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[[ | #現在でも「大学に行っている」というと「へぇ―」と驚かれる。 | ||
#*受験生に占める浪人の割合も増えていた。 | |||
#**エリート扱いにされていた。 | |||
#*私立の大学は上流階級・有産階級の子弟しか行けない。 | |||
#**なかには有力者(政治家・実業家・地主など)の紹介がなければ入れないという大学さえある。 | |||
#*進学者数が少ない分、奨学金制度がもっと充実していた。 | |||
#かなりの人が高卒で就職するため、高卒が現実の中堅私大ぐらいの価値を持っていた。 | |||
#*高卒でもかなり条件の良い就職先が見つかっていた。特に女子の場合、今でも高卒で都市銀行や大手百貨店への就職が可能である。 | |||
#*実業系高校の影が薄くなることはなかった。 | |||
#**商業高校が女子だらけ、工業高校がヤンキーだらけになることもない。 | |||
#***特に工業高校卒は製造業から重宝がられる。 | |||
#*親の収入が少ない家庭の子は大体高卒で就職することになるため、奨学金の滞納、未納問題は起こらなかった。 | |||
#**奨学金は現在も無利子タイプが主流となっている。 | |||
#人口の多い第二次ベビーブーム世代はバブル崩壊後の就職難に巻き込まれなかった。 | |||
#*第二次ベビーブーム世代が高卒で就職するのは1990~1994年頃で、バブル絶頂期かバブル崩壊後でもまだ不況が深刻でなかったため。 | |||
#*バブル世代とは1970~1974年生まれのことで、ちょうど第二次ベビーブーム世代に重なっていた。 | |||
#**史実のバブル世代(1960年代後半生まれ)は少し地味になっていた。 | |||
#***女子大生ブームは起こらず、アッシー・メッシーという言葉も生まれなかった。 | |||
#****その後の「アラフォー」という言葉も生まれなかった。 | |||
#*彼らの就職率は現実よりも高く、2000年前後に第3次ベビーブームが起こっている。 | |||
#**少子高齢化も少しは緩和されていた。 | |||
#***少子化・晩婚化・晩産化が進まなかったため高齢出産も少なく、35歳を過ぎての出産は珍しいものになっていた。 | |||
#****35歳過ぎてからの第1子出産や、40歳過ぎてからの出産は完全にレアケースになっていた。 | |||
#**女子の大学進学率も当然低いので、女性は25歳までに殆どが結婚するため、必然的に2000年前後が第3次ベビーブームとなる。 | |||
#***第二次ベビーブーム世代の女性も親世代同様に結婚後は専業主婦として完全に家庭に入る人も多かったので、託児所の問題などは生じなかった。 | |||
#****女性の社会進出が現実よりは進まなかったことことから、バブル崩壊後の不況でも男性が普通に就職できたので、失業率は現実よりも低かった。 | |||
#***女子で4年制大学に進学した者も、4年生になると就活ではなく婚活をして、卒業と同時に結婚(永久就職)という者が殆どであった。 | |||
#****「女子総合職」というのはなかったかもしれない。女性は今でも「お茶汲み」「腰掛けOL」という立場で、短大を卒業しておけば大卒の男子と結婚できるという考え方が一般的である。 | |||
#**8割以上の人々が高卒以下の学歴であるため、男女とも20代のうちに9割が結婚し子供をもうけていた(因みに中卒だと社会人10年でまだ25歳、高卒でも社会人10年でまだ28歳)。 | |||
#***未だに20代のうちに子供2人をもうけるというのはごく当たり前で、20代前半どころか10代で出産する人も多かった。 | |||
#**第3次ベビーブームが起こっていることから、2010年代に入ってもテレビ番組はターゲットを高齢者中心に移すことはなく、若者向きの番組も多数放送されていた。 | |||
#***恋愛ドラマの衰退もなかったことから、若手俳優・女優の活躍の場も増えていた。 | |||
#****メインの活躍の場を映画に移すこともなかった。 | |||
#****アラサーになると中堅、アラフォーになるとベテランと言われるようになっていた。 | |||
#*第二次ベビーブーム期でも受験戦争は史実ほど激化しなかった。 | |||
