「もしあの物質が実在したら」の版間の差分
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>Hs 20 編集の要約なし |
>面毒斎 (→タキオン) |
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#***「静止質量」が虚数ですな。光速以下になることがない、つまり静止することがないのでそれで構わないらしい。 | #***「静止質量」が虚数ですな。光速以下になることがない、つまり静止することがないのでそれで構わないらしい。 | ||
#**2011年9月、質量を持っているはずのニュートリノが光速を超えたという報道がされているが、果たして…。 | #**2011年9月、質量を持っているはずのニュートリノが光速を超えたという報道がされているが、果たして…。 | ||
#***「光速を超えた」のではなく、「光速以上の速度らしい」ということ。タキオンは光速以下にはなれないので、やっぱり「光速を超える」ことはできない。速いほうからも遅いほうからも、光速が壁となって立ちふさがっている。 | |||
#***なお、観測されているニュートリノの「質量」は「静止質量」ではない。タキオンだって観測される質量は実数になる。ローレンツ変換式をよ~く眺めてみよう。 | |||
#**一時期は物理学者もまじめに存在を突き止めようとしていたのだが、タキオンが実在すると仮定した時に起こると予想される現象がいっこうに確認されなかったので、すっかり人気が無くなった。そんな時のニュートリノ超光速疑惑。 | |||
#その余りにも特殊な性質のため、人類がSF小説みたく実用化するのは困難を極める。 | #その余りにも特殊な性質のため、人類がSF小説みたく実用化するのは困難を極める。 | ||
#*しかし、タキオンを実用化しないことには人間が宇宙を自由に飛び回るのは難しいので、SFとしてはやむを得ない。 | |||
#**タキオンが望み薄となってからは宇宙航行にはワープ(「なんたらオーバードライブ」みたいな名前であることも)が主流となったが、その理論はタキオン以上に怪しい。 | |||
==チオチモリン== | ==チオチモリン== |
2012年5月20日 (日) 00:08時点における版
SF小説や漫画、アニメ、ゲームなどに登場する架空の物質、または物理学者によって提唱されたものの、未だに発見に至っていない物質、あるいは過去に存在を提唱されたものの、現在では完全にその存在を否定された物質がもし実在したら?
- 記事を見やすくするため、新たに節を追加される場合は50音順でお願いします。
オリハルコン
- タングステンよりも硬く、金よりも希少価値の高い金属ということになる。
- 様々なフィクションとは異なり、加工し辛そう・・・。
- あまりにも硬すぎて実用面で使いどころがなく、かえって低価値な存在になっているかもしれない。
ガルタイト(ドラえもん のび太の宇宙開拓史)
- 航空宇宙関連は反重力作用による動力制御が一般的なものになっている。
- 下記のミノフスキー粒子同様、翼を持った航空機は開発されていない。
- 下手したらジェットエンジンやロケットも開発されていない。
- 下記のミノフスキー粒子同様、翼を持った航空機は開発されていない。
祈導石(赤い刀)
- 力の欲しさのあまりに親族を殺すという事件が多発する。
- 「空を飛ぶ自動車」はとっくに実用化されている。
- 戦車や戦艦まで飛ばしてしまう。
クリプトナイト(スーパーマン)
- 希ガス類のクリプトンと散々混同される。
- 一般人には全く無害なため、宝石の原石くらいしか用途がなさそう。
- やっぱり発見されるとすればここだろうか。
- 実は既に発見されていたりする。(細かい点は違うが)
サクラダイト(コードギアスシリーズ)
- 超合金Zの場合と同様、富士山周辺が鉱山として開発されてしまう。
- どちらもあった場合は富士山自体がどうなっているかすら分からない・・・。
- この抗争が別の意味で激化していた事は確実だな。
- どちらもあった場合は富士山自体がどうなっているかすら分からない・・・。
- 超伝導の技術がかなり前から発展していた。
- リニア中央新幹線も既に開業している。
スペシウム(ウルトラシリーズ)
- 火星にしか存在しない物質のため、近年のマーズ・エクスプロレーション・ローバーによる探査でようやく発見される。
タキオン
- 「光速以上の速さは存在しない」という相対性理論が否定されることになるため、物理学者があたふたする。
- タキオンは相対性理論には反さない。相対性理論が禁じているのは「質量を持った物質を光速未満から光速以上に加速すること」であり、「初めから光速以上」であれば相対性理論に反さない。
- 確か質量が虚数で、どんなに減速しても光速以下にはならないって事だったっけ?
