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{{Pathnav|試験|パソコン検定|情報処理技術者試験}}
==千葉・茨城方面==
{{Pathnav|試験|資格試験|資格試験/技術系|情報処理技術者試験}}
===JR[[上野東京ライン]]・[[常磐線]]VS[[つくばエクスプレス]]===
#つくばエクスプレスの開業により、常磐線の乗客が流れることに。
#*JRも負けじと特別快速を設定。ひたち誘導もあるので上野~土浦で運行開始。
#**その特別快速のために新型車両E531系を導入(実際は取手以北を走る普通列車にも使われている)。つくばエクスプレスより一足先に普通列車で時速130km/h運転を開始した。
#*つくばエクスプレスはこの成功と裏腹にその輸送容量の低さを露呈することになってしまった。
#そして上野東京ラインの開業により品川乗り入れを果たす。秋葉原より先の需要に乗客を求めることに。
#*取手以北直通の少なさがネックだったが、開業2年半後に大増発。
#*後に昼間は全て品川直通になる反面、その実態は特快に大ナタを振った分が減便されるためTXに対する白旗宣言だと見る向きも
#ついでに特別快速の停車駅に北千住を追加。つくばエクスプレスからの乗り換え客を秋葉原から北千住に切り替える作戦も実行した模様。
#もともとつくばエクスプレスはJR線になるはずだったのに、意図せずに競合鉄道路線が誕生してしまったあたり、今までのJRが私鉄をどうみていたのかわかる。
#*国鉄からJRになり、儲からないだろうと見込んだために手を引いてしまった。JRが誕生しなかったら第三セクターではなく国鉄が運営していたかもしれない。


== 試験区分一覧 ==
===JR[[総武本線]](快速)VS[[京成本線]]・京成成田空港線===
*ネットワークスペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験ネットワーク部門、オンライン情報処理技術者試験)
#総武線複々線化前は京成もかなりの需要があったが、総武線快速が大増発したことにより線形の悪い京成が不利に。
*データベーススペシャリスト試験(旧・テクニカルエンジニア試験データベース部門)
#*JRは特定運賃を敷いていない([[東京メトロ東西線]]と競合している東京~西船橋を除く)。
*エンベデッドシステムスペシャリスト試験旧・テクニカルエンジニア試験エンベデッドシステム部門、マイコン応用システムエンジニア試験)
#JRの方が線形がいいので、京成沿線からの利用客は[[船橋駅|船橋]]で乗り換える。
*情報処理安全確保支援士試験(旧・情報セキュリティスペシャリスト試験、テクニカルエンジニア試験情報セキュリティ部門)
#総武線快速は横須賀線と直通しているため、新橋や品川へも直通で行ける。
*システムアーキテクト試験(旧・アプリケーションエンジニア試験、特種情報処理技術者試験)
#*ただし一部東京止まりがあるので、品川まで行くのは毎時6本中4本程度しかないが。
*プロジェクトマネージャ試験
#*京成も対新橋で都営浅草線と協力してエアポート快特の増発と京成高砂での特急接続を強化することにより、スピードをアピールすることに。
*ITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)
#対成田空港でも競合している。
*ITサービスマネージャ試験(旧・テクニカルエンジニア試験システム管理部門、システム運用管理エンジニア試験)
#*特急は[[成田エクスプレス]]VS[[スカイライナー]]、料金不要ではエアポート成田VSアクセス特急・本線特急
*システム監査技術者試験(旧・情報処理システム監査技術者試験)
#*成田エクスプレスは上野以外の山手線主要5駅に停車。上野にはスカイライナーが160km/hで向かう。
#*料金不要はエアポート成田が毎時1本しかないのは痛手。こちらはアクセス特急と本線特急に軍配があるらしい。
#**本線特急は20分間隔、アクセス特急は40分間隔。
#***アクセス特急は昼間は京成高砂で本線特急に接続できるため、京成上野から行く場合にでも対面乗り換えで速いアクセス特急に乗り換えることができる。
#****しかしアクセス特急は運賃が本線より高いため、実質料金を取っていると言われても過言ではない。
#*****京成上野基準で210円、押上基準で230円高い。
#***2019年に本線特急半減、残りは地下鉄からの快速と成田発着の快速特急となり、本線空港客にしてみればいいのか悪いのか
#****続く改正では半減された本線特急が快速格下げとなり、「空港アクセスはスカイアクセスに投げた」、一部では「スカイライナー誘導」などと揶揄されるほど
#**しかも、エアポート成田は京成本線よりも遠回りな上、運賃もアクセス特急より高い。
#**最近は一部時間帯で30分毎になってきているが。
#*この両社、対成田空港では1000円バスで代理戦争状態。
#*新小岩でグモるNEXを避けてスカイライナーを使う客も多い。京成は漁夫の利。
#*[[#京急空港線VS東京モノレール|地方空港で場外乱闘をする]]羽田と違い、こちらは京成が一部のLCC機内や就航先でスカイライナーの割引券を売る程度。
#一応上野~成田間でも競合している。
#*JRが特定運賃を敷いているが、常磐線回りでの設定の模様。
#**この距離では普通運賃も定期券も京成にかなわないらしい。
#***JR成田線に成田湯川があれば京成成田空港線との競争力も上がる気もするが、設ける予定はないらしい。
#***上野→成田の終電で見るとJRが常磐線内快速で23時20分発なのに対し京成は全区間各駅停車で23時30分発。東京発の総武快速線でも同じくらいなあたり、やはりルートの差が大きすぎる...
#*上野東京ラインの開業により、朝ラッシュ時に限り常磐線経由でも成田から東京・品川まで1本で行けることに。
#**ただし所要時分で総武線回りに負けるので、成田からの有効本数は増えていないらしい。
#*鉄道国有法交付前は、総武鉄道と日本鉄道で争っていた(我孫子経由と千葉経由)
#*2019年に京成側は半分だけとはいえ昼間に成田発着の快速特急を出すことで成田客の速達&着席需要を同時に満たすことに
#東京~千葉で考えればJRの圧勝。京成千葉線は完全に対東京輸送を捨てJRの補完状態
#*京「葉」電鉄ではなく京「成」電鉄だしなあ……まあ成田開業前に千葉乗り入れを果たした過去はあるとは言え。
#**そのせいで千葉急行電鉄が破綻している。
#*バイパス線は京成ではなくJRの京葉線。
#この闘い、元々は成田山への参拝客の奪い合い。
#*これがきっかけで庶民の間に有名寺社に初詣に行く文化が生まれた。
#*これで成田山新勝寺の知名度が大幅に上がり、沿線から遠い宗吾霊堂や鉄道誘致に失敗した芝山仁王尊が凋落。
#ちなみに数字で見る鉄道によれば、競合区間は上野~市川(市川真間)だそうで…
#*しかし地元の要望を蹴ってまで市川真間の快速通過を続けているのは悪あがきか。


=== 過去の試験区分 ===
===JR総武本線VS[[都営地下鉄新宿線]]===
*情報セキュリティアドミニストレータ試験
#都営新宿線本八幡開業により勃発。
*上級システムアドミニストレータ試験
#*都営新宿線は急行を設けたものの、昼間だけなのでラッシュ時はJRに取られっぱなし。終日快速または通勤快速を設ける東西線とは対照的。
*プロダクションエンジニア試験
#**その昼間の急行ですら大幅縮小の憂き目にあってしまった。
#山手線内完結の利用であれば新宿線も比較的速い、ただし高い。JRは山手線内の激安特定運賃なので。