#**大学受験生そのものが史実に比べて半分以下と少ないこと、国公立大学は学力的秀才だけが、私立大学は社会的身分の高い家庭や経済的に裕福な家庭の子弟だけが入学を許されるという、それこそ選ばれた人しか行けない世界であり、多くの一般庶民の子は大学受験とは無縁だったから。 | |||
#*団塊ジュニアの1つ後世代のポスト団塊ジュニア世代(1970年代後半~80年代初頭生まれ)は就職時に不況に巻き込まれるものの、人数が団塊ジュニアほど多くなかったので、就職氷河期は存在しなかったか存在してもそれほど深刻にはならなかった。 | |||
#「まなびストレート!」のシナリオが現実の大学進学希薄問題を枕に組み立てられていた。 | |||
#「ドラゴン桜」のストーリーも大学進学がテーマになっていた。 | |||
#*あの台詞も「バカとブスこそ大学へ行け」になっていた。 | |||
#女子の高等教育は未だに短大が主流で、短大の学科も家政科が中心である。 | |||
#*4年制大学に進学した女子も文学部や教育学部、家政学部といった特定の学部に偏っていた。 | |||
#史実では1990年代中盤に起こった女子高生ブームの到来が少し早まっていた。 | |||
#*コギャルなどは1990年前後に流行していた。 | |||
#幕下付け出しで入門する力士は実際より少ない。 | |||
#*B級でデビューするプロボクサーも実際より少ない。 | |||
#*企業野球部の休部も。ただしクラブ登録チームの増加や[[四国アイランドリーグplus|四国アイランドリーグ]]などの独立リーグの発足は史実通り。 | |||
#大学の数も大幅に少ない。 | |||
#*当然の如く、大学新設の基準は現実より厳しくなっている。特に私立大学は史実よりもかなり少なくなる。 | |||
#**近年新設された大学の学部は、医療系など時代背景に関係なく需要のある学部に限られる。 | |||
#**意味不明な名称の学部・学科も多くない。 | |||
#**大学の不認可問題も起こらないので田中眞紀子議員が落選することもなかった。 | |||
#*未だに私立の4年制大学が存在しない県も複数あった。 | |||
#*大学の傘下に入る私立高校も現実よりは少なかった。進学よりも就職を売りにする高校もかなり存在していた。 | |||
#国公立大学の再編が進んでいた。 | |||
#*特に「二期校」と呼ばれる大学の再編が進んでいた。 | |||
#大学がレジャーランドと呼ばれることもなかった。 | |||
#「けいおん!」の唯ちゃんは自宅警備員になっていた可能性も。 | |||
#*それはさすがにないと思う。本人はFランク大学に進学しているはず。 | |||
#日本の左翼が欧米のNPOと手を組んで韓国の学歴社会を痛烈に批判…していたのかもしれない。 | |||
#国公立大学の入学試験制度は未だに「一期校」(旧帝国大学)と「二期校」(所謂駅弁大学)に分かれたまま。 | |||
#*共通一次試験や大学入試センター試験といった制度は設けられなかった。 | |||
#代わりに専門学校が増え、学科も充実していた。 | |||
#*但しそれは日本が史実通りに経済成長して先進国になっている場合の話。もし日本の経済水準が1960年代の水準のままだったら、大学はおろか専門学校に行くのにも経済的ハードルが高いのでそうとはならない。 | |||
#**日本国民の知的水準が堕ちる。教養も低くなる。 | |||
==昔から高かったら== | |||
日本の大学卒業率は1990年代まで低い水準だったと言われています。逆に韓国の大学卒業率は2012年の段階で成人の4割に達しています。もし日本が1980年代以前から学歴社会だったら… | |||
#2000年の時点で成人の5割は大卒以上になっている。 | |||
#*20代にいたっては人口の7割が大学生を経験している。 | |||
#大学院進学率も2010年の時点で1割を超えているかもしれない。 | |||
#*特に理系は大学院に進学するのがごく当たり前になる。 | |||
#アメリカ人による日本人バッシングの要素が少し増える。 | |||
#日本における職人に対するイメージはやや悪化していたかもしれない。 | |||
#*大学を出て職人や大工になる者さえ珍しくなくなる。 | |||
#国民の知的レベルが史実よりも大幅に上がるので、ゆとり世代そのものが存在していなかったかもしれない。 | |||
#*1960年からつい2012年まで、社会党1強による政治体制が続いていた。 | |||
#*日本の福祉大国化も2000年代までには実現できていた。 | |||
#日本の大企業は、殆どが国公立大学ないし名門私立卒業者ばかりで占められるようになる。 | |||
