関西風うどん

2010年2月8日 (月) 17:21時点における124.96.63.125 (トーク)による版
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  1. 東京資本のメディアでたまに登場する「けつねうどん」、ましてや「けつねうろん」などと言うことはほぼ無い。
    • ある天然温泉ではロビーの食券販売機に堂々と"けつねうどん"と書いてある。ちなみに、"うろん"は広島あたりの言葉かと思われる。
      • 500円。大阪での相場を無視している。
      • 「うろん」は河内弁という噂もある。
  2. 「きつねそば」「たぬきうどん」は存在しない。
    • 「きつねうどん」=味付け薄揚げの乗ったうどん。
      • お湯みたいなだしに甘いあげさん、わいはけつねうろんゆうでぇ。
    • 「たぬきそば」=味付け薄揚げの乗ったそば。
    • 短縮して「きつね」「たぬき」だけでも良い。
      • これが正解。
    • 「赤いきつね」と「緑のたぬき」を見れば違いがわかるはず…。
    • 食券型立ち食いうどん店で「きつねそば」と言うボタンがある場合でも、受け取ったおばちゃんは「たぬき」と復唱する。
    • もう「きつね」だけで味付け薄揚げのことを意味する。
    • 東京で言う所の「たぬき」(天かす(揚げ玉)入りの麺)は「ハイカラうどん・そば」と呼ぶ。
    • そもそも天かすは取り放題かトッピング済みが多い。
      • 天かすは文字通り天ぷらの揚げかすで、あえて凝った関東の「揚げ玉」の様なものはほとんど見かけない。
    • 「たぬきうどん」「きつねそば」という言葉が理解できない。
    • ちなみに、トッピングナシは「すうどん」(ネギ・かまぼこ・天かすぐらいは付く)。
    • 味付けしない刻んだ薄揚げを散らした「刻みうどん」という物も。
    • 「天ぷら」というと、大阪(西日本)では「海老天」の事を指すが、東京(東日本)では「かき揚げ」の事を指す。
      • したがって、東京の人は大阪の「天ぷらうどん」(東京で言う「海老天うどん」に該当)のあまりの値段の高さにびっくりする。
      • 東京では「天ぷらそば」が一番の人気メニューだからな。
    • きつね・たぬきの文化的違いは永続するかと思われたが、昨今では関西でも「きつね(うどん・そば)」と「たぬき(うどん・そば)」の4種を表示する店が出来たりして、関西表記が危うくなりつつある。
      • 「たぬき」と書かず、「天かす」か「ハイカラ」と書くところが大半ではあるようだが。
    • これは間違い。京都人に聞いてみたらいい。京都の「たぬき」は大阪とは別のもので、蕎麦もうどんもある。「関西風うどん=大阪風うどん」なら、そのとおりだが。
  3. そもそも「そば」のオーダーが珍しい。
    • 「そば湯」を知らない人が多い。
      • そんなことはない。
    • そばを注文すると割高になる店がある。
      • 東日本ではそばとうどんで値段に格差をつけるなんて絶対にありえない。
      • ↑20年以上関西に住んでいるが、そんな店を見たことは無い。
    • そもそも西日本には「そば専門の店」自体があんまり無い。
      • ソバが食べたい時は迷う事も無く、うどん屋へと向かう。
    • 出石みたいなそば専門街もある。そば好きな人もいる。
  4. つゆが薄い。
    • ↑色が薄いだけ。真っ黒な関東のおつゆの方がびっくりさせられる。飲む気しない。
    • 濃いそばつゆが主流の関東や東北の人が、関西の薄いうどんつゆを見ると拒絶反応を起こす。
      • インスタントのうどんも東と西でつゆの濃さが変えられている。
      • ↑↑んな訳ない。下にもあるが、関東風より関西風が好きな関東人だって当然いる(byうどんのつゆは関西派の神奈川県民)
        • どん兵衛のE版W版の別は有名(北陸3県と近畿から西がW版)。尤も最近では首都圏でW版、関西圏でE版を扱うところも増えていると思われる。ネット通販ならば全国で両方入手可。
        • 一応W版地域とされる富山では通常金沢の問屋から仕入れるが、東部を中心に新潟や名古屋の問屋からE版を仕入れて売っている店もそれなりに多い。
    • 一般的にはつゆの濃度が変化するのは愛知・岐阜・富山の各県内とされる。
      • どっかのテレビ番組では、関ヶ原が境界だと言っていた。
      • 国道41号線説もある。これだと上記3県がきれいに分割される。
      • でも実際はグラデーションだったりする。確かなのは新潟・長野・静岡は(例外は多いが)濃くて、石川・福井・滋賀・三重は(一般には)薄いということ。
        • 関が原付近で買ったどん兵衛のパッケージ(の裏)に「関が原が拠点」と書いてあった気ガス。
      • 金沢の白山そばは出汁が濃い。関西風に出会えるのは、敦賀の気比そばまで南下する必要がある。