== 高度情報処理技術者試験の噂 ==
===JR総武本線VS[[東京メトロ東西線]]===
#応用情報技術者試験の更に上の階級で、高度情報処理技術者試験というのもある。一つの区分では無く、複数の区分の総称である。
#東京メトロ東西線西船橋開業により勃発。
#*主に技術の専門家向けの区分と、管理職向けの区分がある。
#*津田沼まで乗り入れているのでJRとは協力的と思いきや、実はJRにより東京~西船橋間で特定運賃を敷いている。
#**後者は論文試験もあり、難易度が非常に高い。
#**とはいっても普通運賃も定期券も所要時分も東京メトロにはかなわない。
#***論文が課される区分:システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)、ITサービスマネージャ(旧システム運用管理エンジニア)、システム監査技術者
#*JRはホームが混雑するという理由で総武線快速の西船橋停車を拒否。
#*高度の各区分は原則として、4月と10月のどちらか年1回しか実施されない。(基本情報などは年2回実施)
#**その代わり武蔵野快速を東京駅まで乗り入れるように。
#**セキュリティスペシャリスト以外の区分は2019年以前と2020年度以降で4月と10月が入れ替わった。
#***その武蔵野快速も各停に格下げされてしまった。
#*ちなみに基本情報と応用情報の差よりも、応用情報と高度の差の方が遥かに大きいらしい。
#*高度情報処理技術者試験の各区分は専門分野に特化した試験であり、出題範囲は応用情報までと比べて狭いが、その分、モノ凄く深い内容まで突っ込まれる。
#*後述のセキュリティスペシャリストを除いて、どの区分も受験者は少ない。特に組み込みシステムみたいな特殊な分野だと尚更。
#午前1、午前2、午後1、午後2の4部構成である。
#*時々、午前1で不合格になってしまう人を見かける。出題内容自体は浅いが範囲がとても広いため。厳密には専門分野の知識を測定するのは午前2以降となる。
#*午前1で落ちるのはマジで勿体ないので絶対に避けるべき。ただし午前1は科目合格(免除)制度もあるため、午前1だけ受けて途中で帰る、なんて作戦もアリ。
#**応用情報の合格者も高度の午前1が免除される特典がある。
#**午前1の免除制度の有効期間は2年間である。期限が切れてしまったら、もう一度午前1から受験しなおさなければならない。
#*午前1が共通知識を問うマークシート、午前2がそれぞれの区分の専門分野の知識を問うマークシート、午後1がそれぞれの専門分野に関する応用力を問う記述式、午後2が「午後1よりさらに大規模な記述式」または「論述式」という感じ。
#意外にもアルゴリズムに特化した高度区分は現在は存在しない。
#*昔はプロダクションエンジニアという区分があったが、21世紀に入る前に廃止された。
#かつてはユーザー向けの高度区分も存在した。情報セキュリティアドミニストレータ(セキュアド)と上級システムアドミニストレータ(上級シスアド)だ。
#*セキュアドは難易度を大幅に下げて、情報セキュリティマネジメント(セキュマネ)として事実上復活している。
#*上級シスアドは論文課題があったため、ユーザー向けとは思えないくらい非常に難易度の高い試験だったとか。
#かつては一部の区分(システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者、上級シスアド)がスキルレベル5に指定されていたが、現在はスキルレベル4に統一されている。
#専門学校生でネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストに合格できる奴はほとんどが通信制大学とのダブルスクールをしている奴。2年制の専門学校なら学年トップでも応用情報かセキュリティスペシャリストが関の山である。
#高度試験のいずれかの区分(支援士を含む)に合格すると、技術士国家試験・情報工学部門の第一次試験の専門科目が免除される。
#*また、セキュリティアドミニストレータ以外の高度試験の各区分の合格者は、社会保険労務士(社労士)試験の受験資格を得ることもできる。
#*また、弁理士試験の論文式筆記試験(選択科目)の免除の対象資格でもある。
#2001年(平成13年)春から2008年(平成20年)秋までは、論文がない区分(今のスペシャリスト系)とシステム管理の区分(今のITサービスマネージャ試験)は'''テクニカルエンジニア'''と呼ばれていた。
#受験者の得意分野にもよるが、一般的に合格難易度はストラテジスト(アナリスト)≧監査>プロマネ>アーキテクト(アプリケーション)≒サビマネ(運用管理)>(論文の壁)>ネットワーク≧データベース≒エンベデッド>セキュリティと言われている。
#*大雑把に言うと、「論文試験>スペシャリスト系試験(旧テクニカルエンジニア)」。ただし受験者の中にはバリバリの文系出身で文章を書くのが得意な人もおり、その場合は論文よりテクニカル系の試験のほうが難しく感じる場合もある。
#*しかしセキュリティスペシャリスト(今の情報処理安全確保支援士)が一番簡単なのは満場一致だろう。
#[[基本情報技術者試験|基本情報]]や応用情報に合格した後、高度まで目指すかベンダー資格(オラクルマスター、シスコ認定資格など)に切り替えるかは結構迷う人も多いと思う。
#ネットワークスペシャリスト、システムアーキテクト、システム監査技術者のいずれかの合格者は、職業訓練指導員(職業訓練施設の先生になるために必要な免許)の情報処理科の試験の受験資格を得ることができる。
#*このうちシステムアーキテクトまたはシステム監査技術者の合格者に関しては、「系基礎学科」と「専攻学科」が免除される。
#レベルが低い区分から順番に受験しなければならないというルールは無いため、[[基本情報技術者試験|基本情報]]や応用情報を飛ばしていきなり高度試験を受けても構わない。
#学歴による受験の制限は無いため、小・中学生でも受験できる。
#*しかし実際には、スペシャリスト系の区分はともかく、論文系の区分は高卒や専卒の合格者はほとんどおらず、ほぼ全員が大卒以上の学歴である。
#受験者および合格者はIT産業が盛んな太平洋ベルト地帯に集中しており、それ以外の地域では少ない。


== 各試験区分の噂 ==
===[[都営地下鉄浅草線]]・京成本線VS[[東京メトロ東西線]]・[[東葉高速鉄道]]線===
=== ネットワークスペシャリスト試験 ===
#東西線が延伸した形で東葉高速鉄道が開業したことにより勃発。
#昔はオンライン情報処理技術者試験と呼ばれていた。高度の中では比較的歴史の長い区分である。
#*京成は東中山行きの急行の都心延伸や快速特急・通勤特急で対抗。それに対し東葉は東葉快速を運行することに。
#業界ではしばしばネスペと略される。
#2014年に東葉快速は廃止することに。
#*テクニカルエンジニア時代はテクネと呼ばれることもあった。
#*それでも、時間的には東葉高速の方がまだ有利。
#覚えることがとても多いため、しばしば「論文課題が無い区分としては最難関」と言われる。
#東葉高速は値段が高いのがネック。勝田台の始発需要以外、京成沿線から東葉高速で都心へ出るという選択肢は出てこない
#*実際、ネットワークセキュリティに関する問題は、情報処理安全確保支援士試験のそれより難易度が高いそうだ。
#*メトロの格安運賃も東葉高速の高額運賃でチャラ。
#テクニカルエンジニア時代は1ランク下のソフトウェア開発技術者を飛ばしてテクネを受験する人も少なくなかったとか。
#*インフラ系のエンジニアの場合、アルゴリズムやSQLが苦手だとソフ開にはなかなか合格できないため、ソフ開を飛ばした方が対策しやすかったと言われている。
#インフラ系のエンジニアなら電気通信主任技術者や工事担任者と並び取っておきたい資格の一つ。
#*シスコシステムズの認定資格もね。
#試験の略号はNWで、英語名称は'''N'''et'''w'''ork Specialist Examinationである。


=== データベーススペシャリスト試験 ===
==埼玉・栃木・群馬方面==
#高度区分の一つ、データベーススペシャリスト試験は技術的な知識よりも国語力の勝負と言われることが多い。
===JR宇都宮線・日光線VS東武スカイツリーライン・東武日光線===
#民間資格のオラクルマスターとは出題傾向が異なるため、オラクル持ちでも合格するのは簡単ではない。
#国鉄が「日光形電車」をいれたら、東武がDRCを投入した。
#*でも実務で役に立つのはオラクルマスターの方だと思う。
#*デラックスロマンスカー←小田急笑
#2019年(平成31年)度春期の午後2に出題されたパン屋の問題がかなりの強敵であったことで有名。
#もっとも最近は東武特急がJRに乗り入れるなど、競合意識は薄れつつあるみたい。
#オラクルマスターと違って飛び級受験が認められているから、時々、基本情報や応用情報を飛ばしてデータベーススペシャリスト試験に挑戦する人もいる。
#JRは宇都宮でスイッチバックが必要になるのが最大のネック。
#ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の津崎平匡はこの試験に合格しているという設定である。
#対日光の観光客輸送だけでなく、東京都心から久喜・宇都宮方面の通勤通学輸送でも競合関係にある。
#*アニメ『ハイスクール・フリート』(はいふり)の納沙幸子ちゃんもね。
#*ただし、対宇都宮輸送では値段だけなら東武が圧倒的有利だが、それ以上の時間と手間がかかり全く相手にされていない。
#*そのため、逃げ恥の放送直後にこの試験の受験者数が大幅に増加するという珍現象も発生した。もっとも、データベースエンジニアの需要が高まったのもあるが…。
#**2020年に南栗橋から宇都宮まで乗り換えなしにはなったものの、それでも本数・時間を考えるとJRが圧倒的に有利。
#国家試験なので、[[パソコン検定#ORACLE MASTER|オラクルマスター]]のような特定のデータベース製品に特有の機能やSQLは出題されない。
#日光線の快速・区間快速はJR線乗換え駅の栗橋を通過するが、これはJR線に利用客が流れないようにする為らしい。
#試験の略号はDBで、英語名称は'''D'''ata'''b'''ase Specialist Examinationである。
#*かつて区間快速は停まっていたけど、上記のとおりの事が起きたため通過になった。
#*と思っていたら、区間快速・快速のミクリ以南切り捨てを機に代替列車が栗橋停車に。
#**しかも、公式が「JR宇都宮線との乗り換え利便性の向上を図る」と白旗宣言とも取れる発言
#**片や、同じ改正では久喜までの終電繰り下げや久喜への特急の停車拡大を図り、JRから久喜の客を奪い取ろうとする姿勢も垣間見える
#2020年のダイヤ改正で新たにTHライナーの運行が開始されたが、東武側の起終点が久喜なのはJRを意識しているのだろうか。
#*上野~久喜で比べた場合、所要時間では宇都宮線に勝てないが、座席指定で必ず座れるというのが強み(宇都宮線のグリーン車は混雑によっては座れないし)。


