もしこんな有り得ないシーズン展開があったら
ここでは、スポーツ界で現実的には考えられないが、ルール的には有り得るシーズン展開があったら?を考えます。
独立項目
F-1ワールドチャンピオンシップ編
全レース終了して複数のドライバーが全く同じ成績
ドライバーズランキングのトップに優勝回数、2位以下の各順位獲得回数が全く同一のドライバーが複数いたら?
- たぶんそのまま複数のドライバーがチャンピオンとなる。F-1史上に残る激戦のシーズンとして語り継がれることになるだろう。
- 該当ドライバーが翌シーズンも参戦した場合、ゼッケン1の扱いに困る。二人の場合は使用ゼッケンが"1"と"0"となり、コイントスで決めると思われるが。
- もし”やっぱり寝覚めが悪い。はっきり順位を決めよう!”ということになったら?(特に該当ドライバーが3人以上いた場合)
- 欧米らしく、コイントスで決める。
- マシンの性能に明確な差があった場合、「マシンの性能が劣っている方を上位にすべき」と言う声が出る。多分日本から。
- 最終戦終了後、ドライバーが自分(足もしくは自転車)で最終戦のコースを一周走って、勝った方が上位となる、なんてことになるかもしれない。
- 全レースの合計タイムが最も少ないドライバーが優勝になるのでは?
- それは厳密に距離統一がされないとダメだと思う(規定は305kmを超える最も少ない周回)。モナコGPは市街地コースだからその規定より短いし。
- 予選の平均順位が最も良いドライバーがタイトルを手にする。
全レース違うドライバーが優勝
- 中堅以下のドライバー(チーム)にも優勝の機会が巡ってきたことになり、件のチームのスポンサーが増えて経営が安定する・・・・・・といいなぁ。
- 翌シーズンの新規参戦が増える。
- 日本人の初優勝がこのシーズンに達成されていてもおかしくない。
痛車がコンストラクターズタイトルを獲得
- 他のチームの関係者は複雑だろうなぁ。
- モチーフが日本と無関係だったら結構日本国内でのショックは大きいかも。
中央競馬編
秋華賞は欧米諸国に該当レースがないことから、ここでは“クラシックレース”とはみなさないものとする。
一頭の3歳牝馬による3歳クラシックG1完全制覇
- “世界競馬史上初の快挙”と全世界に報道される。
- (参考)競馬史上最も3歳クラシック完全制覇に近づいた馬は以下の英国馬2頭。1868年のフォーマサ、1901年のセプターが英ダービー以外の4つ(1000ギニー(桜花賞に相当)、2000ギニー(皐月賞に相当)、オークス、セントレジャー(菊花賞に相当))を制覇。
- その馬の陣営はむちゃくちゃなローテーションのせいで叩かれる。
- これらに加えてNHKマイルカップと秋華賞まで制していたらわずか1年でJRAのGIを7勝したことになり、最高記録に並ぶ。
牡馬三冠レースの全出走馬が牝馬
- この年の3歳牡馬世代は翌年以降活躍馬が出現しなかったら間違いなく”史上最弱世代”と呼ばれることになる。
MVJと騎手大賞が異なる騎手に
- 騎手大賞受賞騎手の騎乗回数が少なければあり得る。
- 論議を呼び、結局騎手大賞受賞騎手はその年のMVJとみなすという条項ができるかも。
未勝利での日本ダービー制覇
- 理論上は可能。(未勝利で青葉賞2着に入れば未勝利でもダービーに出走可能)
- 文字通り「最も運のある馬になる」
- が、同時に史上最高の一発屋と言われる可能性も無きにしも非ず。
- これがもしコースレコードを大幅に上回る場合、ダイユウサク以上の一発屋扱いとなる
