もし幕末にあの港が条約港になっていたら
ナビゲーションに移動
検索に移動
北海道
稚内港
- 稚内市は旭川市、函館市に次ぐ20万人の大都市になっていた。
- 天北線はダイレクトに稚内駅を通っていた。もちろん廃線にならず、現在も運行しているはず。
- 北海道新幹線は稚内駅まで基本計画路線に含まれていた。
青森
(陸奥)横浜港
- 青函トンネルが東ルートで開通していた。
- 「陸奥横浜駅」は「横浜駅」で横浜駅は「武蔵横浜駅」になる。
- 勿論大都会横浜。
青森港
- 2002年の東北新幹線延伸の時点で新青森駅まで全開通していた。
- それどころか1982年の段階で新青森まで開通していた。
- 1970年代前半に仙台まで開通している。2002年に北海道新幹線が札幌まで開通。同年のサッカーW杯は青森で開催。札幌ドームは野球用途で建設。仙台での試合開催もない。
- それどころか1982年の段階で新青森まで開通していた。
- 青森と北海道を結ぶベイブリッジが出来ていた?
- 青森県は東北地方で二番目に発展している県になっていた。
- 青森県は関東地方で言う神奈川県の立場だ。
- その代わりに箱館港(函館港)は開港してなかった。
- フェリーターミナルは史実以上に発展していた。
- 東北本線東京-石越間は直流電化。常磐線は全線複線化を達成。日暮里-取手・勿来-岩沼間は直流電化。奥羽本線の板谷峠区間は直流電化のまま。
- 磐越西線を忘れずに。郡山-会津若松-新津間直流電化。
- 阿武隈急行と仙台空港鉄道も直流電化。
- 「仙石東北ライン」は電車運転。石巻線石巻-女川間は「仙石東北ライン」誕生と共に電化。
- 阿武隈急行と仙台空港鉄道も直流電化。
- 磐越西線を忘れずに。郡山-会津若松-新津間直流電化。
千葉
銚子港
- 漁港であるが、外洋に直接面しており、港湾機能を整備して水郷地区の水産物や利根川沿いの特産物の輸出で栄えた。
- 国内舟運は内海で夏季の潮が穏やかな日本海側の港湾利用が主だったが、西洋向けでは外洋に面している方がメリットが大きいのは間違いない。
- 茨城県と東北地方の太平洋側は現実より栄えたであろう。
- 利根川舟運が隆盛を極め、鉄道や道路交通の発展に敗れるまで続いた。
- 当然、河口の改修も明治維新頃には終わっていた。
- その時代の名残で、現在でも神栖程度の発展は遂げていただろう。工場が来ていたかどうかは別として。
- 史実以上に鹿嶋/神栖や旭の都市圏と一体化していただろう。場合によっては波崎町との越境合併や現旭市域、小見川町あたりは合併していたかもしれない。
- 空港は成田市ではなく銚子市に出来ていた。
- 総武本線は戦前,あるいは戦後早い時期に電化された。成田線佐倉-松岸も含む。銚子-松岸の間は複線区間。
千葉港
- 南関東は神奈川県より千葉県の方が発展していた。
- 神奈川県と言えば、湘南のイメージと東京のベッドタウン。
- 船橋市・習志野市・市原市が千葉市で1940年代頃に合併していた。
- 千葉市の政令指定都市は30年代頃。
- 総武本線は千葉港寄りだった。
- 京葉線の旅客化も史実より早くしていた。
- 千葉は何でもかんでも東京と名付ける事は無かっただろう。
- ただ、さすがに東京ディズニーランドは史実通りか…。
- 千葉県は埼玉県どころか神奈川県も相手にしていただろう。
- もしかしたら市街地も東方面に発展していた?
神奈川
神奈川港
厳密にいうと、最初日米修好通商条約に記載されていたのは神奈川でした
- 横浜市はなく神奈川市になっていた。
- 横浜は区名に採用されるのが関の山。
- 一漁村だった横浜は区名になることもなく、下手したら住居表示で地名が消滅していた可能性も。
- 神奈川駅が一大ターミナルになる。
- 横浜駅は単なる京急駅?