=== エンベデッドシステムスペシャリスト試験 ===
===JR[[埼京線]]・[[川越線]]VS[[東武東上線]]・東京メトロ副都心線VS[[西武新宿線]]===
#組み込みシステムに特化した区分で、おそらく情報処理技術者試験の中で最もマイナーな区分。
#山手線西側のターミナル駅から[[川越市]]に向かう間の競合。
#*受験者数は情報処理技術者試験の全区分の中で最も少ない。
#*正直都内~川越での輸送はJRに勝ち目が全くない。
#*他の区分のテキストはあっても、エンベデッドのテキストは売っていないなんて本屋も多いのでは?
#**どちらかというと川越線は大宮からの輸送という感じ。無理に例えるなら東京都区部から東武野田線を使って大宮まで行く人がいるのかというのに近い。
#情報処理技術者試験としては珍しく、電子回路や電気の知識が要求される区分。
#*最大の敗因は埼京線の終電の早さ。
#*そのため、受験者のほとんどは大学の工学部や高等専門学校(高専)、工業高校などの出身者である。
#**それに川越線内がほぼ単線というのもネック。
#*モータの知識も必要だったりする。そのため、高校レベルの物理学、数学の知識も使う。
#***朝ラッシュ時は申し訳なさ程度に指扇始発がかなりある。
#出題テーマが非常に幅広く、ドローンや自動車の自動運転システムなどの他、観光案内用ロボットやコインパーキングなどがテーマになったこともある。
#**やっと伸びて新宿24時00分発とか…
#昔はマイコン応用システムエンジニア試験と呼ばれていた。
#***※この最終は、新宿から埼京線に行く最終列車である。これ以降は池袋まで山手線で移動し、赤羽行きに乗るしかない。
#試験の略号はESで、英語名称は'''E'''mbedded '''S'''ystems Specialist Examinationである。
#***しかし西武新宿線の23時58分よりは遅くなった。
#**そして2019年11月より埼京線内で快速停車駅が増えて所要時間が延びましたとさ。
#*都内~川越は東武の圧勝かと。JRも西武も遠回りしていて勝ち目ない。
#川越ー池袋間の所要時間でも埼京線の通勤快速(大宮ー赤羽間の停車駅が武蔵浦和のみ)と東上線の通勤急行(志木まで各駅)が同じで勝ち目がない。
#*通勤急行は廃止になりました。
#埼京線と東上線は、武蔵野線の乗客の取り合いもしているらしい。
#東上線は夕方だけではなく朝にもTJライナーを運行し始めた。
#*TJライナー登場前は新宿からは西武新宿線、池袋からは東武東上線とすみわけされていた感があるが、今では小江戸VSTJライナーという構図も見れる。
#**料金不要列車では西武は新宿線快速急行の廃止と急行系統の減便、東武は東上線快速の新設に伴う増発と、勝敗が目に見える。
#*料金を取っても乗ってくれるとたかをくくっているのか、それとも速さアピールをし始めたのか…
#*東上線は川越への観光需要を見込んで11年ぶりに特急を復活させる戦術を繰り出した。
#**しかも種別名に川越を冠する意気込み。
#***でも既存の快速急行との違いがよくわからない…
#**その1年後、同じ理由で西武が快速急行を復活させて後追い
#東武は東上線を副都心線と直通させることにより、川越から新宿・渋谷需要を取り込むことに。
#*2008年当初は副都心線内は急行でも東上線内は普通だったため、距離は短い割に時間がかかった。
#**もっとも和光市で東上線急行と対面接続したのであるが。
#*2016年にFライナーを導入。ついに副都心線直通列車は東上線内急行運転開始。
#**これで渋谷・新宿からの需要を本格的に取り込むことに。
#***おそらく埼京線を意識したものだと思われるが、対新宿では西武と三つ巴の戦いに。
#*更に、Fライナーや直通の快速急行の設定で神奈川方面の需要も取り込もうとしている。
#**埼京線も相鉄直通で神奈川まで延びたが、同時に快速がスピードダウン+そもそも川越発着の相鉄直通は皆無で勝負する気なし
#**2023年春には東上線⇔相鉄直通も予定している。
#昼間は新宿周辺基準でJR(新宿)毎時3本、西武(西武新宿)毎時3本、東武(新宿三丁目)毎時2本と、どれも接戦。
#*ただしラッシュ時は西武が圧倒的優勢。ラッシュ時に川越から副都心線直通が少ないのが仇に。
#**朝の副都心線は西武池袋線方面ゆきの方が圧倒的に多い。東武直通は1時間近く空く。志木まででも延びないものか。
#*昼間も西武なら急行拝島行きに乗っても小平で普通本川越行きに連絡できる。実質先着毎時6本だに。
#東武池袋駅では、JR線ホームから見え易い場所に「池袋から最速27分で川越へ」と早さをアピールした宣伝広告を貼っている。


=== 情報処理安全確保支援士試験 ===
<!--===JR埼京線・[[東京臨海高速鉄道]]りんかい線VS[[東京メトロ有楽町線]]===
#情報処理安全確保支援士は情報処理技術者の中で唯一の登録制の国家資格(免許)。
#また、川越・池袋から新木場に対しても競合。
#*元々は情報セキュリティスペシャリスト試験という高度の区分の一つだった。高度の中で唯一、年2回実施されていたということで人気が高かった。
#*やはりJR・りんかい線にはあまり勝ち目がない。
#*資格の維持費が高い割に独占業務が少ない、更新制度がある、などの理由で、試験に合格しても登録しない人も多いらしい。
#JRの場合、運賃がかなり割高(川越線は幹線運賃でりんかい線も高いのに大崎で計算打ち切り)という欠点がある。
#応用情報に合格した人が次に受ける試験は、ほとんどの場合これ。
#ただ、有楽町線利用の場合は基本的に一回は乗換えが必要。-->
#*他のスペシャリスト区分に比べて覚えることが少ない上に、年2回試験が実施されることから、高度の中では最も簡単と言われることが多い。しかしそれでも基本情報や応用情報と比べるとだいぶ難易度は高め。
#*2年制の専門学校だと学年トップでもこの試験に合格するのが関の山。他のレベル4の試験はダブルスクールをしているような奴じゃなければほぼ受からない。
#**うちの専門学校(2年制)でセキュリティスペシャリストまで取った人のうちの1人は地元の国立大学を中退して専門学校に入学してきた。やはり基礎学力が高い人は資格試験にも強いのだろう。
#情報セキュリティスペシャリスト試験の前身はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験。この頃は年1回しか実施されなかった上に問題の難易度も支援士やセキスペ時代より高かった。
#*当時はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)がエンジニア向けのセキュリティの試験、情報セキュリティアドミニストレータがユーザー向けのセキュリティの試験と言われていた。
#*テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験は2006年(平成18年)春から2008年春まで合計3回実施されていた。過去に実施された情報処理技術者試験の全ての区分の中で最も実施期間が短く、回数も少なかった区分である。
#**英語名称はInformation Security Engineer Examination。しかし何故か略号は'''SV'''である。Vは何処から出てきたんだ…。
#高度試験の中で最も簡単な区分なので、しばしばレベル3.5の試験と揶揄される。
#高度の中で唯一、セキュアプログラミングに関する問題が出題される。出題されるのはC++、Java、ECMAScriptのいずれかで、基本情報と違って受験者が自分の好きな言語を選ぶことができない。
#*ただしセキュアプログラミングの問題自体は(記述式であることを除けば)基本情報のアルゴリズムやプログラミングの問題より簡単らしい。
#*昔はPerlが出題されることもあった。
#*幸いにも選択問題であるため、回避することも可能。むしろ未経験者は手を出さない方が無難。
#情報セキュリティマネジメント試験と名前が似ているが、難易度は全く比較にならない。
#試験の略号はSCで、英語名称はRegistered Information '''S'''e'''c'''urity Specialist Examinationである。
#*Registeredは「登録された」という意味。登録制の資格に変更されてから追加された。
#*また、これとは別に、資格の略称としてRISS('''R'''egistered '''I'''nformation '''S'''ecurity '''S'''pecialist)が使われることもある。
#2020年(令和2年)度、ついに有資格者の人口が2万人を超えた。
#*あくまで試験合格者数ではなく支援士名簿に登録した人の人数である。
#ネスペなどに比べて内容はやや浅いが、高度試験にしては出題範囲は広めで、データベースやマネジメント・監査などの知識も要求される。


=== システムアーキテクト試験 ===
==多摩方面==
#1993年までは特種情報処理技術者試験、1994年から2008年まではアプリケーションエンジニア試験と呼ばれていた。
===JR[[中央快速線|中央本線]](快速)・青梅線VS[[西武新宿線]]・西武拝島線===
#実は高度の中で最古の区分である。
#JRは中央線快速のスピードアップと青梅特快の増強。対する西武は拝島線に拝島快速を設けて所要時分で勝負することに。
#昔は受験資格に年齢制限(25歳以上)があった。これは他の論文区分も同じである(区分によっては27歳以上)。
#*JR青梅線も西武拝島線も枝線のため、あまり力は入れていなかったが、徐々に力を入れることに。
#*現在は年齢制限は存在しない。しかしそれでも実務経験のない学生や、経験の浅い若手社員が合格するのはほぼ不可能。
#そして西武は時間対決をやめ、急行に一本化。ただし直通本数を毎時2本から毎時3本に増やした。
#特種、アプリケーション時代は午前、午後1、午後2の3部構成だった。2001年から2008年までは午前はシステムアナリスト試験やプロジェクトマネージャ試験との共通問題が出題されていた。
#*ただ単線区間も長く、行き違いでそこそこ止まったりもする。
#*ソフトウェア開発技術者試験の合格者はアナリスト、プロマネ、アプリケーションの午前が2年間免除される特典があった。
#普通運賃では西武が勝るが、定期券は特定運賃を敷くJRの方が安い。
#論文系の区分の中で最も簡単なので、受験者はこの区分が論文系で最初に挑戦する区分となる場合が多い。
#小平・萩山・小川と3連続で続く平面交差もネック。
#アーキテクトとは設計者という意味。その名の通り、主に開発・設計部門のリーダーが受験する。
#西武は臨時レッドアローで数年間実験をした後、S-TRAINを拝島ライナーとして投入。
#試験の略号はSAで、英語名称は'''S'''ystems '''A'''rchitect Examinationである。
#*JRは青梅ライナーを走らせているが、こちらは2019年に減便かつ全指特急格上げで値上げになるため勝負ありか
#*アプリケーションエンジニア時代は'''A'''pplication Systems '''E'''ngineer Examination(略号AE)だった。
#*特種情報処理技術者試験時代の英語名称はSystems Engineer Examinationだった。当時の二種と一種がプログラマー向けの資格だったのに対し、特種がシステムエンジニアの資格だったからである。


=== プロジェクトマネージャ試験 ===
===JR中央本線(快速)VS[[京王線]]===
#1994年から試験が実施されているが、一度も試験名称が変更されていない区分である。
#安さの京王がJRと対抗。
#2008年まではスキルレベル5だった。
#*JRも特定運賃を敷くも、あまりにも京王が安すぎるので普通運賃・定期券ともにかなわない。
#*ヒエラルキー的にはシステムアーキテクト(旧アプリケーションエンジニア)よりは格上、ITストラテジスト(旧システムアナリスト)よりはやや格下という位置付けである。
#**6ヶ月定期ならJRのほうが安い。
#その名の通り、プロジェクトマネジメントに特化した試験である。ITストラテジスト同様、技術要素は控えめ。
#高尾山目当てで京王が延伸したところ、競合区間を増やすことに。
#試験の略号はPMで、英語名称は'''P'''roject '''M'''anager Examinationである。
#双方とも主に複線のため、朝ラッシュ時は軟弱。
#*本格的なラッシュ時間帯にはJRは通勤特快、京王は特急を運行するが、一番激しい時間帯は快速と急行しか運行できない。
#JR中央ライナーに対抗して、京王も座席指定制列車を導入することに。
#*JRは更にグリーン車の併結もする予定。
#*その中央ライナーはグリーン車の導入を待たずして事実上の値上げ。
#特別快速が誕生したのもこの区間。
#安さは京王有利だが、速さはJRが有利。京王は停車駅の増加もありスピードダウンが顕著。


