名園
2020年6月7日 (日) 03:09時点における>吉田宅浪による版 (→楽寿園)
日本
東京
六義園
所在地:文京区
- 柳沢吉保が作庭した庭園。
- どの季節でも見所があるというオールマイティな庭園である。
- 駒込駅の前に門があるが、繁忙期にしか開かれない。
- 普段は駅から少し歩いて、裏通りの所にある門から入場する。
- 普段の入場門は本駒込からも近い。
- 普段は駅から少し歩いて、裏通りの所にある門から入場する。
- あぶれた部分は運動場や公園になっている。
- 観光客も多く訪れる名園。それだけに細くて柵のない橋は渡っていてスリルがある。
- 紅葉も落葉も尋常な量ではない。池に溜まった落ち葉を地面と間違って踏み込む人もいるほど。
旧古河庭園
所在地:北区
- 駒込駅で六義園方向と反対方向にしばらく歩くと見えてくる庭園。
- 六義園とセットの入場券もある。
- とりあえず洋館。
- バラが最大のウリ。
- とにかくたくさんの種類のバラがシーズン中に見ることができる。
- ソテツも植えられている。
- 冬季は寒さ除けのため、頭までワラが巻かれている。
- 洋館と日本庭園には高低差がある。池のある庭園が低地側。
小石川後楽園
所在地:文京区
- 東京メトロの駅「後楽園駅」の由来。
- 後楽園ゆうえんちも。
- そのせいか、都民が後楽園と聞くと岡山の方ではなくここを思い付く事が多い。
- 社会のテストで日本三名園を問われた時などは、答え合わせで紛糾しがち。
- 元々は水戸藩の屋敷だった。
- 正直言って借景は...うん...。
- 静かな池の向こうには、デデンとばかりに大卵。
- 文京シビックセンターは背中を向けて立っている。
- 小石川「植物園」は別の施設。
- こちらは都立庭園。あちらは東京大学が管理する学術施設。どちらも一般向けに開放される名園です。
- しかもそれなりに離れている。
- 光圀公が日本各地の風景を庭に再現したと伝えられる。
- 大泉水は琵琶湖がモチーフ。「唐崎の一つ松」をモデルとした松も植えられている。
- 本家同様、島も浮かんでいる。
- 大泉水は琵琶湖がモチーフ。「唐崎の一つ松」をモデルとした松も植えられている。
旧岩崎邸庭園
所在地:台東区
- 三菱財閥の創始者・岩崎一族のかつての本邸。優美な洋館が何よりの魅力。
- 「お雇い外国人」の一人・建築家コンドルが設計を担当。
- 和館や離れ(ビリヤード室)もある。
- 階段を見ると明らかに地下につながっているが、この部分はプライベート。
- ひょっとすると、地下道で離れまで繋がってるのかも…。
- 文京区と見せかけての台東区。不忍池の向かいにある。
- 湯島と池之端の境。
- 赤いカーペットに木目調の天井や扉。壁も暖色系で落ち着く色合い。
- 庭はいたってふつうな芝生だが、クリーム色の立派な洋館によく映える。
- 正門から入場口まで結構距離がある。
- 砂利道の坂。
浜離宮恩賜庭園
所在地:中央区
- 水上バスの乗り場が園内にある。
- 乗船賃の他入園料も要るらしい。
- 猫がかなり住み着いている。
- 猫目当ての観光客も見受けられる。
- 芝生部分にある四角いベンチで寝っ転がる人も多い。
- お花畑が賑わう。
- 特に菜の花の時期。
- 海側も東京湾を望める良スポット。ベンチにはよく恋人たちがいる。
- 潮入の池。
- 珍しく、園内の大池泉に海水が混じっている。
- 港区にあると間違えられやすい。
旧芝離宮恩賜庭園
所在地:港区
- 浜離宮と並ぶ、東京のもう一つの臨海庭園。
- 浜離宮よりはさすがにだいぶ小さいが、都立9庭園の一員として肩を並べている。
- ちなみに、住所も芝ではなく、「海岸」一丁目。
- かつては浜離宮と同じく潮入の池を持ち、潮の干満によって風景が変化していたが、今の池は真水。
- 浜松町駅のすぐ東隣にある。北口の改札を右に曲がって20秒で入口。
- 庭園内からも、モノレールの浜松町駅がよく見える。
- 造園したのは小田原の殿様。「根府川山」などと相模の地名が付く場所が園内にある。
- 弓道場もある。
清澄庭園
所在地:江東区
- これも岩崎弥太郎による造園。
- 旧岩崎邸庭園の仲間ともいえる。洋館の内装見学が売りの岩崎邸に対し、こちらはいわゆる「和風池泉式庭園」がメインになっている。
- 浜町方面から清洲橋を渡るとすぐそこにある。
- かつては池の水を隅田川の水から引いていた。
- 亀の楽園。池にスッポンが多数生息していることでも少し有名である。
- ここのスッポンは威圧感がある。一緒に泳いでいる鯉よりも大きい個体もおり、しかも人間を発見すると素早く真っすぐ突き進んでくるので、とても見ていてスリリング。
- 近づきすぎなければ別段問題は無いので、楽しく観察しましょう!
