東海の城
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岐阜
神岡城
- 所在地:飛騨市(神岡町)
- 河岸段丘(でいいのかな?)の崖の上に建つ。
- 天守閣から街を眺めるのも良し、川から天守閣を見上げるのも良し。
- 天守閣があるが、昭和時代に無理矢理造ったもの。戦国時代にはなかった。
- 敷地内には鉱石の博物館がある。流石は鉱山の街、神岡。
- さらに民家を移築した民俗資料館がある。共通入館券でどうぞ。
- スーパーカミオカンデについては資料館はない。ちょっと離れた道の駅へどうぞ。
- 歴史を感じたいならこちらの城より近くの江馬氏の館跡に行くのが吉。
高山城
- 所在地:高山市
- 江戸時代は陣屋だったので天守閣とかはない。
- 高山城は山の中で、陣屋は結構・・・街中じゃなかったっけ?
- 金森長近さんの像が建つ。
- 城跡そのものよりも、城下街の方が見所。昔の商家なんかが残っていて見学出来るし。
郡上八幡城
- 所在地:郡上市(郡上八幡)
- 山の上に建ち街を見下ろす。
- 一説には山内一豊の妻が生まれたのはこの町だとかで、夫婦絵を描いたの写真撮影用顔ハメ板がある。
- 掛川城にもある。考えることはどこも変わらないよいうだ。
- 城から見ると亀の形をした体育館が目立つ。
- ここも城下街が良い感じ。水路沿いの遊歩道などの散策をどうぞ。
岐阜城
トーク:日本の城/東海に、岐阜城に関連する画像があります。
- 所在地:岐阜市
- 標高差300mの山城。なのでロープウェイがある。
- 難攻不落の城、に思えるのだが、落城2回。
- 城主が軒並み非業の死を遂げる不幸な城とされる。
- 土岐頼芸:美濃国の守護だったが、1541年、斎藤道三に下克上されて追放される。
- 斎藤道三:1556年、息子の義龍に謀反されて死亡。
- 斎藤義龍:1561年、急死。享年35。
- 斎藤龍興:1567年、信長に家臣を調略された上で攻め落とされる。その後伊勢長島などを流浪するも1573年戦死。
- 織田信長:1582年、天下統一を目前にして明智光秀の謀反により本能寺の変で横死。(そのときは岐阜城を嫡男・信忠に譲り安土城に移ってますが。)
- 織田信忠:同上。享年26才。
- 織田信孝:1583年、柴田勝家と組んで、織田家の家臣だったのに天下を横取りする豊臣秀吉と対立するも負けて切腹。享年26才。
- 池田元助:1584年、小牧長久手で戦死。
- 豊臣秀勝:1591年に城主になって、1592年に死亡。
- 織田秀信:1600年関ヶ原の合戦で西軍につくが、福島正則ら東軍に攻められ落城。高野山へ配流され1605年死亡。享年26才。
- どこまで事実か知らんが、斎藤道三が戦死するときに、「今後、稲葉山の城に住むものを呪ってやる」とか何とかいったそうな。つまりそのせいなんだと。
- 岐阜市近辺ではよく目立ち、シンボル、ランドマーク的役割を果たす。
- 昔は稲葉山城といった。岐阜城と命名したのは織田信長。
- 麓にギフチョウの博物館もある。
- 後に加納城を作るときに、ここの資材を活用したらしい。
- 天守が加納城の御三階櫓として利用されていたとか。他にもそんな例はあったらしい。
大垣城
- 所在地:大垣市
- 関ヶ原の合戦前に西軍が陣取っていたところ。
- なので、天守閣のの展示もそれメイン。
- 戸田氏鉄さんの銅像がある。えっと、失礼ながらどなたさんですか?(初代藩主らしいけど)
墨俣城
- 所在地:大垣市
- 羽柴(豊臣)秀吉の一夜城として有名。
- 岐阜城を攻めるための城のはずだが、結構距離がある。直線距離で11kmほど。
- 急造の城なので、天守閣だの防衛の施設はそんなになかったはず。なのに現代では天守閣がある。
- ふるさと創生1億円で造ったとか。で、なかったはずの物を造って当時の墨俣町長が責められたらしい。
- そもそも墨俣一夜城自体史実か怪しい。秀吉が美濃攻略で一気に出世したのはほぼ確実だが、どう活躍したかは史料がなくて現代でもよくわかっていない。そこで『甫庵太閤記』の「新城の城主になった」という記述を膨らませて、『絵本太閤記』の作者が出世の理由を分かりやすく説明するために創作したのが墨俣一夜城の逸話だろう。
- 台風で旧足守藩木下家の蔵が被災して、そこから出てきた古文書の記述から、墨俣一夜城については史実認定されたんじゃなかったっけ?
