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#*教養のため:世界遺産検定、色彩検定など
#*教養のため:世界遺産検定、色彩検定など
#*進学・就職で有利だから:英検、TOEICなど
#*進学・就職で有利だから:英検、TOEICなど
#**ずばり、入社試験というものもある。
#**ずばり、入社試験というものもある。
#**[[情報処理技術者試験]]、[[日商簿記検定]]なども
#*[[wikipedia:ja:業務独占資格|業務上]]の理由や他の試験を受けるために必須のため:危険物取扱者、センター試験など
#*[[wikipedia:ja:業務独占資格|業務上]]の理由や他の試験を受けるために必須のため:危険物取扱者、センター試験など
#**電気工事士、[[宅地建物取引士試験|宅地建物取引士]]、衛生管理者なども
#受験資格もさまざま。学歴・科目履修や実務経験、1次・予備試験の合格が必要な場合もあれば、何も必要ない場合もある。
#受験資格もさまざま。学歴・科目履修や実務経験、1次・予備試験の合格が必要な場合もあれば、何も必要ない場合もある。
#*さらに、他の資格や経験、不合格から一定期間の場合などを申告すれば一部分野の免除をしてくれることも。
#*「大卒」を条件にしている場合、「2年以上在籍し62単位(卒業所要単位の半分)以上修得した者」や学位授与機構での学位取得(各大学が満たす卒業要件を満たさなかったが、合計で124単位以上取得した者)でも問題ない場合もある。
#他の資格や経験、不合格から一定期間の場合などを申告すれば一部分野の免除をしてくれることも。
#*当然ながら科目免除を利用する際はその条件を満たすことを証明するもの(合格通知のコピーなど)を願書に添付する必要がある。
#**書類を添付するためオンラインでの申し込みができず郵送または直接持参になる場合もある。
#*ただし、この場合でも受験料の割り引きはない場合が多い。
#*一部科目合格による免除はできる期間が定められている場合が多く、それを過ぎると当該科目含めはじめからやり直しになる。
#遅刻した時の対応は運営によってまちまち。途中参加(制限時間が減る)の場合も、そもそも入れてくれない(失格)場合もある。列車遅延などやむを得ないときは本部に相談すれば便宜を図ってくれることも。
#遅刻した時の対応は運営によってまちまち。途中参加(制限時間が減る)の場合も、そもそも入れてくれない(失格)場合もある。列車遅延などやむを得ないときは本部に相談すれば便宜を図ってくれることも。
#*途中退室は試験による。一時退室は認められていても、一時退室者が多い場合はできない場合もある。また、試験を終了して抜けられる場合もあるが、試験時間中は入れなくなり、できる時間にも制限がある(試験開始直後と終了直前はできない場合が多い)。
#*途中退室は試験による。一時退室は認められていても、一時退室者が多い場合はできない場合もある。また、試験を終了して抜けられる場合もあるが、試験時間中は入れなくなり、できる時間にも制限がある(試験開始直後と終了直前はできない場合が多い)。
#人が受ける試験ばかりでなく、物に対して行う試験もある。引張試験、摩耗試験、磁粉探傷試験、等。
#人が受ける試験ばかりでなく、物に対して行う試験もある。引張試験、摩耗試験、磁粉探傷試験、等。
#*ちなみに、「ペーパーテスト」は和製英語。英語圏では紙質検査という意味になってしまう。
#*ちなみに、「ペーパーテスト」は和製英語。英語圏では紙質検査という意味になってしまう。
#*振動試験、衝撃試験、クラックチェック(浸透探傷試験)、冷却試験、耐熱試験、水没試験、短絡試験など…。
#特別に認められたものを除き、机上に出せるのは筆記用具のみ。場合によっては荷物を持って入れない(廊下に置く)ことも。
#特別に認められたものを除き、机上に出せるのは筆記用具のみ。場合によっては荷物を持って入れない(廊下に置く)ことも。
#*認められるものがあったとしても、個人の通信機器(パソコン、スマートフォンなど)は持って入れない。
#*認められるものがあったとしても、個人の通信機器(パソコン、スマートフォンなど)は持って入れない。
#*ちなみに、京大のドイツ語の定期試験では、「通信機器以外なんでも持ち込み可」とした結果、'''ドイツ人を持ち込んだ学生がいた。'''
#*ちなみに、京大のドイツ語の定期試験では、「通信機器以外なんでも持ち込み可」とした結果、'''ドイツ人を持ち込んだ学生がいた。'''
#*上記のように「大学の定期試験」では結構個性的な条件が付くことも多い。
#**例:A4紙1枚に限りカンペ持ち込み可。
#どの試験も不正行為に対してはかなり厳しいペナルティを課している。
#どの試験も不正行為に対してはかなり厳しいペナルティを課している。
#*強制退場で全科目が0点となるのは当たり前。別のペナルティ(一定期間受験禁止、停学、場合によっては法的手段)が課せられることも多い。
#*強制退場で全科目が0点となるのは当たり前。別のペナルティ(一定期間受験禁止、停学、場合によっては法的手段)が課せられることも多い。
#*平成の終わり頃、4.に関しても不正行為が大きく問題になった。
#*平成の終わり頃、4.に関しても不正行為が大きく問題になった。
#*試験終了後も解答を続ける不正行為を防ぐため、氏名や受験番号の記入漏れの訂正については試験監督者立ち合いの下行われる。
#*答案用紙持ち出し(と紛失)防止のため、試験終了後答案用紙が全て回収できていることを確認できるまで受験者は退出できない。
#**問題冊子も持ち出しが禁じられていることがある。持ち帰りOKでも途中退出の場合は回収されることがある。
#**関連して、試験内容を他人に話して流出させることも禁じている場合がある。
#*よくある不正行為としては、他人の答案ののぞき見、試験時間外の解答、(一部を除き)筆記用具以外を机に出し参照すること、情報機器の使用、その他試験監督者の指示に従わないことなど。
#ペーパーベースの試験の場合、マーク式と記述式に分かれる。
#ペーパーベースの試験の場合、マーク式と記述式に分かれる。
#*マーク式の場合、受験者情報欄と解答欄がある。確認のためか、前者はマーク欄の上にマークした文字を書くようになっており、このほか記述欄がいくつかある(読み取られない)。また、シャープペンシルは一般的にNGとされている(使用しても問題ないが)。ただし、鉛筆の芯の成分を読み取る形式のため、さすがにボールペンはNG。
#*マーク式の場合、受験者情報欄と解答欄がある。確認のためか、前者はマーク欄の上にマークした文字を書くようになっており、このほか記述欄がいくつかある(読み取られない)。また、シャープペンシルは一般的にNGとされている(使用しても問題ないが)。ただし、鉛筆の芯の成分を読み取る形式のため、さすがにボールペンはNG。
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#*併用式の場合は、マークシートと一体化していることも。また、マーク式問題で足切りすることもある(マーク式問題で一定点数以下の場合記述式の方は採点しない)。
#*併用式の場合は、マークシートと一体化していることも。また、マーク式問題で足切りすることもある(マーク式問題で一定点数以下の場合記述式の方は採点しない)。
#**午前の部と午後の部の2部構成になっている場合なども、午前の部の点数で足切りすることがある。
#**午前の部と午後の部の2部構成になっている場合なども、午前の部の点数で足切りすることがある。
#***[[情報処理技術者試験#応用情報技術者試験|これ]]のことですね。
#***[[応用情報技術者試験]]のことですね。
#**足切りで使ったところはそこでしか使わないのか、それともその後の評価でも使うかは試験による。使う場合でも最終評価における得点配分も試験によって異なる。
#*もし解答用紙が不足した場合、記述式ならば応急処置として実寸大でコピーすればそのまま使える。しかし、マークシートはそうもいかないらしい。
#*もし解答用紙が不足した場合、記述式ならば応急処置として実寸大でコピーすればそのまま使える。しかし、マークシートはそうもいかないらしい。
#合否基準は「一定数を選ぶため順位で決定する」ものと「実力が一定以上であることを判定するため絶対評価で決定する」ものに分かれる。
#*前者はエントリー数の方が選出数より大きくなることがよくあり「限られた枠に入らない分を振るい落とす」ことになり「落とすための試験」で後者より選抜基準が高くなりがち。また最低基準として後者の選抜方式も併用され、枠が余っていても枠が埋まらないこともある。一方で後者は固定された基準を満たせばよいので、「受からせるための試験」になる。
#受験料の支払いは、最近はインターネット決済やコンビニ・ATM払いもできるようになってきたが、入試や国家試験を中心に銀行窓口払いしかできない場合が多い。
#受験料の支払いは、最近はインターネット決済やコンビニ・ATM払いもできるようになってきたが、入試や国家試験を中心に銀行窓口払いしかできない場合が多い。
#*払込用紙が銀行備え付けの2枚つづり(打電/銀行保管用と依頼主控え)に払い込みの証拠として願書に貼付するものが付いたオリジナルの3枚つづりになっており、ATMでは処理できない。
#*払込用紙が銀行備え付けの2枚つづり(打電/銀行保管用と依頼主控え)に払い込みの証拠として願書に貼付するものが付いたオリジナルの3枚つづりになっており、ATMでは処理できない。
#*マイナス金利の影響を受けて経営合理化のため都市銀行は窓口を持つ店舗を少なくしている。またこのタイプの払込用紙はゆうちょ銀行では基本的に使えない。従って、地方銀行や信用金庫を利用することになってくると思う。
#*マイナス金利の影響を受けて経営合理化のため都市銀行は窓口を持つ店舗を少なくしている。またこのタイプの払込用紙はゆうちょ銀行では基本的に使えない。従って、地方銀行や信用金庫を利用することになってくると思う。
#*コンビニは一般的にセブンイレブンマルチコピー機かローソンのLoppiなどで手続きができるとか。
#*コンビニは一般的にセブンイレブンマルチコピー機かローソンのLoppiなどで手続きができるとか。
#*インターネットで申し込み、そのままクレジットカードやPay-easy決済(コンビニ・ゆうちょ銀行ATM)ができる場合も。
