ベタな予言の法則

2021年5月5日 (水) 19:21時点におけるイタリア君 (トーク | 投稿記録)による版
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  1. 取り合えず人類が滅亡する。
    • なんでも人類の滅亡など破局に結びつける。
    • 「今の世界が気に入らない」だけにも見える。
      • それは結局今の世界では通用しない者だからこんな形でPR、金儲けするしかないんでしょうw
    • 幸福な未来より不幸な未来の方が今は人気を集めやすいらしい。
    • でも最後まで読むと結局誰1人死亡しないのがオチ。
  2. 空から何かが降ってくる。
    • 宇宙人か核ミサイルか彗星か小惑星か……
      • おたまじゃくしや小魚なら降って来ましたが?
  3. 見事外れて、大衆から嘲笑の対象になる。
    • 予言者はそれをごまかすのに必死になる。
    • Yahoo知恵袋ですら、予言の科学的考察を聞こうとすると「科学系のカテゴリでなくオカルト系のカテゴリで聞いて、科学的知見を見つけてから出直せ」と言われるほど。
  4. 過去の有名な世界史の事件が「予言」として記されていたということになっている。
    • けれど良く見てみると、一致したと考えるにはおかしい部分が多々ある。
    • あるいは極めてあいまいでかつ広範囲に適用できる表現を用いており、的中と判断できる確率が高いものである。
    • 何か事件や事故、災害が起こる度に、「実はあれは俺が予言していた」と被害者や犠牲者を逆撫でする者が出てくる。
  5. 「これまで」の予言の的中率は極めて高いのに、「これから」の予言についてはその期日が経過したあとでみると的中率がほぼ0~1%に近い。
    • そしてその外れた予言のことはなかったことにされ、当たった予言だけが記憶と記憶に残される。
    • 実際は当たった予言÷全ての予言×100=的中率となる根拠も事前に予言したことも全く証明されていない。よって的中率もウソ。
    • こういうことは事前に知っておくから対策がしやすくなるのであって、起こった後で言われても意味がない。
      • 刑法上の扇動行為には当たらないのだから、わかっているなら言えばいいのに。
  6. 当時の世相を反映した予言が多い。
    • たとえば16世紀のノストラダムスの予言が、20世紀末に起こるであろう米ソの核戦争や人工衛星の落下を予言していたなんてことにされていた。
    • ひどい人だと「90年後半の円高」とか「私の郵便貯金の満期」とか……
  7. 期日が明記されていないことが多い。
    • いつ起こってもいいように用意周到な準備が施されている。あといつまでも「外れた」と看做せなくなるので。
      • ただしときおり前提条件が崩れて外れたことが明確になってしまうこともある(冷戦終結、国家の解体、企業の倒産など)。
    • 期日が書かれていた場合、当たったことにするためその日付を勝手にいじる。
      • 1999年7月の予言は2001年9月11日の同時多発テロのことだったとか…
      • よくあるのは「この日で○○暦が終了する」というもの。単純に必要性がないから準備されていないだけでは?
    • 年や月までは指定しても、日や時刻まで細かく指定することはない。批判を防ぐためぼかしたいものと思われる。
    • 検証しえないほど先の日付を指定することもある。
  8. 「的中率は100%」と盛んに宣伝される。
    • でもその的中ってのは、上に書かれていたようなものが実情である。
    • 誇大広告としてBPO案件にならないのだろうか?
  9. 予言がはずれても、その(自称)予言者は反省を全くしない。
    • そして別の予言の宣伝に移るか、予言を都合よく書きかえるないし牽強付会して当たったことにする。
    • 「今回外れた原因は○○暦の読み方[要出典]が誤っており[要検証ノート]、正しく読む[要出典]と△△に終末となる[要検証ノート]」みたいなものなど。
  10. 滅亡の予言は、ある程度のサイクルをもって繰り返される。
    • 1999年の次は2012年、その次は2020か2030年代だろうか?