- 「静止質量」が虚数ですな。光速以下になることがない、つまり静止することがないのでそれで構わないらしい。
- 2011年9月、質量を持っているはずのニュートリノが光速を超えたという報道がされているが、果たして…。
- 「光速を超えた」のではなく、「光速以上の速度らしい」ということ。タキオンは光速以下にはなれないので、やっぱり「光速を超える」ことはできない。速いほうからも遅いほうからも、光速が壁となって立ちふさがっている。
- なお、観測されているニュートリノの「質量」は「静止質量」ではない。タキオンだって観測される質量は実数になる。ローレンツ変換式をよ~く眺めてみよう。
- 一時期は物理学者もまじめに存在を突き止めようとしていたのだが、タキオンが実在すると仮定した時に起こると予想される現象がいっこうに確認されなかったので、すっかり人気が無くなった。そんな時のニュートリノ超光速疑惑。
- 確か質量が虚数で、どんなに減速しても光速以下にはならないって事だったっけ?
- タキオンは相対性理論には反さない。相対性理論が禁じているのは「質量を持った物質を光速未満から光速以上に加速すること」であり、「初めから光速以上」であれば相対性理論に反さない。
- その余りにも特殊な性質のため、人類がSF小説みたく実用化するのは困難を極める。
- しかし、タキオンを実用化しないことには人間が宇宙を自由に飛び回るのは難しいので、SFとしてはやむを得ない。
- タキオンが望み薄となってからは宇宙航行にはワープ(「なんたらオーバードライブ」みたいな名前であることも)が主流となったが、その理論はタキオン以上に怪しい。
- しかし、タキオンを実用化しないことには人間が宇宙を自由に飛び回るのは難しいので、SFとしてはやむを得ない。
チオチモリン
- 大気中で水に溶けてしまう様子が、学校の理科の実験で大人気に。
- 21世紀には「吸時性プラスチック」があらゆる分野で実用化される。
- 人類はすでに恒星間宇宙飛行を実現している。
- それどころかタイムマシンも。
- 人類はすでに恒星間宇宙飛行を実現している。
- この漫画の設定も実際とは異なっている。
超合金Z(マジンガーZ)
超念石(この世の果てで恋を唄う少女YU-NO)
- 水 or 空気に触れると組成が全く変わってしまう性質のため、実用化に向けた結晶化に手こずること間違いなし。
- もし実用化できた場合、脳波操縦・精神感応操縦などの分野に応用される。
- 精神医療の分野にも関わっている。
- 「宝玉」を悪用して事象の狭間を飛び回る犯罪者が急増し、社会問題となる。
トラバー(エウレカセブン)
- ジェットエンジンが開発されていない。
- どこの国でもトラバー予報士が花形職業になる。
飛行石(天空の城ラピュタ)
- 一般人もバルスを使えるように。
フロギストン
「フロギストン」についてよく分からない人はこちらをご覧ください。
- メンデレーエフの元素周期表は何の意味もなさなくなる。
- いや、そもそもそんな物はつくられていない。
- 鉄をはじめ金属は燃焼するとフロギストンが逃げるので、軽くなる。
- 真空中でも物は燃焼する。フロギストンが逃げる場所はごまんとあるため。
- ロケットには燃料タンクしか積まれていない。
ミノフスキー粒子(ガンダムシリーズ)
- ビーム兵器の技術が物凄く発展する。
- 飛行方式はミノフスキードライブによるものが一般化。
- 翼を用いて揚力を発生させる航空機は登場しなかったかも。
- 車をミノフスキードライブで飛ばそうとする人が出てくる。で、落ちてきて死傷者が出る。
- 大型海洋船ではなく、大型浮遊船が次々と就航。
- 翼を用いて揚力を発生させる航空機は登場しなかったかも。
- ナイト2000も「分子結合殻」ではなく「マグネットコーティング」によるボディ剛性強化という設定だった。
- 「無線通信」は、使いどころの限られる不安定な技術ということで、発達しない。
- 航空機は核航空機、車は核自動車になって、なんか無限に走るし飛ぶ。