#資格検定にも国家資格、公的資格、民間資格があり、さらに国家資格は業務独占資格、名称独占資格、必置資格に分けることができる。
#*一般的に、業務独占資格や必置資格といった、'''資格取得者(免許保持者)でないとその業務を行えないという類の資格'''であるほど重宝される。
#*公的資格、民間資格は「[[日商簿記検定]]やTOEICのように国家資格並みに社会的に認められているもの」から、「持っていても社会的にはあまり評価されず、自己啓発以外の理由では取る価値がほとんどない資格」まで幅広く存在する。
#**後者は「資格商法」というやつであり、趣味で取るならともかく、そうでないならはっきり言って勉強時間と受験料の無駄である。
#**もっとも、国家資格でも国家資格でも独占業務がないものは大概だと思うが…。
#*公的資格の定義は曖昧で、都道府県知事の認定資格(ふぐ調理師、ホームヘルパー、ケアマネジャーなど)のような準国家資格扱いのものから、商工会議所主催の検定試験([[日商簿記検定]]、ビジネス実務法務検定、eco検定など)、文部科学省などの中央省庁が認定した民間検定(英検、J検、秘書検定、全経簿記、診療報酬請求事務能力認定試験など)まで幅広い種類のものが存在する。
#**診療報酬請求事務能力認定試験は厚生労働省の認定資格である。
#資格試験や検定試験の合格点は大体総合点で満点の6~7割程度。科目ごとの足切り点は科目ごとの点数の3~5割程度であることが多い。
#「実技試験」があることもあるが、本当に手や体を動かして何か作業するとは限らない。マーク式の「筆記試験」に対して記述式またはより応用的知識を問うような問題であることも多い。
#キリがよかったのか、平成から令和への変わり目で出題形式を変更した試験も多い。
#問題の作成者側がネタ切れを起こしてしまうためか、過去問題集にあるものとよく似た問題や、下手すりゃ過去にも出たことのある問題と全く同じものが出題されることもある([[情報処理技術者試験]]の午前の部など)。
#*だから過去問演習はどの試験に対しても有効な勉強法である。ただし、事前の基礎知識なしでいきなり過去問を解くのは無意味。事前にテキストで基礎知識を身に付けてから過去問演習をするのはとても効果が大きい。
#試験によっては終了後、採点者や運営による講評がある。
#公平と厳正を維持するためか、自宅受験は原則認められていない。これが認められているような試験は合格してもあまり社会的ステータスは得られない場合が多い。
#*また、試験当日の座席も決まっている場合が多い(検定試験の団体受験ならある程度融通を聞かせてくれるが)。ただし、椅子やパソコン(CBTの場合)が壊れているなど問題があるときは監督者へ申し出れば移動を認めてもらえることがある。
#実施・運営・採点がそれぞれ別の組織になっている場合もある。さらには後援団体や資格認定団体が別にいる場合も。
#*例えば国立教育政策研究所の教育課程実施状況調査は当日の運営は各学校が行い、採点業務は外部に委託している。
#*英検、情報検定(J検)、秘書検定、全経簿記能力検定などは文部科学省後援である。
#複数の科目に分かれていることもある。科目別に別の時間で行う場合も同一時間・同一問題冊子で行う(セクションごとに異なる大問となっておりその説明が冊子内にある)ものも、各科目が総合して出される場合(この場合は科目の区別は書かれておらず応用・総合的な問題が出る)もある。
#*独立した科目として扱うのか、段階選抜として扱うのかによって受験と採点の仕方が異なる。前者の場合は全員が無条件で全科目を受験し採点も全科目について行われる。後者の場合は下位の科目で基準点または合格枠に達しなかった場合はそれ以降の科目は採点されない。なお後者の受験については複数日程で行い合格者のみ上位の科目を受験する場合と先に全科目受験させておき採点のみ別対応にする場合とに分かれる。
#*基本的に全科目の受験が必須。
#「落とすための試験」と「受からせるための試験」がある。前者はエントリー数が募集定員を超えている場合に行われ、採点基準もシビアになりがち(細かいところで減点してくる)で合格基準もその時によって変わる。後者は実力判定のため、基準さえ満たしていれば不自然な日本語などの細かいところはあまり見られなかったりする。
#*入学試験や採用試験、一部の国家試験(特に業務独占資格)などが前者に該当する。逆に学校の定期試験やほとんどの検定試験は後者に該当する。
#*前者は「一定数を選ぶため順位で合否を決定する」が、後者のそれは「実力が一定以上であることを判定するため絶対評価で合否を決定する」。前者は順位以外にも基準点があり、それをクリアできない場合は他の科目の成績や合計点がいくら良くても強制的に不合格となる。
#*前者は多くの場合複数段階で選抜する。後の段階で選考するため、段階を追うごとに少しずつ合格者を絞っていく(つまり定員より多めに合格させ、後で落とす)。
#*前者は相対評価で、後者は絶対評価となる。そのため前者は複数の受験者を比較するためのセクション(例:集団面接)があることも。
#試験会場に時計が無い場合もある。
#*この場合、腕時計を持参しないと時間配分が難しくなる…。
#*逆に会場に時計がある場合、腕時計が禁止されることもある。
#*通信・計算・筆記機能付きのもの(特にスマホ)は無条件で禁止。
#試験会場およびその周辺の駐車場の容量が少ないために、「車で来るな」と指示されることもある。
#*近辺への送迎(特に無関係な施設への駐車)もしないよう呼び掛けている。
#*電車やバスなどの公共交通機関しか認めない場合もある。
#*また、試験会場に迷惑をかけないよう、その施設に電話などしないよう指示される。
#*さらに、会場内の関係ないところへの立ち入りやゴミ箱の使用が禁止されることも。
#一定人数以上で申し込めばその団体の施設で受験できることがある。
#*これができるのは検定試験がほとんどで、資格試験だと個人受験しか認めていない場合が多い。厳正を期すためか。
#申し込みした時に申告したはずなのに、別途当日に受験者登録票が解答用紙とは別にあってそれを書かせる場合がある。
#*受験番号・氏名(漢字・フリガナ両方)・住所・電話番号(試験結果送付先・連絡先)あたりを書き、これらを紐づける。これ以外に職業や受験目的などのアンケート、模試なら志望校や内申点を書かせる。もちろんこのシートは書いた内容によって合否や得点が変わることはない。むしろあったらヤバイ。
#*基本はマークシートで機械で読み取って登録する。記述欄の内容は手入力で登録される。
#*資格試験の場合はこれらを書かせない場合が多い。申し込み時の登録内容は解答用紙の受験番号だけで紐づけされる。
#**この場合、受験票の内容に誤りがあっても答案用紙にはそのまま記載しないと採点できない。訂正は後日行う。
#マークシートは機械で読み取って採点するので早いが、集計などに時間がかかり結果が出るまで1カ月以上かかる場合も。
#*効率化のため、択一問題などはマークシートにする例が散見される。
#記述答案は通常手書き採点だが、こちらも効率化のためスキャンして専用ソフトで採点することも。
#*採点者には現在採点している問題の解答欄だけが切り取って表示される。PCの指定されたキーを使って正誤や得点を入れると、合計点は自動計算してくれる。線や文字をかけることもある。
#*基本的に2名で採点し、両方の採点結果が一致したら確定、そうでなければ再採点となる。未採点の答案を独立に採点する場合もあれば、先に採点した内容を提示して確認する場合もある。また監督者が介入して強制確定することもある。
#欠席者の扱いは試験によって異なる。
#*基本的に別日程での受験はできず、それゆえ得点や合否・資格などはつかず受験料も返金されないが、問題用紙は希望すれば送ってもらえることも。
#*欠席者の答案用紙も保管したり採点に送ることがある(主に入試)。この場合監督者が当該受験者の氏名と受験番号を記入し、答案用紙に大きく「欠」と書いたり、マークシートの場合は欠席者を識別するところにマークしたりすることも。
#基本的にはその試験で認定するものに特化した問題が出題されるが、一部の資格試験や公務員試験だとそれに加え「教養科目」がある。これは足切りの側面が強い。
#選択科目がある場合、実施側の規定により事前申告したもののみ解答できる(科目別に試験室や着席位置を分けられ該当の問題冊子のみ配られるか、他の科目を解答すると失格になるか)場合と、当日の問題配布時または試験時間中に選択できる(複数科目の問題が同一冊子に入っており自分で見て決められる)場合に分かれる。
#*資格試験・入学試験・採用試験だと前者になる場合が多い。なお同一科目内の選択問題については当日決められる場合が多い。
#受験者が多い場合は複数の会場が設定される。大学などは建物が多くあるが使用できないところも多いらしく一部しか使えず近辺の別会場が設定されることも。
#受験票が発行されることがある。この場合受験票を持って来ないと受験できない(運営本部へ向かい再発行を受けることもできる場合があるが)。
#*途中で紛失した場合、それ以降の受験ができなくなることも。ただし試験開始から一定時間以内に見つけられたらそこからの受験は可能になる(試験時間の配慮はない)。
#*写真の貼付や手書き署名を要することもある。
#*オンラインでPDFをダウンロードできる場合も、願書に同封したはがきが返送されそれを使うこともある。
#ほとんどの場合で答案は返却してもらえず、問題ごとの正誤はわからない。たまに分野ごとの正答率を見せてくれる場合があるが、多くの場合科目ごとの点数と合計点しかわからない。下手すると合否結果しか通知されない場合もあるし、得点の開示には別途申し込み(返信用封筒の同封)や本人確認を要する場合もある。
#申し込みは願書を郵送する形式とインターネット出願に二極化している。前者は運営団体に願書を請求し、必要事項を記入し出納印のある払い込み用紙を貼付して送り返す(たまに受験票などに用いるはがきなども必要になる)。後者はクレジットカードなどで決済し、後日受験票がPDFで届く。
#*受験形式はペーパーベースがほとんどだが、まれに会場(テストセンターなど)のPCを利用したCBT形式のものがある。後者は択一形式のものが多い。
#主観判定が含まれるため採点者によってばらつきが出やすいものの順:面接(口述)>論文>記述試験>マーク式試験
#一部の試験では、試験終了後、予備校が解答速報や案内を配布していることがある。また、まれに試験結果通知サービスの勧誘をしている人もいるらしい(試験運営側とは無関係)。


