イギリスの戦車

2011年1月19日 (水) 11:03時点における>Hsakai0316による版 (→‎センチュリオン)
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イギリスの戦車の噂

  1. 第二次世界大戦初期は巡航戦車だの歩兵戦車だの近代戦には合わない概念で役に立たない(弱い)戦車が沢山作られた。
    • 速くてペラペラか、鈍くてゴツイかの二択だった。
      • 巡航戦車→ぺライ 歩兵戦車→ゴツイ
    • 大戦末期には防御力がまともな巡航戦車コメットが登場したが末期過ぎて活躍できなかった。
  2. 現在も業界(?)のトレンドから外れた、やや鈍足だが重装甲の戦車を主力としている。
  3. ついに自国製戦車の生産・開発が終了。今後は独のレオパルド2を導入する見込み
    • もういいから、TK-X売っちゃえよ日本。
    • そもそも地理的に戦車なんてなくても大丈夫。これからは空母開発に力を注ぐという意気込みの現れである。
    • あの地理条件の国から戦車が生まれたこと自体が驚き。でも大陸の欧州諸国とは運用思想が違うからこそ、今までも国産を続けてたんだろうなぁ。

チャレンジャー1

  1. 先進国であるにもかかわらず、時代遅れのライフル砲を装備。
    • 射撃競技大会ではドンケツの屈辱を味わうものの、湾岸戦争では多大な戦果を挙げて戦車発祥国の面目躍如を果たした。
    • たかが競技大会ごときで本気を出さないのが彼らの流儀。

マチルダ歩兵戦車

  1. 第二次世界大戦初期で唯一まともに使えた戦車、というか防御力がこの戦車だけイギリスの戦車で異常に高かった。でも攻撃力不足。
    • ニュータイプが憧れた。
  2. その名の通り歩兵と行動する戦車なのだが、なぜか榴弾(歩兵や陣地用の砲弾)が装備にない。戦ったドイツ軍にも不思議がられた。
    • 支援型(CS型)の榴弾だけで大丈夫だと思っていたようだ。
  3. イタリア軍相手に無敵の強さを誇り、英軍兵士から「戦場の女王」と呼ばれ賞賛された。
  4. オーストラリア軍に配属された一部が太平洋戦線で日本軍相手に戦っている。
  5. 二次大戦開戦から終戦までずっと使われ続けた(英軍戦車中では唯一)事から、地味ながらも信頼性に富む優秀な戦車であったらしい。
  6. 最高速度13km/h。いくら速度軽視の歩兵戦車でもそれはないんじゃないですかイギリスさん・・・。
    • 流石に不味いと思ったのかマチルダⅡでは最高速度24km/hに。
    • また乗員も2名から3名に増えた。それまではどうやって運用してたのやら。

カヴェナンター巡航戦車

  1. 冷却機構に欠陥があり、気温10度で30分動かすとオーバーヒート。だが開発者はこれを隠し続け、軍も正式採用を急いだため、欠陥を抱えたまま1000両以上生産してしまう。
    • 日本の帝国陸軍関係者が聞いたら泣くだろうなあ。
      • 同時期に九七式チハ車が開発されていた。そう、この時期まだ九七式の性能は諸外国に比べてそれほど劣っていなかった。ドイツがマジノ線突破する前の話。
    • 鉄道会社が作ったのね...(wikipediaより)当時のイギリスの私鉄は主要産業だったのだけど...
  2. さすがに実戦投入は思いとどまったのか、主に国内で訓練用に使われた。

チャレンジャー2

  1. しぶとくライフル砲を使い続けていたが流石に滑空砲へ換装し始めている。
    • と、思ったらまだライフル砲を使っている。本当にしぶといw
  2. E型ではエンジンとミッションをドイツ製に換装。プライドを捨てたお陰で路上最大速度が56kmから72km/h(緊急時には80km/hまで出せるらしい)に向上。
    • 本国仕様じゃなくてバブリーな産油国向けらしい。
  3. 劣化ウラン弾も使用可能らしい。絶対使うなよ…

クロムウェル

  1. イギリス軍の開発した巡航戦車。
  2. 機動性は文句無しだが火力と防御力に難があった。
  3. ミヒェル・ヴィットマンの引き立て役。
  4. 朝鮮戦争にも投入されたらしい。偵察以外には役に立たなかったんじゃないだろうか。
    • M4に立場を追われ戦時中から偵察にしか使われなくなってます。

