もしあの年の冬季オリンピック開催地が別の都市になっていたら
実際に立候補していた都市に限定します。
- 立候補経験がない都市はもしあの都市でオリンピックが開催されるとしたらへどうぞ。
- 立候補構想があったが断念した都市はもしあの年のオリンピック招致が○○だったらへ。
インスブルック→??(1976年)
1976年の冬季オリンピックは当初デンバーで開催される予定でしたが、財政悪化と環境汚染により地元から反対が続出しました。その結果開催を返上しインスブルックで代替開催となりましたが、もし別な展開を迎えていたら?
デンバー
- 当初の予定通り、デンバーで開催されていたら?
- アメリカ代表はもうちょっといい成績を残せていた。
- デンバーはモントリオールと同じ運命をたどったかも?
- この年の夏季五輪を開催したモントリオールの場合、莫大な赤字を出して返済に税金が充てられる事態が長く続いた。
シオン
- 代替開催地が、開催地選考で次点だったシオンだったら?
- スイス勢のメダル数が増えていた可能性がある。
サラエボ→札幌(1984年)
- 長野は、オリンピックに立候補しなかった。
- 無論、北陸新幹線の建設は後回しにされていた。
- 1988年の名古屋の立候補もなかった。
- むしろ大阪での五輪開催が実現していた。場合によっては史実で立候補した2008年よりも早くに。
- 中川一郎・昭一父子は悲惨な最期を遂げなかった。
- 千歳空港は史実よりも大規模に拡充されていた。
- 恐らく内際兼用ハブ空港として拡充されている。
- 空港名も「北海道国際空港」に改称されていた。
- 国鉄民営化より前に鉄道が乗り入れていた。
- 札幌圏を含む北海道の重要度が向上していた。
- 日本の三大都市圏といえば東京圏・大阪圏・札幌圏となっていた。
- ただし都市圏の整備法がきちんと定められていた場合のみ。
- 青函トンネルの開業も早まった。
- 鉄道だけではなく道路のトンネルも開通した。
- 実際の工事状況を見るとそれは不可能かと。
- ちなみに現実の工事では先進導坑掘削開始から開業まで21年を費やした。
- ただ「オリンピックに間に合わせる」という大義名分のもと実際よりも早いペースで工事が進んだ可能性はある。
- 東北新幹線と北海道新幹線が同時全線開業した。
- 1984年頃に盛岡~札幌間が同時開業。大宮~東京間もオリンピックまでには開業している。
- 技術や用地買収などの問題を考慮すると、相当な金や人員がないと無理だろう。
- 上越新幹線の開業を遅らせれば上野までは間に合いそう。
- アキュラやレクサス、インフィニティの各高級車ブランドは'80年代初頭には登場していた。
- 札幌市営地下鉄東豊線は1983年頃に開業していた。
- 日本アイスホッケーリーグは10チームに増え、Jリーグより先にプロ化していた。
- 開会式では北海道出身の北の湖か千代の富士が横綱土俵入りを行う。
- キハ183系が史実より多く製造されて臨時特急「オリンピア」に使用される。
- オーストリア代表の成績は史実ほど悲惨にならなかった。
- オーストリア代表は、地元住民から19世紀後半から20世紀初頭にかけてのオーストリア=ハンガリー帝国による占領政策への逆恨みから妨害行為を受け、銅メダル1個のみと大不振に陥った。
長野→??(1998年)
共通
- 「大衆割烹 清太郎」が話題になることはなかった。
盛岡
- 開催された場合
- 盛岡市の知名度が岩手県を上回っていた。
- 県の名前を盛岡県と間違えられる事多数
- 未だに長野県の県庁は松本市にあると思われている
- 長野オリンピックスタジアムは建設されないので長野県が楽天を誘致しようとする事は無かった。
- 盛岡市が誘致しようとしていた
- どちらにせよ東北楽天には変わりない。
- 盛岡市が誘致しようとしていた
- その一方で日本全国や東北地方の各地(宮城県ふくむ)から「何で仙台市は冬季五輪を開催しようとしなかったの!?」と言う声が多数出てくる
- 盛岡オリンピックスタジアムは改装されてグルージャ盛岡の将来のJ2昇格の為のスタジアムになったかも知れない
- 東北新幹線にいち早くE2系が投入されていた。
- 雫石でのアルペン競技は強風のため中止。世界のスキー界から大ブーイング。