#右翼による韓国叩きがいくらかましになっていたかもしれない。 | |||
#*逆に欧米叩きはより苛烈になる。 | |||
#*いわゆるネット右翼は高学歴も多いと言われているのでそれはない。 | |||
#事実上学歴のインフレが起こるために、都市部では中卒・高卒者はほとんど見かけなくなる。 | |||
#*都市部における低学歴者とは主に専門学校卒・短大卒を指すようになっていた。 | |||
#*地方でも2010年代の時点で10代の大学進学率は6割を超えているはず。 | |||
#*高卒時点で進学以外の進路をとる者は一桁の割合にまで減少する。 | |||
#晩婚化・少子化・高齢出産の増加は史実より10年以上早く始まっていた。 | |||
#*20世紀のうちに第一子出産の平均年齢は30歳を超え、30代の出産件数が20代の出産件数を上回っていた。 | |||
#*高齢出産の定義が「30歳以上」から「35歳以上」に変更されるのも史実より10年早く、1981年に行われていた。 | |||
#*1990年前後に放送されていたお見合い番組「ねるとん紅鯨団」の出演者には30歳以上の人も多くなっていた。 | |||
#大学入学試験における「一期校」「二期校」の区別は1964年をもって廃止され、共通一次試験は1965年から、大学入試センター試験は1979年から実施されていた。 | |||
#工業・商業高校など実業科の高校は早くに衰退していた。 | |||
#*普通科に転換する高校もかなりあったかも。 | |||
#大学設置の規制緩和も現実よりも10~15年早く行われていた。 | |||
#*人口の多い団塊ジュニア世代が大学に進学することを見越して行われていた。 | |||
#**ただ彼らの大学進学率が現実よりも高かったことが考えられるため、就職氷河期が現実以上に大変なことになっていた。 | |||
#建設業や運輸業などにおいて、単純労働者や肉体労働者などブルーカラーの人手不足が史実より早く深刻化し、それらの職種は殆どが中国・インド・フィリピンやイスラム圏などからの外国人労働者で占められるようになっていた。 | |||
==関連項目== | |||
*[[もし義務教育が○○だったら]](大学・大学院まで義務教育だったらの項目有) | |||
*[[もし日本の試験が○○だったら#大学受験が○○だったら|もし日本の大学受験が◯◯だったら]] | |||
[[カテゴリ:もしも借箱/日本の教育|にほんたいかくしんかくりつ]] |
2021年8月10日 (火) 20:14時点における版
現在も低かったら
- 現在でも「大学に行っている」というと「へぇ―」と驚かれる。
- 受験生に占める浪人の割合も増えていた。
- エリート扱いにされていた。
- 私立の大学は上流階級・有産階級の子弟しか行けない。
- なかには有力者(政治家・実業家・地主など)の紹介がなければ入れないという大学さえある。
- 進学者数が少ない分、奨学金制度がもっと充実していた。
- 受験生に占める浪人の割合も増えていた。
- かなりの人が高卒で就職するため、高卒が現実の中堅私大ぐらいの価値を持っていた。
- 高卒でもかなり条件の良い就職先が見つかっていた。特に女子の場合、今でも高卒で都市銀行や大手百貨店への就職が可能である。
- 実業系高校の影が薄くなることはなかった。
- 商業高校が女子だらけ、工業高校がヤンキーだらけになることもない。
- 特に工業高校卒は製造業から重宝がられる。
- 商業高校が女子だらけ、工業高校がヤンキーだらけになることもない。
- 親の収入が少ない家庭の子は大体高卒で就職することになるため、奨学金の滞納、未納問題は起こらなかった。
- 奨学金は現在も無利子タイプが主流となっている。
- 人口の多い第二次ベビーブーム世代はバブル崩壊後の就職難に巻き込まれなかった。
- 第二次ベビーブーム世代が高卒で就職するのは1990~1994年頃で、バブル絶頂期かバブル崩壊後でもまだ不況が深刻でなかったため。
- バブル世代とは1970~1974年生まれのことで、ちょうど第二次ベビーブーム世代に重なっていた。
- 史実のバブル世代(1960年代後半生まれ)は少し地味になっていた。
- 女子大生ブームは起こらず、アッシー・メッシーという言葉も生まれなかった。
- その後の「アラフォー」という言葉も生まれなかった。
- 女子大生ブームは起こらず、アッシー・メッシーという言葉も生まれなかった。
- 史実のバブル世代(1960年代後半生まれ)は少し地味になっていた。