=== ITストラテジスト試験 ===
===[[京王相模原線]]VS[[小田急多摩線]]===
#その名の通り、ストラテジの専門家のための試験である。
#ともに多摩ニュータウンに乗り入れる路線。しかし橋本まで行く京王の方が優勢。
#*技術的な要素が控えめな代わりに、経営戦略や企業活動についてかなり深い知識が要求される。
#*そもそもルート上も小田急は遠回り。
#昔はシステムアナリスト試験と呼ばれていた。
#開業当初、京王は新宿まで快速を運行。しかし小田急は線内各停のみで、急行停車駅に新百合ヶ丘を追加することにとどまった。
#一般的には情報処理系の最難関資格といわれる。
#そして京王は急行も乗り入れを開始することに。慌てた小田急は多摩急行を新設。
#*しかしそうでもないという人もいる。文系の人にとってはネットワークや組み込みなどのスペシャリスト系試験の方が難しいらしい。
#*しかし走行距離と速度の関係で新宿での直接対決では小田急は勝てず、仕方なく[[東京メトロ千代田線]]に逃げることに。
#*正直、技術士の情報工学部門の方が難しいと思う。
#**一応代々木上原で区間準急というものに乗り換えができた。どちらかというと経堂・成城学園前・登戸向けだと思われるが。
#IT資格の最難関と言われることが多いが、システムアナリスト時代と比べるとだいぶ難易度は下がっている。
#**ところが、小田急は複々線化で千代田線と縁を切ってまで新宿直通を増やすことで京王とガチンコ対決を挑むことに。
#*合格率もアナリスト時代は1桁台だったが、ITストラテジストになってからは10%を超える。
#そして京王は橋本特急を復活。所要時間を大幅に短縮することに。
#この試験の合格者は、厚生労働大臣によって高度な専門知識を持つ労働者であると認められる。IT系の資格ではITストラテジスト(旧システムアナリスト)と技術士だけが高度専門職扱いである。
#*しかし昼間は需要を持て余したのか、千歳烏山と笹塚に停まる準特急に格下げ。ただし夕ラッシュ時は特急のまま存続。
#*すなわち、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、医師、一級建築士、技術士、博士号、アクチュアリーなどと同じ扱いになる。
#**これが決め手となり、多摩線から[[小田急ロマンスカー|ロマンスカー]]が全廃した。
#試験の略号はSTで、英語名称はInformation Technology '''St'''rategist Examinationである。
#**府中方面への特急(準特急)と続行運転だったからねぇ・・・。どうしても乗客が分散してしまう。
#*システムアナリスト時代はSystems '''An'''alyst Examinationで、略号はANだった。
#*結局、特急自体が準特急へ事実上格下げられることになり、停車駅数だけで見ればかつての都営直通急行と変わらない事態に。
#朝ラッシュ時は京王は急行までしかないので小田急が優勢かと思いきや、この時間帯も実は京王が優勢。
#*小田急多摩線の朝ラッシュはだいたい新宿行きの急行と新百合ヶ丘行きの各停。京王は急行・区間急行が新宿まで乗り入れるし本数も多いため、圧倒的に優勢。
#*複々線化で多摩センター~新宿は小田急:40分(通勤急行) 京王:50分(急行)に。多摩センター始発もある小田急が一気に有利に。
#**京王は定期券値下げ&京王ライナーで対抗。
#そもそも小田急多摩線はまだまだ未完成路線であるということを忘れちゃいけない。<small>京王もだが</small>
#*相模原まで伸びたら小田急多摩線の空気輸送が改善されるんだろうな(遠い目)。
#2018年3月、小田急の複々線化完成vs京王の値下げ&座席指定列車の設定で競争が激化・・・、するのか?
#*小田急は京王に対して喧嘩を売る、というより宣戦布告とも取れるダイヤ改正の実施を予告
#*対新宿での競争が過熱する反面、都心・地下鉄直通は京王は相模原線内は各停へ格下げvs小田急に至っては全廃方針が示されてもはや二の次。
#**実は相模原線側は準特笹塚停車急行接続で神保町や市ヶ谷駅までの所要時間を大幅に短縮し、大手町までだと小田急より安くて早い
#*蓋を開けてみたら快速急行はラッシュ時のみで、それ以外の時間帯は急行が新宿へシフトしただけ+新百合乗換の快速急行が最速なのは相変わらず。
#*それから2年、昼間は過剰供給で両社とも優等種別を一部各停へ格下げする事態に。
#**ただし京王は平日午前中、小田急は平日夕方と休日日中と変更した時間帯が異なる。


=== ITサービスマネージャ試験 ===
==神奈川方面==
#昔はシステム運用管理エンジニア試験と呼ばれていた。
===JR[[湘南新宿ライン]]VS[[小田急小田原線]]・[[小田急江ノ島線]]===
#*テクニカルエンジニア時代は論文系で唯一、テクニカルエンジニアを名乗っていた区分だった。
#山手貨物線の旅客化に伴い、小田急でも対抗策を練ることに。
#試験の略号はSMで、英語名称はInformation Technology '''S'''ervice '''M'''anager Examinationである。
#*最初は湘南急行として江ノ島線内だけ停車駅を絞ることに。
#*システム運用管理エンジニア時代は'''S'''ystems Operation '''M'''anagement Engineer Examination、テクニカルエンジニア時代は'''S'''ystems '''M'''anagement Engineer Examinationだったが、略号はSMのまま変わっていない。
#*しかし小手先戦術だけでは通じず、混雑が集中することを承知で快速急行を新設。
#論文系の区分ではあるが、合格しても中小企業診断士試験の科目免除の対象にはならない。(ただし弁理士試験の科目免除の対象にはなっている。)
#**とうとう日中は急行自体全廃してしまった。
#**都内完結利用者の怨嗟の声はそれはすごいという。
#*運行当初の快速急行はロマンスカーの合間を縫って設定されていたため、間隔もばらばらに。運行当初は江ノ島線系統のみだった。
#2016年、小田急が快速急行を大増発する改正を実施。これにより藤沢・小田原への快速急行本数が湘南新宿ラインを上回ることに。
#*小田原方面は快速急行と急行が連続発車する謎ダイヤ。まぁ藤沢ゆき快速急行が追い付いてきて大野で接続するのだが・・・
#[[藤沢駅]]で壮絶な広告合戦が繰り広げられている。
#*JRは速さを、小田急は藤沢始発と運賃を宣伝。
#速さはロマンスカーを使わない限りはJRに軍配が上がるが、値段と本数は小田急の圧勝。
#*藤沢はまだしも、小田原まで来る湘南新宿は絶望的に少ない。
#2019年冬以降、[[神奈川の鉄道#相鉄・東急新横浜線|相鉄新横浜線]]の開業で今度は相鉄(海老名・大和・湘南台)からの客取り合戦が激化する可能性も。
#*ただ、申請された運賃を見る限り、小田急は全く相手にしなさそう。
#*でも相鉄JR直通線はほぼ新宿始発で並べば座れる&終日特急運転で攻めてるぞ?
#**相鉄沿線から小田急に乗り換えるor渋谷に行く客は取り合いになりそうだが、海老名・大和・湘南台対新宿は相手になりそうに無い
#*むしろ三田線直通で大手町方面への客取り合戦が激化する可能性が高い。圏央から大手町方面への鉄道網が貧弱なことを考えたら尚更。
#**この場合小田急は東京メトロと手を組んで千代田線直通列車を増発しそう。小田急&メトロは運賃と所要時間、相鉄は海老名から座って大手町へ行けるというメリットで攻める気がする。


=== システム監査技術者試験 ===
===JR湘南新宿ラインVS[[東急東横線]]・[[東京メトロ副都心線]]===
#前身の試験まで遡れば1986年(昭和61年)から実施されており、高度試験の中でも歴史のある区分である。
#山手貨物線の旅客化に伴い、湘南新宿ラインが開業。それに伴い東急が対策を練ることに。
#2000年(平成12年)までは年齢制限があり、27歳になるまで受験することができなかった。
#東急東横線は当時急行と各停しかなかったが、渋谷~横浜を最短27分(当時)で結ぶ東横特急を新設。
#*今では年齢制限こそ撤廃されたものの、実務経験をもとにした論文を書かなくてはならないため、学生の合格はほぼ不可能である。
#*この際に横浜まで乗り入れない日比谷線直通各停を減らした。
#しばしばITストラテジスト試験と並び最難関の区分と称される。かつてはスキルレベル5指定だった。
#**そして副都心線直通で全廃。
#試験の略号はAUで、英語名称はSystems '''Au'''ditor Examinationである。
#東横特急はその後元住吉改良により最速25分に。しかし副都心線直通開始に伴う剛体架線区間の延長に伴い、26分にのびた。
#*Auditorは「監査人」という意味。
#*渋谷駅地上時代はサザエさんがスピードをしきりに宣伝していたが、今ではのるるんが運行本数の多さと寄り道スポットが多いことを宣伝している。
#**JRもそれに負けじと、「湘南新宿ラインを使う理由(わけ)」でスピードをアピール。
#***そうは言っても速いのは1本/hの特別快速だけで、快速だと特急(時間帯によりFラ)とほぼ変わらないし、横須賀-東北本線系統の種別は急行とトントンである。
#副都心線との直通開始に伴い、新宿三丁目・池袋乗り入れを開始。
#*ただ、各社ごとに種別が変わりわかりにくかったため、日中に限りFライナーの愛称を与えることに。
#JRも負けじと、[[武蔵小杉駅]]を湘南新宿ラインに設置。
#*渋谷までは毎時4本で運賃も割高あるが、横浜までは横須賀線と合わせて毎時8本で東横特急よりも速く、しかも東急と同額。輸送力も最大15両のJRの方が先着では多い。
#**武蔵小杉~横浜間の普通運賃では同額でも、通勤定期はJRの方が安い。ちなみに通学定期は東急の方が安い。
#*東急唯一の救いは、湘南新宿ライン武蔵小杉駅まで相当歩くこと。
#**横須賀線小杉駅自体元々の市街地とは逆方向にあるため既存の利用者は流れにくい。
#*JR側に相鉄がやって来ることで渋谷・新宿までは日中でも2~3本増発されることに
#**相鉄の東急直通が始まると、場合によってはJRvs東急による渋谷・新宿方面への相鉄直通客の取り合いが起こる可能性も。
#休日は東横特急・湘南新宿ライン、どちらも阿鼻叫喚の混雑。横浜までまず座ることはできない。
#*え、東横線空いてる号車狙えば10両編成ならほぼ確実に座れるし8両編成でも大抵座れるけど???
#どちらも輸送障害に定評がある組み合わせだが、どちらかと言えば東横線系統のほうがまだマシ。
#埼京線渋谷駅がハチ公口近くに移ってくる、東急涙目。