- が、同時に史上最高の一発屋と言われる可能性も無きにしも非ず。
三冠レース全て繰り上げ勝ちで三冠馬誕生
- 腑に落ちない。
- ネット上ではケチョンケチョンに言われる。
- 1着入線→失格or降着を食らった馬が3レース全て同じ馬だったら、そっちの方がボロクソに言われそうだけど。
サマーシリーズを同一馬が全て制覇
- サマーシリーズ:スプリント(1200m、新潟のみ直線1000m)・マイル(1600m)・2000(2000m)の3種
- 制覇要件:それぞれ指定されたレースに2レース以上出走し、規定順位点獲得(そのうち1レースは優勝必須)したうちの最高得点になった馬
- 夏の酷使が祟ってその後は活躍できなさそう。
- それがもとで引退したら調教師は批判されるだろう。
- 本気で狙っても、きっと馬主のお遊びだろうと思われてしまう。
- ネットでは「金稼ぎのために酷いローレーションを組んだ」と批判される。
- 騎手が全て同一だった場合、最後の方はプレッシャーが凄いことになる。
- 短距離から中距離まで万能に走れる馬として称えられる。
クラシック三冠達成もすべて違う騎手
- 落馬負傷などのやむを得ない事情でもない限り、その馬の陣営は批判されるだろう。
- それこそ勝つために短期免許で来日した海外の騎手を乗せるなどしたらさらに批判される。
- 同じ騎手が複数回以上騎乗するとやる気をなくすと言うすごく扱いづらい気性の馬だったらあるかも。
その年の国内の重賞勝ち馬が全て別の馬
- 2歳戦・3歳戦・古馬戦・ダート・交流重賞含めてその年に重賞2勝以上した馬がいなかったら?
- JRA賞選定が大混戦と化す。
- 中には「該当なし」で決まってしまうケースもあったかも。
- この年のクラシックは「勝ち馬がたびたび変わるほどにハイレベル」だったのか「GI馬だろうとその年重賞勝てない程度の低レベル」だったのかで意見が割れそう。
オリンピック編
開催地
立候補都市が現れず
- オリンピック憲章には開催都市として立候補した都市がない場合の明確な規定がありません。
- 開催地選考で立候補した都市が1つだけという事例はありました。(1932年ロサンゼルスオリンピックなど)
- オリンピックの世界的な不人気の証明にもなるので中止もやむなし?
- 中止どころかその後の存続を危ぶむ声すら出る。
- あるとすれば開催地選考に複数の都市が立候補→直後に世界規模の経済危機が襲う→全都市立候補断念というルートかな?
- 冬季五輪ならそのうち現実になりかねない気がする・・・。
- 夏とて油断はできない。最近の五輪は商業化しすぎで開催地の負担がデカくなりすぎている・・・
ブラックアフリカ諸国の主要都市のみで誘致合戦
- 世界で後発途上国の多いブラックアフリカ諸国ですが仮に、他の大陸の都市が全て断念してブラックアフリカ諸国の都市のみで誘致合戦する事になったら
- 恐らく稀にみるカオスな誘致合戦となる
- それでも南アフリカの都市が立候補(ヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバン辺り)すれば他に選択肢無いのであっさり開催都市は決定
- 最悪南アフリカの都市も事態となるとナイジェリアのラゴスとケニアのナイロビで決戦投票を行う事態に陥る
- この先地球が極端に寒冷化することがあれば発生しても不思議ではない。
酷似した名称の都市による決選投票で開催地決定
