郷に入っては郷に従え/九州

< 郷に入っては郷に従え
2008年9月7日 (日) 01:08時点における116.94.196.88 (トーク)による版
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  • 個人宅など、訪問先でお茶や漬け物を出されても、絶対に食べてはいけない!それは「早く帰れ!」の合図。
    • そんなことはありませんが・・・・。京都のしきたりと勘違いしてません!
  • 西郷さんの悪口を言ってはならない
    • 鹿児島では自殺行為です
    • 特に出張などで短時間の滞在で来鹿する営業マンなどは要注意。深い言い方をすれば西郷さん崇拝は、その人柄への畏敬の念以上に鹿児島人が昔から持っている「中央の絶対権力に対する反骨心」の表れだから。
      • えらい誤解だな。
        • ・戦国時代=九州統一しかかってたとこを豊臣家に邪魔されただけ。戦っただけで反骨心なら毛利や北条とかも該当する。
        • ・関 ヶ 原=破れた西軍側だっただけ。まぁそのあと、牽制と臣従と両面外交やったけど。
        • ・幕  末=元々は雄藩連合による佐幕→倒幕に路線変更。
        • ・西南の役=士族反乱は他にもありましたな。
  • 正月のお屠蘇は地酒(餅米で作ったお酒。)
  • 朝でも昼でも挨拶は「おつかれさまですー」。または「おやっとさー」。
    • 昔の鹿児島弁では挨拶で朝昼夕晩でそれぞれ区別することがなかったようだ。他の方言に比べて異様に敬語や謙譲語や尊敬語は発達している割には、時間に関する表現や言い回しはかなり大雑把である。
  • 現在進行形の動詞の語尾は「かた」と言う。「今ご飯を食べかた」「今買い物しかた」。
    • 飲み会のことを「飲んかた」と呼ぶ。しばしば何かの行事の打ち上げに「反省会」と称して芋焼酎を飲んで盛り上がる。
      • 「飲んかた」の誘いはなるべく断らない方が良い。一度断ると今まで親しかった人間関係が急速に冷却化する。
        • 但し、ご当地での人間関係を敬遠したいのなら、断った方が効果覿面。
  • 議を言って(理屈をこねる)はならない。たとえ正しくても聞き入れられないこと必定。行動で示すか、一喝で済ませるか。
    • 年配の男性には目上の人間からの指示(決して意見や提案ではない!)には、それが理不尽並びに過ちであろうと無条件に断固従うのは当然で疑いの余地は微塵もないとの発想が未だに残っている。指示を批判したり心の奥底で疑問を持つことすら許容されない。
    • 鹿児島流の絶対服従の上下関係は戦前の陸軍や陸上自衛隊、現代の警察や大学の運動部での上下関係にも深く影響していると言われている。「ビンタ」「コラー」などのような隠語の語源は今でも普通に使われる鹿児島弁の単語(笑)
    • 年配の男性ほど、目下や自分と同等の男が薀蓄を語ったりでしゃばったり理屈をこねることを未だに嫌う傾向が非常に強い。これが他の九州の地方に比べて深い高度な大衆文化が培われなかった原因の一つだと考えられている。
    • 嘘のようなホントの話だが、いろいろな会合の決議はなぜか「全会一致」になる傾向が多い。大事な問題で活発な質疑応答が必要である市議会や町議会ですら共産党の代議士(殆ど県外出身者がなる)がいない所では議論すら起こらない。
      • 県の商工会会頭選挙ですら、やっと「選挙」と言えるものになったくらい。
  • 仙台市出身の人は「東北の仙台出身」とか「宮城の仙台出身」と言わなければならない。ただ「仙台出身」と言うと川内と間違えられる。
    • 60代後半以上の爺婆は「奥州(おうしゅう)仙台」という人が多い。奥州とは陸奥(むつ)という東北地方全体をひっくるめた呼び名のこと。
  • 県外出身者は鹿児島県人(特に県外で一度も生活したことがない人)の前では、決して鹿児島ことに関して非難や批判したりケチをつけたりや劣っていると揚げ足をとったりしてはならない。表面上は温厚な人間が多いのでその場ではニコニコしているが腹の底では、相手に対して怒りと復讐のジェラシーがメラメラ。