== 過去の試験区分 ==
===[[京浜急行電鉄/路線別#空港線|京急空港線]]VS[[東京モノレール]]===
=== 情報セキュリティアドミニストレータ試験 ===
#羽田空港輸送で対抗。東京モノレールはJRの子会社となったため、実質京急VSJRと言われても過言ではない。
#通称'''セキュアド'''。平成13年(2001年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
#*東京モノレールは開業当初途中駅はなかったが、だんだん途中駅ができたことで所要時分がのびることに。
#ユーザー向けのセキュリティの試験である。
#**それでも6分間隔の普通しかなかったため、所要時間では京急に及ばなかった。
#*エンジニア向けのセキュリティの試験である春実施のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の対極にあたる存在だった。
#かつて羽田空港のターミナル乗り入れが許されたのは、東京モノレールだけだった。
#*ポジション的には今の情報セキュリティマネジメント試験(セキュマネ)の前身にあたる試験だったが、難易度はセキュアドの方が遥かに高かったと言われている。
#*その後、輸送量が足りないということで京急が乗り入れるようになり、エアポート快特を繰り出したため東京モノレール総崩れ。
#**セキュマネは年2回実施で午後はマークシート方式。一方、セキュアドは年1回実施で午後が記述式(しかも午後は2分割)だったため。
#*東京モノレールも負けじと快速を設定。それだけではかなわなかったので、空港快速を設けることに。
#略号はSUで、英語名称はInformation Systems '''S'''ec'''u'''rity Administrator Examination。
#*京急も京急蒲田付近立体交差化完了により、スピードアップを実施。
#*初期は略号SSだったが、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)が登場したから略号が変更された。
#**同時に急行も昼間は快特格上げにより平均所要時間もスピードアップ。
#当時、高度試験の中では最も簡単と言われていた。
#***そのおかげで立会川と平和島が不便になった。蒲田以南はエアポート急行増発で本数増えたのと対照的。
#*競争の激化でモノレールは快速、京急は快特を大量設定して途中駅を切り捨て、完全に対都心輸送へ舵を切ることに。
#**が、流石にラッシュ時は沿線の途中駅に配慮して速達列車を設定できずスピードダウン
#両社とも割引きっぷ競争を行ている。
#*京急は都営地下鉄とタッグを組み、都営地下鉄各駅から羽田空港までの往復が1020円になる割引切符を長期休みなど期間を限り発売。
#*対して東京モノレールは山手線内各駅まで500円で行ける切符を発売。
#*東京モノレールは往復羽割きっぷを800円にて全国17の空港で発売している。
#*京急は地方のバス会社とタッグを組み、羽田京急きっぷを発売している。
#**品川・横浜~羽田、地方空港~目的地までのバスの往復切符がセットになっており、東京でもそれ以外でも発売している。
#[[上野東京ライン]]により親会社が京急に加担することに。京浜東北線しか止まらない浜松町と列車線のターミナルである品川の差がはっきりと。
#*もとから総武快速線も同様であった。
#*子会社だけでは対抗できないとでも思ったのか、遂には親会社自身が羽田空港へ殴りこむ構想をぶち上げた。
#蒲田以南からだと京急の競合相手は、自社のバスだったりする。
#*YCATからのバスはエアポート急行の増発がされても需要がある。東京口では京浜東北線の駅を結ぶものが多いが。
#面での広がりでは圧倒的に京急・都営が有利。浜松町に対して品川というターミナルの立地差も大きい。
#*日本橋や新橋、浅草、スカイツリーなど乗り換え無しで行けるエリアが数多く、また乗り換えがあったとしても1回で済むエリアはかなりある。
#**成田空港までも40分間隔とは言え直通で行くことが出来たり。
#***まぁ成田-羽田の空港高速バスの方が圧倒的に多くて速いのだが・・・空港線沿線住民も多くは地下鉄では無くこちらを廻るのだとか。
#**上述の通りJR沿線でも北関東3県・埼玉・千葉ではJR系の東京モノレールより京急のほうが早い事例が増えてきている。
#この両者、地方空港やそこまでのアクセス手段には多数の広告、空港には券売機を設置して羽田に着く前から場外乱闘。
#*でも最近地方空港の券売機を減らしているそうな。
#2019年に京急が空港加算運賃の引き下げによって大幅な値下げを断行。浜松町まですら京急+JRor都営の方が安くなる事態に
#*モノレールの親会社が空港に乗り込む10年も前に京急がモノレールに宣戦布告、というよりはトドメを刺すといっても過言ではない情勢に。
#*それに対しモノレールは定期運賃を値下げ。空港の従業員などを取り込む方向に。
#分かりやすさであればどれ乗っても浜松町へ1本のモノレールの方が無難。京急は横浜方面もあるため初心者には複雑怪奇そのもの。
#*あまりに複雑怪奇なため、京急はパンフレットなどで「この行先は都心方面」などと案内を出している。


=== 上級システムアドミニストレータ試験 ===
===JR[[東海道本線/JR東日本区間|東海道本線]]・[[横須賀線]]VS[[京急本線]]・京急逗子線===
#通称'''上級シスアド'''。平成8年(1996年)秋から平成20年(2008年)秋まで実施されていた。
#最大三複線のJRと複線の京急が競合。
#ユーザー向けの区分とは思えないほど難易度は高く、エンジニア向けの[[基本情報技術者試験]]やソフトウェア開発技術者試験(今の応用情報の前身)よりも遥かに難関だった。
#品川~横浜間で競合している。
#ユーザー向けの区分の中で唯一スキルレベル5に指定されており、システムアナリスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者と肩を並べる存在だった。
#*品川~横浜間ではJR、京急ともに特定運賃を設定。しかし、京急の方が本数が少なく、運賃が高くなってしまった。
#*論文課題もあった。
#**京急も負けじと特定運賃を他区間にも設定しているが、残念ながらJRに料金でも劣ることに。
#*しかし合格しても中小企業診断士試験の科目免除制度は使えなかった。(弁理士試験の科目免除制度は使えた。)
#***本来JRでは正規運賃で410円かかるが、品川横浜間だけは特定運賃で290円に。120円引きの出血大サービスには流石の京急も白旗を振る
#試験の略号はSDで、英語名称は'''S'''enior Systems A'''d'''ministrator Examination。
#横浜~逗子・新逗子でも競合している。
#試験区分としては廃止されたが、出題範囲の一部はITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)に吸収されている。
#*横須賀線と逗子線エアポート急行は運行本数はそれほど変わらず。
#*ただし運賃はJRが特定運賃を敷くものの、京急にはかなわず。
#*京急もかつては特急が20分間隔だったが、今では増発が行われ10分間隔に。
#**ただしエアポート急行になったので、所要時分がのびた。そして、上大岡で快特に抜かれることに。
#**対都心方面だと原則直通で行けるJRの方が有利に見えるが、京急も快特乗り継ぎでの所要時間+運賃を考慮すれば互角。
#品川~横須賀・久里浜でも競合している。
#*JRの特定運賃は新橋~久里浜の中でも設定。[[都営浅草線]]も意識して設定している。
#*京急は快特が走るが、横須賀線の日中は逗子で乗り換える方が多くなってしまった。
#**横須賀市内も京急の方が中心部を走っているため、需要は高い。
#**京急快特は余裕があるので、金沢八景を停車駅に追加した。
#*横須賀市ではJRの横須賀駅は京急横須賀中央駅はおろか、快特通過駅の汐入駅よりも使われていない。汐入駅の半分程度。
#蒲田~新杉田を走る[[京浜東北線]]・根岸線とも競合している(特に蒲田~横浜)。
#*京急はほぼ京浜東北線の停車駅に合わせたエアポート急行を運行開始。
#**それまで京急川崎~金沢文庫間で昼間毎時12本運転の普通を半減させることで実現した。
#**下りは蒲田で快特に後続するので品川で座れなかった時などにも利用価値がある。ただ最高速度が低いので疾走感では少し劣る。
#直通先も含めるなら品川~成田空港でも競合している。
#*スピードは京急の方が有利だが、運賃ではJRの方が有利(快速を使用した場合)。
#**実は運賃でも京急(アクセス特急)とほぼ互角。京成本線経由なら乗り換え必須とはいえ、運賃では有利・時間もJRとほぼイーブン


== 関連項目 ==
===JR[[東海道新幹線]]VSJR東海道本線===
*[[情報処理技術者試験]]
#国鉄時代は同一会社の運営だったが、分割民営化に伴い異なる事業者で運営するようになった。
#2013年にJR東日本が都区内・りんかいフリーきっぷ類を休日おでかけパスに統合した。
#*これにより東海道新幹線も使えたこだま都区内・りんかいフリーきっぷは廃止に。
#2016年、JR東海は東京メトロと組むことによって、新幹線&メトロ東京日帰りきっぷを発売することとした。


== 外部リンク ==
[[Category:鉄道路線|きようこうかんとう]]
*[https://www.ipa.go.jp/index.html 独立行政法人情報処理推進機構]
[[Category:関東の公共交通機関|きようこうてつとうろせん]]
 
{{資格試験・検定試験}}
{{デフォルトソート:こうとしようほうしよりきしゆつしやしけん}}
[[Category:情報処理技術者試験]]