- 開催都市決定の読み上げでは都市名の後に国名も付けられる。
- 実際にあるとすれば高確率でアメリカ大陸の都市が絡んでくる。
- 例:オークランド(アメリカとニュージーランド)、ロンドン(イギリスとカナダ)
- 中南米の都市とスペインの都市で被るという事例も考えられる。
- アメリカ大陸以外ならトリポリ(レバノンとリビア)、ハイデラバード(インドとパキスタン)なら有る。
- 選ばれなかった方は「何人かが間違えて相手方に投票したせいだ」と言い出す。
- 特に僅差ならなおさら。
開幕直前に開催地で大震災発生
- 戦後初の中止はやむを得ないか。
- 出場予定選手の嘆きはとてつもないことに・・・。
- 日本だとモスクワ五輪と同じような境遇に。
- 地震自体はそこまで強くなくとも「オリンピックを潰した大地震」として全世界で語り継がれる。
- 陰謀論のネタにされるのは必至。
- 「近代オリンピックはもういらないという神々の意志だ」と言い出す人も出てくる。
- 多額の費用をかけた準備が水の泡と消えるため該当する国の財政が壊滅しかねない。
- 聖火リレー開始後の場合は聖火の扱いが気になる。
- 開催地から離れた場所で行われる競技だけ開催することも検討される。
- 特にヨット、サッカーあたり。
- 該当都市がその後また開催地に立候補することがあれば最有力候補とされる。
- その後のオリンピック誘致では自然災害のリスクも重要な要素に加わる。
- 地震が多い日本での開催は絶望的になってしまう。
メダル
開催国が1枚もメダルを獲得できず
- 開催国が金メダルを獲得できなかった事例なら76年モントリオール、84年サラエボ、88年カルガリーで発生済み。
- どちらかと言うと冬季五輪の方が可能性が高いと思われる。
- 当該国は「ホスト役に徹してくれてありがとう」と世界から皮肉交じりに言われる。
- 大会後にその国でスポーツを担当する大臣の首が飛ぶのは避けられない。
- オリンピック初開催の国がこうなった場合はその国にとって複雑な思い出として後世まで語られる。
- 新興国ならインド、エジプト、モロッコが候補か?
金メダル獲得国が…
- 特定の国が独占
- 全種目に選手を出す必要があるため相当な強国以外には厳しい。
- 可能性があるとすればアメリカ、ロシア、中国くらいか。
- 男子サッカーがネック。特に中国。
- 可能性があるとすればアメリカ、ロシア、中国くらいか。
- 達成した国に対する感情が世界各地で悪化しかねない。
- その後の大会での追加種目の検討時に独占達成国が苦手とする競技の追加が前向きに検討される。
- 開催国が達成する可能性なら少しある。
- 出場国全て
- 競技数では足りないが、夏なら種目数でなんとか足りそうなので
- 人口や出場選手数が少ない国では金メダリストがヒーロー扱いされる
- 強国が得意種目でそれほど強くない国の選手に破れるという珍事が何度か起こる
- 陸上100mでは予備予選から参加した選手が金メダルを獲得していそうだ
- 前回大会から総入れ替え
- すべての種目で前回大会とは異なる選手・チームが金メダルを獲得したら?
- 前回の金メダリストが引退、新勢力の台頭、など様々な要因が考えられるが、全種目で起こったらこれ以上ない大波乱だと言えよう。
- 前回とは別の種目で金メダルを獲得している選手も何人かいると思われる。
- これで国まで違っていたら完璧
- 前回大会と全く同じ
- ↑とは逆に、すべての種目で前回大会と同じ選手・チームが金メダルを獲得したら?