- アイスホッケーの衰退は早まっていた。
- 長野新幹線の建設は九州新幹線や東北新幹線の盛岡~新青森間よりも後回しになっていた。
- 2008年現在、信越本線の横川~軽井沢間は健在。
- 北陸新幹線の長野開通は2008年ごろ。
- 東北新幹線八戸開業は20世紀中(実史は2002年12月1日)に、実史で2010年12月の新青森(=東北新幹線全線)開業は、2005年頃となる。
- 200系F80編成が複周波数対応にならなかった。
- 北陸新幹線の分岐点が高崎ではなかったかもしれない。
- 軽井沢から先は信越線に乗り入れていた。
- 長野電鉄の信州中野~木島間の廃止は史実より早まっていた。
- 長野駅付近の地下化は行われず、東急5000系(2500系)ではなく3450形が譲渡されていた。(3450形だと地下線の基準に合わないらしいので。)
- 地元の民放局「岩手放送」の略称が「IBC」(Iwate Broadcast Co.)である事から、外国人がオリンピック会場内にある国際放送センター(International Broadcast Center)と勘違いするとか?
- オリンピック期間中のみ地元の岩手日報などの新聞で、IBC岩手放送の局名は、暫時的に岩手放送と記載する?
- 長野朝日放送と岩手朝日テレビの開局時期が逆になっていた。
- 花巻空港のターミナルビル建て替え(大型化)と滑走路2,500m化が盛岡五輪に間に合うように完成。大型機の発着を考慮。
- 開催できなかった場合
- 仮に盛岡が国内選考に選ばれたが、開催地が海外の都市になったばあいはどうなっていたか。
- アイスホッケーアジアリーグを開催せずに日本リーグは解散。
- 2002年か06年に長野が立候補。
- 2008年の夏季五輪は北京ではなく大阪になっていた可能性もある。
- その場合2020年の夏季五輪は東京ではなかった。
- 仮に2020年が北京だった場合、2022年の冬季五輪が札幌か仙台だった可能性もある。
- 東京で五輪をやるにしても現実の2020年よりは早かった可能性がある。
- 名古屋や福岡での五輪開催が実現していたかも。
- その場合2020年の夏季五輪は東京ではなかった。
- もちろん力士が開会式に参加することはなかった。
山形
- 山形新幹線の新庄延長も早まっていた。
- 一気に大曲まで開業していた可能性もある。
- メインスタジアムはモンテディオ山形が使用している。
- さくらんぼテレビが開局できた理由として「山形オリンピック中継のために必要」というものも挙げられていた。
- 寝台特急「日本海」が関西方面からのオリンピック観戦に利用されていた。
旭川
- 北海道新幹線の開業が早まっていたか、札幌ー新函館間が先に開業していた。
- 用地買収がほとんど手つかずだったのでそれはおそらく無理。
- 更にいえば、JR北海道の財力を鑑みても、早期開業は無理と思われる。(実史でも、北海道新幹線新函館開業が2015年度末に決定、札幌開業が2035年頃の予定だから。仮に旭川延伸が決まったとしても、ヘタすりゃ、リニア中央新幹線大阪開業後になるだろうな。)
- 旭川空港連絡鉄道の方が現実的では?
- 花咲スポーツ公園が拡張されていた。
- 開会式が、4万人収容に拡張されたスタルヒン球場で行われ、ナイター照明がその時点で設置されていた(史実では2013年に完成)。
- その場合、2004年より早く日本ハムが北海道に移転し、スタルヒン球場を本拠地にしていた。
- 開会式が、4万人収容に拡張されたスタルヒン球場で行われ、ナイター照明がその時点で設置されていた(史実では2013年に完成)。
- 「北の国から」が世界的有名になっている。
- 開会式・閉会式はアイヌ文化を前面に押し出した演出が多かった。
- 会期中に寝台特急の一部が旭川まで延長運転される。
- 再開発事業の「北彩都あさひかわ」がもっと進んでいる。
- 札幌に代わり長野が2026年以降の招致を目指す。
ソルトレイクシティ
- 逆に2002年が長野が開催されるだろう。
バンクーバー→??(2010年)
平昌
- 2006年、2014年も立候補して落選、2018年も立候補。
- →2018年開催決定!