2022年5月6日 (金) 13:31時点における版

千葉・茨城方面

JR上野東京ライン常磐線VSつくばエクスプレス

  1. つくばエクスプレスの開業により、常磐線の乗客が流れることに。
    • JRも負けじと特別快速を設定。ひたち誘導もあるので上野~土浦で運行開始。
      • その特別快速のために新型車両E531系を導入(実際は取手以北を走る普通列車にも使われている)。つくばエクスプレスより一足先に普通列車で時速130km/h運転を開始した。
    • つくばエクスプレスはこの成功と裏腹にその輸送容量の低さを露呈することになってしまった。
  2. そして上野東京ラインの開業により品川乗り入れを果たす。秋葉原より先の需要に乗客を求めることに。
    • 取手以北直通の少なさがネックだったが、開業2年半後に大増発。
    • 後に昼間は全て品川直通になる反面、その実態は特快に大ナタを振った分が減便されるためTXに対する白旗宣言だと見る向きも
  3. ついでに特別快速の停車駅に北千住を追加。つくばエクスプレスからの乗り換え客を秋葉原から北千住に切り替える作戦も実行した模様。
  4. もともとつくばエクスプレスはJR線になるはずだったのに、意図せずに競合鉄道路線が誕生してしまったあたり、今までのJRが私鉄をどうみていたのかわかる。
    • 国鉄からJRになり、儲からないだろうと見込んだために手を引いてしまった。JRが誕生しなかったら第三セクターではなく国鉄が運営していたかもしれない。

JR総武本線(快速)VS京成本線・京成成田空港線

  1. 総武線複々線化前は京成もかなりの需要があったが、総武線快速が大増発したことにより線形の悪い京成が不利に。
  2. JRの方が線形がいいので、京成沿線からの利用客は船橋で乗り換える。
  3. 総武線快速は横須賀線と直通しているため、新橋や品川へも直通で行ける。
    • ただし一部東京止まりがあるので、品川まで行くのは毎時6本中4本程度しかないが。
    • 京成も対新橋で都営浅草線と協力してエアポート快特の増発と京成高砂での特急接続を強化することにより、スピードをアピールすることに。
  4. 対成田空港でも競合している。
    • 特急は成田エクスプレスVSスカイライナー、料金不要ではエアポート成田VSアクセス特急・本線特急
    • 成田エクスプレスは上野以外の山手線主要5駅に停車。上野にはスカイライナーが160km/hで向かう。
    • 料金不要はエアポート成田が毎時1本しかないのは痛手。こちらはアクセス特急と本線特急に軍配があるらしい。
      • 本線特急は20分間隔、アクセス特急は40分間隔。
        • アクセス特急は昼間は京成高砂で本線特急に接続できるため、京成上野から行く場合にでも対面乗り換えで速いアクセス特急に乗り換えることができる。
          • しかしアクセス特急は運賃が本線より高いため、実質料金を取っていると言われても過言ではない。
            • 京成上野基準で210円、押上基準で230円高い。
        • 2019年に本線特急半減、残りは地下鉄からの快速と成田発着の快速特急となり、本線空港客にしてみればいいのか悪いのか
          • 続く改正では半減された本線特急が快速格下げとなり、「空港アクセスはスカイアクセスに投げた」、一部では「スカイライナー誘導」などと揶揄されるほど
      • しかも、エアポート成田は京成本線よりも遠回りな上、運賃もアクセス特急より高い。
      • 最近は一部時間帯で30分毎になってきているが。
    • この両社、対成田空港では1000円バスで代理戦争状態。
    • 新小岩でグモるNEXを避けてスカイライナーを使う客も多い。京成は漁夫の利。
    • 地方空港で場外乱闘をする羽田と違い、こちらは京成が一部のLCC機内や就航先でスカイライナーの割引券を売る程度。
  5. 一応上野~成田間でも競合している。
    • JRが特定運賃を敷いているが、常磐線回りでの設定の模様。
      • この距離では普通運賃も定期券も京成にかなわないらしい。
        • JR成田線に成田湯川があれば京成成田空港線との競争力も上がる気もするが、設ける予定はないらしい。
        • 上野→成田の終電で見るとJRが常磐線内快速で23時20分発なのに対し京成は全区間各駅停車で23時30分発。東京発の総武快速線でも同じくらいなあたり、やはりルートの差が大きすぎる...
    • 上野東京ラインの開業により、朝ラッシュ時に限り常磐線経由でも成田から東京・品川まで1本で行けることに。
      • ただし所要時分で総武線回りに負けるので、成田からの有効本数は増えていないらしい。
    • 鉄道国有法交付前は、総武鉄道と日本鉄道で争っていた(我孫子経由と千葉経由)
    • 2019年に京成側は半分だけとはいえ昼間に成田発着の快速特急を出すことで成田客の速達&着席需要を同時に満たすことに
  6. 東京~千葉で考えればJRの圧勝。京成千葉線は完全に対東京輸送を捨てJRの補完状態
    • 京「葉」電鉄ではなく京「成」電鉄だしなあ……まあ成田開業前に千葉乗り入れを果たした過去はあるとは言え。
      • そのせいで千葉急行電鉄が破綻している。
    • バイパス線は京成ではなくJRの京葉線。
  7. この闘い、元々は成田山への参拝客の奪い合い。
    • これがきっかけで庶民の間に有名寺社に初詣に行く文化が生まれた。
    • これで成田山新勝寺の知名度が大幅に上がり、沿線から遠い宗吾霊堂や鉄道誘致に失敗した芝山仁王尊が凋落。
  8. ちなみに数字で見る鉄道によれば、競合区間は上野~市川(市川真間)だそうで…
    • しかし地元の要望を蹴ってまで市川真間の快速通過を続けているのは悪あがきか。

JR総武本線VS都営地下鉄新宿線

  1. 都営新宿線本八幡開業により勃発。
    • 都営新宿線は急行を設けたものの、昼間だけなのでラッシュ時はJRに取られっぱなし。終日快速または通勤快速を設ける東西線とは対照的。
      • その昼間の急行ですら大幅縮小の憂き目にあってしまった。
  2. 山手線内完結の利用であれば新宿線も比較的速い、ただし高い。JRは山手線内の激安特定運賃なので。

JR総武本線VS東京メトロ東西線

  1. 東京メトロ東西線西船橋開業により勃発。
    • 津田沼まで乗り入れているのでJRとは協力的と思いきや、実はJRにより東京~西船橋間で特定運賃を敷いている。
      • とはいっても普通運賃も定期券も所要時分も東京メトロにはかなわない。
    • JRはホームが混雑するという理由で総武線快速の西船橋停車を拒否。
      • その代わり武蔵野快速を東京駅まで乗り入れるように。
        • その武蔵野快速も各停に格下げされてしまった。

都営地下鉄浅草線・京成本線VS東京メトロ東西線東葉高速鉄道

  1. 東西線が延伸した形で東葉高速鉄道が開業したことにより勃発。
    • 京成は東中山行きの急行の都心延伸や快速特急・通勤特急で対抗。それに対し東葉は東葉快速を運行することに。
  2. 2014年に東葉快速は廃止することに。
    • それでも、時間的には東葉高速の方がまだ有利。
  3. 東葉高速は値段が高いのがネック。勝田台の始発需要以外、京成沿線から東葉高速で都心へ出るという選択肢は出てこない
    • メトロの格安運賃も東葉高速の高額運賃でチャラ。

埼玉・栃木・群馬方面

JR宇都宮線・日光線VS東武スカイツリーライン・東武日光線

  1. 国鉄が「日光形電車」をいれたら、東武がDRCを投入した。
    • デラックスロマンスカー←小田急笑
  2. もっとも最近は東武特急がJRに乗り入れるなど、競合意識は薄れつつあるみたい。
  3. JRは宇都宮でスイッチバックが必要になるのが最大のネック。
  4. 対日光の観光客輸送だけでなく、東京都心から久喜・宇都宮方面の通勤通学輸送でも競合関係にある。
    • ただし、対宇都宮輸送では値段だけなら東武が圧倒的有利だが、それ以上の時間と手間がかかり全く相手にされていない。
      • 2020年に南栗橋から宇都宮まで乗り換えなしにはなったものの、それでも本数・時間を考えるとJRが圧倒的に有利。
  5. 日光線の快速・区間快速はJR線乗換え駅の栗橋を通過するが、これはJR線に利用客が流れないようにする為らしい。
    • かつて区間快速は停まっていたけど、上記のとおりの事が起きたため通過になった。
    • と思っていたら、区間快速・快速のミクリ以南切り捨てを機に代替列車が栗橋停車に。
      • しかも、公式が「JR宇都宮線との乗り換え利便性の向上を図る」と白旗宣言とも取れる発言
      • 片や、同じ改正では久喜までの終電繰り下げや久喜への特急の停車拡大を図り、JRから久喜の客を奪い取ろうとする姿勢も垣間見える
  6. 2020年のダイヤ改正で新たにTHライナーの運行が開始されたが、東武側の起終点が久喜なのはJRを意識しているのだろうか。
    • 上野~久喜で比べた場合、所要時間では宇都宮線に勝てないが、座席指定で必ず座れるというのが強み(宇都宮線のグリーン車は混雑によっては座れないし)。