- 種目の追加・廃止や選手の国籍変更が無い限り、各国の金メダル獲得数は前回と同じ。
- ボクシングが最難関?(金メダリストがプロ転向しないことが条件となる為)
日本選手が大会終了の10年以上後にドーピング発覚による繰り上がりで銀→金・4位→銅
- 2008年北京五輪の10年後の2018年に他国のドーピング発覚で、男子400mリレーが銅メダルから銀メダルに、ウェイトリフティングの三宅宏実が6位から4位に繰り上がった。
- 大会中にドーピングが発覚して銀メダルから金メダルに繰り上がった例は2004年アテネ五輪の室伏広治。
- 繰り上がった日本選手は「今さらメダル獲得してもor金メダルになっても」と複雑な思いをする。
- マスコミは大騒ぎするが、その競技の関係者は釈然としない。
- なんでもっと早く調査してくれなかったんだという批判が相次ぐ。
- さらにその後の大会でドーピング発覚前に、その競技で日本選手が初のメダル獲得or金メダル獲得を達成していた場合、史上初ではなくなってしまうためその選手は喜び半減になってしまう。
- 同じ選手ならまだいいが。
- 現に2016年リオ五輪の男子400mリレーで史上最高の銀メダルを獲得したが、上記の繰り上がりによりタイ記録になってしまった。
- 当該競技で日本選手初のメダルとして銀メダルを獲得した後に、前の大会でドーピングが発覚して銅メダルへの繰り上げが行われた場合はこの限りではないかもしれない。
競技別
陸上・マラソン
中止
- マラソンは競技の特性上、代替日程を設定できません。
- 参加予定者の嘆きはとてつもないことに・・・。
- 国際陸連はこれを機に世界陸上からマラソン競技を分離して毎年マラソンシーズンの冬季に開催するだろう。
双子の選手を使って替え玉&ショートカット
ショートカット事件は前例あり。
- 最初に気付くのはその選手の出身国の役所の戸籍担当係だったりして。
- 世界中のマスコミが「なぜ気付かなかったのか」といろんな運営団体を批判する。
- 次回からゼッケンにICタグが取り付けられる。
柔道
全試合○○で金メダル獲得
- ギブアップ勝ち
- 関節技が得意である角田夏実なら十分有り得る。
- その選手はRIZINに出るかもしれない。
- 「柔道なんだから投げろよ!」とヤジを飛ばされる。
- 反則勝ち
2018年4月8日、福岡で行われた全日本選抜体重別選手権男子100キロ超で小川雄勢が全試合反則勝ちで優勝しました。もし、オリンピックの柔道で全試合反則勝ちで金メダルを獲得してしまったら?
- その選手は「出来れば技を決めて勝ちたかった。」と言う。
- その選手は相手の反則攻撃(技をかけずに相手を蹴る。相手に河津掛など)で大ケガしているかもしれない。
- その選手の相手全員ヒール扱いされる。
- 世界中から「しょっぱい試合だった。」と批判される。
ショートトラック・スピードスケート
出場した全種目…
- 幸運で金メダル
2002年のソルトレークシティの男子ショートトラック・スピードスケート1000mに出場したスティーブン・ブラッドバリーは自分より速い選手がいなかったこと(1回戦)と前走者の転倒と失格(準々決勝と準決勝)で決勝進出し、決勝で自分以外の前走者全員転倒したので金メダルを獲得することが出来ました。もし、出場した全種目でブラッドバリーみたいに幸運で金メダルを獲得することが出来たら?
- 「スティーブン・ブラッドバリー以上に幸運な選手。」と言われる。
- エリーズ・クリスティだったら、「ついに呪いから解放された。」、「英国で最も幸運な五輪選手」と言われる。
- エリック・ハイデンは「僕より凄いね。」と言うかもしれない。
- 幸運で金メダル獲得した選手以外は「わざと負けただろ!」、「やる気あるのか?」と非難される。
- 下手したら当該の選手含め八百長を疑われ、調査などに長い時間を要し、せっかくのメダル獲得に水を差す事態になっていた。
- 決勝で1位だったのに失格
- 「エリーズ・クリスティ以上に不幸な五輪選手」と言われる。
- その選手を失格にした審判の命が危ない。
- その選手がエリーズ・クリスティだったら、クリスティは絶対に心が折れているはず。
カーリング
全試合○○で金メダル獲得
- ギブアップ勝ち
第6エンドが終わった後、「逆転の可能性が無い。」と思ったら、ギブアップすることができます。