- 彼らの就職率は現実よりも高く、2000年前後に第3次ベビーブームが起こっている。
- 少子高齢化も少しは緩和されていた。
- 少子化・晩婚化・晩産化が進まなかったため高齢出産も少なく、35歳を過ぎての出産は珍しいものになっていた。
- 35歳過ぎてからの第1子出産や、40歳過ぎてからの出産は完全にレアケースになっていた。
- 少子化・晩婚化・晩産化が進まなかったため高齢出産も少なく、35歳を過ぎての出産は珍しいものになっていた。
- 女子の大学進学率も当然低いので、女性は25歳までに殆どが結婚するため、必然的に2000年前後が第3次ベビーブームとなる。
- 第二次ベビーブーム世代の女性も親世代同様に結婚後は専業主婦として完全に家庭に入る人も多かったので、託児所の問題などは生じなかった。
- 女性の社会進出が現実よりは進まなかったことことから、バブル崩壊後の不況でも男性が普通に就職できたので、失業率は現実よりも低かった。
- 女子で4年制大学に進学した者も、4年生になると就活ではなく婚活をして、卒業と同時に結婚(永久就職)という者が殆どであった。
- 「女子総合職」というのはなかったかもしれない。女性は今でも「お茶汲み」「腰掛けOL」という立場で、短大を卒業しておけば大卒の男子と結婚できるという考え方が一般的である。
- 第二次ベビーブーム世代の女性も親世代同様に結婚後は専業主婦として完全に家庭に入る人も多かったので、託児所の問題などは生じなかった。
- 8割以上の人々が高卒以下の学歴であるため、男女とも20代のうちに9割が結婚し子供をもうけていた(因みに中卒だと社会人10年でまだ25歳、高卒でも社会人10年でまだ28歳)。
- 未だに20代のうちに子供2人をもうけるというのはごく当たり前で、20代前半どころか10代で出産する人も多かった。
- 第3次ベビーブームが起こっていることから、2010年代に入ってもテレビ番組はターゲットを高齢者中心に移すことはなく、若者向きの番組も多数放送されていた。
- 恋愛ドラマの衰退もなかったことから、若手俳優・女優の活躍の場も増えていた。
- メインの活躍の場を映画に移すこともなかった。
- アラサーになると中堅、アラフォーになるとベテランと言われるようになっていた。
- 恋愛ドラマの衰退もなかったことから、若手俳優・女優の活躍の場も増えていた。
- 少子高齢化も少しは緩和されていた。
- 第二次ベビーブーム期でも受験戦争は史実ほど激化しなかった。
- 大学受験生そのものが史実に比べて半分以下と少ないこと、国公立大学は学力的秀才だけが、私立大学は社会的身分の高い家庭や経済的に裕福な家庭の子弟だけが入学を許されるという、それこそ選ばれた人しか行けない世界であり、多くの一般庶民の子は大学受験とは無縁だったから。
- 団塊ジュニアの1つ後世代のポスト団塊ジュニア世代(1970年代後半~80年代初頭生まれ)は就職時に不況に巻き込まれるものの、人数が団塊ジュニアほど多くなかったので、就職氷河期は存在しなかったか存在してもそれほど深刻にはならなかった。
- 「まなびストレート!」のシナリオが現実の大学進学希薄問題を枕に組み立てられていた。
- 「ドラゴン桜」のストーリーも大学進学がテーマになっていた。
- あの台詞も「バカとブスこそ大学へ行け」になっていた。
- 女子の高等教育は未だに短大が主流で、短大の学科も家政科が中心である。
- 4年制大学に進学した女子も文学部や教育学部、家政学部といった特定の学部に偏っていた。
- 史実では1990年代中盤に起こった女子高生ブームの到来が少し早まっていた。
- コギャルなどは1990年前後に流行していた。
- 幕下付け出しで入門する力士は実際より少ない。
- B級でデビューするプロボクサーも実際より少ない。
- 企業野球部の休部も。ただしクラブ登録チームの増加や四国アイランドリーグなどの独立リーグの発足は史実通り。
- 大学の数も大幅に少ない。
- 当然の如く、大学新設の基準は現実より厳しくなっている。特に私立大学は史実よりもかなり少なくなる。
- 近年新設された大学の学部は、医療系など時代背景に関係なく需要のある学部に限られる。
- 意味不明な名称の学部・学科も多くない。
- 大学の不認可問題も起こらないので田中眞紀子議員が落選することもなかった。
- 未だに私立の4年制大学が存在しない県も複数あった。
- 大学の傘下に入る私立高校も現実よりは少なかった。進学よりも就職を売りにする高校もかなり存在していた。