      • 2036年の様子
        • 但し2036年だけは科学的根拠がある。
          • 彗星の破片の衝突または32bitCPUのオーバーフローによるもの。前者は極めて確率が低いとされ、後者も64bitCPUならば問題ない。
        • Y2Kも科学的根拠はあったんだが……それに変なオカルトが一部で結びついていた。2036年も科学的なものとオカルト的なものが混在した状態で主張される気がする。
  11. どう見ても予言書に見えない文章でも、人によっては予言書とすることができる。
    • イソップ童話でも小説でも。
      • 現代マンガはもとより、「お札」まで
      • 伝説の予言書があると言って、その予言書の実物は実際には全く差し示すことなく予言を説いたつわものもいる。
    • 五島勉はその第一人者。彼は無から有の予言を作ることにたけていた。
  12. 期限が近付くと、にわかにメディアで騒がれるようになる。
    • けれど期限が過ぎると、一瞬で忘れ去られる。
    • ついでに自称予言者も増加。
    • しかし言い出しっぺは鳴りを潜める。
  13. 主人公ヒロインに当てはまっている。
    • 更に物語のクライマックスでその通りのシチュエーションになり、脇役の1人がボソッとその予言(伝承)を呟く。
  14. 予言提唱者の妄想と思想が大きく反映されている。
    • 「ノストラダムスは自分のことも予言していた」って人が90年代には何人もいた。
    • 欧米嫌いだとアメリカやユダヤ人の陰謀論が反映されているし、新興宗教の教祖や信者だと予言を自らの教えに結びつける。
  15. 提唱者は物理など科学的な知識が大きく欠けている。
    • また大量の死者が出て予言が当たることを望むなど、人格にも問題があることがある。
      • そこまであくどくはないと思う。むしろ当たるか当たらないなど2の次。注目されてギャラが入るだけで御の字なのだよ。
    • そこでよく出てくるキーワードが専門家、関係者、海外マスコミ、国連。果ては架空の人物まで登場する。
      • 基本的にアンチ国連やアンチNASAが多く、「奴らはウソを言っている」「奴らを信じたらバカを見る」などと言う。
  16. あまりにも予言の内容が曖昧すぎて解釈次第ではアニメやゲームなどの内容とかにも当てはまってしまう事がある。
  17. ただ煽ったり挑発しているだけなのに、警告などと正当化される。
  18. 大地震の場合、「あの時と同じ現象が起きている」「あの大地震を的中させた」などが決まり文句。
  19. 地震でない限りは実際に対策はしない
  20. ちょっとTwitterとかで書いてみたことが偶然的中しリツイートが稼げたため、調子に乗って預言者になってしまうこともある。
    • 人間なんて数十億人もいるのだから、ランダムに予想させればどれかは当たるのだが、その偶然を予言と持ち上げてしまうわけである。
    • ちなみに、非公開アカウントで毎日予言を投稿し、当たらなかったら削除することを繰り返し、当たった日に公開設定にすれば一見予言できたように見せかけることができる。
    • もしYouTubeで予言をしている場合は広告をつけているか見てみよう。もしつけていたら金が第一目的で予言自体はでたらめとみてよい。
  21. 直接の発言以外にも動物の異常行動や使用機器の異常動作なども予言とみなされることもある。
    • しかし、実際起きた現象との関連性にまつわる研究は一切なされていない。科学者もこんなくだらないものにただですら少ない予算をかけるのはもったいないと思っているのだろうが…。
    • 事実はたくさんあってもそれらを統一的かつ実験室レベルで再現する方法がないためでもあるが。
      • もっとも、科学も再現性があるだけでオカルトと変わらないと言われてしまえばそれまでなのだが。
    • このように再現性のないものは迷信に過ぎない。
  22. 期日だけでなく、そのとき起こる内容も明言しない場合が多い。
    • 「何か起きそうな感じがする」「何かはわかっているんだけど…」など。わかっているなら言えよ。
    • 明言することで倫理的な問題があるのか?
    • なぜか明言を所属機関より禁じられていることも多い(問題なく公開するために暗号を用いるらしい)。また、予言者自体の情報もあまり公開したがらない傾向にある。
  23. 期日や内容を細かく公表するものの、暗号の形で提示する場合も多い。
    • 必ずその暗号が理解できると自称する人が現れる。ヒントを提示する場合があるが、どれも「もっと単純だ」など漠然としたものしか書かない。だから解読プロセスと答えを教えてくれればいいのに。もしかしてわかってない?
  24. 予言自体はものすごく漠然としており、これだけでは何を指すかわからない。そこに具体的な事例が発生すると拡大解釈してでも無理やり当てはめられてしまう。
    • 例えば2012年人類滅亡説を考える。その前触れとして2009年の日食、2010年の感染症、2011年の陸と海の入れ替わり(昇天の準備)が言われていた。日食はともかく、2010年は口蹄疫、2011年は東日本大震災による大津波が当てはめられたが、口蹄疫は人間が感染経路となることはあれど発症することはない。津波に関しても東北地方のごく一部が水浸しになったくらいで「陸と海が入れ替わる」ほどでもない。死者も数千人とは言われているが人類(約60億人)を昇天させるというほど大げさなものでもない。しかもこれらは全部日本だけの事例である。
  25. 予言者はいわゆる「不思議ちゃん」であることも多い。
    • おかしな名前であったり、精度の悪い機械翻訳を使ったような口調だったり、気に入っているからと不自然な位置に芸能人のセリフを入れたりする。
  26. 絵や漫画、カードゲームなどに偶然書いてあったことも予言が当たっているだとか予言的解釈の対象になる。
    • イルミナティカードでよく用いられるのが「複合災害(Combined Disaster)」。挿絵の中で崩れている時計台は銀座和光のそれであると言われている。

関連項目