== 資格試験 ==
== テーマ別 ==
*[[資格試験]]
*[[試験/試験別]]
**[[資格試験/技術系]]
**[[資格試験]]
**[[情報処理技術者試験]]
***[[資格試験/技術系]]
**[[日商簿記検定]]
***[[資格試験/医療・福祉・衛生系]]
**[[宅地建物取引士試験]]
***[[資格試験/食品系]]
 
***[[資格試験/法学・経済・不動産系]]
==入学試験==
***[[資格試験/交通系]]
*各種学校の入学試験に関しては、[[:カテゴリ:都道府県別の学業|こちら]]からお願いします。
***[[電気主任技術者試験]]
 
***[[危険物取扱者試験]]
=== 大学入学共通テスト ===
***[[宅地建物取引士試験]]
#2020年度から導入された。初回実施は2021年1月。
***[[衛生管理者試験]]
#記述式解答の問題が復活した。
***[[ファイナンシャル・プランニング技能検定]]
#*まずは国数のみ。ただし、マーク式問題のように点数をつけず、また合算もしない。段階評価が別につく。
***[[司法試験]]
#**国語は通常のマーク式の大問×4はそのままで、その前に記述式(各問50-100文字)しかない現代文評論読解の大問が付いた。
***[[税理士試験]]
#**数学は一部問題が短答記述式になった(ひらがな表記の解答欄がそれ)。途中経過は記述しない。ただし、評価基準が厳格になっている。例えば線の傾きを議論したいときは、「傾きがきつい/ゆるい」といった主観的な単語では不十分で、「この点における微分係数がこのくらいの大きさだから…」と客観的かつ定量的に書く必要がある。
***[[証券外務員試験]]
#*記述問題も自己採点ができるようになっている。試験終了後採点基準が公開され、それをもとに行う。
***[[アクチュアリー]]
 
**[[検定試験]]
=== 大学入試センター試験 ===
***[[パソコン検定]]
#共通一次試験が失敗したので、その代わりに作ったテスト。
****[[情報処理技術者試験]]
#*大きな違いは私大でも参加できることである。
*****[[ITパスポート試験]]
#なんやかんやで共通一次よりは3倍長く持った。
*****[[情報セキュリティマネジメント試験]]
#現役生の場合、在籍している学校から距離が近い所に会場が選ばれる。
*****[[基本情報技術者試験]]
#各教科間毎にかなり長い(40分程度)休憩時間がある。
*****[[応用情報技術者試験]]
#*あれは何でなんだろう?
*****[[高度情報処理技術者試験]]
#希望をすれば成績表が送られてくるが、4月になってからである。
****[[Microsoft Office Specialist]]
#*その為自己採点が必須になってしまっている。
***[[簿記検定]]
#まさに平成を駆け抜けた試験といえる。
****[[日商簿記検定]]
#*ただし1回だけ令和に開催された事がある。
***[[英語検定]]
#ほぼすべての大学で英語が必須のため、ほぼ全員(約50万人)が外国語、それも英語を受験する。しかし、それ以外の言語は50人いるかいないか。
****[[実用英語技能検定]]
#*そして平均点はそれ以外の言語の方が高い傾向にある。
****[[TOEIC]]
#国立受験の場合は5教科7科目(国語全分野・数学ⅠAⅡB・英語筆記+リスニング・地歴公民と理科の一方を2つ、もう一方を1つ)が一般的。
****[[資格試験#全国通訳案内士試験|全国通訳案内士試験]]
#地歴公民と理科は、解答した科目と「その順番」も記録される。1番目に解答した科目が重点的に評価される場合が多い(特に私立)ので、得意科目を1番目に解答する。
#*新課程では理科の「Ⅱ」に相当する科目も受けられるようになった。そのかわり基礎科目は2科目必要になった。
#英語以外の外国語と理科総合(新課程では科学と人間生活?)、地歴Aは受け付けてくれる大学がほとんどない。あと、東大とかだと倫理政経以外の公民もダメ。
#合計マーク数は毎年変わるが英語だけは固定。筆記55個(もっと言うと最後の5個はすべて合ってないと加点されない)、リスニング25個。
#*マーク欄は、数学以外は1,2,3...で数学だけア,イ,ウ...。
#解答用紙のマーク欄は多めに取っており、ほぼ確実に余るが、リスニングだけは毎年過不足なく使い切る。
 
