盛岡市民のプライド

2009年7月17日 (金) 19:23時点における>ユースケによる版
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  1. 謙遜はしてみるが、バカにされることが何より嫌い。
    • 東京など、主に都会の人間に評価されることが何より嬉しい。
    • またそれは「絶対基準」になりうる。
  2. 「自慢」を忌み嫌う。
    • 身の丈に合わない高級志向は「えふりこき」と断罪。
    • ド厚かましいカッコつけは「なったぎして」と嘲笑。
    • 謙虚さを知らない人間を「あの人ぁ、しょすがらねぇ」と軽蔑。
  3. 「盛岡一極集中」、大変結構なことだと思います。
    • 盛岡は常に「岩手県で一番」で然るべき、と信じている。
    • 田舎に何かが出来ると「なんであんな田舎に」と舌打ち。
      • 「じゃごたろ」は、田舎者を侮蔑して言う盛岡弁。つまり昔から盛岡人は田舎者が大嫌い。
      • 矢巾や紫波に大きなショッピングセンターや産直ができても、あくまでも買い物をするところ。すむところではないという意識が強い。
    • 盛岡市民ではあるが、岩手県民だという意識は薄い。
      • 出身地を聞かれた場合、「岩手」ではなく「盛岡」と答える。
      • 盛岡人は盛岡以外の岩手県を「郡部」として一括認識。
      • コアな盛岡人は、中心部以外の盛岡市を「郊外」と一括断定。
      • 同じ市内なのに、仙北以南・夕顔瀬以北を「郊外」とみなす極盛岡的中華思想が広域合併を阻害。
      • 隣接する滝沢村の出身者を「村民」と見下すが、村の財政を支える自衛隊駐屯地は魅力的である。
    • 同一県ながら県北部・沿岸部は「未知の国」という認識。
    • 同一県ながら県南部は「宮城県のもの」。
    • 隣接自治体ながら「雫石町の半分は秋田県で出来ている」という確信。
  4. 通常、駅は街の顔だが、盛岡駅はその位置づけではない。
    • なぜなら、「盛岡の中心は盛岡城」だから。
  5. 古い盛岡人は「太田・本宮」を「川向こう」と一蹴。
    • 対する「川向こう」側は、盛岡南新都市の整備により意気揚々。
    • 「うちには志波城がある」と、遠い目。
    • ついに「古代」を名乗る公園が出現。
    • 「盛岡城下400年の歴史は、太田の3分の1」と、1200年前の歴史自慢。
    • 本宮の大宮中学校では、古代米栽培を実践している。
      • 大宮中学校の英雄はサッカー日本代表の小笠原満男である。
    • 「太田」の英雄は「坂上田村麻呂」だ。
    • 平民宰相・原敬を輩出したのは「盛岡ではなく本宮」。
    • 盛岡市の主要施設は「川向こう」に次々シフト中。
    • 「杜の大橋」という命名は仙台市を想起させ、複雑な思い。
  6. 「川徳」は、一つのステイタスである。
    • 銀座にしかない「資生堂パーラー」が盛岡にあったのは、他でもなく川徳の功績である。
    • この小都市に「フェラガモ」の店舗があるのは、川徳の偉業である。
    • 店舗が無いのに「鶴屋吉信」の和菓子を置く川徳は、やはり気品が漂う。
    • 「加賀百万石物産展」「京都老舗めぐり」「おめざフェア」は、まず行くもんだと思っている。
  7. 小学校の校庭の片隅に小山が築かれているのは、全国的に当たり前のことだと思っている。
    • 給食のある中学校は「田舎の証」だと思っている。
    • 「丸刈り強制だった盛岡以外の中学」の生徒をあざけ笑う風潮があった。
  8. 岩手の最高学府は「盛岡第一高校」だと思っているふしがある。
    • 県内では、この高校を出ていれば、大学がどこだろうが問われない。
    • 井の中の蛙で、県外出れば「盛岡一高って何?」的な存在。
      • ・・・と思っているのは進学校以外の出身者である。
      • 実際には県外の大学で岩手出身というとまず最初に「盛一?」と聞かれる。
      • 一高生以外の高校生は「頭がいいだけで生意気」とやっかみ半分の冷たい目で見る向きがある。
        • このように、「頭がよくないのに生意気」な人によくひがまれる。
    • 辞書のように分厚い「白亜名簿」がOBの家には必ずある。盛岡で「一高」といえば盛岡一高。
      • 転売防止のため、高校側から記名されている事もある。
      • 聞かれてもいないのに、「OBには宮沢賢治がいる。石川啄木は中退したけど。」とよく言う。
      • 野球応援となると在校生は相手へのヤジ、OBは勝手に応援、と相手チーム腹立たしいことこの上ない。
  9. 共学校なのに女子しか居ない「盛岡第二高校」に疑問を呈さない。
