もし1929年の世界恐慌が起こらなかったら

2016年11月10日 (木) 16:12時点における216.8.27.72 (トーク)による版
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  1. ドイツはワイマール共和国のまま、民主主義国として安定。
    • 東プロイセンは現在もドイツ領。ポーランドの領土も現実より東寄りとなる。
      • しかしポーランドは東西をドイツに挟まれ、ドイツはポーランド分割前のプロイセンように飛び地の国土を持つことになり両国の緊張は高い。
    • 国家社会主義ドイツ労働者党は弱小政党であるが今なお存在してたかも…
  2. 日本も軍国主義化せず、大正デモクラシー体制が存続。
    • 立憲政友会と立憲民政党が現存。現実の戦後55年体制よりはましな二大政党制に。
    • 一方で貴族院も相変わらず残っている。
    • 5・15事件や2・26事件は発生せずとも関東軍により盧溝橋事件が発生、どっちみち日中戦争により軍国主義化は進む。
  3. 第二次世界大戦は起こらない。
    • 1940年の東京五輪は予定通り開催されていた。
      • 1964年の五輪は大阪で開催。
    • 1950年代に高度経済成長が訪れ、新幹線も1950年代前半に開業。
      • 1954年に下関まで開通。但し大阪以西は非電化。
    • ただ現実の団塊世代がなかったため、1970年代には少子高齢化が問題になる。
    • あるいは団塊ジュニア世代になり、1980年代には少子高齢化しやすくなる。
    • 少子高齢化が起きなかったらましなことになる。
  4. 未だに国際連盟が存続。
  5. 一方ソ連はスターリンのせいで泥沼に。
    • 世界の有名な独裁者としてはヒトラーの名前は無く、代わりにスターリンが一番の悪者となっている。ムッソリーニは微妙……。
  6. 総合商社・鈴木商店は、現在でも世界的に名の知れた商社で存在してる。
    • 鈴木商店が倒産したのは世界恐慌前ですが……戦争特需の反動が原因ですし。
  7. 大戦景気が存在しないから工業の発展は遅れたかも?
  8. ドイツでは高失業率が続く。
  9. ブロック経済が展開されないから商品作物の生産が伸び悩む。さらにMADE IN JAPANの製品が廉価製品として広まる。
  10. 名鉄三河線が足助まで運行している(世界恐慌で白紙になった)
    • 京阪梅田線も開業していた。
    • 上毛電気鉄道の大胡~本庄間新線も開業していた。
    • 東武大師線も。
  11. 2008年の世界金融危機は「有史以来最大の世界恐慌」になっていた。
  12. ルーズベルトがダムを作らないのでアメリカは電力不足
    • フーバーが二期連続して当選、繁栄の時代を作った宰相として評価される。
  13. 金本位制はもっと長く機能した。
  14. 日本の大学進学率が早い段階で上がっていた。
    • 横浜神戸にも帝国大学が設立されたかもしれない。
  15. ケインズ経済学は発展せず、新古典派が今も経済学の主導を握っていた。
    • ケインズ経済学の誕生要因の一つに世界恐慌があるので、下手するとケインズ学派自体が出来なかった可能性もある。
  16. アメリカは禁酒法がさらに続き、密造酒はさらに蔓延。"ローリング・トゥエンティ"の空気はもっと頽廃的になっていた。