- その出場国がカナダだったら、「やっぱり、カナダは世界最強だ。」と言われるが、カナダ以外の国だったら、「世界最強のカナダをギブアップさせるだけでも凄いのに、全試合ギブアップ勝ちするなんて信じられない!」と驚かれる。
- カナダ以外の国が全試合、第6エンドが終わった後に相手をギブアップさせたら、その国が世界最強になる。
- その出場国の相手が「すぐに諦めるなよ。」と批判される。
- 下手をすると八百長疑惑すら取り沙汰される。
- 休憩時間なのに食事なし
- その出場国は「タフだ。」と言われる。
- むしろ「相手をなめている」と叩かれる気がする。
- あるいは「食事を用意する金もないのか」と馬鹿にされてしまう。
- その出場国が日本だったら、「金メダルが獲れて良かったけど、もぐもぐタイムが見れなくて残念。」と言われる。
- カーリング女子は「もぐもぐタイムを見せることができなくて申し訳ございません。」と謝罪してしまう。
将棋編
- システムに不明な点があれば将棋界のしくみへ。
- これまでにあった記録
- 七番勝負が指し直し局含め10局
- 第40期名人戦(1982年)。持将棋1局、千日手2局で計10局。
- 二日制の対局がアクシデントで一日制に短縮
- 第43期王将戦第5局(1994年)。対局者らを乗せた飛行機が悪天候で羽田空港に引き返し(会場は青森県)、現地入りが遅れたため。
- 二日制の対局で封じ手が行われず
- 第77期名人戦第1局(2019年)。1日目の午後3時以降に千日手が成立したため、規定により2日目の開始時刻から指し直しとなった。
タイトル獲得者が…
- 規定による引退が決定した棋士が名人以外のタイトルを独占
- フリークラスに転出した棋士は、期限満了または65歳の誕生日を迎えた年度を終えるとどのような状況であっても引退となります。
- 失冠したタイトルは二度と挑戦できないという形になるだろう。
- そもそもまだやれるのになぜ転出したのかと読みの甘さを指摘されるはず。
- 執筆当時で一番可能性があるのは森内俊之か?
- そもそもタイトルを持っている棋士のフリークラス転出自体認められるかどうか疑わしい。
- 転出後に獲得したという可能性だってあるし(中原誠がフリークラス転出後に竜王戦で挑戦者決定戦まで勝ち進んだことがある)。
- 「突然将棋が嫌いになり、棋士であることが嫌になった」かもなぁ………
- フリークラス転出理由が「自身の闘病に専念」もしくは「病気で倒れた妻の介護」とかだったら多少理解されるかも。
- アマチュア選手がタイトル獲得
- 一部の棋戦ではアマチュア選手の出場枠があります。なお一般棋戦では加古川青流戦で稲葉聡アマが優勝したことがあります。
- おそらくそのままプロに編入されるかもしれない。
- アマチュア選手や女流棋士はプロ棋戦で一定の成績を収めることでプロ編入試験を受けられるようになるが、さすがにタイトルまで獲ったら特例で編入試験も免除されるだろう。
- おそらく「挑戦」の時点で無条件編入が取りざたされるはず。
- ただし、(プロ編入試験合格者同様)フリークラスでの編入になるだろう。
- 執筆当時での昇段規定に基づくと、プロ入りの時点で七段(竜王の場合は八段)となる。
- 一方でタイトルを奪われた棋士にとってはこの上ない屈辱。
- 当該選手がプロ入りを拒否した場合、他棋戦でのタイトルホルダーとしての出場は許されるだろうか。
- この場合、タイトルを奪われた翌期に前タイトルホルダーとしてシードされるのかも気になる。
- プロ入り拒否の理由としては「将棋はあくまで趣味として楽しみたい」という考えを持っていたというケースなどが考えられる。
- 女流棋士がタイトル獲得
- 上記同様に、女流棋士についても一部の棋戦で出場枠があります。
- 大体は上記のアマチュア選手の場合と同じだが、話題性ではこちらの方が上か。
- これによって初の女性棋士となった場合は、羽生善治の七冠達成時や藤井聡太の連勝記録更新時並の大ニュースになる。
- 件の女流棋士がLPSA所属だった場合は一悶着ありそう。
- 竜王戦で6組優勝者が竜王奪取
- 竜王奪取者のうち最もクラスが低かったのは藤井猛(第11期)と渡辺明(第17期)で、いずれも4組優勝から竜王を奪取しています。
- 第7期竜王戦では6組優勝の行方尚史が挑戦者決定三番勝負まで進出しています。
- 「将棋界のシンデレラボーイ」として注目されるようになる。