- 当然の如く、大学新設の基準は現実より厳しくなっている。特に私立大学は史実よりもかなり少なくなる。
- 国公立大学の再編が進んでいた。
- 特に「二期校」と呼ばれる大学の再編が進んでいた。
- 大学がレジャーランドと呼ばれることもなかった。
- 「けいおん!」の唯ちゃんは自宅警備員になっていた可能性も。
- それはさすがにないと思う。本人はFランク大学に進学しているはず。
- 日本の左翼が欧米のNPOと手を組んで韓国の学歴社会を痛烈に批判…していたのかもしれない。
- 国公立大学の入学試験制度は未だに「一期校」(旧帝国大学)と「二期校」(所謂駅弁大学)に分かれたまま。
- 共通一次試験や大学入試センター試験といった制度は設けられなかった。
- 代わりに専門学校が増え、学科も充実していた。
- 但しそれは日本が史実通りに経済成長して先進国になっている場合の話。もし日本の経済水準が1960年代の水準のままだったら、大学はおろか専門学校に行くのにも経済的ハードルが高いのでそうとはならない。
- 日本国民の知的水準が堕ちる。教養も低くなる。
- 但しそれは日本が史実通りに経済成長して先進国になっている場合の話。もし日本の経済水準が1960年代の水準のままだったら、大学はおろか専門学校に行くのにも経済的ハードルが高いのでそうとはならない。
昔から高かったら
日本の大学卒業率は1990年代まで低い水準だったと言われています。逆に韓国の大学卒業率は2012年の段階で成人の4割に達しています。もし日本が1980年代以前から学歴社会だったら…
- 2000年の時点で成人の5割は大卒以上になっている。
- 20代にいたっては人口の7割が大学生を経験している。
- 大学院進学率も2010年の時点で1割を超えているかもしれない。
- 特に理系は大学院に進学するのがごく当たり前になる。
- アメリカ人による日本人バッシングの要素が少し増える。
- 日本における職人に対するイメージはやや悪化していたかもしれない。
- 大学を出て職人や大工になる者さえ珍しくなくなる。
- 国民の知的レベルが史実よりも大幅に上がるので、ゆとり世代そのものが存在していなかったかもしれない。
- 1960年からつい2012年まで、社会党1強による政治体制が続いていた。
- 日本の福祉大国化も2000年代までには実現できていた。
- 日本の大企業は、殆どが国公立大学ないし名門私立卒業者ばかりで占められるようになる。
- 右翼による韓国叩きがいくらかましになっていたかもしれない。
- 逆に欧米叩きはより苛烈になる。
- いわゆるネット右翼は高学歴も多いと言われているのでそれはない。
- 事実上学歴のインフレが起こるために、都市部では中卒・高卒者はほとんど見かけなくなる。
- 都市部における低学歴者とは主に専門学校卒・短大卒を指すようになっていた。
- 地方でも2010年代の時点で10代の大学進学率は6割を超えているはず。
- 高卒時点で進学以外の進路をとる者は一桁の割合にまで減少する。
- 晩婚化・少子化・高齢出産の増加は史実より10年以上早く始まっていた。
- 20世紀のうちに第一子出産の平均年齢は30歳を超え、30代の出産件数が20代の出産件数を上回っていた。
- 高齢出産の定義が「30歳以上」から「35歳以上」に変更されるのも史実より10年早く、1981年に行われていた。
- 1990年前後に放送されていたお見合い番組「ねるとん紅鯨団」の出演者には30歳以上の人も多くなっていた。
- 大学入学試験における「一期校」「二期校」の区別は1964年をもって廃止され、共通一次試験は1965年から、大学入試センター試験は1979年から実施されていた。
- 工業・商業高校など実業科の高校は早くに衰退していた。
- 普通科に転換する高校もかなりあったかも。
- 大学設置の規制緩和も現実よりも10~15年早く行われていた。
- 人口の多い団塊ジュニア世代が大学に進学することを見越して行われていた。
- ただ彼らの大学進学率が現実よりも高かったことが考えられるため、就職氷河期が現実以上に大変なことになっていた。
- 人口の多い団塊ジュニア世代が大学に進学することを見越して行われていた。
- 建設業や運輸業などにおいて、単純労働者や肉体労働者などブルーカラーの人手不足が史実より早く深刻化し、それらの職種は殆どが中国・インド・フィリピンやイスラム圏などからの外国人労働者で占められるようになっていた。
関連項目
- もし義務教育が○○だったら(大学・大学院まで義務教育だったらの項目有)
- もし日本の大学受験が◯◯だったら