- 一応、スッポンは小石川後楽園などでも見られる。
- ここのスッポンは威圧感がある。一緒に泳いでいる鯉よりも大きい個体もおり、しかも人間を発見すると素早く真っすぐ突き進んでくるので、とても見ていてスリリング。
- メインの池泉式庭園とは別に、「花菖蒲田」がある。こちらは植物鑑賞の場。
- 蒲田とは関係ない...はず。
- 南東側に大きな山があるが、それは「富士山」と名付けられているらしい。
- 関東大震災・東京大空襲では、避難所の役目も果たしていた。
肥後細川庭園
所在地:文京区
- 細川家屋敷の土地を東京都が買い取り、「新江戸川公園」として整備したもの。
- その後文京区が管理することになり、つい最近「肥後細川庭園」と改称された。
- ここが細川藩邸となったのは、実は幕末期に入ってから。
- 結婚式後の記念撮影会がよく行われている。
- 坂の街・文京らしく、かなり起伏に富んでいる。
- 池泉周辺はそうでもないが、林の方の周回路はまるで山道のようである。
- この庭園に沿って、「胸突坂」という名を持つ急坂が関口から目白台に上っている。
- 池泉周辺はそうでもないが、林の方の周回路はまるで山道のようである。
- 入園料は無料で、昼になると昼食を食べに来る人が結構いる。
- 紅葉に染まった林をバックに、雪吊りに囲まれた池を撮るという構図が人気。カメラマンもよく集まってくる。
- 一番近い駅は、たぶん都電荒川線の早稲田駅。
- 地下鉄は江戸川橋だが、15分は歩く。入口は、神田川を挟んで新目白通りとは反対側。
石川
兼六園
所在地:金沢市
- ことじ灯籠と池が有名。
- 親不知もどきとか唐崎の松もどきなど、日本の名所を参考に作った名所が多数。
- 唐崎の松もどきは、唐崎の松の株をわざわざ金沢に運んで作ったらしい。
- 根上り松の作り方がなかなか賢い。
- 奈良東大寺の大仏とも似ていて、こんもりした山に松を植えて育ったところで土を平らになるように削るというもの。
- 金澤神社の方から、兼六園沿いに砂利道を歩いているとあら不思議、料金所を通らずに園内に入れてしまう……
静岡
楽寿園
所在地:三島市
- 三島のど真ん中にある庭園。
- 三島の街を逃亡して捕獲されたサルがいる場所として話題となった。
滋賀
玄宮園
所在地:彦根市
- 彦根藩の大名庭園。
- 借景に彦根城や佐和山を使う贅沢な造り。
岡山
後楽園
所在地:岡山市北区
- 元々は、岡山藩が造った岡山城の付属の庭だった。
- 今では、岡山城が借景。
- 旭川の中洲にあることは案外知られていないかも。
- 池の水などはすべて、旭川から取り込んでいる。
広島
縮景園
所在地:広島市中区
- 江戸時代の大名庭園の1つ。
- 造園以後、必ずしも一貫して、あのように美しい庭園だったわけではない。
- 直近だと戦争で原爆を落とされたため、荒廃したそうで、それが復元されたのは1970年代になってからだったとか。
- 園名の名付け親は林羅山で、江戸時代から変わっていない。
- でも戦後しばらくまでは、一般には泉水庭園と呼ばれていたとか。
- 「泉邸」だったはず。
- でも戦後しばらくまでは、一般には泉水庭園と呼ばれていたとか。
- 借景にマンションなどが盛大に乱入している。