- 「かつてのトップ棋士が奇跡の大復活」というケースも考えられる。
- 行方のように新四段であれば「リアル九頭竜八一」と呼ばれる。
- かなり極端だが、「順位戦でA級に在籍するような実力者であるが竜王戦ではなぜか6組から上がれなかった」なんてケースもあるかも。
- やはり失冠した棋士にとってはこの上ない屈辱だろう。1組~5組の各組優勝者も同様に。
- 翌期の各組の定員調整が大変なことになる。
順位戦
- 8人以上によるプレーオフで名人挑戦者決定
- 順位戦A級で同率1位が発生した場合、ステップラダー形式によるプレーオフを行い、名人挑戦者を決定します。また、A級の定員は原則10名ですが、休場者の関係で11名以上になることがあります。また、同率1位でも、順位9位以下は勝ち越さないとプレーオフに参加せずに降級となります。
- 普通にプレーオフをやったら長期間に及びそう。
- 王将戦や棋王戦の番勝負を戦っている棋士がいればなおさら調整が困難。
- 2018年の豊島将之以上のハードスケジュールは確実。
- 8勝1敗の3名によるプレーオフで名人挑戦者決定
- 8勝1敗の2名によるプレーオフは2006年度に発生しています(羽生善治-谷川浩司で谷川勝利)。
- 「史上最もハイレベルなプレーオフ」と呼ばれていた。
- 3人の順位が1位・2位・3位だったらさらにすごいことになっていた。
- B級2組・C級1組・C級2組の全棋士が5勝5敗
- 降級点がつく棋士がいないばかりか順位もほとんど入れ替わらず、不毛な一年だったといわれるはず。
- 二年連続5勝5敗でないかぎりは降級点が消去されることはないので、順位の入れ替わりは昇降級くらいか。
- ところが、2018年度から5勝5敗でも降級点が付くことになった。消去と付与が同時に発生した場合は消してから付け直す。つまり現状維持。
- C級1組やC級2組に降級した棋士が復帰ということで、一部で地味に注目される。
- ただし前期降級してきた棋士がいなかった場合はその限りではない。
- C級2組の場合、順位戦初参加の新四段全員に降級点が付くという事態が発生することに…。
- C級2組から名人獲得まで無敗
- C級2組から七番勝負まで全部合わせて5年間で55連勝が必要です。
- 「名人になるために生まれてきた棋士」といわれることだろう。
- A級からフリークラス降格まで9年連続降級・降級点
- 連続での降級点は6年連続、A級からの連続降格は高橋道雄のC級1組降級まで4年連続が最長。
- 急激な衰えに心配の声が上がる。
- おそらくはA級に上がれたことが奇跡という状況だったのかもしれない。
個人記録
- 史上最速で九段昇段
- ちなみに理論上の最速は以下の通り。
- 10月1日付で四段に昇段し、翌年10月から七番勝負が始まる竜王戦で6組優勝、決勝トーナメントを勝ちあがり挑戦者になると七段、竜王を獲得すると八段、その後1~3月に番勝負が開催される王将戦と棋王戦でタイトルを獲得するとタイトル通算3期目の規定により四段昇段から1年半で九段に昇段できる。
- 四段昇段が4月1日付の場合、叡王戦(挑戦で五段→獲得で七段)→棋聖戦→王位戦と獲得すれば獲得のたびに昇段して1年4か月で九段に昇段できる(2018年6月1日付の新規定による)。
- 間違いなく羽生善治を超える史上最強の棋士と言われる。
- 彼が1期で順位戦C級2組を突破できなかったら「順位戦」というシステムに異を唱えるファンが続出。
- 執筆時点で最も可能性が高いのはやはり藤井聡太プロだろうか。C級1組昇格による五段昇進、朝日オープン制覇で六段昇進を一年でやってのけた。
- C級2組に在籍したまま九段昇段
- 「勝ち星規定・竜王戦ランキング戦」以外での昇段経験は一切ないものとする。
- これだけの実力がありながらなぜ順位戦だけ昇級できないのかと不思議がられる。
- 順位戦では平均して毎年7勝3敗ぐらいの成績が延々と続いている可能性が高い。
その他
- テレビ対局で後手から指して反則負け
- ちなみに囲碁ではこの手の反則は撮り直しOKらしい。
- その対局は放送中止になるのは確実。
- 敗れた棋士は後々までこの事件をネタにされ続ける。
- 二日制の対局で封じ手でそれぞれ異なる手を封じてしまう
将棋の二日制の対局は封じ手の紙は二通用意されますが、もし誤って異なる手を封じてしまったら?