川手城
- 所在地:岐阜市
- 今じゃ跡形もない。
- 済美高の近くに、記念碑とちょっとした公園として残るのみ。
- 正確な場所としては、もう少し東南に当たるらしい。かといって岐南駅までは行かないそうな。
- 加納城を作るときに、土塁の土塊一つにいたるまで全て持って行かれたせいらしい。
- 済美高の近くに、記念碑とちょっとした公園として残るのみ。
- 土岐氏の本拠。
- 最盛期には、お公家さんや、足利義視などが土岐氏を頼って来るほどだったらしい。
静岡
駿府城
- 所在地:静岡市
- 徳川家康の隠居したあとの城。銅像あり。
- そのため皇居と石垣がよく似ている。皇居の石垣を6~7割スケールダウンした感じ。
- 元は今川義元の城でもある。まぁ、その後の家康が大人物すぎて目立たないんですが。
- 堀、土塁はあるが建物はない結構広い公園。現在も発掘整備しているみたいだけれど。
- 県庁にも土塁に囲まれている部分がある。
掛川城
- 所在地:掛川市
- 小山の上に建ち、新幹線からでもよく見える。
- 関ヶ原の合戦の時に山内一豊が他人のアイデアを盗用し、徳川家康に提供した城。
- 天守閣は山内一豊がその後に移って建てた高知城をモチーフに造ったとか。
- 木造で当時の技術に忠実に再現したため、階段が物凄く急勾配。城の階段は急なものだが、それ中でも急な方だと思う。
- ここ数年、将棋の王将戦七番勝負がここで開催されている。
- 実際に対局が行われる建物は21世紀になって建てられたものだが。
- 近くに二宮尊徳の活動を受け継いだ大日本報徳社の本部がある。
- 講堂は重要文化財。城観光のついでにどうぞ。
浜松城
- 所在地:浜松市
- 小山の上に天守閣が建つ。新幹線からは、、、見えてなかったと思う。
- すぐ近くのホテルコンコルド浜松の方が立派で微妙に萎える。
- 石垣が古様なのだろうが、全体的にしょぼい。
- 江戸時代、この藩から老中などに出世した大名が多かったことから出世城とも呼ばれる。
- 三方原の合戦の時に武田信玄に追い立てられた徳川家康がミソを漏らしながら逃げ込んだ城。
- 城の展示は昔のほうが良かった。
- 昔は薄暗かったが家康や徳川四天王ら家臣の甲冑をズラリと展示(レプリカかもしれないが)。今はありきたりなパネル解説が大半。
愛知
吉田城
- 所在地:豊橋市
- 豊川沿いに建つ。櫓があって、堀、石垣土塁がちょこちょこあるけれど、基本的には公園。
- 東海道筋のそこそこな規模のお城だけれど、さりとて誰が城主とかあんまり有名じゃないなぁ。
- 新幹線停車駅には城下街が多いけれど、豊橋は認識されているのか否か。
岡崎城
- 所在地:岡崎市
- 徳川家康の初期の居城。
- とはいえ思い入れは殆ど無かったようで、もっと豊かな国が手に入るとあっさりとそっちに移っている。
- 思い入れのない城に、長男の信康を配置するとは思えないのだが・・・その辺実際どうなんだろ。
- とはいえ思い入れは殆ど無かったようで、もっと豊かな国が手に入るとあっさりとそっちに移っている。
- おもてなし隊みたいなのもいる。
- 名古屋城にもいる。愛知の城では定番なのか?
- 城下町、というか、旧東海道の宿場町の町筋もちょっと整備されている。
- JRの岡崎駅から近いとおもったら、名鉄の東岡崎駅の方が近いとは・・・。
案内悪い。すっかりだまされた。- というより岡崎市の中心部に近いのは名鉄東岡崎駅の方。
犬山城
トーク:日本の城/東海に、犬山城に関連する画像があります。
- 所在地:犬山市
- 現存12天守の一つにして、個人所蔵のお城。
- 名古屋藩家老の子孫、成瀬さんがお持ちだったが、今は財団の管理だったかな。
- 最近、国の保有になったんじゃなかったっけか?