JR埼京線川越線VS東武東上線・東京メトロ副都心線VS西武新宿線

  1. 山手線西側のターミナル駅から川越市に向かう間の競合。
    • 正直都内~川越での輸送はJRに勝ち目が全くない。
      • どちらかというと川越線は大宮からの輸送という感じ。無理に例えるなら東京都区部から東武野田線を使って大宮まで行く人がいるのかというのに近い。
    • 最大の敗因は埼京線の終電の早さ。
      • それに川越線内がほぼ単線というのもネック。
        • 朝ラッシュ時は申し訳なさ程度に指扇始発がかなりある。
      • やっと伸びて新宿24時00分発とか…
        • ※この最終は、新宿から埼京線に行く最終列車である。これ以降は池袋まで山手線で移動し、赤羽行きに乗るしかない。
        • しかし西武新宿線の23時58分よりは遅くなった。
      • そして2019年11月より埼京線内で快速停車駅が増えて所要時間が延びましたとさ。
    • 都内~川越は東武の圧勝かと。JRも西武も遠回りしていて勝ち目ない。
  2. 川越ー池袋間の所要時間でも埼京線の通勤快速(大宮ー赤羽間の停車駅が武蔵浦和のみ)と東上線の通勤急行(志木まで各駅)が同じで勝ち目がない。
    • 通勤急行は廃止になりました。
  3. 埼京線と東上線は、武蔵野線の乗客の取り合いもしているらしい。
  4. 東上線は夕方だけではなく朝にもTJライナーを運行し始めた。
    • TJライナー登場前は新宿からは西武新宿線、池袋からは東武東上線とすみわけされていた感があるが、今では小江戸VSTJライナーという構図も見れる。
      • 料金不要列車では西武は新宿線快速急行の廃止と急行系統の減便、東武は東上線快速の新設に伴う増発と、勝敗が目に見える。
    • 料金を取っても乗ってくれるとたかをくくっているのか、それとも速さアピールをし始めたのか…
    • 東上線は川越への観光需要を見込んで11年ぶりに特急を復活させる戦術を繰り出した。
      • しかも種別名に川越を冠する意気込み。
        • でも既存の快速急行との違いがよくわからない…
      • その1年後、同じ理由で西武が快速急行を復活させて後追い
  5. 東武は東上線を副都心線と直通させることにより、川越から新宿・渋谷需要を取り込むことに。
    • 2008年当初は副都心線内は急行でも東上線内は普通だったため、距離は短い割に時間がかかった。
      • もっとも和光市で東上線急行と対面接続したのであるが。
    • 2016年にFライナーを導入。ついに副都心線直通列車は東上線内急行運転開始。
      • これで渋谷・新宿からの需要を本格的に取り込むことに。
        • おそらく埼京線を意識したものだと思われるが、対新宿では西武と三つ巴の戦いに。
    • 更に、Fライナーや直通の快速急行の設定で神奈川方面の需要も取り込もうとしている。
      • 埼京線も相鉄直通で神奈川まで延びたが、同時に快速がスピードダウン+そもそも川越発着の相鉄直通は皆無で勝負する気なし
      • 2023年春には東上線⇔相鉄直通も予定している。
  6. 昼間は新宿周辺基準でJR(新宿)毎時3本、西武(西武新宿)毎時3本、東武(新宿三丁目)毎時2本と、どれも接戦。
    • ただしラッシュ時は西武が圧倒的優勢。ラッシュ時に川越から副都心線直通が少ないのが仇に。
      • 朝の副都心線は西武池袋線方面ゆきの方が圧倒的に多い。東武直通は1時間近く空く。志木まででも延びないものか。
    • 昼間も西武なら急行拝島行きに乗っても小平で普通本川越行きに連絡できる。実質先着毎時6本だに。
  7. 東武池袋駅では、JR線ホームから見え易い場所に「池袋から最速27分で川越へ」と早さをアピールした宣伝広告を貼っている。


多摩方面

JR中央本線(快速)・青梅線VS西武新宿線・西武拝島線

  1. JRは中央線快速のスピードアップと青梅特快の増強。対する西武は拝島線に拝島快速を設けて所要時分で勝負することに。
    • JR青梅線も西武拝島線も枝線のため、あまり力は入れていなかったが、徐々に力を入れることに。
  2. そして西武は時間対決をやめ、急行に一本化。ただし直通本数を毎時2本から毎時3本に増やした。
    • ただ単線区間も長く、行き違いでそこそこ止まったりもする。
  3. 普通運賃では西武が勝るが、定期券は特定運賃を敷くJRの方が安い。
  4. 小平・萩山・小川と3連続で続く平面交差もネック。
  5. 西武は臨時レッドアローで数年間実験をした後、S-TRAINを拝島ライナーとして投入。
    • JRは青梅ライナーを走らせているが、こちらは2019年に減便かつ全指特急格上げで値上げになるため勝負ありか

JR中央本線(快速)VS京王線

  1. 安さの京王がJRと対抗。
    • JRも特定運賃を敷くも、あまりにも京王が安すぎるので普通運賃・定期券ともにかなわない。
      • 6ヶ月定期ならJRのほうが安い。
  2. 高尾山目当てで京王が延伸したところ、競合区間を増やすことに。
  3. 双方とも主に複線のため、朝ラッシュ時は軟弱。
    • 本格的なラッシュ時間帯にはJRは通勤特快、京王は特急を運行するが、一番激しい時間帯は快速と急行しか運行できない。
  4. JR中央ライナーに対抗して、京王も座席指定制列車を導入することに。
    • JRは更にグリーン車の併結もする予定。
    • その中央ライナーはグリーン車の導入を待たずして事実上の値上げ。
  5. 特別快速が誕生したのもこの区間。
  6. 安さは京王有利だが、速さはJRが有利。京王は停車駅の増加もありスピードダウンが顕著。

京王相模原線VS小田急多摩線

  1. ともに多摩ニュータウンに乗り入れる路線。しかし橋本まで行く京王の方が優勢。
    • そもそもルート上も小田急は遠回り。
  2. 開業当初、京王は新宿まで快速を運行。しかし小田急は線内各停のみで、急行停車駅に新百合ヶ丘を追加することにとどまった。
  3. そして京王は急行も乗り入れを開始することに。慌てた小田急は多摩急行を新設。
    • しかし走行距離と速度の関係で新宿での直接対決では小田急は勝てず、仕方なく東京メトロ千代田線に逃げることに。
      • 一応代々木上原で区間準急というものに乗り換えができた。どちらかというと経堂・成城学園前・登戸向けだと思われるが。
      • ところが、小田急は複々線化で千代田線と縁を切ってまで新宿直通を増やすことで京王とガチンコ対決を挑むことに。
  4. そして京王は橋本特急を復活。所要時間を大幅に短縮することに。
    • しかし昼間は需要を持て余したのか、千歳烏山と笹塚に停まる準特急に格下げ。ただし夕ラッシュ時は特急のまま存続。
      • これが決め手となり、多摩線からロマンスカーが全廃した。
      • 府中方面への特急(準特急)と続行運転だったからねぇ・・・。どうしても乗客が分散してしまう。
    • 結局、特急自体が準特急へ事実上格下げられることになり、停車駅数だけで見ればかつての都営直通急行と変わらない事態に。
  5. 朝ラッシュ時は京王は急行までしかないので小田急が優勢かと思いきや、この時間帯も実は京王が優勢。
    • 小田急多摩線の朝ラッシュはだいたい新宿行きの急行と新百合ヶ丘行きの各停。京王は急行・区間急行が新宿まで乗り入れるし本数も多いため、圧倒的に優勢。
    • 複々線化で多摩センター~新宿は小田急:40分(通勤急行) 京王:50分(急行)に。多摩センター始発もある小田急が一気に有利に。
      • 京王は定期券値下げ&京王ライナーで対抗。
  6. そもそも小田急多摩線はまだまだ未完成路線であるということを忘れちゃいけない。京王もだが
    • 相模原まで伸びたら小田急多摩線の空気輸送が改善されるんだろうな(遠い目)。
  7. 2018年3月、小田急の複々線化完成vs京王の値下げ&座席指定列車の設定で競争が激化・・・、するのか?
    • 小田急は京王に対して喧嘩を売る、というより宣戦布告とも取れるダイヤ改正の実施を予告
    • 対新宿での競争が過熱する反面、都心・地下鉄直通は京王は相模原線内は各停へ格下げvs小田急に至っては全廃方針が示されてもはや二の次。
      • 実は相模原線側は準特笹塚停車急行接続で神保町や市ヶ谷駅までの所要時間を大幅に短縮し、大手町までだと小田急より安くて早い
    • 蓋を開けてみたら快速急行はラッシュ時のみで、それ以外の時間帯は急行が新宿へシフトしただけ+新百合乗換の快速急行が最速なのは相変わらず。
    • それから2年、昼間は過剰供給で両社とも優等種別を一部各停へ格下げする事態に。
      • ただし京王は平日午前中、小田急は平日夕方と休日日中と変更した時間帯が異なる。

神奈川方面

JR湘南新宿ラインVS小田急小田原線小田急江ノ島線

  1. 山手貨物線の旅客化に伴い、小田急でも対抗策を練ることに。
    • 最初は湘南急行として江ノ島線内だけ停車駅を絞ることに。
    • しかし小手先戦術だけでは通じず、混雑が集中することを承知で快速急行を新設。
      • とうとう日中は急行自体全廃してしまった。
      • 都内完結利用者の怨嗟の声はそれはすごいという。
    • 運行当初の快速急行はロマンスカーの合間を縫って設定されていたため、間隔もばらばらに。運行当初は江ノ島線系統のみだった。
  2. 2016年、小田急が快速急行を大増発する改正を実施。これにより藤沢・小田原への快速急行本数が湘南新宿ラインを上回ることに。
    • 小田原方面は快速急行と急行が連続発車する謎ダイヤ。まぁ藤沢ゆき快速急行が追い付いてきて大野で接続するのだが・・・
  3. 藤沢駅で壮絶な広告合戦が繰り広げられている。
    • JRは速さを、小田急は藤沢始発と運賃を宣伝。
  4. 速さはロマンスカーを使わない限りはJRに軍配が上がるが、値段と本数は小田急の圧勝。
    • 藤沢はまだしも、小田原まで来る湘南新宿は絶望的に少ない。
  5. 2019年冬以降、相鉄新横浜線の開業で今度は相鉄(海老名・大和・湘南台)からの客取り合戦が激化する可能性も。
    • ただ、申請された運賃を見る限り、小田急は全く相手にしなさそう。
    • でも相鉄JR直通線はほぼ新宿始発で並べば座れる&終日特急運転で攻めてるぞ?
      • 相鉄沿線から小田急に乗り換えるor渋谷に行く客は取り合いになりそうだが、海老名・大和・湘南台対新宿は相手になりそうに無い
    • むしろ三田線直通で大手町方面への客取り合戦が激化する可能性が高い。圏央から大手町方面への鉄道網が貧弱なことを考えたら尚更。
      • この場合小田急は東京メトロと手を組んで千代田線直通列車を増発しそう。小田急&メトロは運賃と所要時間、相鉄は海老名から座って大手町へ行けるというメリットで攻める気がする。