=== 共通一次試験 ===
#競争緩和目的で国公立大学向けに導入した試験だが、結果として余計競争が激化してしまった。
#結局10年程でセンター試験に代わってしまった。
 
===シンガポールGCE/PSLE===
#各国で入学資格審査として行われている学科試験・GCEをシンガポールにローカライズしたものである。
#*ただし、PSLEはシンガポール独自である。
#GCEはN,O,Aの3レベルがある。それぞれNormal, Ordinary, Advancedの頭文字である。また、PSLEはPrimary School Leaving Examinationの略である。
#*Aは大学入試、Oは高校入試、Nは高校入試の予備試験のようなものである。また、PSLEは小学校卒業試験と訳されるが、中学入試に近い。
#出身学校ごとに異なる問題となる。
#PSLEは全員が受験する。この結果に応じて中高一貫特進コース(Integrated Program)、選抜コース(Express)、普通科(Normal)、職業科(Technical)に振り分けられる。[[もし日本がシンガポールのような教育制度だったら|詳しくははこちら]]
#*上位6割が俗にエリートコースといわれるIPもしくはExpressに振り分けられるが、毎年数%はPSLEに合格できず小学校留年もしくは専門学校を経由しての就職を余儀なくされる。
#*なお、学校独自の選考で成績の良い科目を上位クラスで受講できたり、試験により次年度から上位クラスへ転籍ができたりする(Normalは1,2年次・Technicalは1年次のみ)。
#**一部のTechnicalはこのような制度がない。
#*私立学校はIPとExpressしか用意しておらず合格基準点も高めになっている。また、[[wikipedia:NUS High School of Math and Science|シンガポール国立大学附属中等教育学校]]は別途選考があるらしい。
#GCE-NはNormalとTechnicalの生徒が受験する。結果に応じて職業科高校(ITE)・高等専門学校(Polytechnic)・就職または普通科5年次(後期中等教育準備コース)に振り分けられる。
#*職業科高校・高等専門学校へ振り分けられることが特別プログラム扱いされているようだ。それぞれDPP, PFPプログラムという。
#GCE-OはExpress4年次とNormal5年次の生徒が受験する。結果に応じて普通科高校(Junior College)・ITE, Polytechnicまたは就職へ振り分けられる。
#GCE-AはJunior Collegeの生徒も受験する。彼らは大学入学はほぼ保証されているが、学科などで希望があれば競争になる。
#*Polytechnicの学生も大学編入試験がある。また、ITEの生徒はPolytechnic編入試験が別途ある。
 
==模擬試験==
*[[ベネッセコーポレーション#進研模試の噂|進研模試]]
 
=== 河合塾模試 ===
#恐らく進研模試に次ぐ規模を誇ると思われる全国規模の高校生向け模試。
#進研と比べると問題の難易度は難しい。
#*そのため、本当の実力を調べるためにも1度くらいこの模試受けた方がいいと言われている。
 
=== 北辰テスト ===
#[[埼玉]]ローカルの中学生向けの模試。
#*これを全国区だと思っている埼玉県民は結構いるらしい。
#これの成績で私立の合否が決まる事があるらしい。(いわゆる「確約」)
#*都市<!--首都圏限定?-->の私立高校は公立のすべり止めのために受験者のほぼ全員を合格させるパターンはよくあることだが、ここまで極端なのは珍しいと思われる。
#*正確にはあるコースの入学権を押さえておくもの。なお、入学試験は受験するが、結果があまりにひどい場合は合格取り消しになることがある。
#埼玉メインだが、東京の高校も合格判定が出せる。
#テストによっては内申点を自己申告して一緒に判定を出すものもあるが、このテストは非対応である。
 
=== Vもぎ ===
#こちらは[[東京]]・[[千葉]]ローカルの中学生向け模試。
#*よく考えるとこの2都県の組み合わせは珍しい気がする。
#どちらかというと公立高校向けという印象が強い。
#運営しているのは進学研究会という会社。
#*別にベネッセと関係があるわけではない。
#合格判定がかなり簡易的らしい。
 
=== Wもぎ ===
#Vもぎと似ている名前だが、別に関係がある訳ではない。
#こっちは東京・[[神奈川]]ローカル。
 
==語学検定(英語)==
*[[英語#実用英語技能検定|実用英語技能検定]]
*[[資格試験#全国通訳案内士試験|全国通訳案内士試験]]
 
=== TOEIC ===
#大学生御用達。
#*というか、大学に入ったらほぼ高確率でやらされる。
#これが世界的に通用するかというと...。
#日本円での決済可能(コンビニ・楽天ペイ可)だったり比較的受験料が安い(下のTOEFLやIELTS、ケンブリッジ英検などは数万円する)、受験当日必要な身分証の条件が緩い(学生証可)だったりと、比較的受験はしやすい。
#読解問題の最後の方は複数の文を一緒に読む必要がある。また、リスニング・読解それぞれ100問なので、高い集中力が要求される。英語の試験というよりかは作業速度及び集中力を測定する試験に近い。
#*従って、990点満点を取るには当日の体調の他、運もよくないといけない。
#*集中が切れるとあっという間に時間が過ぎる。筆者は、文中の[[33-4|素晴らしい数字]]に気を取られ笑ってしまい、15分無駄にした。
#団体受験(ITP)は公式記録にならないらしい(過去問を流用するためらしい)。
#リスニング・リーディングのものが一般的だが、スピーキング・ライティング力を測定するものもある。こちらはCBT。
#*スピーキングだけのものや、中高生向けのもの(TOEIC Bridge)もある。
#時々問題形式が変わる。それによって対策問題集も一新される。
#もちろん限界はあるが、音声の聞き取りに問題があれば調整してもらえる。
#アメリカETS(他には大学入試であるSATを作成している)が主催し、日本ではIIBCが運営する。
 
=== TOEFL ===
#TOEICより世界での通用性が高い試験。
#「トエフル」ではない。
#試験時間がかなり鬼畜。
#*最近少しマシになったがかつては試験時間4時間、休憩10分というそこまで集中できるか!という構成だった。
#*でも学校や法人向けはTOEIC並みに短くなる。
#試験方法は漢検CBTのそれと同じ。
#*ただし漢検CBTと違って、いつでも受験できる訳ではない。
#*PBT(ペーパーテスト)は日本では行われていない。iBTのみ。
#受験に当たり提示する身分証明書は学生証だけでは不可。この場合別途([[マイナンバーカード]]など)を提示する必要がある。
#*また、提示する身分証明書を事前に申し込みサイトで登録する必要がある。
#受験料が高く[[アメリカドル]]表記であること、支払方法がクレジットカードがないと定額小為替を購入して海外へ送付する必要があったはずで、どちらにせよ受験しづらい。
#*受験申し込みサイトも英語だった気がする。
#TOEICと異なり、4技能を1日で測定する。ただし、ITPの場合はTOEICと同じL&Rとなる。
#*早くテストが終わった場合、休憩時間は自由にとれたはず。ただし、周りの音とかでうまく聞こえない点は配慮してもらいないらしい(聞こえにくい状況を想定しての能力測定だからだとか)。
 
===IELTS===
#ブリティッシュ・カウンシルが主催し、日本では英語検定協会が運営する。
#こちらも英語4技能を測定し、合否なしの9点満点で評価される。
#アカデミック(英語圏の大学・大学院受験希望者)とジェネラル(一般及び英語圏移住希望者)に分かれている。
#*ライティングとリーディングがこれら2タイプで異なり、スピーキング・リスニングは共通問題となる。
#受験料が比較的高額なこと、また受験当日持参する身分証明書はパスポートのみであることから、受験はしづらいと思う。
 