チャーチル

  1. イギリスが開発した鈍・・・もとい歩兵戦車。
  2. 歩兵に随伴して銃座やトーチカを破壊するのが目的。対戦車戦闘は二の次である。
  3. 防御力以外の性能に難があった。
  4. 小さい転輪が多くて整備に気を使いそう
  5. 名前の由来は当時の英国首相。同じことをソ連のスターリンもやっている(IS-2)。
    • 「チャーチル戦車が生産されると、首相には1台につき50ポンドの名義使用料が支払われる」という噂があった。
  6. ソ連にも供与されたが、反共主義で知られたチャーチルの名前が付いていたため、隠ぺいされた。
  7. 妙に長い車体は、歩兵戦車として坂や壕の走破能力を重視したため。
    • 実際、戦車は通れないと思っていた場所からいきなり現れて、ドイツ軍を慌てさせたらしい。
  8. 17ポンド砲を搭載した「スーパーチャーチル」も試作された。すげえぜ首相。
    • 別名「ブラック・プリンス」って・・・・・
    • 一方ソ連は「スーパースターリン」を・・いや、なんでもないです・・・
  9. 火炎放射器を搭載型「チャーチル・クロコダイル」も投入された。
    • もはやネーミングセンスが・・・。あんたらの首相じゃねえのか。
      • 燃料トレーラーはいざというときに切り離し可能。普通の戦車としても使える合理設計。
    • 火炎は100m以上もブッ放す事が出来、ドイツ軍歩兵の恐怖の的だった。
  10. 二次大戦後も朝鮮戦争で使用され、イギリス軍で最後の個体が退役したのは1965年。
  11. V12気筒ガソリンエンジン搭載・・実は民生トラック用の直列6気筒エンジンを2個連結したものだったりする。
  12. 前方に張り出し過ぎているキャタピラが邪魔で操縦手の視界が狭い。
  13. 上陸作戦で通路を作る特殊車両もあった。その名も「チャーチル・カーペットレイヤー(カーペット敷き屋のチャーチル)」。ここまでくると悪意を感じるな。
  14. これとIS-2のおかげで、ドイツではVI号戦車が開発されたとき伍長殿は「アドルフ・ヒトラーだけは絶対つけるな」と言ったとか言わないとか。

チャレンジャー

  1. 大戦中に開発された巡航戦車。現代版チャレンジャーの影に隠れてしまっている可哀相な戦車。
  2. クロムウェルの車体に17ポンド砲を搭載した為に火力は文句無し。
    • 火力はあったが砲弾は28発しか搭載できなかった・・・
  3. 初期型はクロムウェルより装甲が薄かった。
  4. 影が薄いというかカッコ悪いので故意に忘れようとしているのでは…?
    • ↑それを言うとこの頃のイギリス製戦車は忘れたくなりそうw

センチュリオン

  1. 巡航戦車と歩兵戦車のどちらにも属さない、ドイツの虎と互角に戦える戦車として開発された。つまりイギリス初のまともな重戦車。
    • 一応"重巡航戦車"という意味不明なカテゴリーに属している。
  2. イギリス本国がチーフテンどころかチャレンジャーに更新してからも魔改造してセンチュリオンを使い続けている国がある。
    • 地雷に比較的強いという特性のおかげで工兵車輌などに。
    • ちゃんと戦車としても使っていたりする。勿論センチュリオンの面影は殆ど残っていないw
      • 「オリファント」という名前で南アフリカが使っている。
        • 現在2個中隊程度の数がMK1からMk2へ改修されて稼働中、未改修のMk1はモスボール保存されているそうな。
  3. 遅い。35kmしか出ない。
    • こ、これでもイギリス戦車の中では速い方なんだからね!!
    • 「高速でバックできること」という要求のせいで、前進速度は犠牲になった。
  4. 信頼性の高さや新照準システムのお陰で世界中で使われた。
  5. とりあえず105㎜砲の搭載で延命。
  6. イギリス戦車の中で、唯一これだけは褒めてもいいだろう。朝鮮戦争の最優秀戦車だしね。
  7. 砲塔を油圧で旋回させてた米国製戦車は砲塔基部に直撃を喰らうとオイルに引火して爆発炎上したが同じダメージを受けても機械式で砲塔を動かしていたセンチュリオンは爆発しなかったそうな。
    • ↑中東戦争でのエピソードらしい。
  8. 魔改造を受けて装甲兵員輸送車「MAPⅡ」として生まれ変わった車輌も。