- 想定される最も軽いペナルティは封じられた側に選択権、重いペナルティは封じた側の即負け。
- 当座は立会人と将棋連盟の合議で決定し、のちに明文化されることになる。
- 二日制の対局の一日目で投了
二日目午前中で投了した事例はあります(第10期名人戦第1局、第31期竜王戦第6局など)。
- 感想戦が二日目に行われる。
- ニコ生やAbemaTVの中継は、前日の振り返りを行う。
- 大差ならともかく、詰めろや詰み筋が見当たらない場合、投了した側の対応が非難される。
囲碁編
- NHK杯テレビ囲碁トーナメントでテレビ囲碁アジアトーナメント優勝者が決勝進出
- テレビ囲碁アジアトーナメントは前回優勝者と日中韓のテレビ囲碁トーナメントの上位2名が出場しますが、重複した場合はその国の3位が出場します。
- 急遽3位決定戦を実施することになるだろう。
- 挑戦決定まで初段だった棋士がタイトル獲得
- 十段・王座・天元・碁聖の各タイトルは挑戦で七段まで一気に飛びつき昇段します(名人・本因坊はリーグ入りで七段、棋聖はAリーグ以下から挑戦で八段)。
- 入団からタイトル獲得までの最短記録を大幅に更新することは確実。
- どのタイトル戦で勝ち抜くにしても将棋以上に勝ち進むことが必要と思われる。
インカレバスケ編
- 関東以外の大学がインカレ男子で優勝
1949年に第1回が開催されて以来、2018年時点で約70年経っていますが男子の大会では関東以外の大学が優勝を経験した事がありません。
- 大学バスケの歴史を大きく変える歴史的快挙として扱われる。
- インカレの優勝旗がついに関東平野を越えたと形容される。
- 有力選手の関東への一極集中が緩和される。
- 関東以外でインカレ優勝を果たした大学が位置する地方にも有力選手がそれまで以上に集まるようになる。
- 関東大学男子バスケ連盟のメンツ丸潰れ。
- 優勝校が関東以外という状態が何年も続けば高校バスケやB.LEAGUEのように強豪校の分布が全国に散らばるようになる。
- 筑波大学の連続出場記録が途切れる
2018年時点で筑波大男子バスケ部は前身の東京教育大学時代を含めて第1回大会から1度も欠ける事無く連続出場を続けています。また筑波大女子バスケ部も男子に負けじと女子第2回大会から1度も欠ける事無く連続出場を続けています。もしこの驚異的な連続出場記録が途切れるような事があったら…
- その年のインカレは異様な雰囲気に包まれているかも。
- 史実でいう能代工業の連続出場が途切れた2016年のインターハイならびにウインターカップみたいになりそう。
- 名門の凋落という事もあって大学バスケ界にとって大きな衝撃を与えていた。
- 数少ない国立大の強豪なのでここが凋落すると大学バスケは史実以上に私立大の争いになっている。
- 関東以外の大学が台頭してインカレで優勝ならびに上位を独占→インカレでの関東勢の出場枠が少なくなる→有力選手が全国の大学に散らばるようになる→筑波大が低迷→インカレ出場を逃す。
- こうならない限りは筑波大の連続出場が止まるとは思えない。
G1 CLIMAX編
優勝決定戦で…
- 他団体のレスラー対決
AブロックとBブロックに他団体のレスラーを入れれば可能です。
- お客さんが新日本のレスラーにブーイングを浴びせる。
- お客さんが試合を見ないで帰るかもしれない。