- 現存天守では日本最古らしいんだが、城にあった説明書きには「国宝の四城では最古」程度にしか書かれていない。
- 福井県の丸岡城とどっちが現存日本最古だか、最近入れ替わったとこだから?
- 長良川沿いに建ち、天守からは長良川の風景が良い。
- 長良川じゃないよ木曽川だよ。
- JR高山本線乗車中に、見える場所がある。
名古屋城
- 所在地:名古屋市/中区
- 尾張名古屋は城でもつ。
- 本丸・二の丸・三の丸がそのまま地名になっている。
- 天守閣の真下にある剣掘にはその昔、名前の通り刃が突き立てられていたという説明を見て興味深く覗いて見ると、マンホールの蓋が2~3見えてちょっとがっかりする。
- 名古屋で最もデフォなコンサート会場の1つである、愛知県体育館がある。
- あそこは空襲まで名古屋東照宮があった。
- 大相撲名古屋場所(7月場所)の開催地。
- 前の広場に、酔っぱらって裸で踊っちゃってるような男性の像がある。
- 空襲で焼失した本丸御殿の復元が始まったが、自称オンブズマンがぎゃあぎゃあわめき散らしている。
- 大戦で炎上させた米軍は「誤爆だった」といっているが、その補償に一銭も出していない。アメリカクオリティ。
- 軍が入っていたので攻撃は致し方のない面もあるが…、
- それよりも、一般市民の住居を丸焼けにしたことの方が道義的に問題と思う。
- 寄付金も集まっているので賛成派が多いと思われる。
- 観光資源としては弱い、むしろ教育・文化的価値の方があるだろう。
- 自称オンブズマンはぎゃあぎゃあわめき散らかせておけばいいのである。どうせどこぞ他から転入してきたエセ市民が主力であろう。
- 2013年5月末から部分的に公開開始。
- 復元障壁画は現代の模写にしては頑張っていると思うが、ただでさえ模写に劣化は付き物であるのに、そもそも現代では当時ほど良質の紙や絵の具が手に入らないし、日常的に筆を使わず昔ほどの厳しい絵筆の修練を積まなくなった今の日本画家では、昔ほどの生きた線を引けないので、どうしても見劣りしてしまうのはしょうがない。
- 大戦で炎上させた米軍は「誤爆だった」といっているが、その補償に一銭も出していない。アメリカクオリティ。
- 河村市長はコンクリートの天守閣もなんとかしたいらしい。
- あんな天守でも市民の寄付で建てられたことを考えれば、建て替えは容易ではあるまい。
- 木造となると防火対策もどえらいことになりそうだ。
- それより木造であんな巨大な天守を作る(そして100年以上もたせる)技術を持った棟梁が、今の世にいるのか?
- 気持ちは分からんでもない。当時はエレベータ付き天守閣で違和感は無かったのかもしれないが。
- 天守閣内の展示スペースが広いのは良いことだと思う。他の城だと空間がないせいで、説明が不十分だったりありきたりになったりするし。
- 模造天守であることがしばしばバカにされる。
- エレベーターは名古屋市民に散々ネタにされている。
清洲城
- 所在地:清須市
三重
桑名城
- 所在地:桑名市
- 揖斐川河口近くに立地する平城。堀も広い。
- 本丸跡は神社になっている。が、軽トラが停まってたり柿安の本社が見えていたり、なんか冷遇されている。
- 本多忠勝さんの銅像がある。
亀山城
- 所在地:亀山市
- 建物は櫓だけ。
- 部分部分 石垣が崩れていたり、ちょっと残念。しかも昭和に造った部分だったり。
- かつて地震発生の折、江戸期の構造物は無傷と言っても良かったのに、昭和に作ったモノはすぐ壊れたとか言う城がここだっけ。
- 旧東海道がそばを通る。
- 正直、城よりも旧街道の方が力を入れて整備されている。
津城
- 所在地:津市
- 堀の大きい平城。
- 築城名人・藤堂高虎が建てた。銅像がある。
- 藤堂氏の家紋にちなんで、ゆるキャラはシロモチくん。
松阪城
- 所在地:松阪市
- 小山の上にある平山城。
- 建物等はないけれど、石垣は残る。
- 本居信長の住居 (鈴屋) が近くにあるが、もちろん移設されたもの。
- ちなみに元々あった場所は現在空き地。なぜ移設したかは謎。
伊賀上野城
- 所在地:伊賀市