    • 県内で唯一、事実上の公立女子高である謎は「白梅だから」という一言でたちまち解決。
    • 盛岡二高出身の男性がいることを知るのは、真実の盛岡人。
    • 「女系四代白梅出身」は、盛岡では良家の子女の証。
      • 白梅幼稚園、城南小、下小路中、盛岡二高、盛岡短大(岩手県立大)という流れが美しいとされる。
    • 下にある県の「二高」に比べると進学実績的には完全に名前負け。むしろ三高はもちろん、四高やナンバリング高校でない盛岡北高にすら負けている。
      • でも名前や白梅会のお陰で私立の指定校推薦は結構いいとこに行ける。
      • その昔は、「頭の二高、顔の白百合、体の(自粛)。」って言われたのだが。
  10. 「盛岡第四高校」の略称は「四高」ではなく「志高」だ。
    • 一説には「四」が「死」などの暗いイメージを連想させるからとか。
  11. 盛岡白百合学園には、ローカルを超えた誇りがある。
    • 石川啄木の妻の出身校はここ。
    • 丘の上の白百合は、既に空気からして清らか。
      • ギャル率上昇で、(マリア様が・・ry)百合小説のような清く美しくは幻想の幻想。
  12. 「岩手大学を出たら学校の先生になるもの」と思っている。
    • 県内では岩手大学の学生は高学歴と見なされる。
    • ちなみに盛岡第三高校は別名・岩手大学附属高校。「教師の卵の卵」を供給している。
    • 「さわやか旋風」の言葉に胸躍らせるOB・OGは多い。
  13. 仙台以外の東北全般を「田舎」と見下している。
    • 熊もカモシカもオオタカも出るが、それでも盛岡は都会だと思っている。
    • 環境先進県を標榜する岩手としては、野生動物との共存は当然だと考えている。いわんや盛岡をや。
    • ついに「環境首都」とまで表明している岩手県の、首都気分。
  14. 偉大なる盛岡の先人なくして、今日の日本はないと感じている。
    • 先人に対する誇りは群を抜き、「先人記念館」なるものがある。
    • しかし、先人について深く学んだ記憶は全く無い。
    • 米内といえば総理大臣ではなく焼肉屋。
    • もしくは浄水場。
  15. 盛岡の文化水準の高さを自負している。
    • 「盛岡人は優秀」という教育が、暗黙のうちに為されている。
    • 盛岡は文学者揺籃の地である。
    • ジャズ、クラシックバレエ、演劇、琴、男子体操は、盛岡のお家芸ぐらいに思っている。
    • 盛岡競馬はギャンブルではなく、あくまでも「馬事文化」です。
    • 豆腐消費量全国一の実績で、「県産大豆の地産地消」を家庭レベルで推進。
      • 居酒屋に行ってまず「ヤッコ」と言ってしまうのが盛岡人。
      • おでんには練り物よりも焼き豆腐が人数分入ったかが重要。味の染み具合も要チェック。
      • 「揚げだし豆腐」がお惣菜コーナーに欠かせない。
    • 八幡宮祭礼で伝統の「音頭上げ」が出来た前市長は、一目置かれた。
    • 「さんさ踊り」がパラパラやサンバの起源のような気がしてならない。
  16. 盛岡の歴史が、志波城から数えると1200年に及ぶことを最近知り、ますます有頂天。
    • がしかし、志波城の歴史を語れる人間はほとんど居ない。
    • 「前九年の役」が盛岡であった事実など想像だにしない。
      • 町の名前、バス停留所の名前にもなってるのにね・・・。
    • 平泉文化の源流は盛岡。盛岡なしに平泉はあり得ない、という誇り。
  17. 雫石町は、アルペンスキー世界選手権を共に成し遂げた「盟友」であり、心の宿だ。
    • 一方「雫石には美人が多いけど豪雪地帯で大変ね」という同情。
  18. 矢巾町は、今後盛岡広域圏のドル箱を抱える重要地域である。
    • 矢巾併合を目指すが、断られ続けている。
    • しかし「某大学」の矢巾移転計画はいかがなものか。
      • ああ、かかりつけじゃなくてよかった!
      • 住所が盛岡市じゃ無いと、どんな山奥かと思われれない?
  19. 紫波町は、何となく暖かくていいところという蒙昧な意識で想像。
    • 町民の視線が微妙に花巻市を向いているのが気になる。
    • 紫波町の優秀な中学生は、盛岡ではなく花巻の進学校(花巻北高校)を目指す。
  20. 合併に慎重な滝沢村にだけは、大きな壁を感じている。
    • 今や「盛岡の行事」とされつつある滝沢発祥「チャグチャグ馬コ」の位置づけがきわどい。
    • 盛岡の名を掲げる高校が二つも滝沢村内にある事実には、違和感。
    • 盛岡市立の学校が二つも滝沢村内にある事実には、あまり触れたくない。
    • 県立大学、やっぱり盛岡市にしておいたほうがいいんじゃないの?