JR湘南新宿ラインVS東急東横線東京メトロ副都心線

  1. 山手貨物線の旅客化に伴い、湘南新宿ラインが開業。それに伴い東急が対策を練ることに。
  2. 東急東横線は当時急行と各停しかなかったが、渋谷~横浜を最短27分(当時)で結ぶ東横特急を新設。
    • この際に横浜まで乗り入れない日比谷線直通各停を減らした。
      • そして副都心線直通で全廃。
  3. 東横特急はその後元住吉改良により最速25分に。しかし副都心線直通開始に伴う剛体架線区間の延長に伴い、26分にのびた。
    • 渋谷駅地上時代はサザエさんがスピードをしきりに宣伝していたが、今ではのるるんが運行本数の多さと寄り道スポットが多いことを宣伝している。
      • JRもそれに負けじと、「湘南新宿ラインを使う理由(わけ)」でスピードをアピール。
        • そうは言っても速いのは1本/hの特別快速だけで、快速だと特急(時間帯によりFラ)とほぼ変わらないし、横須賀-東北本線系統の種別は急行とトントンである。
  4. 副都心線との直通開始に伴い、新宿三丁目・池袋乗り入れを開始。
    • ただ、各社ごとに種別が変わりわかりにくかったため、日中に限りFライナーの愛称を与えることに。
  5. JRも負けじと、武蔵小杉駅を湘南新宿ラインに設置。
    • 渋谷までは毎時4本で運賃も割高あるが、横浜までは横須賀線と合わせて毎時8本で東横特急よりも速く、しかも東急と同額。輸送力も最大15両のJRの方が先着では多い。
      • 武蔵小杉~横浜間の普通運賃では同額でも、通勤定期はJRの方が安い。ちなみに通学定期は東急の方が安い。
    • 東急唯一の救いは、湘南新宿ライン武蔵小杉駅まで相当歩くこと。
      • 横須賀線小杉駅自体元々の市街地とは逆方向にあるため既存の利用者は流れにくい。
    • JR側に相鉄がやって来ることで渋谷・新宿までは日中でも2~3本増発されることに
      • 相鉄の東急直通が始まると、場合によってはJRvs東急による渋谷・新宿方面への相鉄直通客の取り合いが起こる可能性も。
  6. 休日は東横特急・湘南新宿ライン、どちらも阿鼻叫喚の混雑。横浜までまず座ることはできない。
    • え、東横線空いてる号車狙えば10両編成ならほぼ確実に座れるし8両編成でも大抵座れるけど???
  7. どちらも輸送障害に定評がある組み合わせだが、どちらかと言えば東横線系統のほうがまだマシ。
  8. 埼京線渋谷駅がハチ公口近くに移ってくる、東急涙目。

京急空港線VS東京モノレール

  1. 羽田空港輸送で対抗。東京モノレールはJRの子会社となったため、実質京急VSJRと言われても過言ではない。
    • 東京モノレールは開業当初途中駅はなかったが、だんだん途中駅ができたことで所要時分がのびることに。
      • それでも6分間隔の普通しかなかったため、所要時間では京急に及ばなかった。
  2. かつて羽田空港のターミナル乗り入れが許されたのは、東京モノレールだけだった。
    • その後、輸送量が足りないということで京急が乗り入れるようになり、エアポート快特を繰り出したため東京モノレール総崩れ。
    • 東京モノレールも負けじと快速を設定。それだけではかなわなかったので、空港快速を設けることに。
    • 京急も京急蒲田付近立体交差化完了により、スピードアップを実施。
      • 同時に急行も昼間は快特格上げにより平均所要時間もスピードアップ。
        • そのおかげで立会川と平和島が不便になった。蒲田以南はエアポート急行増発で本数増えたのと対照的。
    • 競争の激化でモノレールは快速、京急は快特を大量設定して途中駅を切り捨て、完全に対都心輸送へ舵を切ることに。
      • が、流石にラッシュ時は沿線の途中駅に配慮して速達列車を設定できずスピードダウン
  3. 両社とも割引きっぷ競争を行ている。
    • 京急は都営地下鉄とタッグを組み、都営地下鉄各駅から羽田空港までの往復が1020円になる割引切符を長期休みなど期間を限り発売。
    • 対して東京モノレールは山手線内各駅まで500円で行ける切符を発売。
    • 東京モノレールは往復羽割きっぷを800円にて全国17の空港で発売している。
    • 京急は地方のバス会社とタッグを組み、羽田京急きっぷを発売している。
      • 品川・横浜~羽田、地方空港~目的地までのバスの往復切符がセットになっており、東京でもそれ以外でも発売している。
  4. 上野東京ラインにより親会社が京急に加担することに。京浜東北線しか止まらない浜松町と列車線のターミナルである品川の差がはっきりと。
    • もとから総武快速線も同様であった。
    • 子会社だけでは対抗できないとでも思ったのか、遂には親会社自身が羽田空港へ殴りこむ構想をぶち上げた。
  5. 蒲田以南からだと京急の競合相手は、自社のバスだったりする。
    • YCATからのバスはエアポート急行の増発がされても需要がある。東京口では京浜東北線の駅を結ぶものが多いが。
  6. 面での広がりでは圧倒的に京急・都営が有利。浜松町に対して品川というターミナルの立地差も大きい。
    • 日本橋や新橋、浅草、スカイツリーなど乗り換え無しで行けるエリアが数多く、また乗り換えがあったとしても1回で済むエリアはかなりある。
      • 成田空港までも40分間隔とは言え直通で行くことが出来たり。
        • まぁ成田-羽田の空港高速バスの方が圧倒的に多くて速いのだが・・・空港線沿線住民も多くは地下鉄では無くこちらを廻るのだとか。
      • 上述の通りJR沿線でも北関東3県・埼玉・千葉ではJR系の東京モノレールより京急のほうが早い事例が増えてきている。
  7. この両者、地方空港やそこまでのアクセス手段には多数の広告、空港には券売機を設置して羽田に着く前から場外乱闘。
    • でも最近地方空港の券売機を減らしているそうな。
  8. 2019年に京急が空港加算運賃の引き下げによって大幅な値下げを断行。浜松町まですら京急+JRor都営の方が安くなる事態に
    • モノレールの親会社が空港に乗り込む10年も前に京急がモノレールに宣戦布告、というよりはトドメを刺すといっても過言ではない情勢に。
    • それに対しモノレールは定期運賃を値下げ。空港の従業員などを取り込む方向に。
  9. 分かりやすさであればどれ乗っても浜松町へ1本のモノレールの方が無難。京急は横浜方面もあるため初心者には複雑怪奇そのもの。
    • あまりに複雑怪奇なため、京急はパンフレットなどで「この行先は都心方面」などと案内を出している。

JR東海道本線横須賀線VS京急本線・京急逗子線

  1. 最大三複線のJRと複線の京急が競合。
  2. 品川~横浜間で競合している。
    • 品川~横浜間ではJR、京急ともに特定運賃を設定。しかし、京急の方が本数が少なく、運賃が高くなってしまった。
      • 京急も負けじと特定運賃を他区間にも設定しているが、残念ながらJRに料金でも劣ることに。
        • 本来JRでは正規運賃で410円かかるが、品川横浜間だけは特定運賃で290円に。120円引きの出血大サービスには流石の京急も白旗を振る
  3. 横浜~逗子・新逗子でも競合している。
    • 横須賀線と逗子線エアポート急行は運行本数はそれほど変わらず。
    • ただし運賃はJRが特定運賃を敷くものの、京急にはかなわず。
    • 京急もかつては特急が20分間隔だったが、今では増発が行われ10分間隔に。
      • ただしエアポート急行になったので、所要時分がのびた。そして、上大岡で快特に抜かれることに。
      • 対都心方面だと原則直通で行けるJRの方が有利に見えるが、京急も快特乗り継ぎでの所要時間+運賃を考慮すれば互角。
  4. 品川~横須賀・久里浜でも競合している。
    • JRの特定運賃は新橋~久里浜の中でも設定。都営浅草線も意識して設定している。
    • 京急は快特が走るが、横須賀線の日中は逗子で乗り換える方が多くなってしまった。
      • 横須賀市内も京急の方が中心部を走っているため、需要は高い。
      • 京急快特は余裕があるので、金沢八景を停車駅に追加した。
    • 横須賀市ではJRの横須賀駅は京急横須賀中央駅はおろか、快特通過駅の汐入駅よりも使われていない。汐入駅の半分程度。
  5. 蒲田~新杉田を走る京浜東北線・根岸線とも競合している(特に蒲田~横浜)。
    • 京急はほぼ京浜東北線の停車駅に合わせたエアポート急行を運行開始。
      • それまで京急川崎~金沢文庫間で昼間毎時12本運転の普通を半減させることで実現した。
      • 下りは蒲田で快特に後続するので品川で座れなかった時などにも利用価値がある。ただ最高速度が低いので疾走感では少し劣る。
  6. 直通先も含めるなら品川~成田空港でも競合している。
    • スピードは京急の方が有利だが、運賃ではJRの方が有利(快速を使用した場合)。
      • 実は運賃でも京急(アクセス特急)とほぼ互角。京成本線経由なら乗り換え必須とはいえ、運賃では有利・時間もJRとほぼイーブン

JR東海道新幹線VSJR東海道本線

  1. 国鉄時代は同一会社の運営だったが、分割民営化に伴い異なる事業者で運営するようになった。
  2. 2013年にJR東日本が都区内・りんかいフリーきっぷ類を休日おでかけパスに統合した。
    • これにより東海道新幹線も使えたこだま都区内・りんかいフリーきっぷは廃止に。
  3. 2016年、JR東海は東京メトロと組むことによって、新幹線&メトロ東京日帰りきっぷを発売することとした。