=== 国際連合公用語英語検定試験 ===
#通称「国連英検」。こんな名前だが、日本で実施されている試験である。
#実用英検が文部科学省の認定資格であるのに対し、国連英検は外務省の認定資格である。ただしどちらも国家資格ではなく、あくまで公的資格である。
#特A級、A級、B級、C級、D級、E級がある。
#*B級以上は国際政治や社会問題についてマニアックな知識が要求されるので、かなり難易度が高い。実用英検で換算するとB級は2級と準1級の間、A級は1級とほぼ同レベルといわれている。
#**特A級は受験者の殆どが既に実用英検1級に合格している人たちなので、非常に難易度が高い。
#*B級以上では、国連の組織体制や活動内容、日本と国連の関係性についての知識を必要とする。国際政治学や国際関係論を大学で履修済であっても、おそらく全てはカバーできない。
#**日本国際連合協会の著作 "Today's Guide to the United Nations" がこの分野の公式テキストとされており、B級以上の受験者はこれを必ず読んでいることが前提。
#作文はB級以上で、面接はA級および特A級で課される。
#*国連英検の面接官は必ずネイティブスピーカーか帰国子女でなければならないと決められている。一般の日本人が面接官になることがある実用英検との大きな違いである。
#国際公務員(国連職員)になるためにはA級または特A級に合格できるくらいの実力が必要。
#*しかし知名度的にはマイナー検定であるためか、一般企業では評価対象になりにくく、難易度の割にはお買い損とも、、、、、
#*C級以上の合格者は大学受験や公務員採用試験で優遇される場合もあるため、国連職員を目指さないにしても受験する価値はある。実用英検やTOEICに比べてマイナーなのは否定できないが、、、、、
 
=== TOBIS(ビジネス通訳検定) ===
#こちらも英語の通訳能力を測る試験だが、運営者がNPO法人、つまり民間資格である。
#*通訳案内士試験は観光案内業務に関するものだが、こちらはビジネスシーンや国際的イベントでの通訳を念頭に置いている。
#2005年から実施されている。2008年春までは、日本通訳協会が実施する「通訳技能検定」と立ち位置がかぶっていた。
#*なお、日本通訳協会は2008年11月に経営破綻している。
#ランクの設定は1級~4級。
#*2級~4級は、全く同一内容の逐次通訳テストを受け、その出来具合に対する絶対評価によって与えられる。
#*1級は、最近2年以内に2級に合格している人か、同時通訳の実務経験が2年以上あると証明できる人しか受験できない。
 
=== ビジネス英語検定 ===
#[[日商簿記検定|簿記検定]]で有名な日本[[商工会議所]]が実施する英語検定。
#主にビジネス文書や海外取引などの実務スキルが問われる。
#1級、2級、3級があり、全ての級で試験会場のパソコンを使って受験することになる。
#日商の認定資格であるが、[[日商簿記検定|簿記]]に比べるとブランド力的にはイマイチか。
 
==語学検定(その他)==
=== 日本語検定 ===
#ぱっと見外国人向けに見えるが..。
#*1級はマジで日本人でも分からない問題だらけだったりする。
#*外国人向けのものは「日本語能力試験」と「日本留学試験」。
#キャラクターが[[東京/杉並区|杉並区]]のそれと似ている気がする。
 
=== 漢語水平考試 ===
#中国政府が認定する国際的な中国語の検定試験。
#*日本の実用中検や中国語検定の各級もこれに換算して表現されることも。
#数字が大きくなるほど難しくなり最高は6級。
#中国製ということもありリスニングの説明なども中国語しかない。
#NHKの「テレビで中国語」に出ていた段文凝先生が日本でのイメージキャラクターを務めていたこともある。
 
== 簿記検定 ==
*[[簿記検定]]
**[[公認会計士#公認会計士試験の噂|公認会計士試験]]
**[[資格試験#税理士試験|税理士試験]]
**[[日商簿記検定]]
 
== パソコン検定 ==
*[[パソコン検定]]
**[[情報処理技術者試験]]
 
== ビジネス系検定(簿記・情報系を除く) ==
=== 環境社会検定試験 ===
#通称「eco検定」。東京商工会議所の認定資格。
#自然環境についての基礎知識や、環境問題についての知識が問われる。
#この試験の合格者は「エコピープル」と呼ばれる。
#教養の試験というイメージが強いが、商工会議所の認定資格というだけあって、環境保全活動に力を入れている企業の場合、エコピープルの評価が上がる可能性がある。
#*ただし、あくまで業務独占資格や国家資格の類ではないので、過度な期待は禁物である。
#他の商工会議所系の検定試験(日商簿記など)と違って、級の設定が無い。
 
=== 品質管理検定 ===
#別名「QC検定」。その名の通り、品質管理(Quality Control)に関する知識を問う検定試験。
#まだまだ知名度が低い民間資格だが、合格者は工業系の職場では意外と評価される。
#*企業によっては昇進の条件としてQC検定2級合格を課している場合もある。
#目安としては2級以上が管理職レベル、3級が中堅社員レベル、4級が新社会人・学生レベルと言われている。
#*社会人向けの試験だけあって、3級でも難易度は結構高い。
#1級は論述問題もあって、非常に合格難易度が高い。
#*1級の合格率は10%を下回る。かなりの難関だ。
#*1級受験者のうち論述問題以外に合格した人は準1級に認定される。
#高校レベルの数学・統計学の知識が要求される問題がある。
#*工場のライン設計を行う際に不良率がいくらになるかとか、不良発生により将来の返品率がどのくらいになるかとか、分析を行う際に統計学を取り扱うことになる。
#*QC検定3級の出題範囲として[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E8%B3%AA%E7%AE%A1%E7%90%86#QC%E4%B8%83%E3%81%A4%E9%81%93%E5%85%B7 QC7つ道具]が登場するが、業務においてはグラフとチェックシート以外は使うことは少ない。
#受験者は製造業の関係者や理工系の学生が多いが、百貨店やホテルなどのサービス業や文系の学生の受験者も時々いる。
 
=== 診療報酬請求事務能力認定試験 ===
#医療事務の資格の中で唯一の公的資格(国家資格ではない)。厚生労働省の認定資格である。
#*これ以外の医療事務の資格は全て民間資格。
#合格率は30%くらいで、医療事務の資格の中では最難関にあたる。
#*実務経験者から見ても難しい試験であるともっぱらの噂。
#*というかむしろ他が合格率が高すぎる。
#主に医療事務系の短大生や専門学校生が受験するが、学生でこれに合格できたらそこそこ優秀。
#*最近では医療経営・医療情報系の大学生の受験者もいる他、医療事務の最難関資格というだけあって実務経験者も受けに来る。
#医科部門または歯科部門を選択して受験する。
#この試験の合格者に対して資格手当を支給する病院も多い。
 
=== 秘書技能検定試験 ===
#数あるビジネス系検定の中でも[[日商簿記検定]]と並んで知名度、人気が高い。
#秘書検定という名前ではあるが、実際には全ての社会人に必要な一般常識やビジネスマナーなどについて問われる試験である。
#受験者は女性が多いが、ときどき男性もいる。
#試験は筆記と面接が課される。
#レベルは1級、準1級、2級、3級がある。
#文部科学省のお墨付きである。
#人気が高い資格ではあるが、正直これだけだと転職活動ではさほど有利にはならない。[[日商簿記検定|日商簿記]]やTOEIC、[[情報処理技術者試験#ITパスポート試験|ITパスポート]]などと組み合わせると良いかも。
#*高卒の新卒の就職なら準1級以上に合格していれば結構強いが、大卒者が秘書検定を履歴書に書いてもインパクトは薄い。
#合格率は1級でも30%程度であり、英検や日商簿記など他の検定試験と比べると難易度はやや低めである。
 