      • 中部の混在3県では地域差だけでなく各家庭の差もありそう。実家のそば/うどんつゆは昆布を利かせた西日本風だ。理論的にはもっと濃くてしかるべきなのだが。
        • 個人的には微妙に天そば党だったりする。子供のころはもっとはっきりしていた。当時は完全なうどん圏に住んでいたはずなのだが・・・・・今は正直どちらでもいい。
      • さらに関西以西でも米子周辺出雲地方は例外的に関東風のつゆである。
    • 京浜急行品川駅下りホームの「えきめんや」(立ち食いそば屋)では、食券をカウンターに出す時注文すればつゆを関西風にしてくれる。羽田空港を利用する関西出身者が多いからサービスを開始したという噂。
  5. 上記のうどん・そばについては九州でもそんなかわらん気が・・・(by大阪在住九州人)。
    • そば・うどんの関係は東京vs大阪というよりも、東日本vs西日本といった方が正解。
    • 関東や東北などの東日本では「そば・濃いそばつゆ」が普通。
    • 関西や九州などの西日本では「うどん・薄いうどんつゆ」が普通。
      • そうはいうものの秋田の「稲庭うどん」や島根の「出雲そば」のように特に日本海側では入れ違いになっているところも多い。新潟の弥彦神社近くにも「関西風うどん」がある。
        • 「出雲そば」は、信濃(長野)の殿様(真田だったか)が出雲の殿様になったとき、どうしても蕎麦が食いたくて、蕎麦農家や職人を強引に信州から連れて行ったのが始まり。
      • 山梨から北関東にかけてもうどん系文化圏だったりする。
        • 山梨から北関東のうどん文化圏は、正確に言うと“うどん”文化圏ではなく、“ほうとう、すいとん”文化圏。要するに「小麦粉を錬って伸ばして茹でたもの」文化圏。そのひとつのバージョンとして、うどんがある。
      • 上記のような例外はあるが、基本的に東は「そば」、西は「うどん」。
  6. 肉うどんのうどん抜きという食べ物がある。
    • 名は肉吸い。
    • 値段は普通のうどん並。さすがに悪いと思ったのか卵が入っている。
      • 考案者は花紀京さんでしたっけ?
        • 正解。ちなみに場所はここ
    • 私はこれだけのために何度か名古屋から食べに行きました。。一回閉まっていて泣いた。
    • 千日前の「千とせ」。吉本の社員・芸人誰もが愛すると言うが、他の店にもあるのか?
      • ないでしょう。芸人考案ということで有名になっているが、よく考えるとサギに等しい
    • 蕎麦屋の「天ぬき」とにてるなぁ。
    • 何とか抜きなんて個人的には使わない。「チャーシュー抜きのチャーシュー麺って普通のラーメンだろ?」と突っ込み入れてる奴が居るけどラーメンにもチャーシューが入ってる…。ラーメンなら3枚、チャーシュー麺なら5枚乗せられてるらしいけど情報が古いから…。
      • いや、「ぬき」とは、トッピングを抜くのではなくて、主材(うどんとか、そばとか、聞いたこと無いけど中華麺とか)を抜いた物の総称ですよ。
  7. 静岡の某大学の学食では、「うどん」と「関西風うどん」があるが、「うどん」を選択している学生はほぼ皆無。学生は大半が首都圏か静岡の人間。
    • 某関西系企業の東京本社。社員食堂の「うどん」は「関東風」「関西風」が日ごとに交互に供される。
      • ある社員の弁…「オレ東京出身なんだけど、うどんはやっぱり関西だなぁと思うよ」
  8. 麺を結構柔らかくするので、うどんにコシを求める地域の人間に評価されにくい。
    • 博多出身のタモリはテレビで「うどんというのは柔らかい食い物で、腰なんかあったらダメだ」と言ってたな。大阪人の俺は20年ほど前、まだ讃岐うどんが東京でマイナーだった頃「讃岐うどん」の看板出してる店で食ったが、無理に特色出そうとして硬すぎて不味かったな。
  9. 最近は関西でも四国のうどんが増殖中。
    • 現在は混在状態になっている。しかし東日本の住民にはその違いがよく分からないらしい。
      • 「セルフなのが讃岐うどん、セルフじゃないのが関西風うどん」だと思っている人もいるとか。
        • 明らかに誤解されてるな。
  10. 「うどん、ごはん、おかず」のうどん定食が存在する。
    • お好み焼き定食と同じノリ。
    • メニューに「焼肉定食」や「とんかつ定食」等が存在するうどん屋もある。
      • 焼肉定食の場合、出て来るのは「ごはん、焼肉、サラダ、小さめの器に入ったうどん」。
  11. 「関西風うどん」とは言っても、関西だけで食べられている訳ではない。
    • 関西の周辺地域にも関西風うどん文化の地域が結構ある。
      • 四国の徳島も実は関西風のテイストが強い。
        • なので、徳島のうどん屋でうどんを頼んでも100%四国のうどんが出て来るとは限らない。
  12. 大阪には異様に出来るのが早いそば屋があるらしい。