シャーマン ファイアフライ

  1. アメリカ製のシャーマンにイギリス製の17ポンド砲を搭載した改造戦車。
  2. ドイツ軍から目の敵にされ、発見されると真っ先に攻撃された。
    • 防御力は元のシャーマンと同レベルな為、先手を打たれると結構弱かった。
    • 長い砲身が良い目印になったため、砲身の前半分に迷彩を施したりした。

チーフテン

  1. センチュリオンの後を継いで配備された。
  2. 120mmライフル砲の火力と重装甲が売りだったが機動性は今ひとつだった。
  3. 100k走ると故障すると言われていたとかいないとか。

ブラックプリンス

  1. スーパーチャーチルの正体。
  2. チャーチルに17ポンド砲を搭載した為火力と防御力は文句無し!でもセンチュリオンの量産に目処が立ったために計画中止・・・
  3. 路上最高速度はなんと17km!チャーチルより遅い。
    • 機械化の流れを完全無視。

パンジャドラム

  1. 駄作兵器の頂点とも言うべき戦闘車輌。
  2. イギリス版のゴリアテと言ったところか、これを戦闘車両と称するのはかなり無理がある。
    • そんなこと言うなよ。始めは戦闘車輌にするつもりだったんだ。
      • ゴリアテの開発者にパンジャンドラムを「イギリス版ゴリアテ」て紹介したら激怒されそうだw
        • こいつが戦車に括られるならドイツのV1ロケットは戦闘機か攻撃機になるなw
          • 戦車だから項目に追加したのではありません。これのためにわざわざ新しい記事書くのが面倒だったのです。(この項目追加した人)
  3. 駄作兵器の頂点てのは納得だけど、火薬積んで自走すれば戦車?
    • むしろ特殊攻撃機(笑)
  4. 見た目だけは夢と希望で溢れてる。
    • 使い終わった後は現実と絶望で溢れかえっている。

スコーピオン

  1. 軽戦車。
  2. 派生型が色々ある。

コメット

  1. 巡航戦車にしては防御力がまとも。
  2. 17ポンド砲ではなく77mm砲装備。
  3. 大戦末期に登場したためにあまり活躍できなかったらしい。
  4. 20年くらい前のミリタリーバランスでビルマにまだ配備されているとか書かれていた気がする。世界のどこかに生き残っているのだろうか?
  5. 同じ名前のジェット旅客機があった。こっちは事故多発で有名に....

テトラーク

  1. 装甲車と大差ない武装だけど戦車には違いない。
  2. 大戦中期からは空挺部隊で使用された。
  3. 走行装置が特殊で、履帯を曲げてカーブする。

コンカラー

  1. IS-3の対抗馬として開発されたが配備される頃にはIS-3はT-10に切り替わっていた為に存在価値減。
  2. 活躍することも無くチーフテンに更新されてしまった。
  3. デカい。硬い。高火力。だが遅いのでやっぱり意味無し。

マーク1

  1. 世界初の戦車。チート兵器と思われがちだが、故障が多すぎてそんなにかわらないということは秘密。
    • 履帯は切れるし、エンジンは止まるし、銃弾が飛び込んでくるし、うるさいし……。
  2. 自動車も大して普及してない時代に鉄の塊がキュルキュル鳴らしてやってきたらそりゃビビるわな。
  3. 前線に輸送する際、偽装として「ロシア向け水タンク(water tank)」の名目で運んだ。これが「戦車(tank)」の語源である。
    • 水運搬車(water-carrier)が第一候補だったが、「便所(water-closet)と頭文字が被る!!」と、いうことに誰かさんが気付いてしまった。
  4. 1945年、ベルリンの博物館から颯爽と出撃。

クルセイダー巡航戦車

  1. クルセイダーの意味は「十字軍」だが、それをイスラム圏の北アフリカに投入したのは英国紳士流のジョークなのか。
  2. 性能は微妙で信頼性も低かったが、他にロクな戦車もなかったのでM4が供与される戦争中期まで使われた。
    • なんか英国戦車ってそんなのばっかだな・・・。
    • そんな戦車しかないイギリス軍をエル・アラメインから追い出すことができなかった枢軸軍は一体・・・(シシリー作戦まで西部戦線の連合軍地上部隊の主力は英軍)
      • 戦車だけで戦争するわけじゃないからねえ。

バレンタイン歩兵戦車

  1. イギリス戦車にしては珍しく低コストかつ信頼性が高い。
  2. 稼働率の高さをソ連がいたく気に入ったらしく、戦争後期に生産されたバレンタイン戦車はほとんどソ連に供与された。
    • 英ソ間で、「クロムウェルって新型もあるんだけど」「ヤダ。バレンタインのままでいい」というやり取りがあったらしい。