- 資料通りに庶民と外国人が接することが多くなっていたか?
- 東神奈川駅は東海道線も停車していたかも。
- 東神奈川駅は廃止され、後年京浜東北線の駅として新仲木戸駅ができていたかも。
- 新幹線駅は菊名駅~大口駅間に出来ていた。
- 政令指定都市と大規模合併はほぼ史実通り。
湘南港
- 東海道新幹線の新横浜駅~小田原駅間の新駅は当初から出来ていた可能性が高い。場所的には藤沢市になるかもしれないが。
- ヨットハーバー施設は代わりに大磯港か葉山港に出来ていた。
- 湘南港のイメージは茅ヶ崎市よりも藤沢市のイメージが強かった。
- 相模線は複線化されていた。
新潟
直江津港
- 高田藩が天領のままだった。
- 新潟は開港せず。
- 高田との合併後も市役所は直江津に置かれ、市名も直江津市。
- 柏崎県の県庁所在地となっていた。
- 直江津から遠いので下越側とは合併せず。
- 本州日本海側一の都市に発展していた。
静岡
下田港
清水港
- 清水次郎長は様々な制約のため清水の発展で活躍できず、実際より小さな港になっていた。
- 駿河国の茶畑開墾がなされなかったため、輸出向け茶事情は実際以上に逼迫していた。
- 江戸時代以降(現在でもだが)、茶輸出はかなりの割合を静岡県産に支えられていたため。
- 鉄道敷設では静岡より重視されるようになった可能性もあるが、最終的には静岡市に追い付かれていただろう。
- 史実より貨物取扱量を名古屋港および京浜港に食われていた。
- 下田港は条約港にそもそもなっていない。
- 江戸無血開城後の徳川家の移封先は領内に開港地を含む駿府藩以外の場所。
大阪
大坂港
- 神戸は開港しない。
- 現実ほど大都市にはならず、大阪府の1都市だった。この場合垂水区と西区は姫路県明石市に属していた。
- 川口居留地に現存する建物が多かったのかも。
- 日本経済の中心が大阪になってしまう。
- 大阪府庁が西区から移転しなかったかも。
- 大阪オリンピック構想では港が重要になっていたかもしれない。
- 神戸で成金が生まれることはない。関西圏の高級住宅地といえば阪神間の芦屋・西宮ではなく、帝塚山や北摂など。
- 阪神電車は神戸ではなく城下町/淡路への港町である明石までの路線として建設。神戸は通過点。
- 阪明電車。
- 最終的には姫路まで延伸され、現実の阪神+山陽で阪姫電鉄となっていた。
- 京都が関西の中心だったらこうなったかも。
- 旧摂津国は全て大阪府に属していた。
- 播磨・但馬・淡路島は姫路県となり、姫路市が県庁所在都市として現実より発展していた。
- 淡路島は徳島県だった可能性もある。
- 丹波は全域が京都府だった。
- 播磨・但馬・淡路島は姫路県となり、姫路市が県庁所在都市として現実より発展していた。
堺港
- 南海電車開業前に東海道線堺大阪間が開業。
- 大阪府は経済の中心が堺、行政の中心が大阪市。
- 堺から伊丹が遠いこともあり、関空建設に異議を唱える者は少なかった。
- 大阪堺間が阪神間のように高級住宅地として発展していた。
- 南海は庶民的、阪和はエレガント。
- 戦前の五大都市にあげられ、最初から政令指定都市になっていた。
大津(泉大津)港
- 大津市は「近江大津」もしくは「滋賀大津」と名乗っていた。
- 一時期、和泉、河内、大和で「大津県」を形成していた。(史実の堺県と同様の理由で)
- 高石市、和泉市、岸和田市辺りを吸収して、政令指定都市に移行していたかも。
- 「はんしん電車」と言えば、「阪(大阪)津(泉大津)電車」のことを指していた。
和歌山
和歌山港
- 淡路島は和歌山県所属に。
- 南北牟婁郡も同じ。
- 現実南海和歌山港線は本線の一部だった。