=== 統計検定 ===
#その名の通り、統計学に特化した公的検定試験である。
#内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、厚生労働省が後援しているらしい。
#1級、準1級、2級、3級、4級の他、統計調査士、専門統計調査士なんてのもある。
#2級でも大学レベルの知識が要求されるため、難易度はかなり高い。
#*統計検定2級は数学検定準1級(高校3年生レベル)より難しいと言われている。
#イメージキャラクターは「とうけいあかり」ちゃん。看護師をモチーフとした女の子のキャラクターである。
#*フローレンス・ナイチンゲールが看護師というだけでなく統計学者の肩書きを持っていたことが由来である。
 
==その他の検定==
=== 日本漢字能力検定 ===
#通称「漢検」または「漢字検定」。
#多分検定試験といったらほとんどの人が最初に思い付く試験だと思う。
#京都の祇園に関連した博物館がある。
#*毎年12月12日前後に清水寺で行われるイベントとも関係がある。
#「Qさま!!」で最も名前がよく出る検定。
 
=== 実用数学技能検定 ===
#通称「数検」または「数学検定」
#漢検や英検と比べると地味な気がする。
#*試験会場も上記2つと比べると遠いところに指定されることが多いし。
#*Chakuwikiのユーザーバベルにもないし...。
#[[出版社/さ・た行#数研出版|チャート式でおなじみの出版社]]とは関係ないらしい。
#*読みは似てるけど字が違う。
#二部構成であり、1次が基礎。2次が文章題に分かれている。
#*同日開催。1次試験の結果によらず2次試験も受ける。
#*2次は電卓が使用できる。
#検定系の試験としては珍しく、途中退出が可能。<!--他にもあるのかな?-->
#理科の先生に受検を勧められたことがある。
#高校までは学習指導要領にて内容が決まっているため、準1級までは一から知識をつけられる詳しい参考書(問題集ではない)があるのだが、大学はそれがなくなり範囲も広くなるため1級に関してはそういったものはほとんどない。
#幼稚園児レベルが用意され「かず・かたち検定」と呼ばれている。こちらはシルバースターと高難易度のゴールドスターに分かれている。
#合格率は10級(小学2年生相当)までは9割以上、6級(小学6年生相当)まででも8割以上となっている。しかしそこから急激に下がり、3級(中学3年生相当)で6割、そこから級を1つ上げるごとに10%ずつ減少し、1級(大学相当)では1割程度となる。
#漢字検定・英語検定と同様、一番受験者が多いのは3級。高校受験で加点や推薦の対象となるためである。
#個人受験(一般受験者)と団体受験(通常そこに所属する人のみ受験可能)に分かれているのが一般的だが、それに加え「提携会場受験」なるものがある。個人受験と異なり当日の運営を会場側に委託するため受験料が1,500円ほど安くなり、また実施日程も多い。
 
=== 世界遺産検定 ===
#鈴木亮平が1級を取っているアレ。
#意外と持っていると色々と役に立つ検定だったりする。
#*その証拠に、学校でポスターが貼ってあったり、大学生協で取り扱っていたりする。
#受験料の一部はユネスコに寄付され世界遺産の保護に使われる。
 
=== パラオ検定 ===
#[[パラオ]]共和国に関する知識を問う検定。こんなんあるんやね。
#*公式サイトの情報によると「日本でのパラオの知識を広めるために一般財団法人 国際交流機構、一般社団法人 太平洋協会によって運営されている検定試験」とのこと。
#1級から4級まである。
#*1級から3級までは有料検定。4級は無料でWEB受験ができる。因みに合格すれば、きちんと合格証がメールでPDFで発行される。
 
==その他の試験==
*[[運転免許証]]
 
=== 高等学校卒業程度認定試験 ===
#高校を卒業していない人間が大学や専門学校への入学資格を得る、あるいは就職活動において高卒程度の認定を得るために受ける試験。
#*既に高校を卒業している者はこの試験を受験すること自体ができない。
#文部科学省が管轄する試験であり、一応国家試験に含まれる。
#昔は大学入学資格検定(大検)と呼ばれていた。
#受験資格が発生するのは16歳になってからである。原付免許と同じ。
#*また、合格しても資格の効力が発生するのは18歳になってからであり、一部の大学に存在する飛び入学制度の対象にはならない。
#出題される問題は[[ベタなセンター試験の法則|大学入試センター試験]]よりずっと簡単であり、ボーダーラインも(100点満点中)40~50点程度とだいぶハードルが低い。
#*しかしそれでも合格率は30%程度しかない。これは根本的に基礎学力が不足している(中学校の内容すら怪しい)受験者が多いことが理由である。
#実用英検準2級以上の合格者は英語科目が、数学検定2級以上の合格者は数学科目が免除される。
#*世界史B、日本史Bも、それぞれ歴史能力検定の対応する部門の2級以上合格で免除される。
#ある意味、普通に高校を卒業するより難しいと思う。出席日数や日頃の行いによる妥協が一切ないから。
#*逆に言えば、高卒認定試験の合格者は、底辺高校の卒業生よりは学力は高そうだ。
 
== 採用試験 ==
===公務員試験===
#国家公務員の試験と地方公務員の試験で分かれているが、試験の出題内容はほぼ同じ。
#高卒程度の試験と大卒程度の試験では内容が大きく変わる (大卒程度では専門試験が出題される) 。
#*一般職募集しかない自治体だと、大卒者でも高卒程度の内容で受けられる。
#**そして二次(面接)は大卒者(見込み含む)だらけに。
#**大卒者だと何も対策しなくても下手したらペーパーの一次「は」突破できるかも。
#*就職氷河期には大卒が高卒と偽って試験を受けるケースが続出した。
#高卒程度の試験は8月末から9月にかけての週末、特に日曜日を中心に行われることが多い。
#*9月第3日曜日が一番多いと思う。
#警察・消防・自衛隊の試験もいちおうここに含まれる。
#*自衛隊はいろいろと特殊。


==関連項目==
==関連項目==
*[[ベタなテストの法則]]
*[[ベタなテストの法則]]
*[[ベタな入学試験の法則]]
*[[ベタな入学試験の法則]]
{{資格試験・検定試験}}
[[Category:教育|しけん]]
[[Category:教育|しけん]]
[[Category:試験|*]]
[[Category:試験|*]]

2023年9月24日 (日) 19:35時点における最新版

全般[編集 | ソースを編集]

