ページ「もし天皇制が廃止されたら」と「もし太平洋戦争で別の時期に降伏していたら」の間の差分

(ページ間の差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
>Unknown user
編集の要約なし
 
 
1行目: 1行目:
太平洋戦争に対する批判として「日本がもっと早く降伏すれば被害が少なくて済んだ」という意見があります。では、日本が早めに降伏していたらどうなったでしょう?


== ミッドウェー海戦(1942年6月)後 ==
#政府に「弱虫」という意見が殺到。
== マリアナ諸島陥落(1944年8月)後 ==
#ヤルタ会談前で、連合軍側の戦後処理が固まっていない時期なので、日本は植民地を放棄するだけで済み、戦前の体制が概ね存続する。
#連合艦隊はまだ残っていたが、主要な艦船は戦後賠償としてアメリカやイギリスに引き渡される。
#空襲被害がないので、戦前の町並みが今でも残っている。
#*ただし名古屋市の道路はグチャグチャのまま(実史の名古屋の道路は名古屋空襲後に新しく考えたもの)
==[[wikipedia:ja:東南海地震|東南海地震]](1944年12月)後==
#東南海地震がうやむやになることはなかった。
#名古屋復興に全力を注げ、今以上に名古屋が大きくなっていた。
== フィリピン陥落(1945年1月)後 ==
#連合艦隊は壊滅状態だが、大和は戦後賠償としてアメリカに引き渡される。
== 東京大空襲(1945年3月上旬)後 ==
#5月の東京大空襲がないので東京駅が原形を留めている。
#タイミング次第で大阪大空襲がないので首都が京都又は大阪に移った。
#本土の被害が大きくないのでゲリラが登場し、現実のイラクのように泥沼化した。
#*天皇が降伏宣言して政府機能が生きてればそんなことにならないだろう。現実のイラクがひどいのはその逆だから。
== 硫黄島陥落(1945年3月下旬)後 ==
#ヤルタ会談後なので、千島列島もソ連に奪われる。
#沖縄は戦後も日本支配のままとなる。
#*沖縄はいまのように米軍基地が密集することもなければ、本土並みに米ドルが沖縄で通用することもなかったはず。
# まとめました。→[[もし沖縄戦がなかったら]]
== 沖縄陥落(1945年6月)後 ==
#広島・長崎の被害がないので、核兵器がもっと容易に使われるようになる。
== 広島原爆投下(1945年8月6日)直後 ==
#ソ連は参戦のタイミングを失う。
#朝鮮半島は辛うじて分断を免れる。
#もう少し上手く白旗を揚げれた。
#*長崎の原爆投下も無かった。
[[Category:歴史のif検討委員会 大戦史|たいへいようせんそうはやくこうふく]]

2008年11月16日 (日) 10:52時点における版

太平洋戦争に対する批判として「日本がもっと早く降伏すれば被害が少なくて済んだ」という意見があります。では、日本が早めに降伏していたらどうなったでしょう?

ミッドウェー海戦(1942年6月)後

  1. 政府に「弱虫」という意見が殺到。

マリアナ諸島陥落(1944年8月)後

  1. ヤルタ会談前で、連合軍側の戦後処理が固まっていない時期なので、日本は植民地を放棄するだけで済み、戦前の体制が概ね存続する。
  2. 連合艦隊はまだ残っていたが、主要な艦船は戦後賠償としてアメリカやイギリスに引き渡される。
  3. 空襲被害がないので、戦前の町並みが今でも残っている。
    • ただし名古屋市の道路はグチャグチャのまま(実史の名古屋の道路は名古屋空襲後に新しく考えたもの)

東南海地震(1944年12月)後

  1. 東南海地震がうやむやになることはなかった。
  2. 名古屋復興に全力を注げ、今以上に名古屋が大きくなっていた。

フィリピン陥落(1945年1月)後

  1. 連合艦隊は壊滅状態だが、大和は戦後賠償としてアメリカに引き渡される。

東京大空襲(1945年3月上旬)後

  1. 5月の東京大空襲がないので東京駅が原形を留めている。
  2. タイミング次第で大阪大空襲がないので首都が京都又は大阪に移った。
  3. 本土の被害が大きくないのでゲリラが登場し、現実のイラクのように泥沼化した。
    • 天皇が降伏宣言して政府機能が生きてればそんなことにならないだろう。現実のイラクがひどいのはその逆だから。

硫黄島陥落(1945年3月下旬)後

  1. ヤルタ会談後なので、千島列島もソ連に奪われる。
  2. 沖縄は戦後も日本支配のままとなる。
    • 沖縄はいまのように米軍基地が密集することもなければ、本土並みに米ドルが沖縄で通用することもなかったはず。
  3. まとめました。→もし沖縄戦がなかったら

沖縄陥落(1945年6月)後

  1. 広島・長崎の被害がないので、核兵器がもっと容易に使われるようになる。

広島原爆投下(1945年8月6日)直後

  1. ソ連は参戦のタイミングを失う。
  2. 朝鮮半島は辛うじて分断を免れる。
  3. もう少し上手く白旗を揚げれた。
    • 長崎の原爆投下も無かった。