- 国有化されたかも。
- その場合阪和電鉄は標準軌で建設され戦時統合で和泉地域と県下の全鉄道・バス会社を統合する。
- 国有化されたかも。
- 松下電器は和歌山市に本社を置く。
山口
下関港
- 山口県の県庁所在地は下関市となり県名が「下関県」となっていた。
- 現実の福岡県豊前地域が所属している一方、岩国市一帯は広島県に所属している。
- 下関市の人口は倉敷市や福山市と同じくらいまでに増えていた。
- 新下関駅に停車するのぞみが存在した。
- 山口市が現実より寂れていた。遅くとも終戦までに市制を敷いているが。
- そのため国道9号は山口市を通らず、益田~萩~長門~下関のルートとなっていた。
福岡
博多港
- 戦前から九州の中心は福岡だった。
- 東京都制以前の六大都市、それ以降の五大都市に入り、七大都市・六大都市になっていた。
- 三大都市は東京・大阪・福岡になっていた。
- 福岡県ではなく博多県になっていたかも。
- この場合、博多という地名は神奈川や兵庫のような扱いとなっていた。
- 筑豊石炭の輸出港として栄えていた。
- そのため篠栗線が明治に開通していた。
長崎
平戸港
- どっちみち長崎は開港しているので県庁所在地は長崎だったはず。
- 旧国鉄松浦線は佐世保ー平戸の佐世保線と博多ー伊万里ー平戸の筑肥線と伊万里ー有田の伊万里線になっていた。
横瀬浦
- 長崎が開港せず、江戸時代も貿易港のままだったら在りえた。
- 長崎県ではなく横瀬浦県が成立。
- 松浦郡全域が横瀬浦県な一方で、高来郡は佐賀県。
- 佐世保市は横瀬浦市と合併していた。
- 横瀬浦が貿易港、佐世保が軍港として栄える一方で、長崎港は漁港として栄える。
- 新長崎漁港は建設されない。
大分
別府港
- 江戸時代には天領だったことを考えると、十分有り得たはず。
- 大分県の県庁は別府に置かれ、別府県になっていた。
- 小倉県が存続していたら豊後全域が県域だと思われるが県名は栃木県同様史実通りなのでは。
- 函館や長崎並みに夜景が美しくなっている。
- 温泉地だけあって現実以上に神戸と比較されている。
- 現実以上に国際観光都市になっていた。
熊本
天草港
- 上記の別府同様天領だったためあり得た。
- 牛深への鉄道路線がある。
- 現実の三角線は「天草線」になり急行「天草」は牛深発着だった。
鹿児島
山川港
- 指宿市が現実より大発展。
- それどころか山川と立場が入れ替わり、山川市になっていた。
- 九州新幹線や九州自動車道は山川が終点だった。
- もしかしたら鹿児島県の県庁所在地が山川に置かれ、県名は山川県か指宿県になっている。
- この場合、鹿児島本線は山川本線になり、川内回りのルートが建設された際に八代~市来~加世田~知覧~山川で建設され、日豊本線は鹿児島~山川も含まれていた。
- 九州新幹線の八代以南は八代~川内~加世田~山川で建設された。
- 南九州西回り自動車道は八代~市来~加世田~山川で建設される予定。
- 国道3号のルートは北九州~市来~加世田~山川で、国道10号には鹿児島~山川も含まれていた。
- 外国船から藩を守るため薩摩藩が国分に移転していた。
- それもあって、上記の鹿児島県の県庁所在地が山川に置かれた場合でも鹿児島市が大藩の本拠地だけあって発展し、鹿児島(山川)県は山川・鹿児島・国分の三大都市に分散する県になっていた。
- 薩摩の三大都市に分散する事から大隅は現実以上に冷遇される。
- それもあって、上記の鹿児島県の県庁所在地が山川に置かれた場合でも鹿児島市が大藩の本拠地だけあって発展し、鹿児島(山川)県は山川・鹿児島・国分の三大都市に分散する県になっていた。