  1. 受ける目的は人によってさまざまだが、主に以下の3つに分けられる。
    • 教養のため:世界遺産検定、色彩検定など
    • 進学・就職で有利だから:英検、TOEICなど
    • 業務上の理由や他の試験を受けるために必須のため:危険物取扱者、センター試験など
  2. 受験資格もさまざま。学歴・科目履修や実務経験、1次・予備試験の合格が必要な場合もあれば、何も必要ない場合もある。
    • 「大卒」を条件にしている場合、「2年以上在籍し62単位(卒業所要単位の半分)以上修得した者」や学位授与機構での学位取得(各大学が満たす卒業要件を満たさなかったが、合計で124単位以上取得した者)でも問題ない場合もある。
  3. 他の資格や経験、不合格から一定期間の場合などを申告すれば一部分野の免除をしてくれることも。
    • 当然ながら科目免除を利用する際はその条件を満たすことを証明するもの(合格通知のコピーなど)を願書に添付する必要がある。
      • 書類を添付するためオンラインでの申し込みができず郵送または直接持参になる場合もある。
    • ただし、この場合でも受験料の割り引きはない場合が多い。
    • 一部科目合格による免除はできる期間が定められている場合が多く、それを過ぎると当該科目含めはじめからやり直しになる。
  4. 遅刻した時の対応は運営によってまちまち。途中参加(制限時間が減る)の場合も、そもそも入れてくれない(失格)場合もある。列車遅延などやむを得ないときは本部に相談すれば便宜を図ってくれることも。
    • 途中退室は試験による。一時退室は認められていても、一時退室者が多い場合はできない場合もある。また、試験を終了して抜けられる場合もあるが、試験時間中は入れなくなり、できる時間にも制限がある(試験開始直後と終了直前はできない場合が多い)。
  5. 人が受ける試験ばかりでなく、物に対して行う試験もある。引張試験、摩耗試験、磁粉探傷試験、等。
    • ちなみに、「ペーパーテスト」は和製英語。英語圏では紙質検査という意味になってしまう。
    • 振動試験、衝撃試験、クラックチェック(浸透探傷試験)、冷却試験、耐熱試験、水没試験、短絡試験など…。
  6. 特別に認められたものを除き、机上に出せるのは筆記用具のみ。場合によっては荷物を持って入れない(廊下に置く)ことも。
    • 認められるものがあったとしても、個人の通信機器(パソコン、スマートフォンなど)は持って入れない。
    • ちなみに、京大のドイツ語の定期試験では、「通信機器以外なんでも持ち込み可」とした結果、ドイツ人を持ち込んだ学生がいた。
    • 上記のように「大学の定期試験」では結構個性的な条件が付くことも多い。
      • 例:A4紙1枚に限りカンペ持ち込み可。
  7. どの試験も不正行為に対してはかなり厳しいペナルティを課している。
    • 強制退場で全科目が0点となるのは当たり前。別のペナルティ(一定期間受験禁止、停学、場合によっては法的手段)が課せられることも多い。
    • 平成の終わり頃、4.に関しても不正行為が大きく問題になった。
    • 試験終了後も解答を続ける不正行為を防ぐため、氏名や受験番号の記入漏れの訂正については試験監督者立ち合いの下行われる。
    • 答案用紙持ち出し(と紛失)防止のため、試験終了後答案用紙が全て回収できていることを確認できるまで受験者は退出できない。
      • 問題冊子も持ち出しが禁じられていることがある。持ち帰りOKでも途中退出の場合は回収されることがある。
      • 関連して、試験内容を他人に話して流出させることも禁じている場合がある。
    • よくある不正行為としては、他人の答案ののぞき見、試験時間外の解答、(一部を除き)筆記用具以外を机に出し参照すること、情報機器の使用、その他試験監督者の指示に従わないことなど。
  8. ペーパーベースの試験の場合、マーク式と記述式に分かれる。
    • マーク式の場合、受験者情報欄と解答欄がある。確認のためか、前者はマーク欄の上にマークした文字を書くようになっており、このほか記述欄がいくつかある(読み取られない)。また、シャープペンシルは一般的にNGとされている(使用しても問題ないが)。ただし、鉛筆の芯の成分を読み取る形式のため、さすがにボールペンはNG。
      • 受験番号が予めマークされているものもある。自分の受験番号の席に座れば問題ない。一応受験番号や氏名は手書きすることになるのだが。
      • ボールペンのインクが光を反射するためとも言われている。
      • 悪いマーク例…薄い、はみ出す、中途半端、○だけ、┃だけなど。
    • 記述式の場合は解答欄がなく、受験者情報欄以外は白紙だったり、罫線とか原稿用紙のマス目しかないことも。大学や相当レベルの資格試験でよくある。東大の場合は入試の時点でこの形式。要は問題番号とかは自分で振って、文字数とかは自分で管理しなさい、ということ。
      • 国立の地歴・公民は大論述が多いので原稿用紙みたいになっている。数学や理科はほとんど白紙。国語や外国語や比較的細かく回答欄が設けられている。いずれにしても予備校の記述模試の感覚で受けると当日困惑しそう。
    • 併用式の場合は、マークシートと一体化していることも。また、マーク式問題で足切りすることもある(マーク式問題で一定点数以下の場合記述式の方は採点しない)。
      • 午前の部と午後の部の2部構成になっている場合なども、午前の部の点数で足切りすることがある。
      • 足切りで使ったところはそこでしか使わないのか、それともその後の評価でも使うかは試験による。使う場合でも最終評価における得点配分も試験によって異なる。
    • もし解答用紙が不足した場合、記述式ならば応急処置として実寸大でコピーすればそのまま使える。しかし、マークシートはそうもいかないらしい。
  9. 受験料の支払いは、最近はインターネット決済やコンビニ・ATM払いもできるようになってきたが、入試や国家試験を中心に銀行窓口払いしかできない場合が多い。
    • 払込用紙が銀行備え付けの2枚つづり(打電/銀行保管用と依頼主控え)に払い込みの証拠として願書に貼付するものが付いたオリジナルの3枚つづりになっており、ATMでは処理できない。
    • マイナス金利の影響を受けて経営合理化のため都市銀行は窓口を持つ店舗を少なくしている。またこのタイプの払込用紙はゆうちょ銀行では基本的に使えない。従って、地方銀行や信用金庫を利用することになってくると思う。
    • コンビニは一般的にセブンイレブンマルチコピー機かローソンのLoppiなどで手続きができるとか。
    • インターネットで申し込み、そのままクレジットカードやPay-easy決済(コンビニ・ゆうちょ銀行ATM)ができる場合も。
  10. 資格検定にも国家資格、公的資格、民間資格があり、さらに国家資格は業務独占資格、名称独占資格、必置資格に分けることができる。
    • 一般的に、業務独占資格や必置資格といった、資格取得者(免許保持者)でないとその業務を行えないという類の資格であるほど重宝される。
    • 公的資格、民間資格は「日商簿記検定やTOEICのように国家資格並みに社会的に認められているもの」から、「持っていても社会的にはあまり評価されず、自己啓発以外の理由では取る価値がほとんどない資格」まで幅広く存在する。
      • 後者は「資格商法」というやつであり、趣味で取るならともかく、そうでないならはっきり言って勉強時間と受験料の無駄である。
      • もっとも、国家資格でも国家資格でも独占業務がないものは大概だと思うが…。
    • 公的資格の定義は曖昧で、都道府県知事の認定資格(ふぐ調理師、ホームヘルパー、ケアマネジャーなど)のような準国家資格扱いのものから、商工会議所主催の検定試験(日商簿記検定、ビジネス実務法務検定、eco検定など)、文部科学省などの中央省庁が認定した民間検定(英検、J検、秘書検定、全経簿記、診療報酬請求事務能力認定試験など)まで幅広い種類のものが存在する。
      • 診療報酬請求事務能力認定試験は厚生労働省の認定資格である。
  11. 資格試験や検定試験の合格点は大体総合点で満点の6~7割程度。科目ごとの足切り点は科目ごとの点数の3~5割程度であることが多い。
  12. 「実技試験」があることもあるが、本当に手や体を動かして何か作業するとは限らない。マーク式の「筆記試験」に対して記述式またはより応用的知識を問うような問題であることも多い。
  13. キリがよかったのか、平成から令和への変わり目で出題形式を変更した試験も多い。
  14. 問題の作成者側がネタ切れを起こしてしまうためか、過去問題集にあるものとよく似た問題や、下手すりゃ過去にも出たことのある問題と全く同じものが出題されることもある(情報処理技術者試験の午前の部など)。
    • だから過去問演習はどの試験に対しても有効な勉強法である。ただし、事前の基礎知識なしでいきなり過去問を解くのは無意味。事前にテキストで基礎知識を身に付けてから過去問演習をするのはとても効果が大きい。
  15. 試験によっては終了後、採点者や運営による講評がある。
  16. 公平と厳正を維持するためか、自宅受験は原則認められていない。これが認められているような試験は合格してもあまり社会的ステータスは得られない場合が多い。