- NOAHの丸藤正道と中嶋勝彦が優勝決定戦進出したら、試合後、二人で「新日本プロレスはもう終わりだ!」と言っていた。
- その二人の発言に棚橋弘至と獣神サンダー・ライガーは激怒するが、 内藤哲也は冷静に対応するかもしれない。
麻雀編
麻雀最強戦
決勝で…
- 一度もあがれなかった人が優勝する。
一度もあがることが出来なくても、流局した時、テンパイで点数を稼げば可能です。
- 優勝した人は間違いなく複雑な気持ちになる。
EVO編
ベスト8入りしたプレイヤー全員…
- 出身国が同じ
- 「ストリートファイター」だったら、十分にありえる。ベスト8のほとんどが日本のプレイヤーなので。
- 日本のプレイヤー以外だったら、間違いなく世界中の人が驚く。
フィギュアスケート編
シングルで…
転倒した出場者が…
- 全員
- メダルを獲得した出場者は不満そうな顔をする。
- メダルを捨てる出場者がいるかもしれない。
- それなら平昌のフリーで転倒した宇野昌磨も銀メダルを捨てていなければならないことになってしまう。
- メダルを捨てる出場者がいるかもしれない。
- 「出場者全員、恥をさらしに来たのか?」と批判される。
- 他の部分がほぼ完璧な選手がそのように叩かれることはありえないのでは。
- 女子シングルだったら、出場者全員転倒しても日本が金メダルを獲得する可能性は低いかもしれない(日本の選手が金メダルを獲得したのは2014年の浅田真央が最後)。
- 金メダルを獲得した出場者以外全員
- 金メダルを獲得した出場者が喜んだら、当然、「運が良かっただけ。」と叩かれる。
- 2位以下の選手が全員壊滅的な演技内容でない限りそれはなさそう。
- そもそも転倒による減点は2回目までは-1.0のため大きく順位を左右することは考えにくい。
- 誰も注目していない出場者が金メダルを獲得するかもしれない。
- トップ選手なら1度の転倒程度では動じないはずなのでその可能性は低い。
- 金メダルを獲得した出場者に「他の出場者が転倒してよかったですね。」と言ってしまう馬鹿がいるかもしれない。
- その選手は間違いなく「フィギュアスケート界のブラッドバリー」と評されていた。
- ファンならそうは言わない気がする。
世界ラリー選手権編
痛車で優勝
- 「あんな車に負けるなんて屈辱だよ。」と言う選手が沢山出てくる。
- みんなに痛車をスルーされるかもしれない。
- 痛車で優勝した場面が日本の番組で大きく取り上げられる。
- もしそれがアニメ作品をモチーフにした痛車だったら「世界で覇権を取ったアニメ」と揶揄されていた。
出場した全チーム…
- コ・ドライバーが指示を間違える
- あちこちでクラッシュ連発。
- 最悪の場合、出場した全チームリタイアもあり得る。
- 当然、ドライバーはコ・ドライバーに激怒。
- 自分のミスが原因でクラッシュが起きた時、コ・ドライバーのせいにするドライバーがいるかもしれない。
- 優勝してもドライバーの怒りは収まらない。
- テレビ放送では「ピー」連発。
- クラッシュ無し
- 「クラッシュが無くてつまんない。」と批判される。
- 世界ラリー選手権に注目する人が減ってしまう。
- 優勝したチームが冗談で「わざと、クラッシュしたほうが良かったかな?」と言う。
関連項目
もしこんな有り得ない展開・記録があったら | |
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