      • はい、そう思います(元県職員)
    • 盛岡大学、あれ盛岡市じゃ無かったの?
      • 滝沢村です。
    • 2店舗あったダイエーのうち大通店が閉鎖され、「ほぼ滝沢村」にある青山店に行くのが少し癪だ。
      • その青山店もフランチャイズ解消で、ダイエー完全撤退の盛岡市。
    • 除雪技術だけは滝沢村にかなわないと思っている。
      • それは、除雪状況で境界線が判るほど。
    • 盛岡市と合併しないという理由に、「自衛隊の演習場を市街地に造ってはならない」という決まりがあるらしく、その筋から横槍が入ってるらしい。
      • 思いっきり、盛岡市中心部より街だと思うんですがね?
      • ・・・という意識が「村民性」を如実に表している。
      • 「街」というのは、「都会」と言う意味の盛岡特有の表現。
    • 大規模ニュータウンを複数抱え、持ち家率が比較的高く、また学生相手のアパート経営者も多いので、村から市になると「固定資産税」があがるから住民が嫌がっている説も。
  21. 奥州市、一関市など「旧伊達藩由来の市」には一切関心が無い。
    • 「あれは餅を主食とする諸外国」だと思っている。
    • とはいえ「奥州市」の名前が、壮大すぎて癇に障る。
    • 盛岡人が仲間と認識しているのは、「花巻市・遠野市」の住人まで。
      • ありがとうございます(^o^)v(by花巻市民)
      • 花巻は南部の殿様にとって最前線拠点(北上は葛西氏の領地、のち伊達領)だったことから、重要な仲間である。
        • 花巻にとっても、ライバル北上が発展するのは面白くないので、盛岡への依存度をますます強めている。
          • 盛岡まで1時間で通える通勤圏内であることから、北上よりも盛岡に近い安心感がある。
    • 廃藩置県以後も、盛岡で「伊達者」はどこかでバカにされていることを忘れてはならない。
  22. いわて花巻空港がもっと盛岡寄りにあればいいのに、と思っている。
    • 花巻空港を「いわて花巻空港」にした意味がわからない。
      • 花巻の知名度が全国的に無いからでしょ?
        • 選抜高校野球の花巻東高校が準優勝するという大活躍で、知名度がアップしたよ~。
    • 敢えて言うなら、いわて花巻空港とやらが「盛岡空港」でないのはおかしい。
      • 盛岡じゃねーべ。意味分かんねーし。
    • 実は盛岡駅付近の土地に建設する予定があったが「土地が狭い」という理由で花巻に決定した。しかし最近「狭い」と言われた土地が大規模な開発で変わり始め、近々「イオン盛岡」の2つ目が建つ予定が。
    • その「イオン盛岡2」は、元々は地元企業体がショッピングモールを作るつもりだった。しかし、イオンパワーの軍門に下った黒澤ランデック。
  23. 北上市などの新興都市に対し、冷ややかな薄ら笑いを浮かべる。
    • しかし、飛ぶ鳥を落とす北上市の勢いにやっと危機感を感じ始めた。
    • 自動車景気に沸く北上が、正直うらやましい。
    • さくら野百貨店が髙島屋グループになったと知り、いよいよ焦燥感。
      • それは思い過ごしだ。駅前にコンビニがない北上をそんなに恐れる必要はない。
      • 裁判所すら無い北上なぞ、眼中に無い。
      • ヨーカドーが潰れる北上なぞ、眼中に無い。
    • 国見山廃寺の登場で、歴史まで語り始めた北上に、動揺が隠せない。
      • 何それ?廃墟の寺なんて興味ねーし。知らんがな。
    • 「北上なんて黒沢尻でしょ」という意味不明な侮蔑。
    • 「まぁ、北上の半分は伊達だからねぇ」という達観。
    • 「相去インターチェンジ」を越えると、異国情緒すら憶える。
    • 儲かってるくせにゴミ袋が有料な北上なんか羨ましいとは思わない、その気になったら新幹線で10分ちょっとで行けるしわざわざ住む必要を感じない。
      • そもそも、北上に行く用が無い。
      • しかし、北上にワーナーマイカルが出来た当初は、北上に映画を観に行ったり、ジャスコ(パル)で買い物していく。
      • 北上のワーナーマイカルに対抗して、フォーラムがシネコンを造ったが、その影響で映画館通りが廃れて、盛岡の映画文化は衰退していく。 自ら墓穴を掘った。