    • また、試験当日の座席も決まっている場合が多い(検定試験の団体受験ならある程度融通を聞かせてくれるが)。ただし、椅子やパソコン(CBTの場合)が壊れているなど問題があるときは監督者へ申し出れば移動を認めてもらえることがある。
  17. 実施・運営・採点がそれぞれ別の組織になっている場合もある。さらには後援団体や資格認定団体が別にいる場合も。
    • 例えば国立教育政策研究所の教育課程実施状況調査は当日の運営は各学校が行い、採点業務は外部に委託している。
    • 英検、情報検定(J検)、秘書検定、全経簿記能力検定などは文部科学省後援である。
  18. 複数の科目に分かれていることもある。科目別に別の時間で行う場合も同一時間・同一問題冊子で行う(セクションごとに異なる大問となっておりその説明が冊子内にある)ものも、各科目が総合して出される場合(この場合は科目の区別は書かれておらず応用・総合的な問題が出る)もある。
    • 独立した科目として扱うのか、段階選抜として扱うのかによって受験と採点の仕方が異なる。前者の場合は全員が無条件で全科目を受験し採点も全科目について行われる。後者の場合は下位の科目で基準点または合格枠に達しなかった場合はそれ以降の科目は採点されない。なお後者の受験については複数日程で行い合格者のみ上位の科目を受験する場合と先に全科目受験させておき採点のみ別対応にする場合とに分かれる。
    • 基本的に全科目の受験が必須。
  19. 「落とすための試験」と「受からせるための試験」がある。前者はエントリー数が募集定員を超えている場合に行われ、採点基準もシビアになりがち(細かいところで減点してくる)で合格基準もその時によって変わる。後者は実力判定のため、基準さえ満たしていれば不自然な日本語などの細かいところはあまり見られなかったりする。
    • 入学試験や採用試験、一部の国家試験(特に業務独占資格)などが前者に該当する。逆に学校の定期試験やほとんどの検定試験は後者に該当する。
    • 前者は「一定数を選ぶため順位で合否を決定する」が、後者のそれは「実力が一定以上であることを判定するため絶対評価で合否を決定する」。前者は順位以外にも基準点があり、それをクリアできない場合は他の科目の成績や合計点がいくら良くても強制的に不合格となる。
    • 前者は多くの場合複数段階で選抜する。後の段階で選考するため、段階を追うごとに少しずつ合格者を絞っていく(つまり定員より多めに合格させ、後で落とす)。
    • 前者は相対評価で、後者は絶対評価となる。そのため前者は複数の受験者を比較するためのセクション(例:集団面接)があることも。
  20. 試験会場に時計が無い場合もある。
    • この場合、腕時計を持参しないと時間配分が難しくなる…。
    • 逆に会場に時計がある場合、腕時計が禁止されることもある。
    • 通信・計算・筆記機能付きのもの(特にスマホ)は無条件で禁止。
  21. 試験会場およびその周辺の駐車場の容量が少ないために、「車で来るな」と指示されることもある。
    • 近辺への送迎(特に無関係な施設への駐車)もしないよう呼び掛けている。
    • 電車やバスなどの公共交通機関しか認めない場合もある。
    • また、試験会場に迷惑をかけないよう、その施設に電話などしないよう指示される。
    • さらに、会場内の関係ないところへの立ち入りやゴミ箱の使用が禁止されることも。
  22. 一定人数以上で申し込めばその団体の施設で受験できることがある。
    • これができるのは検定試験がほとんどで、資格試験だと個人受験しか認めていない場合が多い。厳正を期すためか。
  23. 申し込みした時に申告したはずなのに、別途当日に受験者登録票が解答用紙とは別にあってそれを書かせる場合がある。
    • 受験番号・氏名(漢字・フリガナ両方)・住所・電話番号(試験結果送付先・連絡先)あたりを書き、これらを紐づける。これ以外に職業や受験目的などのアンケート、模試なら志望校や内申点を書かせる。もちろんこのシートは書いた内容によって合否や得点が変わることはない。むしろあったらヤバイ。
    • 基本はマークシートで機械で読み取って登録する。記述欄の内容は手入力で登録される。
    • 資格試験の場合はこれらを書かせない場合が多い。申し込み時の登録内容は解答用紙の受験番号だけで紐づけされる。
      • この場合、受験票の内容に誤りがあっても答案用紙にはそのまま記載しないと採点できない。訂正は後日行う。
  24. マークシートは機械で読み取って採点するので早いが、集計などに時間がかかり結果が出るまで1カ月以上かかる場合も。
    • 効率化のため、択一問題などはマークシートにする例が散見される。
  25. 記述答案は通常手書き採点だが、こちらも効率化のためスキャンして専用ソフトで採点することも。
    • 採点者には現在採点している問題の解答欄だけが切り取って表示される。PCの指定されたキーを使って正誤や得点を入れると、合計点は自動計算してくれる。線や文字をかけることもある。
    • 基本的に2名で採点し、両方の採点結果が一致したら確定、そうでなければ再採点となる。未採点の答案を独立に採点する場合もあれば、先に採点した内容を提示して確認する場合もある。また監督者が介入して強制確定することもある。
  26. 欠席者の扱いは試験によって異なる。
    • 基本的に別日程での受験はできず、それゆえ得点や合否・資格などはつかず受験料も返金されないが、問題用紙は希望すれば送ってもらえることも。
    • 欠席者の答案用紙も保管したり採点に送ることがある(主に入試)。この場合監督者が当該受験者の氏名と受験番号を記入し、答案用紙に大きく「欠」と書いたり、マークシートの場合は欠席者を識別するところにマークしたりすることも。
  27. 基本的にはその試験で認定するものに特化した問題が出題されるが、一部の資格試験や公務員試験だとそれに加え「教養科目」がある。これは足切りの側面が強い。
  28. 選択科目がある場合、実施側の規定により事前申告したもののみ解答できる(科目別に試験室や着席位置を分けられ該当の問題冊子のみ配られるか、他の科目を解答すると失格になるか)場合と、当日の問題配布時または試験時間中に選択できる(複数科目の問題が同一冊子に入っており自分で見て決められる)場合に分かれる。
    • 資格試験・入学試験・採用試験だと前者になる場合が多い。なお同一科目内の選択問題については当日決められる場合が多い。
  29. 受験者が多い場合は複数の会場が設定される。大学などは建物が多くあるが使用できないところも多いらしく一部しか使えず近辺の別会場が設定されることも。
  30. 受験票が発行されることがある。この場合受験票を持って来ないと受験できない(運営本部へ向かい再発行を受けることもできる場合があるが)。
    • 途中で紛失した場合、それ以降の受験ができなくなることも。ただし試験開始から一定時間以内に見つけられたらそこからの受験は可能になる(試験時間の配慮はない)。
    • 写真の貼付や手書き署名を要することもある。
    • オンラインでPDFをダウンロードできる場合も、願書に同封したはがきが返送されそれを使うこともある。
  31. ほとんどの場合で答案は返却してもらえず、問題ごとの正誤はわからない。たまに分野ごとの正答率を見せてくれる場合があるが、多くの場合科目ごとの点数と合計点しかわからない。下手すると合否結果しか通知されない場合もあるし、得点の開示には別途申し込み(返信用封筒の同封)や本人確認を要する場合もある。
  32. 申し込みは願書を郵送する形式とインターネット出願に二極化している。前者は運営団体に願書を請求し、必要事項を記入し出納印のある払い込み用紙を貼付して送り返す(たまに受験票などに用いるはがきなども必要になる)。後者はクレジットカードなどで決済し、後日受験票がPDFで届く。
    • 受験形式はペーパーベースがほとんどだが、まれに会場(テストセンターなど)のPCを利用したCBT形式のものがある。後者は択一形式のものが多い。
  33. 主観判定が含まれるため採点者によってばらつきが出やすいものの順:面接(口述)>論文>記述試験>マーク式試験
  34. 一部の試験では、試験終了後、予備校が解答速報や案内を配布していることがある。また、まれに試験結果通知サービスの勧誘をしている人もいるらしい(試験運営側とは無関係)。

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資格試験検定試験
資格試験 技術系 | 医療・福祉・衛生系 | 食品系 | 法学・経済・不動産系 | 交通系

電験 | 危険物取扱者 | 衛生管理者 | 宅建 | FP検定 | 司法試験 | 税理士試験
キャリコン | 管理栄養士 | 公認会計士 | 運転免許証(種類別)
証券外務員 | アクチュアリー | AFP・CFP

情報処理技術者試験(IPA) ITパスポート | セキュマネ | 基本(出題内容|分野別) | 応用 | 高度
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英語検定 実用英検 | TOEIC
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