- ソウルや北京の時のように日本で最終合宿を行い、大会直前に現地入りする各国代表が多かった。
- フィギュアの結果は変わらないが、視聴率はものすごいことに
- ひょっとしたら日韓ワールドカップに次ぐ視聴率で文句なし年間トップ確定
- 時差ゼロorソウル五輪のように+1時間(UTC +10h)、気候も似ており、日本のメダル数も少しは増えたか?
- でもスノーボードの服装騒動はおきていた。
- 何故か日本に不利な判定が相次ぐ。
- こればっかりは本当に起きそうだから怖い。
- 当時は李明博政権だったので北朝鮮は間違いなくボイコットしていた。
ソチ
- 言うまでもなくグルジアがボイコット。
- 史実の開催でボイコットするかどうか。こればかりは直前にならないとわからないな…
- 参加することにしたようです。
- 史実の開催でボイコットするかどうか。こればかりは直前にならないとわからないな…
- モスクワは2012年のオリンピックに立候補せず、2020年のオリンピックに立候補していた。
サラエボ
- 現存もしくは再建された1984年大会時の施設を、可能な限り流用。
- それでも、1984年より大会規模が縮小されることになる。
- オーストリアはボイコットする可能性もある。
- 19世紀後半から20世紀初頭にかけてのオーストリア=ハンガリー帝国による占領を逆恨みされ、本来の力が出し切れなかった。
ソチ→??(2014年)
共通
- ロシアの女子フィギュアの強豪化はなかった。
- よってエテリ・トゥトベリーゼコーチは有名にならず、メドベージェワやザギトワが有名になることはない。
- それどころか下手すればソチ開催決定当時の2007年頃の冬の時代がまだ続いているかも。
- プルシェンコの現役復帰もない。
ザルツブルク
- 「2006年にトリノでやったばかり」と言われるのは確実だろう。
- ただしソチも「欧州」であることを考えるとあり得ないわけではない。
- 2018年は実質的にソチと平昌の一騎打ちになる。
- 会場整備は現実ほど手間取っていない。
- ただしヨーロッパの経済情勢悪化の影響が及んでいるかもしれない。
- モーツァルトの出身地であることにちなみ、開会式ではモーツァルトの楽曲が演奏される。
- その後のウクライナ紛争にも影響しただろう。
- 反ヤヌコビッチ派が、ロシアが五輪で忙しい隙を狙った節がなくもないため。
- ロシアのリオ五輪出場がドーピング問題で危ぶまれることもなかったかもしれない。
- 2020年のオリンピックにモスクワかサンクトペテルブルクが立候補していたかもしれない。
平昌→??(2018年)
- 平昌は懲りずに2022年に立候補しようとするが、国民から反発を食らう。
- あるいは釜山が2020年夏季に立候補。
- 東京も2016年に落選して2020年に再び立候補しているから、現実味は有りそう。
- もし釜山が立候補したら東京にならなかったかもしれない。
- あるいは釜山が2020年夏季に立候補。
- 南北合同チームなどは作られず、普通に韓国と北朝鮮が出場していた。
ミュンヘン
- ミュンヘンは世界で初めて「夏期冬期両方のオリンピックを開催した都市」になっていた。
- 前回の反省からテロ対策を強化する。
北京→アルマトイ(2022年)
- 北京は「夏冬両方のオリンピックを開催した都市」にならなかった。
- ナザルバエフ大統領はアルマトイオリンピックを最後に引退していた。
- カザフ語のラテン文字への移行はアルマトイオリンピックまでに行われていた。
- タシケントあたりが2032年のオリンピックに立候補していた。
- アルマトイ開催が決定したからウズベキスタン政府がカザフスタンに対抗して立候補させていた。
- イスラム圏初のオリンピックになっていた。
- 仮に2020年の夏季オリンピックがイスタンブール立った場合、夏冬2大会連続でトルコ系民族の国での開催になっていた。
- 2017年のアスタナ万博で2022年にアルマトイオリンピックが開催される事が紹介されていた。