    • 東京や大阪の人間が上から見下ろして抜かすのは仕方ないが、福岡や熊本の人間から指摘されると何だか知らんが腹の虫が治まらない。
    • 総じて民度が低いので相手が少々の無礼講をしても大らか態度で受け入れてくれることはあまりない。
      • 実は福岡や熊本の人は、↑の「何だか知らんが腹の虫が治まらない」症候群を突っついて楽しんでいる。
        • ↑↑無礼講の講というのは集まりという意味なので『無礼講をしても』ではなく『無礼をしても』が使い方としては正しいことになります。
  • 少々口に合わなくても鹿児島県人の目の前では「鹿児島の食べ物は何でも美味しいですね。」と社交辞令を振りまいていた方がよい。
    • 特にお年寄りの前では醤油や味噌が甘すぎるなどと決して漏らしてはならない。他意のない素直な感想も勘違いして郷土の文化を侮辱されたと誤解する人もいるらしい。非常にデリケートな問題。
  • 県外人が鹿児島に長期定住並びに骨を埋めるつもりなのなら、田舎は特に最低「からいも普通語」(出来れば簡単な鹿児島弁)と地元の芋焼酎を嗜めた方がグッド。
    • 「からいも普通語」とは、簡単にいうと鹿児島アクセントで原則は標準語の会話をすること。他県人が聞くと間違いなく訛っており方言に違いないと思えても地元民はこれを鹿児島弁とはみていない。具体例としてはTVのインタビューで鹿児島人が応答している会話は殆どコレだと見なしても間違えではない。
    • 最近は少し民度が上がって下戸の人間は焼酎が飲めなくても見逃してくれる。
    • 鹿児島県外では本格焼酎「さつま白波」が非常にメジャーな銘柄だが、県内では地元の枕崎市、南さつま市坊津町以外では毛嫌いされる場合が多いので注意。
    • 若い地元民のごく一部や観光関係に携わる人以外は、全国的に知名度が高い「佐藤」などの銘柄はおろかあの「森伊蔵」の名前すらよく知られていない。理由は地元の銘柄一本槍で他は興味すらないから。
    • 「地元の焼酎」を嗜むとは、下世話な表現でいうなら「おらが郷里を愛して止まない」という地元へ帰順の姿勢を体現する意味があると解される。一昔前まで各市町村ごとに酷い所はその自治体内でも更に集落単位で焼酎倉があり銘柄があった為。
      • 笑い話だが昔は地元の銘柄があまり旨くない場合でもあえて呑んだらしい。ちなみに鹿児島県内は狭いが各地域間での交流はあまり活発ではないので流通が改善された現代でも県内の他地域の焼酎は売っていてもあまり買い求められることは少ない。
    • 鹿児島県人は田舎でも鹿児島市内でも素朴で親しみやすい面も多いがお世辞を言っても民度が良いとは言いがたい人が多い。
  • 企業や個人会社が鹿児島県に本気で進出する気があるのなら会社の代表者が必ず「鹿児島市詣で」をして入念な根回しをければ結局は後に撤退するハメになるという変なジンクスがある。
    • このジンクスに関しては、単なる噂やネタではなく、矢野経済研究所などの有名なシンクタンクが多くの具体的な根拠や調査結果の事例を示している。
    • 県外から鹿児島県に赴任される人は一日一度はネットか紙面で南日本新聞に目を通しておいた方が無難。
      • 鹿児島県本土では高齢者ほど「ミナミ(南日本新聞)に出ていた」とあらゆる場面で引用することが多いため、簡単にでも把握して置かなければ話に付いていけなくなり、空気が悪くなる場合もある。
        • 酷い場合はそれだけで新聞も読まない人間と烙印を押される場合もある。
          • ちなみに鹿児島県内では朝日や読売や日本経済新聞などの全国紙、西日本新聞のような福岡の論調を主とする新聞、風俗や芸能面もあるスポーツ新聞を含めて南日本新聞以外はどこでも総じて極めて購読率が低い。
    • 取引銀行には必ず鹿児島銀行を追加しなければ、いつまでも鹿児島へ帰順したとは見なされない。
      • 経済に疎い一般の鹿児島県人ほど、県外企業は収益を地元へ一切還元することなく根こそぎ鹿児島県外へ持ち去ると考えている人が未だに多い。