もしあの国が今でも存続していたら/北アメリカ

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ニューファンドランド

カナダと同じ北米の英国植民地でしたが、独自で自治権の獲得を目指した結果、1907年にカナダやオーストラリア等と同格の自治領となりました。しかし第一次世界大戦に参戦した事により、多くの若者が戦死した事に加え、財政的にも疲弊し、自力で自治を維持できなくなってしまいました。その結果、自治権を返上し、英国の直轄植民地に戻りました。最終的にはカナダに合流し、同国のニューファンドランド・ラブラドール州として今日に至ってますが、何とか苦難を乗り越えて存続していたら…。

  1. 英連邦王国の一員。国旗も建国時のユニオンジャック付きの旗のまま。
  2. 北米自由貿易協定に参加している。
  3. 国内総生産(GDP)はデンマークやアイルランドと同じ位。
    • 国民一人当たりのGDPは世界20位くらい。
  4. 主要産業は鉱業、石油産業、観光業。
  5. 公用語は英語と先住民諸語。
  6. 人口も50万人しかいないので、自国で軍隊は持っていないと思う。なのでカナダ、英国、米国のいずれかが安全保障を行っていた。
  7. 日本では穴場の留学先で知られている程度。
    • 直行便はおそらく無い。
    • 日本からだとやはりカナダ経由が一般的と思われる。
  8. 「ニューファンドランド」で検索して真っ先に出てくるのが犬の画像、ということは無かっただろう…
  9. ケベックが独立していたら領土問題が起きていた。

西インド連邦

  1. 首都のチャガラマスは無事それなりの都市になれている。
  2. タックスヘイブンにはなっていないと思われるのでケイマン諸島の知名度は現実よりさらに低い。
    • それでも税率低そうなので登記上の本社をこの国にする多国籍企業は多そう。
  3. ジャマイカとトリニダード・トバゴへの二極集中が問題になっている。
  4. サッカーW杯には複数回出ているはず。
  5. 英語圏では「WIF」という略称で呼ばれることも少なくない。
  6. ジャマイカの不満をなだめるため首都機能の一部移転も検討されるが遠すぎて断念。
    • 南アフリカのように行政・立法・司法を複数都市に分けるかもしれない。
  7. イギリスの自治領を脱し、完全な独立国となっていた。
  8. 果たして本家本元の「インド」からの反応やいかに。
  9. バハマ、バミューダ、ベリーズ、ガイアナ、イギリス領バージン諸島もこの国の範囲に。
  10. 東カリブ・ドルは西インド諸島ドルのまま。
  11. やはり首都の位置をめぐってもめていた。
  12. 東カリブ国に改名したかも。
    • それでも英連邦の一員である。
  13. ケイマン諸島がタックス・ヘイヴンで有名になることはなかった。
  14. アメリカ大陸の独立国家はカナダ、アメリカ、メキシコ、西インド、中央アメリカ、コロンビア、アルゼンチン、ブラジル、ペルー、チリだけになりましたとさ。

メキシコ帝国

イトゥルビデ朝

イトゥルビデはメキシコ独立戦争の指導者だが、独立の翌年に皇帝になってしまった人物。

  1. 北米から中米一帯に領土が及んでいたとはいえ、近代化が中途半端で国家体制も古いメキシコ帝国のその後が「もしアメリカがメキシコ戦争で負けていたら」の展開になったかどうかは微妙。
    • それでも20世紀初頭に立憲君主制に移行して、アメリカやスペイン植民地に絶えずちょっかいを出す。
  2. いちおう“帝国”の日本と仲良くなっていち早く同盟を結ぶ。
ハプスブルク朝

オーストリア皇帝の弟マクシミリアンがフランスの傀儡という立場にめげず、現地でなんとか政権を維持できたら…

  1. フランスは普仏戦争でみじめな負け方をしなかった。
  2. ヨーロッパはもう少し各国のバランスが取れたまま第一次大戦に突入。
  3. その後メキシコはヨーロッパ各国から亡命してきた王族や政治家の溜まり場になる。
    • 同じハプスブルグ家と言う事で「旧オーストリア皇室」を受け入れていたかも知れませんね。

アステカ

  1. スペインだけでなくイギリス、フランス、オランダの侵略にも打ち勝った奇跡として知られている。
    • 北米、南米は史実通りヨーロッパの植民地となるが、中米の植民地化は遅れる。
      • イロコイ連邦はアステカと同盟しようとするが無視される。
    • メキシコが存在しない。米墨戦争はアメリカ・アステカ戦争になっている。
      • メキシコシティは旧名のティオティワカンのまま。
        • メキシコシティの前身はテオティワカンではなくテノチティトラン。
        • 現実でメキシコシティの市街地になっている地域の殆どは今もテスココ湖のまま。
      • しかしアメリカ南部ではアステカからの難民の増加と治安の悪化に悩まされているのは同じ。
        • やはり史実通り厳重な国境警備態勢が敷かれる。
    • 史実より白人至上主義が薄まっている。
  2. ドイツと同じ頃に近代化に成功し、アフリカの一部を植民地にしたり、江戸幕府に不平等条約を押し付ける。
  3. 第一次大戦は中立か連合国。
  4. 第二次大戦は一応連合国として参戦するが、たいして目立っていない。
    • 太陽神をモチーフにしたマークをつけたスピットファイアがベルリン上空を飛翔する。
  5. アステカ王室がキリスト教に改宗させられスペインの傀儡同然の形で残されているかもしれない。
    • アステカでこの方法が成功していたらインカ征服の際にも同じ手が使われていた。
    • その場合、太陽神信仰や生贄などのアステカの文化、風習などは史実同様徹底的に破壊され、ほとんど現存していない。
      • もっとも文化の破壊が無くてもさすがに生贄は20世紀頃には無くなっていただろうが。