もし日本の鉄道事業者が航空事業にも参入したら
2013年4月2日 (火) 13:50時点における>りょうちによる版
日本の鉄道会社の中に、鉄道やバスだけでなく航空事業にも参入するところが現れたらどうなるのか?
国鉄→JR
- 東海道新幹線の輸送力補完という意味合いで旧国鉄時代に航空事業に参入。
- 後に民営化され、「JRエア」となる。
- ある程度分割されたかもしれない。
- 拠点空港は羽田空港。
- 何らかの形で国鉄が羽田まで乗り入れていた。
- 航空会社コードは「NR」、3レターコードは「JNR」。
- コールサインは「AIR SWALLOW」(もちろん、超特急つばめから採られる)。
- 機材は長距離線はB747、短距離・離島路線はYS-11。
- JR時代は長距離線は777、離島路線には小型ジェットなども導入される。
- 空港アクセス線には昔から力を入れていた。
- 乗車券と航空券が一体化された切符も広く販売されていた。
- 整備新幹線の構想に大きく影響していたかもしれない。
- 「空路で代替可能」として計画中止に追い込まれるケースが出てきた。
- 必然的に全国区の会社になる。
- いわゆる「45/47体制」は史実と大きく変わっていた。
大手私鉄
東武鉄道
- 東北・北海道進出の足がかりとして航空事業に参入する。
- 社名は「東武航空」。
- 拠点空港は羽田空港。
- 航空会社コードは「TB」、3レターコードは「TBA」。
- コールサインは「FLYING TOBU」。
- 機材はなぜか、史実では日本では採用例のないB757を導入。
- 羽田-東北・新潟・北海道方面の路線を運行する。
- 羽田-新潟便にはかつての東上鉄道の構想も含まれているため、「フライング東上」の別名で呼ばれる。
- 日光への外国人観光客誘致のため国際線にも参入。
京急電鉄
- 東名阪間でJAL、ANA、そして上記の国鉄航空事業に正面から勝負を挑むが如く参入。
- 拠点空港は羽田空港一択。
- 航空会社コードは「KH」、3レターコードは「KHK」。
- コールサインは「RED THUNDER」。
- 機材は(当然の如く)コンコルドを導入する。
- 後にボーイング2707も発注してしまう。
- SSTは大陸横断・大陸間路線などの長距離用なのでそれはない。
- 短距離で使うと単に「上がって降りてくるだけ」となりスピードの出しようがない。
阪急電鉄
- 多彩な副業の一環として航空事業に手を出す。
- 社名は「なにわエア」。
- もしくは史実の阪急航空がさらに大規模化。
- 拠点空港は伊丹空港。
- 伊丹空港-名古屋・羽田・岡山・福岡・四国・北陸方面の路線を運行。
- アクセスとして自前で大阪空港線を建設。
- 航空会社コードは「HK」、3レターコードは「NWA」。
- コールサインは「MAROON LINER」。
- 機材は燃費を重視し、YS-11などのターボプロップ機を中心として導入。
- 内装の一部が木目調になっている。
- 阪急交通社催行のツアー御用達。
- 関西テレビのOP・CLに伊丹空港が登場していた。
東京急行電鉄
- 日東航空・富士航空・北日本航空を合併させて「東急航空」を誕生させる形での参入か。
- 要するに史実の日本国内航空。
- この場合東亜航空は吸収合併されていた。
- 路線は東日本中心。
- 垂直尾翼には赤い東急グループロゴが入っている。
- 鉄道での羽田空港へのアクセス確保に躍起になっていた。
西武鉄道
- 社名はもちろん「西武航空」。
- 自前で空港も作りかねない気がする。
- 候補地:埼玉県の西武沿線、滋賀県の近江鉄道沿線。
- 就航地にはプリンスホテルが進出。
- ライオンズナインの移動にも使われる。
- 塗装は垂直尾翼にレオマークの入った空色主体のもの。
- 現在は西武グループを離脱していると思われる。
名古屋鉄道
- 史実の中日本航空・中日本エアラインサービスに近い感じか。
- こちらも航空券と乗車券が一体化した券を発売する。
- 今世紀に入って塗装が一新された。
- 以前は赤主体のもの。
近畿日本鉄道
- 西日本の路線が多い。
- 近畿日本ツーリストのツアーでよく利用される。
- 貨物部門にも力を入れている。
- グループの国際物流企業「近鉄エクスプレス」と強い結びつきがある。
- 少し前まで垂直尾翼に猛牛マークが入った塗装だった。
西日本鉄道
- 現在の愛称は「にしてつ航空」。
- 塗装は白地にオレンジと青の帯。
- 3レターは「NNR」。
- 現実でも海外での略称として使われている。
- 高速バス路線が現実より少ない。
- 福岡空港や北九州空港まで西鉄の路線がある。
- こちらも貨物に強い。
- アジア便に力を入れそう。