思われる。
- ロシア人は当時の措置をグッジョブ!と思っているだろう。
- フィンランドを連想させる国名を嫌って戦後に改名し、同時にロシア内の自治共和国に格下げ。
コミ共和国の噂
- 国土の70%以上が針葉樹林がしめる。
- ロシア初の自然遺産登録場所がここにあるコミの原生林。
- ヨーロッパの原生林としては最大級。
自治管区の噂
ネネツ自治管区の噂
- オペレーションフラッシュポイントというゲームに出てくる島の名前のモデルの島がある。
- 行政の中心の名前がナリヤン・マルという。鳴りやまぬわけではないが。
島の噂
ノバヤゼムリャ
- 北極海に浮かぶ南北2つの島からなる。
- セヴェルヌィ島とユージヌィ島。直訳すれば、北島と南島。
- ニュージーランドの2つの島がノースアイランドとサウスアイランドなのとそっくり。
- セヴェルヌィ島とユージヌィ島。直訳すれば、北島と南島。
- 名前も、英語にすれば「ニュージーランド」…というのは大嘘。
- ノバヤは確かに「新」だが、ゼムリャはジーランドではなく単なる「土地」を意味する。なので本当は「ニューランド」。
- 冷戦時代には、ソ連の核実験場に使われ、200回以上の核実験が行われた。
- 水爆による大きな湖が、今も残っている。
- ユージヌィ島(南の方)にはネネツ人が居たが、疎開した。
- ウラル山脈の端っこが海に落ち込む場所に当たる。従ってアジアにあるのかヨーロッパなのか、はっきりしない。
- まあ、ウラル管区じゃなくて北西管区だから、欧州か。
- メルカトル図法の地図で見るとかなり広く見えるが、実際には日本の4分の1ほどの広さしかない。
- 最北端(ジェラニエ岬)には気象観測所がある。
ゼムリャフランツァヨシファ
- ここも、極北の島々。200近くの島からなる。
- 年中氷に囲まれていて、どこまでが陸地かあいまいなので、正確な島の数ははっきりしない。
- ロシアの北極地方調査機関によると192島らしい。
- グリーンランド北端には負けるが、スバールバル諸島を抜いてユーラシア最北の島である。
- それでも北極点まで1000kmはある。
- なんとも発音しにくい地名だが、ドイツ語でフランツ・ヨーゼフラントといった方が聞こえがいい。
- ジョセフ(英)=ヨーゼフ(独)=ヨシフ(露)
- ロシア領だが、あのヨシフとは関係がない。
- オーストリア帝国の探検隊が同国皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世にちなんで命名。
- ちなみにヨーゼフが直接発見したわけではない、一応。
- オーストリア帝国の探検隊が同国皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世にちなんで命名。
- ノルウェーが領有を主張していたこともある。
- 当時はフリチョフ・ナンセン諸島と呼ばれていたらしい。
- かつては、北極点を目指す多くの探検隊の中継基地になった。
- 冷戦時代はアメリカと対峙する最前線だった。レーダー基地があり、戦闘機がしょっちゅう出入りしていた。
- 今も空挺軍が訓練に使っている。北極圏初の集団パラシュートが行われた(2020年)
- 現在の居住者は、主に気象観測員。定住者はいない。
- あとここ30年全く減っていないシロクマも。
- 名前が長過ぎるので、Googleには「フランツ・ヨシフ諸島」と登録されている。